テオフラッド・ホーエンハイム

短評

テオフラッド

突飛な言動と倫理観で触手達を魅了する我らが大公。ユニット性能は主人公らしく火力とバフを兼ね備えた万能型になっている。
カブト割、致命必殺、確率追撃と取り敢えず基本的な火力スキルは持ち合わせているものの、特攻は女以外は序盤では比較的刺さりづらい。
テオフラッドに指揮を受けさせる為にリーダーを譲るよりは、火力充分な活性屋として見た方がスムーズに事が運ぶ。
特攻難は割と低級の装備で補えるようになる為、師団を組み直す際は其処を一つの目安にしてみるのも良いだろう。

余談だが、VBF、VBG、VBFIにおいては行動増加はエンカウントになると追加攻撃扱いとなっていた。
今作では何回か試してみたが、行動増加2と行動増加5のテオフラッドで比較しても目に見えてダメージに大幅な差がない。ほぼ同等という結果に落ち着いた。
しかし魔導大公で行動増加を0と3(エーテルマスターと偉大なる指導者」で比較するとダメージが倍近く異なる結果となった。
可能性としては行動増加を持っていればすべて確率追撃100扱いされるというものが一番ありえそうか。
流石にエンカウント限定とはいえ、通常のテオフラッドで確率追撃200、偉大なる指導者で確率追撃500扱いということはなさそう。
よってエンカウントバトルで運用する場合に限り、プロメテウスは次元斬撃+確率追撃100の可能性がある。
装備で何を持たせるか悩んでいる人は一応覚えておくと良い。
これに限らず今作において最強スキルは行動阻害、次点で行動増加というくらい行動スキルはアタック師団では必須。
行動値は戦術で増やすこと、ないし減らすことも可能ではあるが、いずれにしてもアタック師団に必ず混ぜて使うと良い。

称号の雑感は下記の通り。勿論ほかの考え方もあるので、あくまでもひとつの考えとして参考にしてもらえれば。

エーテルマスター

師団活性が45に、戦術補助が150となる称号。基本的にアタック師団に入れて使うテオフラッドとはとても相性が良い。
「プロメテウス」と「アドミラルコート」を持たせて反撃対策と戦術補助+25、おまけで行動増加を3にするのが基本形か。
「プロメテウス」がもったいない場合、「S弓矢アロー」も有効。

偉大なる指導者

師団指揮15+行動増加3。行動増加は5となり、行動阻害さえ受けなければ最大値の行動値10となる。
リーダーにすることで師団指揮30とバッファーとしてはとても強力となる。
上述もしたが、LV1のテオフラッドに「エーテルマスター」とこれを持たせてエンカウントのダメージを対比したところ、前者が再頻出値248、後者が254という結果となった。
よって行動増加2と行動増加5はダメージ係数に大きな変化を与えないとみて間違いないと思われる。
ちなみに魔導大公で行った場合、前者が1418、後者が2799(敵師団全滅)という値が再頻出であった。行動増加0と3では係数に変化があるとみてまず間違いない。
行動増加1ないし2以上でそれぞれ確率追撃100.200扱いする可能性もあるが、テオフラッドの場合はいずれにしても火力称号とは見ることはできないので注意しよう。

魔導の探求者

術式増幅+器兵指揮。リーダーにすると術式増幅が35となるが、大雷撃陣や術式増幅の数値を見ても反撃対策を見ても魔導大公ではなくテオフラッドにこの称号を持たせる意味はあまりない。

新世代のエーテノイド

女性活性+女性弱体。師団活性の「エーテルマスター」を選ばない理由として女性弱体と女特攻にそれだけの価値があるかどうか。
現時点ではあまりないように見える。

黄昏を越えし者

必殺増加35+確率追撃150。
反撃対策で「グリザーニドレス」、射撃部分は火力増で「プロメテウスΩ」とすると側面攻撃20、次元斬撃15、カブト割25、必殺増加35、致命必殺50、全力攻撃120、確率追撃200となる。
ダメージ倍率はそれなりに高く20倍弱程度までは見込めるが、「真理を究めし者」のほうが強くなりやすい感はある。
「グリザーニドレス」を持たせず遠隔攻撃で戦う場合ならば、パリングに強くなる点が「真理を究めし者」と比較する際で感じる強みではある。
よって1周目や低難易度で周回中であればこちらのほうが便利なことも多い。

真理を究めし者

カブト割50+全力攻撃50。「黄昏を越えし者」と同様の装備ですらこちらのほうが1割程度ダメージ期待値が高くなりがち。
ただこの称号に限らず火力重視であるならばテオフラッドではなく魔導大公にすべきかも。

魔導大公ではなくテオフラッドを使う強みは、行動増加と種族を選ばないバフ。
そして味方全師団パラメータ25％増＆敵全師団パラメータ25％減の「ハイブーストシャワー」であるといっても良い。
この戦術は事実上味方全師団の与ダメ66％増、被ダメ40％減に等しく、今作でも最強戦術の一つであるため、これの発動率を上げるという点で「エーテルマスター」がまず強い。
あるいはバッファーとして「偉大なる指導者」も強力だが、それ以外は魔導大公を使ったほうが便利だと思われる。

魔導大公

カオスルートにて魔族から超越種族へと変化した大公様。変化条件は特に難しいことはなく、カオスルートを進行していると強制的にテオフラッドから変化する。
どちらかというとサポーターであるテオフラッドと比較すると、次元斬撃や「全」特攻などアタッカーとしてとても強化されている。
またテオフラッドであれば国を統べる大公らしくどこの師団に入れてもシナジーがあったが、魔導大公状態ではホムンクルスもとい器兵と強いシナジーが現れるようになった。
それ以外にも戦術スキルの使用コストが上がっているなど、細かく変化があるので注意しよう。またVBGとは異なり、種族「蟲」を持っていない。蟲師団入りはできなくなっているのも覚えておこう。
反撃対策として次元斬撃を持っているなど、基本的にはアタッカーとして強化すれば問題ない。もちろんバッファーとして強化しても強いので、師団に合わせた強化をしてあげよう。

称号の雑感は下記の通り。テオフラッドとは異なりダメージディーラーとして強化するほうがよさそうではある。

エーテルマスター

師団活性+戦術補助。魔導大公も十分戦術が強力であり、その戦術を使いやすくするこの称号は十分有効。
決して弱い称号ではないのだが、テオフラッドにつけるのと比べると価値は薄い。

偉大なる指導者

師団指揮15+行動増加3。行動増加を持っていない魔導大公の場合、行動増加3はエンカウントバトルだと火力が上がる。
VBF、VBGと同様であるのならば行動増加＝エンカウント限定での追加攻撃1＝確率追撃100なので、バフ+火力称号ともいえる。
エンカウントバトルでのみ使用する場合は利用価値がある。アタック師団に混ぜる場合は別称号のほうが強いことが多い。

魔導の探求者

術式増幅+器兵指揮。リーダーにすると術式増幅が40となる。
「ブリーシンガメン」と「絶対神のローブ」で術式増幅が70となるが、これは全ユニット中で最大値となると思われる。
さらに大神術陣25と大雷撃陣20の継続ダメージ、おまけで戦術妨害150となるが、継続ダメージ特化師団のリーダーをやらせる場合は一番ダメージが出せるユニットとなる。

新世代のエーテノイド

女性活性+女性弱体。テオフラッドと同様あまり価値はない。

黄昏を越えし者

必殺増加35+確率追撃150。
「乖離双星・滅」と「アドミラルコート」で全域攻撃、次元斬撃75、必殺増加60、致命必殺175、確率追撃150、全力攻撃50となる。
ダメージ倍率は60倍強といったところで、敵に防御スキルがなければ最高難易度でも安定して4桁は削り続けてくれる十分な火力ユニットとなる。

真理を究めし者

カブト割50+全力攻撃50。「乖離創星・滅」がない状態であれば、こちらのほうが「黄昏を越えし者」よりも強化しやすい。
「エーテルシュート」と「アドミラルコート」とすれば十分強く、テオフラッドよりも火力が出るのは間違いないだろう。
「乖離創星・滅」と「アドミラルコート」を持たせて全域攻撃、次元斬撃75、カブト割50、必殺増加25、致命必殺175、全力攻撃100とした場合だが、
大体ダメージ倍率で55-60倍程度でわずかに「黄昏を越えし者」よりもダメージが落ちやすい。
またメイン師団で間違いなく運用するこのユニットは、攻撃回数の多さがそのまま戦術の使用回数に直結する点も併せて「黄昏を越えし者」より多少劣る。
強みとして「超」特攻という強敵にこそ刺さる特攻であるという点もあるが、そもそも「全」特攻持ちであることから特攻増加の影響はそこまで大きくはない。
とはいえ最高難易度挑戦前くらいであれば「黄昏を越えし者」よりもダメージが多少大きいのは間違いない。

継続ダメージ特化の「魔導の探究者」、純粋な最大ダメージならば「黄昏を超えし者」が強くなりやすいといった感じだろうか。
サポーターとして使えなくもないが、サポーターとして使うのであればテオフラッドのほうが使いやすいかもしれない。

ユニット性能

追加スキル

戦術スキル