救急戦隊ゴーゴーファイブ

スーパー戦隊第23作。
大災害の発生や1999年=世紀末の不安といった世相を反映し、災害救助をモチーフとした作品。

パイロット

• ゴーレッド
  ＳＰ：気合, 1, 熱血, 2, ひらめき, 8, 威圧, 13, 鼓舞, 24, 絆, 55
• ゴーブルー
  ＳＰ：ひらめき, 1, 集中, 3, 必中, 13, 策謀, 20, 熱血, 26, 絆, 55
• ゴーグリーン
  ＳＰ：加速, 1, 熱血, 4, 集中, 15, 激怒, 23, 幸運, 28, 絆, 55
• ゴーイエロー
  ＳＰ：努力, 1, 根性, 6, 鉄壁, 16, 熱血, 25, 覚醒, 30, 絆, 55
• ゴーピンク
  ＳＰ：介抱, 1, 信頼, 6, 熱血, 18, てかげん, 26, 祈り, 50, 絆, 55

運用

出撃時のゴーゴーファイブは災害救助がテーマなだけあって、
アビリティの応急手当で状態異常と少量のHPを回復することができる。
このため無理に戦わなくても多少役割が持てる。
とはいえ水準を満たす能力はある。特に最大火力は4Qと2Pの二種類が存在するため扱いやすい。

戦隊系のテンプレ通り気力105でロボに乗るのだが、本ユニットは非常に珍しいことに
「発進」コマンドから搭乗するロボを三種類から選ぶ方式となっている。それぞれ適性が違うので
マップやプレイスタイル、気分によって使い分けていこう。

• ビクトリーロボ
  後述のマックスビクトリーロボまでの繋ぎ。
  耐久は低く空適応もないが、武装はそれなりに使いやすいものが揃っている。対空も万全。
  また、ブレイバーソードは珍しいことに光属性を持つので一部の敵には強気に出れる。
  必殺技のビクトリープロミネンスに至っては浄属性も備えているので、再生雑魚を狙い気力の足しにしていこう。
  • マックスビクトリーロボ
    ビクトリーロボからマックスフォーメーションで変化。要気力140。
    戦隊でも珍しい長射程武装が揃う砲撃機。必殺技のマックスノバは火力に限れば気力に対して低めだが、
    2-6の長射程を誇るので当てやすい上に射程外に陣取りやすい。おまけに浄光属性据え置き。
    かと言って敵地に突っ込ませたら弱いなんてことはなく、
    ホバーと移動力5、2PのVマックスキャノンで積極的に切り込んでいける他、
    エナジーパネルで2000までの遠距離攻撃を無効化し、被弾の度にENを20………回復する。原作再現。
    気力さえあれば抜群に使い勝手がいいため、是非とも積極的に狙っていきたい。
• グランドライナー
  全ロボでトップのHP、装甲に最低の移動力、運動性。
  実に分かりやすい鈍足高耐久高火力の機体なので注意点も分かりやすい。
  弾数制の射撃武装が中心だが、あまり弾数は多くはない。
  加えて必殺技のグランドストームは弾数とENの両方を要求する。
  気になるなら適宜ライナーファイト(格闘)や凍属性の冷凍ミサイルを交えていくように。
  なお最大火力は本形態。機体の空適応はないが、必殺技は空にも届くので安心。
• ビートルマーズ
  獣戦車ダイノタンカーのような合体後、ロボに変形する前の形態。
  陸移動3で武装は4Qのマーズキャノン一本だが、装甲はロボより厚く山などへの地形適応も持つ。
  そのため、悪路で撃ち合う場合はこちらの方が適している。
  • ビクトリーマーズ
    ビートルマーズからライジングフォーメーションで変形。
    基礎能力はビクトリーロボよりちょっと上程度だが、スペックを補って余りあるのが
    全形態唯一の陸水移動、唯一の宇宙A……どころかオールAということ。
    この状態でもビートルマーズに戻れるのと合わせ戦場を選ばずに戦える汎用性が強みと言える。
    機体選びに迷ったらコレを選ぼう。
    必殺技のマーズフレアは威力こそ他形態に劣るものの、燃費がよく2Pで間合いを取りやすいのが優秀。
    ちなみにビクトリーロボ同様の浄光属性技も持つが、燃費はあまりよろしくない。

SPは綺麗に分担されている。気力要員のレッド、ひらめき必中のブルー、
加速と幸運のグリーン、耐久と覚醒のイエロー、ヒーラーのピンク。
熱血以外あまり替えが効かないが、傾向がすっきり分かれているので扱い方は理解しやすい。

ただ、ある意味一番悩ましいのがレッドが鼓舞を覚えてしまうこと。
知っての通り鼓舞は自軍全員の気力を上げる非常に強力なSPだが、消費量は気合の2.5倍。
気合を覚えるのがレッドのみなので、使ってしまうと自分の気力は上げづらくなってしまう。
鼓舞を積極的に使いたいなら比較的気力制限の緩いビクトリーマーズを主体にしよう。

パーツ

スロット2。
全形態に共通して有用なのは装甲。ENも複数の形態で効果的。

ビクトリーロボならマックスフォーメーションを狙うために闘争本能をおすすめする。
グランドライナーは命中を底上げすると安定する。継戦能力が気になるならENより弾数。
両機ともに宇宙Bで空適応がないため、気になるなら地形適応。
ただし、宇宙戦はビクトリーマーズに任せるならそちらを補強する必要性は薄い。

備考

• 本作ではエヴァのアスカ役で有名な宮村優子氏が俳優として準レギュラー出演していた。
  そのためかアスカを援護すると特殊台詞が発生する。

本ユニットを加入させた際、「発進」の解説文に違和感を覚えた方もいるのではないだろうか。
大抵の戦隊はロボへの変形コマンドに気力105以上orHP1/4以下の制限があるのだが、
このユニットの場合それに加えて気力149未満という妙な記述が追加されている。

実は本ユニット、気力150になると通常の発進コマンドと交代でΣProjectなるコマンドが出現。
本編最終回に登場したマックスビクトリーロボブラックバージョンに変形できる隠し仕様があるのだ。

耐久性能は通常のマックスビクトリーロボに準じているが、武装は近接特化。
無消費近接格闘、有消費近接武器、近接必殺技の三種類しかないものの火力は高く
特に必殺技のマックスビクトリープロミネンスの威力は3800。
究極大獣神などの必殺技形態と同等の火力を叩き出せるのだ。
また、毎ターンENを20%も回復するので継戦能力も非常に高い。

……もっとも、150まで粘るより普通に戦ってマックスビクトリーロボを狙った方が
色々な意味で楽だと思うが。こいつに乗れるくらいまで粘ったなら、
もはやEN回復が役立つほどマップが長引くこともないだろうし。