月は出ているか?
戦争孤児のガロードが依頼で出会った少女ティファに一目惚れするところから物語は始まる。
機動戦士ガンダム劇場版の公開直前に行われたアニメ新世紀宣言を踏まえ、機動新世紀。
作中の舞台がAWで戦争から15年なのも同宣言から15年を経ていることから。
「ガンダム」や「ニュータイプ」といった今までの固定概念をいい意味でぶち壊した作品。
各話タイトルがセリフ形式と特徴的で、本編で使われる物から選ばれている。
第01話 「月は出ているか?」 第07話「ガンダム、売るよ!」など有名なセリフも多い。
ロボダンでは合計4機のガンダムXが存在するため、この項目ではガロードが乗った時のガンダムXを取り扱う。
ジャミル搭乗版についてはこちらのページにて。
外伝作品であるUNDER THE MOONLIGHTに登場するガンダムⅩについては
こちら(リック搭乗版)とこちら(アレル搭乗版)のページにて。
本項目ではアップグレード後であるDX及び、更に合体形態であるDX+Gファルコンも同時に扱う。
パイロット
- ガンダムⅩ(及びガンダムDX)
- ガロード=ラン
SP:熱血, 1, 集中, 5, 幸運, 14, ひらめき, 17, 必中, 22, 愛, 39 - ティファ=アディール
SP:感応, 1, ひらめき, 8, 信頼, 15, 見極め, 23, 覚醒, 33, 愛, 39
※Gビット追加後
- ガロード=ラン
- Gファルコン
- パーラ=シス
SP:加速, 1, 応援, 9, 集中, 12, 熱血, 22, 気合, 30, 補給, 42
- パーラ=シス
必要機体
- ガンダムDX+Gファルコン(※出撃時は2機別々に出撃し、マップ上で合体する方式)
- ガンダムDX
- Gファルコン
アップグレード
運用
ガンダムX
典型的なマップ屋。
気力をさっさと120まで貯めて射程1-6のサテライトキャノンで敵を壊滅させるのが仕事となる。
一度撃った後は再充填に5ターン必要+気力-10なので、運が良ければもう一度程度の気持ちでいこう。
弱点はこの時点では少し運動性が低めな事。
ガロードは一応NTを持たないガンダム系主人公達と同等のスペックはあるが、アップグレードまでは回避率が不安定になる。
幸いHPと装甲は純リアル系ほど低くはないので多少の被弾は耐えられるとはいえ、油断は禁物。
最初から強力なMAP兵器を持っており、SP熱血を使えるので火力は申し分ない。
ただ詳しくは後述するがその強力なMAP兵器は夜間および宇宙MAPでしか使えない。
非宇宙の昼か夕方では空陸移動ができて水中以外の地形適正も良好な程度の凡MSでしかない。
後述するGビットのアップグレードをすると通常の必殺技ともいえる武器を得るのに加えてパイロットが増え、DXへのアップグレードをすると性能不足を補えるので、アップグレードの恩恵は大きい。
Ver13で地上マップに時間の概念が導入された。
……原作を知ってる人にはお察しだがその影響が本機にはダイレクトに響いており、サテライトキャノンは夜間、または宇宙マップでしか使えないという制約が追加された。
同時にガロードに夕方・夜で有利が取れる破天荒*3も追加された。
昼にサテライトキャノンが使えないのは確かに痛いが、夜マップではその代わり過去バージョンよりも大暴れできる。
昼の時は回避力は少し低めだが、普通のガンダム系ユニットとしての活用になるだろう。
ガンダムXディバイダー
ガンダムXの時限定で換装で切り替え可能。ガンダムDXにアップグレード以後、換装不可。
サテライトキャノンとGビットを取り払い、バズーカとディバイダーを追加した形態。
機体性能も微妙に上がっており、アップグレードをしていないリアル系としては平均的な性能なので、反撃削りの役割を持たせたいならこちらに換装して使おう。
ただし、アップグレードで追加されるGビットがディバイダーより少し強い武装のため、それをアテにする場合は最大火力の観点では素形態より若干落ちる。
一応水中戦対応力と足回りは素のXに勝っているため、サテライトキャノン未考慮の使い勝手はこちらが上。
ちなみに水中で使えない場合が多いビーム兵器にも関わらずディバイダーはロボダンでは水中で使用可能*4。
……といっても適応Cなので火力は低いが。
ガンダムDX
アップグレードすることでサテライトキャノンがツインサテライトキャノンになったガンダムDXに。
ビームサーベルにEN消費10がつく代わりに攻撃力+300。他の武装も全体的に強化される。
ガロードの格闘も十分あるので結構なダメージを期待できる。
サテライトキャノンも射程が伸び、より多くの敵を巻き込めるように。
欠点としては必要気力が125になるので、気力パーツ+激励で開幕から打つ事ができなくなる。
結構大きい変更点なのでアップグレードしない事も選択肢の一つ。
Xの上位互換ではあるがディバイダーの上位互換ではないので、ディバイダーをメインに運用していた人は注意。
具体的にはディバイダーの没収、DXになると一時的に移動力が4になる等。
一応移動力を上げるパーツを持たせた上で後述するGビットのアップグレードを行っていればカバーができる。
余談だがガンダムDXにアップグレードする事はフリーデンのアップグレード条件となっている。
あちらの戦力が非常に上がるので、フリーデンを使っている場合は出来る限りアップグレードしたいところ。
Gファルコン
Ver13でGファルコンが単体で加入する形になった。
スロ2機のアップグレード前程度の性能はある上に、移動力6の空移動+加速持ちなので足回りが完璧。
ホーミングミサイルの威力が若干低いのが気になるが、弾数制とEN制で良い感じに武器が分かれているので継戦能力も高い。
序盤で加入させれば当面の間は活躍できる程度のポテンシャルがある。
特殊マスを踏み抜く要員に使うのもありだろう。
勿論戦闘機タイプのユニットなので、耐久力はかなり低い。
被弾しないように気を付けよう。
ガンダムDX+Gファルコン
DXへのアップグレードに合体機能が追加。
パーラのSPはガロードの負担軽減と穴埋めをする物となっており、特に気合を持っているのが非常に嬉しい。
能力の底上げも美味しく、耐久力はシールドや切り払い込みでちょっとしたスーパー系並に変化。被弾事故にも強くなる。
ツインサテライトキャノンもチャージが1ターン減少。状況によっては1MAPで2射目を狙えるかといった形。
それ以外の基本的に使い勝手はDXの時と同じではあるが、強い性能と引き換えにブレストランチャーの消失が起きている事には注意。
ブレストランチャーは極端に強い武器ではないが2P武器としては悪くない性能だったので、無くなった事が地味に悔やまれる。
なお、ガンダムDX+Gファルコンは主形態が無いMAP上合体タイプ。使いたい場合は出撃枠を2枠使う。
Gビット追加
Gビットは威力、射程、命中クリティカル等が高水準で纏まっており、サテライトキャノンを撃てない時の戦闘力を一気に引き上げてくれる。
最強攻撃が取り回しの悪いMAP兵器であるサテライトキャノンである事を考えれば、事実上の必殺攻撃追加のアップグレードと言える。
必要気力は110。つまりサテライトキャノンを撃つ前の気力上げの段階だけでなく、サテライトキャノンを撃った後の気力減少後でも使えるというのが大きなメリット。
過去バージョンではEN消費式だったが現行バージョンでは弾数式。4発は少ないとはいえ、事実上の必殺技追加と考えれば十分だろう。
ただし注意点としてXディバイダーの時はGビットは使用不可。とはいえそちらにはGビット互換のディバイダーが存在しているので使用感はあまり変わらない。
……どちらかというと本アップグレードの目玉はサブパイロットにティファが追加される事だろう。
レアな感応持ち。必中を持たない味方ユニットの救世主になりうる。
熱血、幸運とガロードの負担が重いので場合によっては自分に感応をかける事もあるだろう。
ティファが見極めや覚醒を覚えると位置取りが一気に楽になる。
更にティファのNT能力はメインパイロットであるガロードにも適用されるという仕様がある。
これにより最終的には他のエースパイロットと遜色のない命中回避を誇るようになる。
本アップグレードはガンダムXでもガンダムDXの段階でもいつでも可能。
GビットとDXのアップグレードがどちらも可能という状況であれば、ティファが追加されるGビットの方が戦力UPになるため迷ったらこちらを優先した方がいいだろう。
また本アップグレードを行うと、ガンダムX(ジャミル機)もGビットが使用可能になる。
パーツ
パーツスロットは2。
まずはできるだけ早くサテライトキャノンを撃つ事を狙いたいので、シャッフルの紋章などの気力増加パーツが最優先。
覚醒習得後は移動系パーツで更に位置取りしやすくしてもよい。
SPパーツはめざめる心か覇気ある心がオススメ。
最終的にはガロードの不屈とシールド防御(lv7)、切り払い(lv8)で中々の耐久性を誇る。
装甲系、運動性どちらを強化しても効果を期待できる。ENもディバイダー時以外は余りがちなのでバリア系も有用。
他の機体では使い難いパーツを回しても卒なく使いこなしてくれるだろう。
ある程度被弾を許容する運用を心掛け、運動性と装甲を両方とも上げる勇者の印などを持たせたい。
Ver13以降になるが、Gファルコン単体も分離戦法に耐えうる程度のスペックはあるので運動性UPパーツを持たせておくのもあり。
備考
- 二人とも愛を覚える。使う機会はほぼないが相思相愛ということで。
- 予告なく放送日時が変更されたり、打ち切りになったり難儀なガンダム。テレビ朝日系最後のガンダムである。打ち切りにも関わらず主要ストーリーは全て行っており、見事な大団円を迎えた作品として評価は高い。