アニメ『絢爛舞踏祭ザ・マーズ・デイ・ブレイク』から参戦。
海賊「夜明けの船」に所属する凄腕RBダイバー「死神ヤガミ」の操るラウンドバックラー。
パイロット
- ヤガミ=アリアン
SP:ひらめき, 1, 熱血, 4, 集中, 8, 加速, 16, 友情, 27, 威圧, 33
運用
主役機である希望号とほぼ同じ性能の陸上ユニット。
あちらと同じく水中戦に軸を置いており、水中・宇宙の適応がA、地上適応がかなり低いという局地特化。
異なる点としてはブースタースキーを装備していないため、ラウンドバックラー本来の設定どおりに地上適応D。
陸上マップでは壊滅的になるため、海・宇宙マップ以外で出すなら強化パーツで地形適応へのテコ入れが必須となる。
ユニットだけでなくパイロットステータスでもヤガミとグラムはほぼ互角の能力。
そのため希望号との差別点となるのは主に武装面やスペシャルパワー。
武装面では頭部バルカンで2P武器持ちであることと、
最大火力では劣るが中距離戦では僅かな差でこちらの火力が上になる、といったところだろうか。
専用ライフルが無いため、魚雷の届かない地形では最大射程3と短め。
主力武器となるサイズ【投擲】の届く位置まで距離を詰めながら戦う形になる。
ヤガミは加速を覚えるので近接戦主体であること自体は不自由せず、
ひらめき、集中、熱血と戦闘に必要なSPもレベル10までに揃うので戦力としてはかなり早く完成する。
ただし熱血止まりなのでボスに一撃加える程度は出来るが、魂を覚えるグラムほど最大火力は伸びないため対ボス適正では劣る。
希望号と同じく士翼号も気力120以上で「シールド展開」が可能。
シールド展開時に追加される特殊能力『絶対物理防壁』は、
- 4000以下のダメージ無効。
- 水中にいるときに移動力追加+2。
- ステルス
…と上記複数の効果を得られる非常に強力なバリア能力。
展開中は武装が近接攻撃のシールドアタック一本のみになるが、バリア・シールドアタックどちらもENを消費しない。
シールド展開は1ターンで解除されてしまうため使いどころは難しいが、
地上適応もBまで補われるため、強化パーツ抜きでもそれなりの威力。
武装が固定されるためシールド展開中は希望号と全く同一の性能になる。
まとめると攻撃力の高いシールド展開を目指して幸運・魂による一発を狙いたいグラムに対し、
ヤガミは通常形態で突っ込み削る、王道のリアル系らしい手堅い反撃戦法に向いている。
ただし地形適応に難を抱えているという弱点が非常に重く、
引いたマップや手持ちの強化パーツ次第では出撃を控えるなどの対応が必要。
その分、宇宙・海マップを引いた場合は存分に戦ってもらおう。
パーツ
スロット2。
極端すぎる地形適応を補うのが最優先。
余りがちな防塵装置、地上・空中適応を同時に補えるA-アダプターなどが主な候補。
ミノフスキークラフトも有効だがその場合は近接格闘は相手を見てから行うこと。
地上適応Dのままだと地上の敵に対してはサイズよりも飛び道具のサイズ【投擲】や頭部バルカンの方がダメージが出る。
あとは運動性か射程辺りを補強すればよし。
特に射程を伸ばすと主力となる頭部バルカン、サイズ【投擲】が使いやすくなるので遊撃運用に磨きがかかる。
ヤガミが加速を覚えることもあり、マップを高速で移動しながら削り仕事がやりやすい。
シールド展開中は腐ってしまうことが難点だが、シールド展開よりも通常形態をメインとするヤガミにとってはそこまで気にするほどではない。
希望号も同様だが出撃マップを絞るなら地形適応の枠に別のパーツを充てられる。
局地特化とあって地形適応以外の性能自体は相応に優秀なので扱い辛さが一気に緩和される。
備考
- 希望号と同じく修理費がワンコインと非常に安い。
説得時は撃墜で加入させてしまっても問題はない。
- 同じ夜明けの船所属だがグラムとは特にパートナー補正はないので揃えたい場合は運が絡む。