【ハイドスタンス】

Last-modified: 2025-04-09 (水) 01:22:21
アビリティ効果敵に直接狙われなくなる
修得条件【クジンシー】(幻影)を倒す

【クジンシー】幻影を撃破すると入手することができる【アビリティ】
説明文にあるとおり、原則として敵から直接狙われることがなくなるかなり強力な効果を持つ。

敵から狙われにくくなる効果を持つ【狙われ率ダウン】については、「気持ち狙われにくくなったか?」程度の効果しかないのに対し、こちらは本当に基本的に単体攻撃のターゲットになることがなく、性能面では狙われ率ダウンの完全上位互換、それも性能は雲泥の差といっていい。
とはいえ、やり方次第ではほぼ最初期に入手できるアビリティとなる可能性もある狙われ率ダウンに対し、こちらは七英雄の幻影と戦えるようになるクリア後の裏ダンジョンでなければ入手できないので1周目では裏ボス相手くらいでしか活用できず、本格的に役立ってくれるのは2周目以降となりがち。
ただ、裏ボスそのものは強力な単体攻撃を連発してくるため、守りたいキャラクターにセットしておくと安心である。
2周目以降限定難易度であれば、打たれ弱いキャラが狙われると一撃でやられることも少なくないので、回復役などやられると困るキャラに取り敢えずセットしておくのは定石となってくる。

原則として敵から狙われにくくなると書いたとおりだが、このアビリティをセットしていたとしても、ハイドスタンス持ち以外の全てのキャラが【戦闘不能】になっていたり、【透明】状態になっていたりした場合には普通に狙われる。
特に透明状態と比べるならば、透明状態は戦闘不能のキャラよりも狙われにくいのに対し、こちらは戦闘不能より狙われやすいというのが大きな違いとなる。
もっとも、透明状態は、攻撃行動(本作では【炎の壁 Lv.2】【光の壁 Lv.2】も含まれる)で解除されるのに対し、ハイドスタンスはセットさえしていれば効果が失われてしまうことがないため、攻撃担当であれば使い勝手の良さは段違いである。

他にも陣形内で2人狙われやすいキャラがいる場合のヘイトコントロールにも便利。
このアビリティをセットすることによって狙われなくなった分の狙われ率は、残りのメンバーに等分されるわけではなく、本来の狙われ率の割合で分配されると考えられているため、2番目に狙われやすいキャラがこのアビリティをセットすることで1番狙われやすいキャラがより狙われやすくなる効果を得ることができる。
もちろん、【龍陣】など先頭に素早いキャラを置きたいが狙われやすくなるのは嫌という場合にハイドスタンスで狙われないようにするといった使い方もできる。


透明状態でも同じ事が言えるが、直接狙われなくなる効果を持つだけなので、全体攻撃や範囲攻撃の巻き添えになってしまう可能性はもちろんある。
他にも、【無無剣】【混乱】時のランダムターゲットで狙われる可能性もあるし、装備者以外全員が戦闘不能になったり、透明状態になったりした場合は普通にターゲットになる。

戦闘不能状態よりも狙われやすいため、【謀殺】を見届ける役割のキャラクターにセットするのは全く意味がない。
そちらの用途であれば素直に透明状態を頼ろう。


といった具合にクジンシーのものとは思えないほどに実用的で強力なアビリティなのだが、クジンシーのアビリティとして入手できてしまうことから、他の【七英雄】を囮にして隠れていたのでは……とあらぬ疑いを掛けられることとなった。
その上、幻影を5ターン以内に倒した際に入手できる武器がよりによって隠し持っていたであるため、他の七英雄同様近接武器で戦うと見せかけて、気付かれないように遠くから援護射撃していたという疑いがより強まる結果となっている。
しかしその割には凱旋の際、彼だけ満身創痍で足を引きずっている。