【Eclair drug party】

〇リファナ、〇ヘン、〇醒剤を摂取しガンギマッたエクレアがハザードシンボルの描かれたスイッチを押し、爆発したかと思うと爆風でエクレア自身が敵陣に突撃する。
US属性全体攻撃、消費APP100。敵全体を確定でヤク漬状態にする。クールタイム6。
パッシブ-AGI+Lv.5解放後解放可能になる。必要経験値は50000EXP。

威力は他の攻撃系USと同じで文句なしの威力。
しかしこのUSには敵全体を確定でヤク漬にするという超強力な効果が付いており、これは耐性の高いボスにも大抵問答無用で通じる。
エクレアはAPPを15チャージできる『エナジードープ』を持っている為発動までのハードルが低いのもありがたい。
ただ強力な効果の代償にクールタイムは追加効果のない攻撃系USより1長い6となっている。それでも確定ヤク漬付与が強すぎてあまり気にならないが。

しかしこのスキルの目玉は威力倍率でも追加効果でもなく、その演出にある。
このスキルの「立てば〇リファナ　座れば〇ヘン　歩く姿は〇醒剤」というセリフの元ネタは「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」ということわざである。
このことわざは『花にたとえて、立っても座っても、また歩いても全ての所作が美しい美人の姿を形容する』言葉。このスキルに当てはめて言えば恐らく『立っても座っても、また歩いても全ての所作でヤクを摂取するエクレアのガンギマッた姿を形容する』言葉と言ったところか。
ところが、「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」ということわざは元来漢方薬の生薬の用い方を示したものである。
「芍薬」には気の「立っている」女性に対し気を沈める効果が、「牡丹」はずっと「座って」血流の悪くなった女性の血液の流れを改善し、「百合」の根にはふらふらと歩く姿がしっかりしていない女性の不安、不眠、動悸を改善する効果があり、これら3種の生薬を用いれば女性は美しく健康でいられる事から転じて今日使われる意味になったそう。
実際このスキルのボイスがことわざの本来の意味から取ったのかは不明だがエクレアのヤクに通ずるものがある...かもしれない。

また、最後にエクレアがハザードシンボルの描かれたスイッチを押すが、このハザードシンボルは放射線標識であり、ヤクとは一切関係がない。

説明文が全沼のスキルの中でも特に適当。また地味にダメージ表記が見にくい。

カットイン文字は『ヤクキめっぞ！』。
ボイスは「立てば〇リファナ　座れば〇ヘン　歩く姿は〇醒剤　オルァ！ヤクキめっぞぉ！？」である。