ビルドバーニングガンダム

『ガンダムビルドファイターズトライ』の主人公機。

パイロット

• カミキ＝セカイ
  ＳＰ：熱血, 1, 気合, 8, 集中, 11, 加速, 14, 心眼, 23, 友情, 30

アップグレード

ビルドバーニングガンダム
↓
トライバーニングガンダム
↓
カミキバーニングガンダム

運用

燃費の悪さが悪目立ちする近接特化機体。ただし必殺武器である鳳凰覇王拳は遠距離攻撃。
初期EN180に対して、無消費攻撃を除けば非常に高い数値の消費ENを要求されるため、継戦能力は非常に低い。
代わりに格闘値と武器の威力は高いため、ボスキラーとして活用したい……ところだが、後述の理由で序盤に引いてしまった場合はそれすらも難しい。

まず大前提としてこの機体は最低限の仕事をするにも加入時点では難しい大器晩成仕様という事がある。具体的には……

• セカイのレベルを2025まで上げる事(最重要)
• 一度でもアップグレードを行う事。
• マップ上で気力130を達成する事。

この機体が本領を発揮するには、上記の三つの条件を満たす必要がある。
序盤に引いた場合はレベルもアップグレード条件階層も達成できず、攻撃が貧弱で燃費があまり良くない射程1止まりの機体と残念な性能になる。
一応最初から熱血は使えるので、序盤でも火力自体は物足りないもののボスキラーの仕事が出来なくもないが……
万が一オリジナルモードの1、2階と超最序盤で引いた上で二軍落ちさせずに使う事を決めたプレイヤーにはリアル「愛」と「覚悟」の習得を求められると思っておこう。セカイ自身は愛も覚悟も覚えないけど……
とりあえず、一番最初の条件である「セカイのレベルを25まで上げる」だけでも達成すれば、ビルドバーニングの時点でもボスキラーに使える攻撃をいくつか習得するため、最低限の仕事は出来るようになり中盤以降に引いた人はそれなりの即戦力として運用ができるだろう。
また、一つ目と二つ目の条件を満たした後でも、セカイが気迫を覚えず気合止まりでSPをがっつり消費するため気力130も地味にキツい。
SPやENの燃費の悪さを考慮すると開幕気合を使って雑魚戦で暴れるか、雑魚にトドメを刺しつつボスまでに130を達成しボスキラーになるかどちらかに絞って運用した方が強い。
両立しようとすると途端に使いづらくなるので注意。

トライバーニングにアップグレードすると、特殊能力「バーニングバーストシステム」と「炎のバリア」が追加。
また、移動力が5になるので射程不足を足回りで解決できるように。
「バーニングバーストシステム」は気力130以上で「運動性UP」「攻撃力UP(ブースト効果)」の二つの効果を得る事ができる。
特に運動性UPはセカイのレベル(アシムレイトの数値)が上がれば上がるほど効果が伸びていき、レベル99まで上げた場合の補正値は+37*1となる。
「炎のバリア」はセカイのS防御Lvに応じた確率でダメージ2000減少。発動率はそこまで高くない上にENを消費するものの、発動すれば効果量は高く優秀なバリアである。
使い勝手は相変わらずだが、最大火力が大きく向上。
ここでようやくボスへのダメージソースとして役割を持てるようになる。

追加要素が全て気力130以上から機能するため、この辺りからボスの相手だけ行うのは厳しくなる。
気合で賄うか味方の激励か、進撃中にトドメを刺すかは決めておきたい。
また、非常に重要な点として、先にも述べている「この機体が本領を発揮できるのはレベル25から」というのは全く変わっていない。
当然とばかりに、トライバーニングへのアップグレードで追加される要素はレベル25になるまで全て使用不可である。
一応素のスペックはそれなりに上がるので完全な無駄ではないものの、レベル25になってないならアップグレードの必要性や優先度は低い。

最終アップグレードのカミキバーニングガンダムでは初期気力から使える武器に太刀とショルダービームが追加。
また、適応は空Bのままではあるがこっそりと飛行可能に。
ショルダービームは反撃戦向きの良好な燃費を持つものの、元よりENをがっつり消費するこの機体では使い過ぎるとボス戦が非常にキツくなる上に、セカイの射撃値が超がつくほど低いため意外とダメージが出ない事から地味に使いづらい。
反撃する事すらできないより反撃する選択肢が生まれる分マシではあるが……
他機の無消費武器と比べると強い武器とは言えないものの、気力やENを使わない武器が非常に貧弱な本機にとって太刀もそれなりに助かる性能をしている。
ここまでくれば、ボスの相手以外に硬い雑魚の相手も出来るだろう。
最大威力も3500に上がるため、やはりアップグレードした方がお得。
二軍落ちしていたとかでない限り、カミキバーニングへアップグレードした時点でレベル25は既に達成していると思われるので、流石にもうレベル制限は気にしなくても大丈夫だろう。

実はオリジナルモードよりクロスモードの方が使いやすい。
クロスモードの場合、アップグレード条件が階層ではなく撃墜数のため序盤の時点でアップグレードが可能な事、また階層クリア毎に味方機のレベルが上がるという仕様がレベル25になるまで非常に弱いというビルドバーニングガンダムの仕様と噛み合っている事が理由。
それにより序盤で引いた場合に弱いというデメリットがかなり緩和される。他キャラが努力で経験値を稼いでレベル平均値が上がった段階で加入できれば、10階の強めのボスにすらレベル25が間に合う。
オリジナルモードで序盤に引いた場合のキツさを味わってしまった人は、クロスモードで引いた場合でも嘆かず頑張って使ってみよう。

扱いづらい部分ばかりが目立つ機体ではあるものの、レベルやランクを上げ、アップグレードで特殊能力も解禁した後は間違いなく自軍のトップエース級の実力の味方になる。
あくまで使いづらい理由は大器晩成であるというだけであり、裏を返せば「育てば育つほど爆発的に強くなる機体」というのが、ビルドバーニングガンダムである。

Ver12.1.01にて武装方面を中心に大幅な調整が入った。
変更点は以下の通り。

• 上方修正点
  • ビルドバーニングガンダム時の鳳凰覇王拳の必要気力が140→130に、消費ENが100→60に緩和、また消尽属性の削除。
  • トライバーニングガンダム時の炎の剣の消費ENが80→50に緩和。
  • セカイが援護能力を習得し特殊能力のトライファイターズが活用可能になった。
• 下方修正点
  • 複数の攻撃の命中率、クリティカル率が微妙に下方修正。
  • セカイのアシムレイト習得レベルが20→25に。
  • アシムレイトの上昇値が大幅減少、結果的に運動性が微妙に低くなった。ただそれでも最終的には非常に高い数値にはなる。
  • トライバーニングガンダム時の強い方の鳳凰覇王拳*2が削除、カミキバーニングガンダムまでお預けに。
  • カミキバーニングガンダムのショルダービームの射程減少

ビルド時の鳳凰覇王拳とトライ時の炎の剣の燃費緩和は非常に大きな強化ではあるが、アシムレイト習得レベルが上がってしまった事で序盤のキツい期間が更に伸びてしまった事が痛いか。

調整に合わせ運用欄の文章の修正を行いましたが、もし修正抜かりがある場合は気付いた方が修正をするようにしていただければ幸いです。　by筆者

パーツ

パーツスロットは2つ。
ENの改善は必須級。また、早急に気力を130にしなければならないのでその補助も欲しいところ。
ひとみのペンダントは特にオススメ。開幕とボス戦前に気合を入れやすくなる。
SP枠には最強武器の鳳凰覇王拳が遠距離攻撃なのでつきでる心(突撃)を持たせるとボス戦で少し使いやすくなる。
みなぎる心(気迫)も理想的と言うほどに相性がいいのだが非売品なので気軽には使いづらい。5の倍数階等、ここぞという時に。

備考

原作通りフミナと同じチームに所属。
相互に援護を行える……かと思いきや、実はVer12.1.01以前では援護技能を所持していないという致命的な欠点があったため事実上ほぼお飾りの能力となってしまっていた*3。
現在のバージョンではフミナも合わせて援護技能が追加され、活用可能に。
ちなみにユウマは悲しいことにロボダン未参戦。