BR 185
Last-modified: 2025-07-24 (木) 19:17:02

ゲーム内説明
- 国際的な運用を想定し、2種類のシステムを利用できる185シリーズ。Europalokとも呼ばれます。
概要
- ヨーロッパ車両群で2000年に登場する電気機関車がBR 185です。同時に最高速度160km/hに対応する貨車も登場するため、最初から旅客・貨物のどちらでも最高速度を発揮することができます。旧型車の置き換えにも超大貨物路線の開拓にも大いに役に立つ優秀な性能を持つ機関車です。
- 登場する2000年には、旅客列車としては既にRe 450やTGV、ICE 1等の優秀な固定編成列車が存在するため、主な用途は貨物列車となるでしょう。
史実
[添付]
- ドイツ鉄道のBR 185は、'TRAXX'ブランドの初期バージョンにあたる機関車です。
185形前史
- ドイツ連邦鉄道(→ドイツ鉄道)は、従来運用してきた機関車の更新を1990年頃から検討しており、128形試作電気機関車を製造して諸元を取りまとめていました。これを元に設計されたのが、AEGの貨物用機関車である145形電気機関車で、AEGからアドトランツとなった後の1997年に登場しました。145形は、ドイツ鉄道が80両を発注した他、他リース会社からもある程度の発注がありました。
- 145形機関車が運用を開始していた頃、ドイツ鉄道の旅客部門でも高速の機関車が必要になりました。1999年から2000年にかけて、一部地域には145形を小改造して使用し、更に20両の145形を特別に160km/h運転可能にして対応したものの、これでは貨物用機関車の置き換えに支障が出ることは明らかでした。そこで、ドイツ鉄道は145形をベースにした160km/h対応の旅客用機関車をアドトランツに発注しました。これが146形機関車で、2001年からボンバルディアになった2002年までの間に31両が生産されました。
185形とTRAXX
- 145形の導入で旧型機関車の入れ替えに向けては一息ついたものの、ドイツ鉄道の貨物部門は他にも問題を抱えていました。当時は国境をまたぐ貨物列車も拡大しており、国境での機関車の付け替えが運用上のネックになっていたのです。そこで、145形をベースに、ドイツの15kV/16.7Hzだけでなく、フランス・ルクセンブルク・デンマークなどの25kV/50Hzにも直通できる、複数電源対応の機関車をアドトランツに要求しました。これによって2000年に登場したのが、BR 185すなわち185形電気機関車です。
- ドイツ鉄道の他、スイス連邦鉄道や欧州で活動する車両リース会社等が本車両を購入しています。
- 'TRAXX'は、この185形に名付ける形で、'TRACTION'、'TRACK'、'ATTRACTION'の3つの用語に共通する'TRACK's(TRAX)を元に、「Transnational Railway Applications eXtreme fleXibility」の略として2003年に生まれました。185形は、TRAXXの命名基準により、TRAXX F140 ACと名付けられました。F=Freight(貨物)、140=最高速度140km/h、AC=交流です。
- 後に'TRAXX 2'が登場した際に、それ以前のバージョンは'TRAXX 1'とされました。
以降の話、よもやま話
- ドイツ鉄道は185形を400両発注しましたが、途中で改良型の'TRAXX 2'仕様であるF140 AC2が登場すると、未納入分の200両についてはF140 AC2の納入に切り替えられました。その際、形式名ではF140 ACが185.1形、F140 AC2が185.2形となっています。
- 旅客用機関車としては、146形と同様に15kV/16.7Hzのみ対応のP160 ACをドイツ鉄道が32両購入(146.1形)した他、TRAXX 2仕様のP160 AC2もドイツ鉄道が3回に分けて106両購入(それぞれ146.2形、146.5形、146.3形、仕様は全て同じ)しています。
- 'TRAXX 2E'のAC/DC両対応機関車や'TRAXX 3'となる機関車もドイツ鉄道は購入していますが、こちらは186形、187形(旅客用は147形)のように形式番号が変わっています。
- 途中に記載している通り、この185形は貨物用機関車であり、最高速度は140km/hです。ゲーム中のスペックである160km/hではありませんし、145形のように一時的に160km/h運転をしていたこともありません。
説明にある「Europalok」は、ドイツ語で「ヨーロッパの機関車」という意味になります。
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