BR E 94

Last-modified: 2025-06-07 (土) 12:44:26

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  • 各種パラメーター
    値段維持費最高速度パワー牽引力全長駆動方式年代
    $11,024,184$1,837,36490km/h3,000kW37,016重量kg18.6m電気1938~1995

ゲーム内説明

  • 貨物輸送用に設計された大型の6軸電気機関車。「German Crocodile(ドイツワニ)」の愛称で知られています。

概要

  • 貨物列車の最高速度が80km/hのときに登場する、ハイパワーな機関車です。
    旅客列車では、既に最高速度125km/hのClass A3 Flying Scotsmanや100km/hのAe 4/7、そして120km/h対応の客車BC4が登場していますので、BR E 94の役割はもっぱら貨物輸送になります。
    そのパワーは本物で、同じく貨物列車に適しているといえるCe 6/8 II Crocodileの約1.8倍のパワーに約2.5倍の牽引力を持つため、長編成の貨物列車であっても80km/hで楽々運転することができます。
    1950年に120km/h対応の貨車が登場すると、Re 4/4による高速貨物列車の運行ができるようになりますが、同等の長さの列車を運行するには重連が必須のため、まだしばらくはBR E 94のままでもよいでしょう。
    1960年に登場するSeries 1042はより大きなパワーをもっていますので、こうなったらさすがにBR E 94から置き換えるのが無難です。

史実

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製造国製造会社
ドイツAEG、シーメンス=シュッカート製作所 他数社
  • E 94は、ドイツで設計された貨物列車用の機関車です。
    路線の電化によって高性能な貨物用機関車が求められていたドイツでは、1933年に登場したクロコダイルタイプ*1の機関車E 93によってその需要に対応していました。
    E 94はE 93の後継車両として設計され、重量物輸送だけでなく、オーストリアの山岳ルートの急勾配*2にも対応できる新型機関車として1940年に登場しました。
    E 94は戦時輸送用の主要機関車として製造が優先されたため、第二次大戦の終結までに146両が納入されています。
    後期には、原料不足により家庭用品を鋳つぶすなどして材料を確保していました。
  • 第二次大戦後、E 94は東西ドイツとオーストリアに残り、各々の鉄道会社で運用されることになりました。
    • 西ドイツには77両が残り、更に1954年から3年間で43両を新造、そして東ドイツから4両を購入したため、最盛期には124両を所有していました。
      UIC基準の番号につけなおす際、クラス194として指定されています。
    • 東ドイツには19両が残り、このうち14両が賠償車両としてソ連に渡り(のちに返却)、また多少新造もされました。
      西ドイツに4両を売却後、UIC基準の番号につけなおす際にクラス254として指定されています。
    • オーストリアには44両が残り、更に未完成だった3両を後年に製造しています。
      1956年に、系列名称がクラス1020に変更され、様々な列車で運用されました。
  • 最終的な製造数は、E 94として197両、OBB 1020として3両、計200両です。
    最後まで営業運用されていたのはオーストリアで、1995年に引退しました。
    E 94は、E 93とともに「ドイツのクロコダイル」として著名です。
    E 94は製造数が多かったこともあり、数両が動態保存されており博物館鉄道で運用されている他、多くの車両が静態保存されています。
    • E 93は18両しか製造されませんでしたが、3両が静態保存されています。

コメント


*1 前後に対称的なボンネットを持ち、横から見たとき凸のような形状になっている機関車の通称
*2 設計当時、ドイツはオーストリアを併合していた