概要
追加ストーリー・ユリレイズ市街地?で初登場するキャラクター&ボスエネミー。
フサキンの体から突如として出現した、血のような紅色の鎧に身の丈ほどもある大太刀を持つ人型の怪物。
頭には2対の角が生えており、目は無いものの獲物を感知することは出来るようで、肩にはイービルスパイン種にも模られているフサキンの顔のような板が付いている。
人型ではあるものの登場時は完全に理性を失っており、感知したもの全てを斬り刻もうとし、握り潰そうとし、果てには肩部から射出する血のように紅い極太レーザーで全てを消し去ろうとする、狂気の残虐生物。
登場時期自体はかなり遅いものの、ポッと出ではなく、フサキンの過去と、更にはシグキンの過去、ひいてはガパニーズ帝国滅亡とも深いかかわりを持つMO4のストーリーの根幹部分と密接に関係するキャラ。
追加ストーリーの最後の最後まで登場し、専用bgmを2つも持つ等、プレイヤーの心に強い衝撃を与え、深い傷痕を残した。
ストーリープレイバック
追加ストーリー
フサキンはフワンソワ卿?と対峙するもそのにわかには信じがたい力に虚しく敗れ去ったカシキン達の絶体絶命のピンチに駆け付け、背後からフワンソワ卿を斬り、なんとかカシキン達の窮地を救うも、どこかフワンソワ卿の様子のおかしさを感じ取った刹那、フサキンの体内にあるマイドニウムがフワンソワ卿のマイドニウムとリンクし破裂寸前に。その様子を上空のカルペ・ディエム?から見ていたキリミ?がマイドニウム内部にある暴走寸前になったソウルの抑制を解く音波を発し、体が限界になったフサキンはカシキンに首を斬るよう懇願、カシキンが刀でフサキンの首を斬るとフサキンの体から赤いフサキンのような『何か』が出現、その『何か』は体を捻ったと思うと、大太刀をいとも簡単に片手で持ち深紅の鎧の姿をした『凶悪なフサキン』に変貌。
分身し盾の役割を果たそうとするざくろ、カシキンを連れて逃げようとする荒川を持ち前の大剣で重体になるまで斬り刻み、その後合流したシグキンの背後から強襲を仕掛ける。この奇襲攻撃はシグキンが鎌でなんとか防ぐも凶悪なフサキンは全く怯まず、フサキンのマイドニウムだと確信したシグキン達と戦闘になる。
仲間達と一緒に攻勢を強めるシグキンに対し生気の失せた荒川の頭部を掴み構えたと思うと直後シグキンに向けて荒川を投げ飛ばし、一瞬仰け反ったシグキンの頭部を笑いながら強靭なチカラで掴むという凶行に出るも、直後トラックごと特攻を仕掛けたマリキンによってシグキンを取り逃がす。ただトラックによる特攻を受けてもなおその体に傷は無く、シュミタロウから暴走したフサキンのマイドニウムとの説明を受けMODE-EXに突入したマリキンと1VS1のタイマンバトルを繰り広げる事となる。
しばらくマリキンとお互い一歩も譲らぬ戦いを繰り広げるも、投薬の効果を気にするエクレアがマリキンに話しかけた隙に逃亡。凶悪なフサキンが向かった先は直前に囮にし重傷を負わせた荒川達を避難所に担いでいるウイエやフク郎、アクシズの所であり、アクシズは30秒という短い時間ながらも凶悪なフサキンを食い止めようとしたその時、元々の主であり風船体となったフサキンが合流、今度はフサキンと大太刀を持つ者同士鎬を削るタイマンバトルに。
またもお互い譲らぬ攻防を繰り広げる中、フサキンのもとにマリキンとエクレアが合流、凶悪なフサキンは3人を相手取り戦う事に。
接戦になる中、マリキンがエネルギーを起こし怯んだその一瞬の隙に肩部をレーザー砲に変形させ深紅の極太光線を発射、衝撃を受けたフサキンを掴みチカラのままに捻じ伏せ、激昂し突撃してきたエクレアの鋏をあろうことか素手で掴み捩じ切り、そのままエクレアの胴体に突き刺すという残虐行為に出る。倒れた2人に追撃を喰らわせようと前進しようとするも風船体の紐に防がれ、この間にマリキンはEX-novaに覚醒、新たに覚醒したマリキン&フサキンと死闘に突入する。
2人の決死の抵抗に凶悪なフサキンは遂に鎧が崩れ最終形態に突入。肩部にあった板のようなものから先端が刃物になった無数の触手が生えている不気味な状態となり、抵抗するも敗北。しかし倒されてなお再生し、自身のソウルを犠牲に成仏させようとしたフサキンを横から思い切り斬り付けた。
ここで回想が入り、ガパニーズ帝国で暮らしていた市民が謎の鎌を持ったローブの沼に殺される様子が映った後チカラを貸すよう頼むジェラルディ?の姿が映り、消えていくガパニーズ帝国の記憶を再度思い出すためにより多くの命を奪う事を決意したのであった。
真実
フサキンの発言通り、凶悪なフサキンの正体はフサキンが人体錬成の為に使ったヴァニタスのマイドニウム、つまり過去に死神によって斬殺されたガパニーズ帝国の国民の怨念の集合体。
回想で出てきたローブを着て鎌を持った沼とはお察しの通りトベルチョコによって精神汚染を引き起こした過去のシグキンである。
最後の「コ イ ツ じ ゃ ナ イ」という発言は怨念の集合体の斬り殺したい対象がフサキンではなくシグキンであることの裏付けとなる。
戦闘
1戦目 シグキンパート
- 能力値
HP 12000 ATK 140 DEF 120 AGI 110 ABILITY メタルボディ 物理ダメージ-50% 魔法ダメージ-50% EXP 0 GERA 0 DROP -
- 属性有効度
熱爆 100% 水撃 雷撃 風撃 氷撃 光撃 暗夜
- ステート有効度
スタン 30% インフル 15% ヤク漬 目潰し 催眠 凍結
- 行動
2段階ローテーション行動、2ターン周期
ターン2はパターン(a)~(c)より完全ランダム行動ターン 行動 効果・備考 抽選確率 1 笑っている・・・ 無駄行動 - 2(a) 攻撃 - 33.3% 2(b) 凄まじい咆哮 確率スタン 33.3% 2(c) 笑っている・・・ 無駄行動 33.3% 3 チカラ任せにぶった斬った バリア貫通 - ターン2に戻る
クリムゾンハウンド?との戦闘後、道なりに進むとイベント後戦闘に突入する。
とにかく防御が堅固で、メタルボディになんと物理/魔法ダメージを半減する特殊能力まで持っており、ここまで来るとタフネススタイル等の攻撃力が低い沼だとまともなダメージを与える事は不可能。
バチキンの『メタルバレッタ』ならメタルボディの相手に高威力を出せるほか、シュミタロウの攻撃でもメタルボディを貫通できるためそこそこダメージに期待ができる。
相手は確定一回行動だが『チカラ任せにぶった斬った』はバリア貫通の強化攻撃でかなりのダメージを与えてくることに加え、3ターン目以降は2ターンに1回使ってくるため要注意。バリアで凌ぐ事も不可能。
『凄まじい咆哮』は単発ダメージ自体はそう高くないものの追加効果のスタンがかなりの確率で付与してくるため厄介。また、単発でのダメージは高くないとはいえ直後に確定で『チカラ任せにぶった斬った』が飛んでくるため回復前にコンボされると死人が出る。
とはいえ所詮1回行動なので回復さえ怠らなければ負けることは無い。敏捷性が110と敏捷性が高くない沼だと先制される可能性があるので回復はシグキン、Jack、あづキンあたりに任せるのが最善。
何よりパターンに無駄行動が入っているので無駄行動を連続で引いてくれればあっさり勝ててしまうなんてこともある。スタンも狙えなくはない数値なのでJackの『ラヴ・ショット』やリリーナックルを装備しての攻撃が効果的。氷虎の『ダブル・ドボン』で状態異常耐性を低下させるとなお良いだろう。
相手は物理攻撃が多めなので防具は『ゴールデンペンダント』が最有力となる。
bgmは『成敗いたす。?』
2戦目 エクレア・マリキンパート
- 能力値
HP 12000 ATK 140 DEF 100 AGI 115 ABILITY メタルボディ 物理ダメージ-50% 魔法ダメージ-50% EXP 0 GERA 0 DROP -
- 属性有効度
熱爆 100% 水撃 雷撃 風撃 氷撃 光撃 暗夜
- ステート有効度
スタン 30% インフル 15% ヤク漬 催眠 目潰し 凍結
- 行動
2段階ローテーション行動、2ターン周期
ターン2はパターン(a)~(c)より完全ランダム行動ターン 行動 効果・備考 抽選確率 1 笑っている・・・ 無駄行動 - 2(a) 攻撃 - 33.3% 2(b) 凄まじい咆哮 確率スタン 33.3% 2(c) 笑っている・・・ 無駄行動 33.3% 3 チカラ任せにぶった斬った バリア貫通 - ターン2に戻る
ユリレイズ市街地を道なりに進み、最奥部でイベント後、戦闘になる。
戦闘開始と同時にフサキンが『墓武殺布』を修得する。
依然として反則級の防御性能で、攻撃力の高いフサキンやMODE-EXに突入しているマリキンでさえダメージは想像以上に伸びない。
ただそれでもフサキンの『弩布羅明剛』等の有力な攻撃手段一応存在するので攻め手にはあまり悩まなくても良い。
行動は1戦目と全く変わらないものの、強化攻撃である『チカラ任せにぶった斬った』が脅威となり、耐久面の脆いスピードスタイルのエクレアとフサキンは強化攻撃のみで即死か瀕死に、咆哮と連続しようものなら確実に耐えきれないだろう。
ただ、敏捷性は1戦目の時とほぼほぼ同じなので、先制回復は確実に行えるだろう。
スタンが相変わらず効きやすいのでマリキンの『バクシ・ダンサー』やエクレアの『スニーズショック』、リリーナックルを用いて攻撃すれば楽になる。
スタン以外のステート有効度は低いもののエクレアの『エクスタシンドローム』なら確実にヤク漬にできる。マリキンの『ミラートリック』と併用して大ダメージを与えつつヤク漬にしてしまおう。
1戦目の時と同様防具は『ゴールデンペンダント』が最有力。
bgmは1戦目と同じ。
3戦目 マリキン・フサキンパート
第一形態
- 能力値
HP 12000(32000) ATK 100 DEF 120 AGI 70 ABILITY メタルボディ 第二形態とHP共有 EXP 0 GERA 0 DROP -
- 属性有効度
熱爆 100% 水撃 雷撃 風撃 氷撃 光撃 暗夜
- ステート有効度
スタン 60% インフル 30% ヤク漬 催眠 目潰し 凍結
- 行動
複合型行動、3ターン周期
ターン1,2はパターン(a),(b)より完全ランダム行動ターン 行動 効果・備考 抽選確率 1,2(a) 攻撃 - 50% 攻撃 - 1,2(b) 攻撃 - 50% チカラ任せにぶった斬った バリア貫通 3 チカラ任せにぶった斬った バリア貫通 - 笑っている・・・ 無駄行動
2戦目終了から連戦となるが体力は回復するので心配はいらない。
エクレアが抜けメンバーがマリキンとフサキンの2人となる。にも拘わらず、行動は完全2回行動に強化され、攻撃力自体は下がったものの寧ろ難易度はこちらの方が格段に上。
bgmも専用の『Dual PhasE?』になる。
1,2ターン目は確定で攻撃が2回飛んでくる。どちらか一方に集中した場合マリキンならば耐えられるだろうが、フサキンの場合(a)パターンでも耐えるのはかなりキツい。というより無理。
おススメはマリキンにケンゼンビデオ+を持たせ、各種スキルを用いて攻撃。フサキンはとにかく守備を固め、常に防御。フサキンのAPPが貯まり次第US『Liberation sever』を使用しマリキンと一緒に総攻撃。このやり方だと死者を出さずに第二形態に移行させることができるだろう。
ステート有効度が以前までの2倍になっており、特にスタンはかなり狙いやすくなっているのでマリキンにリリーナックルを持たせるのも手。フサキンは攻撃に回らないがアビリティにより追撃が発生するのでダメージを追加で与える事ができる。
オトヒメエンジン又はギオウクリスタルがあればマリキンが装備し、『Wild dance Marikinithm【EX-nova】』で一気に相手のHPを削り短期決戦を仕掛けよう。この時、マリキンのUSから回復効果が消えているので注意。
スタンを付与する咆哮が無くなっているので防具は『鉄パジャマ+』や今までと同じく『ゴールデンペンダント』がおススメ。
この時点でかなりの強敵だがここで消耗しているようでは第二形態の突破はまず無理だろう。
また、12000より余分に与えたダメージは第二形態に持ち越されるのでできれば攻撃が緩い第一形態の内にマリキンのUS等でHPを削って、攻撃が熾烈な第二形態で戦うターン数を少しでも短縮しておきたい。
第二形態
- 能力値
HP 20000(32000) ATK 110 DEF 70 AGI 70 ABILITY 会心率+30% 第一形態とHP共有 EXP 24000 GERA 0 DROP -
- 属性有効度
熱爆 100% 水撃 雷撃 風撃 氷撃 光撃 暗夜
- ステート有効度
スタン 60% インフル 30% ヤク漬 催眠 目潰し 凍結
- 行動
複合型行動、9ターン周期
ターン2,3,5,6,8,9はパターン(a)~(c)より完全ランダム行動、同じパターンは2ターン連続で抽選されないターン 行動 効果・備考 抽選確率 1 攻撃 2連撃 - ランダムターゲット 痛恨発生あり 咆哮と共に雷撃がほとばしる 確率スタン付与 4 攻撃 2連撃 - ランダムターゲット 痛恨発生あり ヘイルメテオ 確率凍結付与 7 攻撃 2連撃 - ランダムターゲット 痛恨発生あり ボンファイアー - 2,3,5,6,8,9(a) 攻撃 2連撃 33.3% ランダムターゲット 痛恨発生あり ガレキを投げつけてきた 2連撃 ランダムターゲット 2,3,5,6,8,9(b) ガレキを投げつけてきた 2連撃 33.3% ランダムターゲット 超高速で乱れ斬った - 2,3,5,6,8,9(c) ガレキを投げつけてきた 2連撃 33.3% ランダムターゲット フラジャーナ バリア破壊 全体DAMAGE1.5倍化付与
本作品の現時点での最終シナリオボス。その実力もかなり高く、行動は多属性の攻撃に補助技まで付いており、行動だけで見たら実力は間違いなく最高峰。
オマケに行動パターンも分かりにくく最終的に運要素は避けられない、暫時的ではあるが最後を締めくくるに相応しい難敵。
マリキンの言う通り必死になり余裕がなくなったのか無駄行動という甘えは一切消え去り、常に通常攻撃以上の高威力攻撃を容赦なく浴びせにかかってくる。
形態変化後のターン数は第一形態からリセットされず共有されているので、例えば15ターン目に第二形態になった場合次のターンは1ターン目の行動ではなく7ターン目の行動が飛んでくる。
とにかくスピードスタイル故フサキンの低耐久が辛く、初見でノーデス撃破はまず不可能と言って良い。
1ターン目は攻撃とマイドニウム系エネミーの十八番である『咆哮と共に雷撃がほとばしる』で固定。通常攻撃は2連撃で、合計威力こそ等倍なものの痛恨が発生するため実質威力は1.25~1.5と想定以上のダメージを受けがち。『咆哮と共に雷撃がほとばしる』は全体雷撃魔法でこれも威力が高い。スタンの追加効果があるもののこれに関しては敏捷性の低さから気にしなくていい。
4ターン目の行動は1ターン目の『咆哮と共に雷撃がほとばしる』が『ヘイルメテオ』に置き換わったもの。この『ヘイルメテオ』が厄介で、確率で凍結を付与してくる。凍結はスタンと違いターン終了後も効果が持続するため運が悪いと全く行動できないまま追撃を喰らい死ぬことも。フサキンはコオリバラ+での対策が必須。なんならダイヤモンドの書のバリアで強引にやり過ごしても良いだろう。間違えても全身タイツは絶対に装備してはならない。状態異常耐性-100%により凍結をほぼ確実に喰らうようになってしまうため自殺行動となる。
7ターン目は前述の全体魔法が『ボンファイアー』に置き換わった行動。この技に関しては追加効果は無いものの単純に威力が高く、3属性魔法の中で一番の威力倍率を誇る、純粋に危険な技。灼熱カカオ+や全身タイツでの軽減は必須。
と、固定行動だけでも強力な行動が目白押しで相当苦戦を強いられるが、コイツの最大の脅威は(a)、(b)、(c)の3パターンから抽選されるランダム行動にある。
(a)は攻撃と『ガレキを投げつけてきた』の2連続ランダムターゲット行動。『ガレキを投げつけてきた』は攻撃と違い痛恨こそ発生しないもののそもそもの威力倍率がとんでもなく高く設定されているため大ダメージは必至。運悪く全ての攻撃が単体に集中するとフサキンは勿論マリキンでも大ダメージは必至。ただ、これでも3パターンの中では楽な部類。
(b)は先程の高威力2連撃『ガレキを投げつけてきた』と『超高速で乱れ斬った』の範囲攻撃コンボ。『超高速で乱れ斬った』は追加効果の無い全体物理攻撃。これも『ガレキを投げつけてきた』の集中砲火と組み合わさると危険で、フサキンの場合集中砲火を受けなくとも一撃喰らった後に『超高速で乱れ斬った』を受けると簡単に倒れる。ただでさえ高威力の全体攻撃がコンスタントに飛んでくるのに更にランダムで全体攻撃が増加するとは、鬼畜もいい所である。
が、そんな強力な攻撃が目白押しだったこれまでの行動を差し置いてコイツのランダム行動で一番恐ろしいパターンは(c)の『ガレキを投げつけてきた』からの『フラジャーナ』である。
『ガレキを投げつけてきた!』もさることながら、一番の脅威は全体の被ダメージを1.5倍化させる『フラジャーナ』。ご丁寧にもバリア破壊効果まで付いている。
この『フラジャーナ』を使われると次のターンで使用する全ての攻撃が軒並み即死級威力に跳ね上がり、特に『咆哮と共に雷撃がほとばしる』、『ヘイルメテオ』、『ボンファイアー』、『超高速で乱れ斬った』の各種全体攻撃とのコンビネーションはフサキンのみならずマリキンにさえ致命傷を負わせ、多くのプレイヤーを絶望させた鬼畜コンボだろう。それも運が悪ければ1周期で最大3回使うのだから、たまったものではない。
2ターンの間に(c)パターンが抽選される確率は2/3=約66%なので一周期のどこかでほぼほぼ飛んでくると言って差し支えない。回避も不可能で、防ぐ手段も、また回復手段もない。
以上のように強力な技を全て詰め込んだような正真正銘鬼畜ボスだが、装備とアイテムをうまく駆使して戦えば多少は安定して突破する事ができる。
- エンペラシールド
本ボス攻略における最重要装備と言っても過言ではないだろう。エンペラシールドは本作における最高守備力を誇る装備であり、赤武装でありながらカセキホリガーのドロップするエンデ・ドリルを使えばアマゾンヌ海底洞窟にてストーリー中で確定入手できる超優秀な防具。一品物だがこれ一つですべての攻撃のダメージをカットできるので何としてでも準備しておきたい。
- デルタシールド+
ウールシューバ+
灼熱カカオ+
モフォビデンス
全身タイツ+
コオリバラ+
それぞれ『咆哮と共に雷撃がほとばしる』『ヘイルメテオ』『ボンファイアー』の3属性魔法によるダメージを軽減できる防具。モフォビデンスと全身タイツ+はこれら全ての攻撃によるダメージをカットできるようになる。
それぞれターン数をカウントして武装をその都度換装するのが前提となるが、白武装と言えどその軽減幅はバカにできない。全身タイツ+は軽減幅がモフォビデンスを上回る20%と魅力的だが状態異常耐性がガラ空きになるので『ヘイルメテオ』の使用ターンには装備しない事。マリキンはEX-novaにより全ての状態異常をシャットアウトできるので気にしなくても良い。
コオリバラ+はフサキンの凍結耐性を上げるために1個準備しておくと安心。
- 鉄パジャマ+
ゴールデンペンダント
上記3属性魔法以外の物理攻撃によるダメージを軽減できる防具。2,3,5,6,8,9ターン目のランダム行動時には常につけておいても良い。鉄パジャマ+は全身タイツ+と同じく状態異常耐性がザルになるがランダム行動には状態異常を伴う行動が無いので安心して装備できる。
- デュフフッフホホの大鉈
デアエールソウル
この2つは必須という訳では無く準備ができればだがあれば後が無くなった時に奇跡に賭けてゴリ押しできるようになるので持っておいて損は無い。
大鉈は会心率が上がるのでフサキンが持つ会心時威力30%上昇アビリティと相性が良く、純粋に攻撃力も上がるゴリ押しには不可欠な武装で、防御力も下がるので『無刀残心』との相性も抜群。デアエールソウルはゴリ押ししなくとも持っていればそれだけで保険になるので2個くらいあると安心できる。
- エンペラソード
モータルファング
マリキンの火力増強用。
エンペラソードはシナリオで訪れる謎の大神殿で無条件に入手可能で、モータルファングはヘルハウンドの確定ドロップ。
それぞれ攻撃力+30と会心威力+12%とマリキンのUSと相性が良い。超重要というわけではないが短期決戦で蹴りをつけやすくなるので持っておきたい。
- ダイヤモンドの書
緊急回避用。
『ヘイルメテオ』等の強力な全体攻撃や『フラジャーナ』使用後のターンはバリアで強引に突破しても良いだろう。
大鉈との相性が良いのでセットで使いたい。
ランダム行動のターンに使用する際は『フラジャーナ』が来てから使う事。
手堅く戦うならマリキンが攻撃役、フサキンがサポート役と役割分担した方が無難。フサキンは攻撃力こそ高いものの防御力が貧弱すぎるので守り重視の装備をお勧めする。
敵は幸い『バフキエール』を持たないので上赤青マザイによる攻防強化が効果的。特に青マザイは優先的に使っておきたい。
マリキンはひたすら高威力の『レクイエスファンタ』やスタン効果のある『バクシ・ダンサー』で攻撃。前者は安定してダメージを稼ぐことができ、後者は変わっていないステート有効度を利用してスタン付与とフサキンの追撃を狙える。APPは全て『Wild dance Marikinithm【EX-nova】』に使おう。
フサキンは前述の通りサポートや回復に回りつつAPPが100貯まり次第US『Liberation sever』を発動しバリアの守りを得ている間に攻撃に参加。もしくは守りを捨てて大鉈を装備し『無刀残心』を使用し大ダメージを狙おう。
相手の能力値は第一形態と比較すると攻撃力こそ上昇しているものの防御力が70と格段に脆くなっており、更にメタルボディまで消えている。HPは20000と激増しているがマリキンの攻撃でかなり削れるようになるので十分与えたと思ったらゴリ押ししてしまうのも手。敏捷性は相変わらず低いので先手は確実に取れるだろう。


