グロック17、参戦!
変則的な配置ながらも高倍率の命中・回避の陣形バフとかなり珍しい火力デバフスキルを持つ限定ドロップHG
これ以降、○-6と○-4eではそれぞれの章に応じた限定の人形がドロップするが
初っ端から周回するのが地味にめんどくさいのが1-6と1-4eである
序盤の面なので経験値もしょっぱく、ある程度のレベルを超えると
取得経験値が1桁とかになってしまうので出来る限りプレイ初期に出会いたい
戦闘は直感で十分、頭脳?そんなものは要らないの
全体的に黒と赤でまとまったシックな服装だが、スカートは表が白地で裏が赤地の配色となっている
髪色は基本茶髪だが毛先に行くにつれてピンク色にグラデーションしていく
描き手が同じであるM14と同じ髪といったら分かりやすいかもしれない
知識よりも直感を大切にする感覚派な人形で特技も人間観察
相手の動作に関して言及することが多い、ただし自分自身が観察されるのは嫌う
観察したい箇所
口開かないで、バカっぽいです
Glock 17
オーストリアのグロック社が1980年のオーストリア軍新制式拳銃を選定するトライアルに参加し
シュタイヤーGB H&K P7 シグ P220 ベレッタM92など並みいる強豪を差し置いて
1983年に制式採用が決定したPistole 80を1985年に民間用に販売した拳銃がグロック17である
開発したグロック社は元々軍用ナイフやスコップを製造していた会社で全く銃製造と関係がなかったが
ガンマニアである社長のガストン・グロック氏の趣味が高じて開発したという経緯がある
ガストン・グロック (1929~)
グロック17の成功で一躍大富豪になったが、会社幹部に雇われた傭兵に暗殺されかけたり
横領を隠そうとした財務顧問にハンマーで襲われてたりと色々あったが今も健在
この開発経緯から、従来の銃製造の常識に囚われない要素が多く、特に有名なのが
銃にポリマーフレーム(大まかにいうとプラスチック)を多用したことで知られる
この辺の要素が拡大解釈されて
と一時期誤解されていたが、グロックはそもそも強度上問題が無い部分にプラスチックが使われているだけで
スライドやバレルなど主要部品は全部金属のため、普通にX線にも映るし金属探知機にも引っかかる
X線で見たグロック17
ただこの風評を気にしたグロック社によりポリマー部分に造影剤が混ぜられ、より銃として判別できるようになっている
当初はそのデザインから「子どもの落書きのような銃」「プラスチックのおもちゃ」とボロクソに酷評されたが
銃そのものの性能からすぐに人気爆発、現在では様々な警察・捜査機関で扱われている
ちなみに、登場当時の銃器雑誌を読むと、半端なライター程ボロクソに言って、ちゃんとしたライター程、凄い銃が出たよって評価してるのが面白い。
北米で販売がスタートした頃は、素人さんがガンショップで触って「いいね!」って買ってくことが多かったそうだ。
余談だが03年にバグダッド特派の高等弁務官が本部のホテル諸共こっぱみじんにされたイラク国連代表処爆破事件以降、
数年して常設された国連の文民警護機関でもG36Cカービンなどと共に制式火器の一つとして携行が推奨されていたり
90年代までイギリスやイスラエルの特殊部隊ではFNのブローニングハイパワーかSIGのP226/228の新旧タッグが
それまで幅を利かせていたが、嘘か真か00年代の若い隊員の間ではグロック17/19を好む者が増えているという噂だの
05年のイラク政府への主権返還後も駐留アメリカ軍への契約サービス提供業務の遂行という口実を盾に
おおっぴらにまかり通っていたCPA指令17号の下、イラクで勝手気ままに振舞っていたPMCコントラクターなども
アメリカ国務省指定を受けるような、わりと「お上品な」企業では、国内での公的機関での勤務経験に加えて
M4カービンとグロック17もしくは19の取り扱いが求められたというから、00年代に下っても色んなお金持ちから
お墨付きを下しおかれる小話が出る辺り、わりと多方面で信頼を勝ち得ているのが窺えるツワモノである
なお初の銃なのになぜ『17』なのかはグロックが17連発だからとか、申請した特許が17個だからとかイマイチはっきりしない
今はバリエーションも増えて17から43までナンバリングされた商品が発売されている