NTW-20

ダネル君とガンスリンガーガールの関係性なんダネル
まず最初に言うべきことは原作を読む方が早いしわかりやすいんダネル
かなり鬱展開こそあれどテンポもいいうえ15巻程度で読みやすい作品なんダネル

「ダネルはジャコモじゃないダネル…」みたいなことを義体たちの前で言ってて義体たちからいじめられたりするかわいそうなダネル君だがこれには深いかもしれない訳がある
物語は終焉に向かう後半　クローチェ事件の主犯であり五共和国派最大のテロリスト　ジャコモ=ダンテが出てくることになる
そして11巻　ベネツィアのサン・マルコ広場の鐘楼を占拠する事件が起きた　その際ジャコモは2㎞ほど先のサンクレメンテ島に待機
「公社の殺し屋が本当に不死身か確かめる」そういって取り出したのがダネル君ことNTW-20である
そして義体であるトリエラとベアトリーチェが鐘楼を制圧した際に仕掛けてあった自爆用の巡航ミサイルがあと少しで爆発するという事態になる
ベアトリーチェはトリエラを生かすためにミサイルを持ち上げ放り投げようとした際にジャコモ＝ダネル君の狙撃が始まる
最初の一発は右に1mほどズレたがジャコモは副官の観測手の観測に従い第二射を放つ(創作では数少ない射撃観測でもある)
ベアトリーチェの胸部ど真ん中に命中した　最後の力を振り絞りミサイルを投げ捨てたがベアトリーチェは死亡（この際の爆発によりジョゼ山は右目を失う）
これにより義体も対物ライフルは防げないということを五共和国派に知らしめることになる
つまりダネル君はベアトリーチェを殺したのだ!!
そしてダネル君は最終段階でありコラボでもヘンリエッタステージとなった新トリノ原発でもジャコモの銃として出てくる
担当官の頭を吹き飛ばすなどしたが義体は殺してない
むしろジャコモと対峙した際にリコに鹵獲されジャン山ごとジャコモの脇腹を吹き飛ばした
だが当たり所が良かったのかどちらも生存しジャン山は新たな組織の長にジャコモは逮捕された*3
リコの「私のために生きて」もこの話である

だがむしろトリノ原発においては他の五共和国派はベレッタ Rx4*4といのり…さんことM82を使用しており M82の射撃でモブ義体が犠牲になった
名あり義体もトリエラは左足と左手を　ヘンリエッタはP90のリングサイトを吹き飛ばされるなどもあり配備数が多いとはいえ（敵側の）大活躍をした
最低でも描写がある限り3人の義体を実質撃破したこともありどちらかというと義体キラーはいのり…さんの方であるともいえる

つまり実際のところ滅茶苦茶恨まれているダネル君だが実際のところ恨んでいてもおかしくないのは目の前でビーチェが死んだトリエラくらいで他は伝聞程度
むしろリコには実質的にジャコモを打ち倒しジャンを救った銃ともいえるのダネル！だから恨まないで欲しいんダネル！仲良くして欲しいんダネル！