【因果応砲】

前衛にいる沼から一人ランダムに選び、担いだ後砲台にブチ込み敵に向けて発射する。
単体無属性物理攻撃、消費MP20、威力倍率2倍。砲弾となった沼には最大HP35%分のダメージが入り、この時のダメージでAPPをチャージできる。
『トレンシャルシュート』解放後解放可能になる。必要経験値は10000EXP。

まさかの自分を犠牲にするのではなく味方を犠牲にして大ダメージを与える技。その威力は2倍と常に使えるMP消費技の中では破格の数値で、本来2倍という威力はAPPを30消費する技を使用して初めて出す事ができる数値。

ただ味方の被弾は決して無視できるものではなく、最大HPの35%という数値は中々大きい。加えて、砲弾に抽選される沼は完全ランダムでドスケベビデオ等の武装やタゲ集中によってこちらが抽選することは出来ない。一応被弾ダメージでAPPをチャージする事も可能だがこちらが対象を選ぶことができないので実用性は無いに等しく、チャージされるだけまだマシと言った程度。

MP技なので場面を選ばず使えるというメリットは確かに存在し、会心発生もあるのでバリア展開中や他の沼がタゲ集中スキルを使用するターンになるべく高火力を出したい時に使う等セットアップさえすれば使う機会も作れなくはない。ただそんなことをするよりオツキンの『ダブル・ダンプ』で熱爆弱点を付与して『ホミングレイザー』で手っ取り早くダメを稼いだ方が楽だが。

とやはり使う機会を選ぶ技だがこのスキルのある意味での真骨頂は戦況ログに残るメッセージや使用後のフキダシといった沼達の反応であり、個性豊かな沼達の一面を垣間見る事ができる。
以下が戦況ログに残る砲弾にされた沼達の反応。

謎に冷静なエクレアやお決まりの台詞である騎士道精神をここでも披露するカシキン、何故か砲弾になっていることを受け入れているざくろ、ウイエにわざわざ開眼してまで晴れ姿をお披露目するフク郎、相変わらずの無表情・無関心さを見せる荒川、砲弾とは全く無関係の守銭奴知識を披露する太陽など、どれも各々の沼の個性が色濃く出ている。
専用のフキダシもあるので一度見てみよう。

カットイン文字、ボイス共に『逃がさねーよ！』である。