『絢爛舞踏祭ザ・マーズ・デイ・ブレイク』から参戦。
アルファ・システムのゲーム『絢爛舞踏祭』を原作としたTVアニメ。
そのため同じアルファ・システムの『高機動幻想ガンパレード・マーチ』とも世界設定上で繋がりを持つ作品。
パイロット
- グラム=リバー
SP:機先, 1, 幸運, 5, 熱血, 9, 集中, 10, ひらめき, 18, 魂, 36
運用
火星の海を舞台とした作品だけあり、水中&宇宙適応A。
代わりに地上適応Bで陸戦がやや苦手という、水中戦に軸を置いた珍しい特性のリアル系ユニット。
一応これでも劇中で装備したブースタースキーのおかげでBまで引き上げられている状態で、本来の地上適応はさらに低い。
砂漠・雪原地形への適応を持っているので足回りは悪くないものの、地上では性能がワンランク落ちることを理解しておこう。
武装面はシンプルかつ低燃費だが量産機MS程度の火力。
しかも弾数制の実弾射撃武器が水中or宇宙限定。
EN消費の専用ライフルがあるので攻撃に困ることは無いものの、専用ライフルはB属性。
一番威力の高い近接攻撃はユニットに空中適応がないため、これで敵が飛行+ビーム耐性持ちの場合、手も足も出なくなるので注意。
最大の特徴は気力120以上で発動できる「シールド展開」。
シールド展開時に追加される特殊能力『絶対物理防壁』は、
- 4000以下のダメージ無効。
- 水中にいるときに移動力追加+2。
- ステルス
…と上記複数の効果を得られる非常に強力なバリア能力。
展開中は武装が近接攻撃のシールドアタック一本のみ、展開は1ターンのみで次ターンには解除されてしまうなど使いどころはやや難しい。
必要EN100と消費も重いが、実はENを要求されるのは展開時のみで、展開中はバリアもシールドアタックも一切EN消費しない。
シールドアタックは無改造2500、おまけに接属性のバリア無効付きという強力な代物。
攻撃力・防御力共に大幅に強化され、いわば対ボス戦に特化した必殺技専用形態となっている。
SPアイテムの覚醒や、再動持ちのユニットで行動回数を増やせれば更に暴れてくれるだろう。
また解除時に気力低下や消耗はなく、展開用のEN、必要気力さえ満たしているなら次ターンでもまた再展開できる。
最大の欠点は最初に述べた通り水中戦に軸を置いてしまっている都合上、それ以外のマップでは平凡以下の性能に収まってしまうところ。
シールド展開までこぎ着ければ強力なボスキラーも担える一方で、パイロットのグラムが性格普通、気合を覚えない、通常時の火力の低さから気力稼ぎが難しい。
グラムが集中、ひらめきを覚えるのが若干遅めというのもあり、低レベルの序盤で引いてしまうと強化パーツの少なさから持て余しやすい。
出撃させるならせめて適応Aで武装が減らない宇宙マップを。
地上マップでも運用したいなら、予め地形適応を強化パーツで補っておくことを推奨する。
特に変形前、変形後共に最強武器は近接格闘。空中適応が無ければ飛行する敵には届かないのでしっかり準備しておこう。
パーツ
スロットは2つ。
第一に地上適応を引き上げる防塵装置、もしくは空中も同時に補えるA-アダプターが候補に挙がる。
地上Bで妥協するならミノフスキークラフトでもよい。
あとは順当にリアル系鉄板の運動性強化が欲しい。
次点で優先度が高めなのは気力系。
なるべくシールド展開の条件気力120を目指したいが、素の火力から気力稼ぎが難しいためそこをパーツで補う形。
それ以外で候補に挙がるのはEN系。
運用でも述べた通りシールド展開にはEN100が必要。
武器による消耗は微々たるものだが、素のENが少ないのでこちらで補ってやれば複数ターンのシールド展開も狙える。
鼓舞、激励持ちなど、必要気力を稼ぎやすい味方がいる場合は参考に。
SPアイテムでは即シールド展開が行える「みなぎる心(気迫)」、
あるいはシールド展開中の行動回数を増やせる「めざめる心(覚醒)」だろう。
備考
- 実は修理費が1000を下回るほど安い。
説得しての加入はマップ次第では活躍できないため、あえて撃墜して加入させても安く済む。
テム=レイの回路を持たせれば修理費がタダになるが、わざわざ持たせるかと言われれば微妙なところ。