【オ・サール】

Last-modified: 2025-11-26 (水) 02:53:27

概要

【オサール(提供:Tawa氏様)】.png

薄紅梅の髪をしており、顔立ちもイケメンで長身、さらには外見ばかりか頭脳まで優秀というまさしく『完璧』を体現するかのような人物。
ユリレイズ?の領主でありながらクソガキベリー?の発展にも貢献し、過去には『救世主 オモイカネ・サルヴァトーレ様』と呼ばれていた。実は『オ・サール』という呼称は愛称であり『オモイカネ・サルヴァトーレ』が本名である。
ただ少々自己中心的な面があり研究のために宮殿を丸々数日空けることも珍しくない。そのためユリレイズ外の人からはヘンクツ者呼ばわりされる事もしばしばだが本当は領民の事を第一に考える義理人情に厚い人物である。
シグキン達はオ・サールと出会ってから幾度となく彼の頭脳に助けられる事となり、いつしか一蓮托生の関係となっていく。

ストーリープレイバック

シナリオ本編

アラサーピラミッド?の壁画を調査している所でシグキン達と出会い、シグキンからニテツの港町?に停泊中のバナナランド行きの船を出すよう頼まれるも一旦は拒否。シグキン達が壁画に書かれたホモビ型ロボット?について言及すると「もしや・・・ロボットと戦う白い変な連中・・とはお前達の事か?」と聞き、最終的にアンバーの紹介があった事を聞くとシグキン達の持つ技量を慮り船を出す事を約束する。
ニテツ客船?の中でも仕事をしており、シグキンに楽な書類整理を委任。その後、船を出せずにいた元凶のロボット『リリーキャロライン?』と遭遇、撃破したシグキン達を自警兵団の比ではないと評価し、ロボットの中に捕らわれていたカシキンざくろを見た時は『おぞましいな。』と本音を露わにした。また、研究用のロボットをオ・サールの部下が壊した件については部下を減給処分にした事を部下から聞く事ができる。
シグキンから新型のホモビ型ロボットを見た感想を聞かれると『設計者の意図がまるでわからん。?』と困惑した様子を見せる。ユリレイズの宿で寝かせているカシキンとざくろを診る事を約束しシグキンに餞別として世界地図を渡し適当に仲間の様子を見に来るよう言って3人を見送った。

シグキン達を見送った後、オ・サールは氷虎が持ち込んだプルートゥルントゥルン?やリリーキャロライン内部にあった装置を解析しており、その結果装置に組み込まれていた物体から彼の持つどのデータと照合しても一致しないエネルギーや桁違いの反応が見られた事から物体が幻の結晶体『マイドニウム』であると推測。しかし、ピラミッドの壁画に書かれていた物で無いにしろどんな技術でマイドニウムを実用化したのかは不明、さらに解析を進める事に。クソガキ大陸の関所を開通させシグキン達はクソガキベリーに向かう事になる。

氷虎がシグキン達と同行している間部下からマイドニウム結晶と通信機器を受け取ったフサキンと一緒に解析を進め、装置に組み込まれていたマイドニウムが『集積』という性質を用いて捕らえた沼達から『ソウル』を吸収していた事が発覚。しかし、結晶の中に吸収していたはずのソウルは既になく、マインディーコーポレーション?が復元しようとしている壁画に書かれていた巨大兵器『カタストロフィ?』の起動用エネルギーとしてカタストロフィ内部に格納されていると推測した。

カタストロフィを止めるためにゴールデンスティック&ボールを探したいというオツキンの無茶な要望にもお使いにでも駆り出されたのだろうと言いGスティック&ボールが存在するとみられるピラミッドの深部に続く壁を開けてくれた。
オツキン達がピラミッドから戻ってきた丁度その時にホモビ型ロボットが襲来、オツキンに大砲を用いて撃墜するよう依頼。全機撃墜後オツキン達に感謝し、めちゃめちゃ欲しがってたというGスティック&ボールを一目見た後快くオツキンに譲った。

その後、シュミタロウと合流し、フサキンとカタストロフィのソウルを転移させる方法について会議。カタストロフィ内部のマイドニウムを破壊する事は武装と装甲により不可能と判断したオ・サールはロボットに積んであったマイドニウムと氷虎と開発する専用の装置を用いてソウルを転移させる計画を立てたがこれには問題もあり、大量のソウルを移すにはマイドニウムが効力を失わないようにする『呼び水』が相応に必要になると説明。シュミタロウのソウルを呼び水にする手立てとなった。

シグキン達が総本山?を留守にしている間に会議本部を建設、フサキンの頼みでシュミタロウのマントに極秘で小型カメラを仕掛けシグキン達をモニタリングしていた。これによりジェラルディ?のホモビ型ロボット一斉起爆による本社?爆破の危機にヘリで急行しシグキン達の救助に成功。モニタリングを通じて本社に無かったカタストロフィのある『ガパニーズホープ島?』の所在をフサキンと一緒に突き止め、以前の計画であったソウルを転移させる方法はお互いのマイドニウムを近づける必要があり更にシュミタロウのソウルを結晶にためるタイミングが転移直前に限られる都合上ジェラルディがいる以上転移は不可能に近いと考えたオ・サールは射出場の固定を解除することでレーザーの反動を島に預けられないようにするという新たな計画をシグキンに話し、シュミタロウに最後の手段であるマイドニウムを預けヘリを島に向け出発させた。

がしかしステルスコーティングはジェラルディに看破され、無数の銃弾とレーザーによる攻撃を受けるが持ち前の運転スキルで攻撃を躱し、深紅の雷撃を機体が掠めるも無事シグキン達を島に送る事に成功する。
『空中無反動照射』によりカタストロフィが固定装置無しでレーザーの発射を可能にしていた旨をシグキンから伝えられるとオ・サールは先に本部に戻りシグキン達の健闘を祈った。

総本山に戻った後、カタストロフィのエネルギー充填装置のカウントを弄り早め、充填の不完全なまま発射ボタンを押させることで一時的に緊急停止状態にさせる事でソウルを転移させる時間を稼ぐことに成功。頭脳でしか支援できない自分と違って勇ましく戦えるシグキン達に「どうか私の代わりに罪なき者たちを救ってくれ。?」と言いシグキン達に最後の望みを託した。

エピローグでは氷虎と会話。生き残る前提で計画を進めていたはずのジェラルディが最終的に自爆を選んだことに対し困惑する氷虎に「思っている以上に簡単に人は豹変する?」と返した。

追加ストーリー

騒動の間ため込んでいた業務に追われており、特にMDCRの壊滅によってガパニーズシティのみならず世界中が大不況に陥ると見られており、オ・サールは自身が所属する慈善団体に掛け合ってガパニーズシティを治める事を自ら申し出た。フサキンから英雄と言われるもあっさりと否定したが、過去に『救世主オモイカネ・サルヴァトーレ様』と呼ばれていたことが判明。それどころか『オ・サール』は愛称で本名は『オモイカネ・サルヴァトーレ』であった。なんとここで初めての自己紹介?となる。
業務に追われてはいたもののヴァニタスに関しては部下のアンバーが調査を進めており、アラサーピラミッドの壁画にヴァニタス?と思わしき内容の文字が書かれていた事が判明。シグキン達に『ヴァニタスの負のエネルギー』(=ヴァニタス・コア)を持っていってほしいと依頼。彼の予測通り壁画には続きがあり、続きの過ちの霊園?・壁画の間にはヴァニタスともう一体のロボットが書かれており、カタストロフィを初めとする3体のロボットは過去に実在していたことがシグキン達の持ち帰った本から判明する。

シグキン達が情報屋に渡す5億を要求してきた時には一旦は拒否するもフワンソワ卿?の事情と聞くと話に関与しないことを条件に5億を自費負担する事を受け入れ、銀行で5億と換金可能な小切手を渡した。

その後シュミタロウに緊急招集の連絡を依頼、自身が貸し与えたヘリでシグキン達はユリレイズに急行。オ・サールやアンバーの管理していたヘルハウンド?全機が一夜にして行方不明に。シグキン達にヘルハウンド捜索を依頼する。氷虎の連絡を受けローリング霊峰に行くも、彼の友人であるアギトの部下が死亡し、アギト?やシグキン達を連れてユリレイズに帰還した。
学院生がヘルハウンドの運搬作業をしていた事態を聞き、同じ学院卒であるオツキンや氷虎と共に学院へ潜入調査に赴く事に。学院がヘルハウンドの輸出に加担していた事実が判明した所で卿と兵士に見つかり、兵士を倒すも卿の掲げる『エリート主義論』をめぐって意見が対立、卿に斬りつけられてしまった。ここでフワンソワ卿がオ・サールの父親であることが明かされる。
シグキン達の援護で斬殺は免れ、廟堂?に避難、ヘルハウンドの輸出先であったキリミ?の居場所を突き止めた。

モーターボートを強奪したシグキン達とMM3?に乗って合流、メサイアパレス?に着くとMM3やアンバーと一緒に道中ヘルメガロドン改によって傷つけられたモーターボートの修理を担当する。
しかしヘルハウンドの輸出は既に始まっており、こともあろうか彼の治めるユリレイズの資産家の家には大量のヘルハウンドが鳴りを潜めていた。この事を無線を通じて聞いたオ・サールはアンバーに部下達と沼達に連絡するよう要請。シグキン達と合流し修理したモーターボートでユリレイズに急ぎ戻った。
だがユリレイズ?に戻った時には既に町は炎に包まれており、ヘルハウンドに殺された市民が転がっている状態、これにオ・サールは顔を青ざめるも避難民を宮殿に誘導させた。

宮殿にて資産家達の裏取引を見逃しするべき事をやっていた気になっていただけの能無しと自身を卑下するもアギトはこれを否定し、オ・サールも激励を聞いていつもの調子を取り戻したがその時フワンソワ卿が警備兵を殺害しシェルターに向かって来るという連絡をアンバーから聞き拳銃を準備。卿の持つ剣を撃ちアギトに加勢、父親からシェルターに通じるエレベーターを起動するよう言われるも拒否、殺されかけるも太陽の乗ったモザイクの塊が宮殿に突っ込んできた事で何とか一命を取り留め、太陽、アギトと共にフワンソワ卿と戦闘に。
フワンソワが展開した憎悪の障壁をオ・サールの準備した一発限りの弾丸『ホーク・スティンガ』で撃ち破り、フワンソワは少しだけ正気に戻った様子を見せるも「・・・下らん!!」と一蹴、再度戦闘は始まり本気を出した『鬼神』を打ち倒した。
太陽とアギトを見送り、マイドニウムが吐き出された父親の『無能な上役を潰しパシリアンの頂点に立て』という願いを「ふざけるな!!!!」と一喝、その言葉でオ・サールを養子としてもらった真の理由を思い出したフワンソワ卿は息子に最後の許しを請い、笑顔で最期を迎えた父親を「ありがとうございました・・・・・・父さん・・・?」と涙を流し看取った。

その他

マザイフロンティアでは49回戦目のエリートコンダクターとして立ちはだかる。
編成はテスター・J?サテライトバベル?、リリーキャロライン。「設計者の意図がまるでわからん」とまで言い放ったリリーキャロラインを何故か使役している。
根性を潰す5連撃技のテスター・Jが使うガードシューティングやリリーキャロラインのラヴ・マシンガンに先制+スタン効果のアモーレパンチ、大ダメージ必至の攻撃を放つサテライトバベルととにかく攻撃的。全員水撃が弱点で雷撃も2体に有効だがターン次第ではテスター・Jに軽減され、リリーキャロラインの耐久も高い為油断は禁物。エネミーの使役もできる領主様であった。

戦闘面

各種データ

メインギア:学者の拳銃

  • 能力値
    HP496
    MP140
    攻撃力62
    防御力80
    敏捷性78
  • スキル
    応急処置?救命処置?
    リロードホーク・スティンガ?
    ラスティ・ネイル?

総評

追加ストーリーVer.4・ユリザリーノ宮殿でのフワンソワ戦にて一戦限りでパーティに加入する。
憎悪の障壁を取り除けるのは彼のAPP100消費技である『ホーク・スティンガ』のみなので、オツヒメエンジンやギオウクリスタルといったAPPチャージ率増加装備を着け1ターンでも早くAPPを100にすることが先決となる。『応急処置』でパーティを安定させつつ『リロード』でAPPチャージを加速させよう。
憎悪の障壁が破壊された後はフワンソワの攻撃が一気に熾烈になり、HPが500に満たないオ・サールはフワンソワの『天地両断剣』で守備力を0にされると次の攻撃で即死という事も珍しくない。攻撃は2人に任せオ・サールは前半と同じく『応急処置』や『救命処置』、アイテムでのサポートに徹する事。装備も防御力に全振りする事をお勧めする。
もしもパーティが万全な状態でAPPが100貯まっていたらフワンソワの弱点を突く特殊弾丸『ラスティ・ネイル』を撃ち込んでやろう。


イラスト提供:Tawa氏様