《ミニゲーム》/【パズルボックス】

【関連項目】
→《地名・地形・施設》/【ミレニアムパズル】

3rd、F、5thに登場するミニゲーム。その名の通り立体的なパズルゲームを楽しむ事が出来る。
いずれも物語中盤からチャレンジすることが可能になり、アウトフィールドをサーチする事で発見できる。
不思議な空間に四色のブロックが配置されており、同じ色を２つ以上重ねる事で消す事が出来、ブロックを全部消す事でクリアとなる。各問の初回クリア時と全パズル攻略時には報酬が用意されている。

• 当たり前だがブロックをくっつけて消すのが条件。ブロックが余ったり邪魔だからといって奈落に落とすなんてズルはできない。
  • 複雑なパズルの終盤で、操作を誤って奈落に落としてしまった時のやるせなさといったら…

ブロックは押したり引いたりのみすることができ、各種グッズの使用はできない。
難度の高い問題となると普通に一個ずつ消すだけではクリアは不可能で、複数のブロックをまとめて消すことが重要になってくる。

• まずはブロックの数から確認し、解法をシミュレートしてみるのがセオリー。

逆に、すぐに消しにいける物を消してしまい他のブロックを消すための経路が潰れることもある。

• 『近道を探してばかりじゃうっかり迷い道にはまりかねん』…これ、誰の言葉でしたっけ？

どの作品でも、パズルボックスの報酬宝箱は宝箱回収率に影響している。
これは即ち、ブラックボックスと戦うためには避けて通れぬ道ということでもある。

• 5thでは一つの宝箱を複数回開ける裏技があるので、ブラックボックスと戦いたいだけならば必ずしも全問クリアする必要はないが、Ex.ファイルの「キャラクターボイス」と「キャラクター図鑑」を解禁するためにはパズルボックス全問クリアがノルマに課せられているため、それらを目指すなら結局は攻略しなければならない。

3rd

3rdでは“ミレニアムパズル”名義で登場。
グラボイドを撃破後、デューンキャニオンで働く駅員サイモンに話を聞く事でサーチ可能となる。
全20問用意されており、すべてサーチするには馬や砂上艇、ロンバルディアなどを使う必要がある。
サーチ後に入るとロビー内にはパズル番号が書かれた石版とパズル空間に飛ばされるクリスタルが存在する。石版の裏側から調べるとヒントが表示されるものの、あまり役には立たない気がする…
No. 18のヒントにはクライヴのお義父さんの格言が使われているのだが、これはサイモンがベルリッツと知り合いだったのか、それともベルリッツが有名な学者だったと取るべきか。
パズルをクリア後ロビー上段に宝箱が出現する。宝箱の中身は微妙な物もあれば貴重な物も存在するためできれば全部解いておきたい。特に、No. 14のテレポートオーブはあれば移動がこの上なく楽になるし、No. 19のヴァンブレイスやNo. 20のガンスターサイン等は戦闘の役に立ってくれるだろう(ただし、すでにミーディアムのスキルにあるものばかり、なので、必要かどうかは人次第だが)。
全部解いてから駅員サイモンに話しかければEx.ファイルキーが貰える。曰くクリア可能なのは自分だけだろうとタカをくくっていた模様で、パズルを完全踏破された事に驚いている。

パズルを解くのもそれなりに難しいのだが、何よりブロックを掴もうとして○ボタンを押す→ブロックを掴み損なってダッシュ→そのまま崖から落ちてロビーに戻される……なんて事故が多々あるので注意。
この辺の問題はFでは多少解消された。

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5th

メシスにいる精悍な鉄道作業員に話しかけて以降、アウトフィールドでサーチ可能になる。全20問あり、一部はアースガルズや転送事故を利用しないと行けない場所に存在している。
3D空間内でのパズルであった3rd・Fと異なり、5thのパズルボックスは4thのエクストラチャレンジよろしくサイドビュー2Dアクションゲームの様相を呈している。

• 勿論4thのジュードと違い、ディーンは二段ジャンプやアクセラレイターは使えない。
  尤もあちらとはミニゲームの方向性が違う上、使えないということは使わなくてもクリアできるように作られているわけであるため、そこまで気にする必要はないが。

基本的なルールは過去のパズルボックスとほぼ変わっていないが、ブロックが消えている間動くことができなかった3rd・Fと違い、5thではブロックが消えている間も移動が可能である(一部の設問はこのことを知らないと解けない)
調子に乗ってウロウロ動き回っていると、下のブロックが消えたために上から降ってきたブロックに潰されてしまいやり直し……なんて情けないオチが付くことも。
また、F同様にブロックを全部消した後は決められたゴールポイントに触れて戻ってこないとクリアとカウントされない。中にはかなり意地悪な位置にゴールポイントが置かれている場合もあるので要注意である。

20のお題をすべてクリアすると、精悍な鉄道作業員からキャロルのARMパーツであるEZミサイルマイトが貰える。

パズルクリア後の宝箱はアウトフィールドに置かれる。クリスタルと並んでひっそりたたずむその姿は哀愁が漂う。

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F

Fからは晴れてパズルボックス表記に。船の墓場ヤードにいるパキータに話しかける事でサーチ可能となる。
すべてサーチするには船やアースガルズ、ガルウィング、コールホイッスルが必要となり3rdよりも大変。数も増えて全30箇所になった。
構造は3rd同様ロビーにパズル番号とヒントが書かれた石版、パズルフロアにワープするクリスタルが置かれており、パズルクリア後には宝箱が出現する。
ご褒美の宝箱の中身にはブラックパスや四人の魔女の六章と八章があったりと前作よりも貴重感がある気がする。
全部解いてからパキータに話しかければEx.ファイルキーが貰える。

パズルの基本構造は前作と同じだが、うっかりフロア外に落ちにくいようシステム面での配慮がされた。

• パズル空間内ではダッシュが不可能になり、またフィールドやブロックの端にキャラが差し掛かるとおっとっとモーションをすることで即奈落落ちしないようになった。
  ダッシュが不可能になったことで、ぐるっと回り込んでブロックを反対側から押すときもいちいち歩いて行かなければならなくなったが、そこはまあご愛嬌である。

3rdとは違いブロックが2個・3個繋がったような形状の、キャラでは動かすことができないブロックが登場。
邪魔な位置にある場合などは当然他所から動かせるブロックを持ってきて消す必要が生じたため、全般的な難度は3rdより上がっていると言えるだろう。

また、もうひとつの注意点として「ブロックを全て消した瞬間クリア扱い」の3rdと違い、Fでは「ブロックを全て消した後に出現するワープクリスタルに触れてロビーに戻ってくる」ことで初めてクリアという扱いである。仮にブロックをきちんと全部消したとしても、脱出用のワープクリスタルが登れない段差の上に出てしまい、仕方なしに奈落へ飛び降りて戻ってきた場合はクリアとは見なされない。縦に長い空間のパズルなどでは特に注意が必要である。

システム上ボイスが付いたことにより、パズル内で連鎖をするとキャラが喋るようになった。
大連鎖を決めるとキャラも大はしゃぎするので一見の価値あり。

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