Last-modified: 2025-04-17 (木) 21:20:25

鎌【かま】(Item・武器)

鎌といえば、現在のマビノギでは主に採取道具としての「鎌」と、武器の「大型鎌」、
そして武器に使う外見記憶呪文書で鎌でない武器に適用できた鎌の3つが挙げられる。

採取道具「鎌」

採集道具の一つ。小麦や大麦、トウモロコシの収穫に用いる。
鍛冶で製作も可能。

  • 一応は刃物なので、もふもふや革紐作りにも使用可能。但し修理費は採集用ナイフより高く、インベントリサイズもこちらの方が大きくてかさばる(2×2)。
  • 後に採集用改造も実装された。採集速度が速くなったり、たまに2個採集できるようになったりする。
    但し、速度改造を施しても同様に速度改造した採集用ナイフのスピードには勝てない。
  • 細工を行って採取速度を大幅に上げることで採集速度をカンストさせることが可能。同様に速度改造・細工を施した採取用ナイフと同格の速度になれる。
    修理費の欠点はあるものの、鎌だけを細工することでナイフを細工せずに済めば安くつくし高い汎用性をキープ出来る。
    交易の物々交換実装後は、物々交換勢は持続的に麦や羊毛の採取を行う事となるため細工した鎌の需要がグンと上がった。
  • 畑のかかしを叩いていると「かかし」というエンチャントがついた鎌を落とすことがある。このエンチャントはDexを下げるマイナス効果しか持たないが、製錬スキルの失敗修練時に手軽にDexを下げる手段として重宝された。

大型鎌

G15S4にて実装された武器の一種。オスラのランダムボックスから入手できる。
「斬魔の大鎌」とデザコン装備である「野蛮な狐の鎌」が存在する。
これらは大型鎌という新たなカテゴライズをされた。
但し当時は大型鎌というカテゴリ名は殆ど表に出ておらず、「両手鎌」と呼ばれていた。*1
そして2024/12/18、戦闘占星術という才能が実装された際にはこの大型鎌という分類は
本格的な戦闘用武器としてリファインされた。

  • リファインされた際は、過去にランダムボックス等で排出された両手鎌は言わば「物理鎌」のような形に分類され、
    そして戦闘占星術で使う為に実装された新たな鎌は「魔法鎌」として分類されると言える。

物理鎌

斬魔の大鎌、野蛮な狐の鎌、そして闇を切り裂く大鎌*2が該当。
占星術が出る前に実装された武器であり、戦術武器に近いが戦術武器に関連するボーナスは受けられない。

  • 両手剣のようにも見えるデザインだが非常に軽く作ってあるらしく、エルフも装備できる。
    • でも武器カテゴリは、わざわざ大型鎌というカテゴライズをされている謎の優遇ぶり。
      箱産のファッション武器でもたまに戦術武器扱いされていたり、特にカテゴライズのない「武器」カテゴリになっていたり
      ドリームキャッチャーなんかは特殊な機能があるにもかかわらず「武器」扱いされているにもかかわらず
      「大型鎌」などである。一応、似たような所だとレイピアも専用のカテゴライズがあるが…。
  • 実装当初は細工改造もできなかったが、2012年4月19日(G16S2?)のアップデートにより改造ができるようになった。
    が、この鎌、修理費用がとてつもなく高く設定されており、その費用は90%修理でも1P12万余りというとんでもない価格。
    この数値は修理成功率に関わらず一律であり、後にバグとして修正されたので気軽に振れるようになった。
  • 後に実装された戦闘占星術スキルを使うこともできるが、戦闘占星術を使う上で好ましいプロパティは一切ない。
  • このように、性能的に見るべき点は一切無いのだが
    ファッション武器としてはかなりこだわりを感じる作りとなっている。
    通常攻撃、スマッシュ、カウンターアタックのすべてに専用モーションを実装されており
    両手鎌専用の独特なアクションを見ることが可能。
    見て楽しむだけでなく、敵が弱い場所で振り回して楽しむのもオツなものだろう。
    …が、戦闘占星術が実装されてからはこの用途ですら使わなくなった。
    • ちなみにミナの略奪団時代のRPは両手鎌を装備している。専用モーションを堪能する機会だった

魔法鎌

魔法攻撃力が上昇するタイプの大型鎌。戦闘占星術と一緒に実装された。
戦闘占星術は魔法攻撃力を参照して戦闘を行う才能であり、まさしく戦闘占星術を使うための鎌と言える。

  • この魔法鎌の存在から、既存の大型鎌が実際の戦闘運用に選ばれる性能になった訳ではないので
    「大型鎌を使える武器にした」のではなく「新しく作られた武器が大型鎌分類に入ってきた」形に近い。
  • 既存の大型鎌(物理鎌)は改造で伸びるのも物理系ステータスであるのに対し
    こちらは魔法攻撃力が伸びるように設定されている。
    物理で攻めるなら戦術武器なりランスなりナックルなりチェーンなりを使えば良いため
    改めてみても、物理鎌には殆ど立場がない。
  • なお、物理鎌は鍛冶屋でのみ修理可能だがこちらは鍛冶屋のみならず魔法武器の修理NPCも修理してくれる。
  • 戦闘占星術実装時にはかのペルシウス武器として実装された新規大型鎌
    「ペルシウスペレグリンサイズ」が
    なんとイベントを進めるだけで無料でもらえるという大盤振る舞いが起こった。
    しかも、内容は戦闘占星術クエストを済ませるだけでいいので
    鎌を使う準備をしたら自動的に実戦運用に最適な鎌をもらえるという事になり、戦闘占星術の普及を大きく促した。
    • しかもこのペルシウス鎌、イベントの他のミッションを済ませることにより下記の強化も付与された。
      • 5段階&宝石改造
      • 細工ランク1
      • 細工オプション3
      • 武器専用接頭エンチャント
      • 武器専用接尾エンチャント
      • 武器専用の幸運な改造石1個(選択制)
      • 武器専用の保護7段階改造石1個x2(選択制)
      マビノギにしては珍しく太っ腹なこのイベントにより、新しく作った鎌はすぐに即戦力級に育て上げることが出来たが
      取引不能な鎌であるため、人に渡すことは出来ない。
      銀行やペット保管も不可能なのでインベントリから離すことが不可能だが
      これより強い鎌はナイトブリンガーのみのため、殆どの人はこの鎌のまま運用するのであまり問題にならないだろう。
      • また、この鎌を持っていてもナイトブリンガーにする以外にも装備強化の余地は残っている。
        下記に記すオーブの更新や、細工の付与*3、エルグ強化は自分で行う必要がある。

オーブ

上記の大型鎌を装備している場合にのみ、左手の装備スロットに装備できる装備品。
タロットカードを引くのに使うので戦闘で占星術を使う場合は重要度が高い。

  • 修理方法が特殊で、運命占星術スキル「ステラクラフト」で作る
    「ステラパウダー」によってしか修理を執り行う事が出来ない。
    材料も安いものではないため、一番安いオーブでロクな細工もなく運用するなら
    ワザワザ修理するよりも買い換えて運用したほうが安く済む。
  • イベントで配られたペルシウス鎌は、セット効果「カードドロー強化 5」を持つ。
    同じセット効果をもつペルシウスアークトゥルスオーブを入手してこそ
    両方を合わせて魅力を最大限発揮出来るようになる。

外見記憶呪文書による鎌

外見記憶呪文書を使うことで、上記の「大型鎌」のような外見に変更するものが存在する。
しかも同じ大型鎌だけではない。
その手段で鎌の外見に変更できる装備は、両手斧だ。
該当するのは「死の引導者鎌」、「月下の影鎌」、「黎明の影鎌」、「霧大鎌」の4つ。

  • エレメンタルナイト実装時からしばらくの間は
    アルカナ才能はエレメンタルナイトとセイントバードの2択であり
    エルフが扱える両手戦術武器はケルティックの両手斧と両手鈍器、あとは太陽と月の剣くらいだったので
    冗談抜きでエルフが使う武器の選択肢に両手斧が入っていた。
    だが両手斧の大きな弱点として「見た目がどうしても無骨になる」というものがあった。
    鎌の外見変更はその問題点を払拭し、斧にはないどこか優雅な印象を持たせることが出来たので
    エレナイの道を選んだエルフたちには大変喜ばれた。
  • 中身はちゃんと斧なので、木を伐る事も可能。
    鎌の刃を思いっきり木にぶつけて伐採する姿はなかなかシュール。

*1 もしかしたら占星術実装時に大型鎌って名づけられたかも。
*2 [ガラス工芸ボックス] 初出16/05/25
*3 細工ランク1とOP3はもらえても、細工の中身は自分で引かなければならない