八文字ちょうぎ（魁）

型録
	八文字ちょうぎ(はちもんじ-)		希少度 ★★
	分類
	属性	土	間合い
	種類	打刀
	奥義
	奥義名	鉢割発破（はちわりはっぱ）
	効果	敵八体：ダメージ（小）
公式説明
あっけらかんと陽気な真剣少女。縁起の良い話には目がないが、それに頼ることはなく最後に勝負を決めるのは自分の力だと信じている。 迷いなく道を切り開く意志に共鳴した「八文字長義」と縁を結ぶ。
加入時コメント
はろろ～ん！はちもんじ、ちょうぎだよ～！８８８８８８～！なが～く、末広がりで、よ、ろ、し、く、ね！！！

真剣少女について

• アプリ版リリース時から在籍。
• ブラウザ版から立ち絵が少し変更されている。

刀談

えーとー、この子は八文字長義といって、作者は備前長船の長義ちゃん。他に字が違う長吉ちゃんって刀匠がいるから、こっちは「ちょうぎ」と呼ばれることがあるんだよ。
ちょうぎちゃんこと長義ちゃんの作風は、備前長船の本流とは違って、自由奔放！が特色なんだって。なかでもこの八文字長義は最も激しい作と評価されているんだ！８８８８～！
八文字の名前の由来はねー、この刀で騎馬武者をズバババーっとまっ二つにしたら、兜が馬の左右にババーンと八文字になって落下したことから名付けられたんだよ！
その凄い逸話を残してるのが八文字長義の持ち主の佐竹義重ちゃん！さすが「鬼義重」「坂東太郎」の異名で恐れられた義重ちゃん。でも最後は狩りの最中に落馬して亡くなってるんだ…。

刀の正式名称

刀 無銘 長義(ちょうぎ)
号 八文字長義(はちもんじちょうぎ)

逸話

戦国時代の常陸国(現在の茨城県)の大名・佐竹義重(佐竹家十八代当主)は、母の実家から贈られた「長義」の刀を愛用し常に帯びていた。
永禄十年(1567)、佐竹とは敵であった北条氏政が、常陸国下妻城(茨城県下妻市)の多賀谷氏を攻めたさい、義重は援軍として戦に参加した。
通常、大将は先陣を切らないものだったが、義重は誰よりも早く先陣を切った。敵陣に切り込んだうえに、北条家の騎馬武者と対峙し、愛刀を振るった。その時、相手の騎馬武者の体は真っ二つにされ、両断された体躯が八の字になって地に落ちた。
それを見た者の口を伝って、義重の愛刀はいつしか「八文字」と呼ばれるように成ったということだ。

作風

備前国(岡山県)長船派(おさふねは)の刀工。名工・長光の子の長義(ながよし/ちょうぎ)の作。
刃の長さは二尺五寸九分一厘(約75.8cm)。

歴史

元は陸奥国浜通り(福島県浜通)の岩城氏が所有していた。
岩城重隆の娘が、佐竹義重に嫁いだ際に佐竹氏に贈られ、以降明治まで同家に伝わった。
大正時代に小泉策太郎が買い取り、昭和に入って小泉家を出たようで、現在は個人所蔵である。
徳川美術館で、かつて展示されたことがある。

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