【ワンダーバングル】

RS2

ドロップ限定品。【百獣王】、【メドゥサ】、【バルキリー】、【セフィラス】が落とす。
SFC版と移植版で全く異なる性能であるため、解説も別途行なう。

SFC版

プログラムミスででたらめな性能になっており、偶然にも本作の【完全防御】のシステムとかみ合っている。
そしてワンダーバングル以外で防御力を+4確保できれば、回避成功=完全防御。【戦闘服】1枚あれば容易に達成できる。
　
それを後押しするのが、異常な回避率。盾が発動する攻撃で回避阻止率の設定がなければ確実に発動する。
つまり、剣などの片手行動なら、ほとんどの攻撃に対して無敵。
重量7もこれだけのメリットから考えれば些細な問題である。
　
ただ、完全に無敵というわけではない。回避阻止率の設定がある攻撃には発動しない場合もあるし、回避不能の攻撃もある。
例えば【まきつき】は盾発動率4/16（=回避阻止率12/16）。
回避不能の攻撃は【落月破斬】などの一部技、そして大半の術。
　
魔法属性に対応こそしているが、本作では盾回避自体ができない攻撃が多い。
ワンダーバングルが対応するのは以下6つ。

• 【熱】：【赤竜波】
• 【冷】：【月影】
• 【雷】：【雷殺斬】
• 【状】：【オゾンビート】【サイコバインド】【毒液】

　
それでも本作の高難易度を緩和するためにワンダーバングルを重要アイテムと見做すプレイヤーも少なくなく、「クリア出来ない初心者はワンダーバングルを入手するべき」と言われることも。
一方で余りに強力すぎると判断されることから、縛りプレイ等の際にはワンダーバングルは【リヴァイヴァ】、【クイックタイム】と同様に名指しで禁止されることが多い。
不具合であることから移植版ではもちろんというべきか修正されたが、資金無限増殖バグと並んで惜しむプレイヤーが多い。

移植版

大きな特徴として、対象は射属性のみであるが、回避率がなんと100%であるという点。
通常のガーダーの回避率は高くとも35%、つまり1/3程度の発動率であることを考えればこの回避率は破格といって良い。
属性については、【ウィルガード】を除いたガーダーが射属性を回避出来ないことを考えると、一般的なガーダーと比べ全く真逆の性能といえる。

射属性対策は、【ミサイルガード】というライバルがある。
ミサイルガードが使えない状況やわざわざ使うのが面倒であれば出番はあるが、ガーダーの宿命として、いかに回避率100%とはいえ、技の【回避阻止率】は無視できない。
例えば【瞬速の矢】については回避不可であるし、【影矢】についても回避阻止率8/16（1/2）であるため発動しない可能性がある。

RS3

浮遊特効の攻撃のほとんどがこのガーダーに対応しているため、ようせいに装備させて片手武器で戦えば致命的な弱点をほぼカバーできる。
対応していない特効はエアスラッシュぐらいか。
一部の敵もしっかり装備している点には注意。

SF1

前作までの射属性が突属性に統合されたため、属性限定とはいえ対応力は高め。銃技はもちろん、突属性の剣技なども防げる。
敵側にも持ち手がいるため、回避不能・あるいは回避阻止率の高い攻撃の採用に迫られるケースも多くなった。
【跳弾】のように盾回避を無効にする銃技であれば命中する。

エミリア単独行動時に【Ｒ＆Ｒ】が出てくるようならば頼りになる。

MS

盾ではなくなった。バングル=腕輪を盾と看做すのは無理があったようである。