エピソード/976話

愛:あーあたしにも早く白馬の王子様が迎えにけえへんかなぁ？

 

鈴:何かとても嫌な予感がするわ

 

鈴:それはもうこれが第一声とは思えないくらいの切れ味で。

 

愛:わわぁ！ごめんね！何か御用？

 

愛:あたしこのあたりの土地初めてやから

 

愛:向こうに○亀製麺があることくらいしか分かれへんよ？

 

鈴:うちの産業廃棄物間違えたマスターから、新人の世話を頼まれたのだけれど、あなたで間違いないわね？

 

愛:わぁ、もしかして待ち合わせしてた田中さん？

 

鈴:鈴木よ。

 

愛:鈴木さん？初めまして、ぐみです！

 

鈴:初めましては言える部類のようね。

 

鈴:いい、あなたはこれから２週間いちこけのならず者たちから過酷な洗礼をあびせられることになるわ。

 

鈴:死なない程度にレフェリーは買って出てあげるから、

 

鈴:超古参ボーカロイドのポテンシャルを存分に見せて見なさい。

 

愛:ねえ～王子様はショートヘアとロングヘアどっちの方がええかなぁ・・・

 

鈴:だめよこいつ現実がまるで視野に入っていないわ