イギリス/南アフリカ RankV 駆逐戦車 G6 Rhino
概要
イベント【ACES HIGH】にて実装された軍票ガチャ限定車両。
AuF1、VIDARに続きWTMでは3両目の自走榴弾砲となる。火力はAuF1の榴弾の貫徹力が66mmになっており、VT榴弾もあるので対空戦闘も可能である。
装輪車なので機動力は良いが不整地の場所などでは少し苦労する
車両情報(v1.67)
報酬・修理
| SL倍率 | 4.0 |
|---|---|
| RP倍率 | 9.5 |
| 修理費用 | 5 |
車両性能
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 砲塔旋回速度(°/s) | 48.9 |
| 俯角/仰角(°) | -5/75 |
| リロード速度(秒) (スキルMAX) | 14.9 |
| スタビライザー/維持速度(km/h) | 無し / - |
| 車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 30 / 15 / 15 |
| 砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 20 / 15 / 15 |
| 重量(t) | 46.0 |
| エンジン出力(hp) | 550 |
| 2,300rpm | |
| 最高速度(km/h) | 103/-9 |
| 視界(%) | 136 |
| 乗員数(人) | 6 |
武装
| 名称 | 搭載数 | 弾薬数 | |
|---|---|---|---|
| 主砲 | 155 mm G6 L/45 cannon | 1 | 41 |
弾薬
| 名称 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||||
| 155 mm G6 L/45 | M1 | HE | 45.5 | 11.14 | 897 | 63 | |||||
| M1 (PF) | HE-VT | 45.5 | 11.14 | 897 | 63 | ||||||
発煙弾
| 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||||
| G6 Smoke | Smoke | 45.7 | 50 | 897 | - | |||||
小隊ツリー
| 前車両 | - |
|---|---|
| 次車両 | Charioteer Mk VII |
解説
特徴
車体後方に配置された砲塔から伸びる他国の自走榴弾砲よりも長い砲身が特徴的な自走砲。
--加筆求む--
【火力】
西側の標準的な155mm榴弾砲だが、30口径のAuF1と違って45口径のG6は砲口初速の向上により弾道特性が優秀なので照準もしやすく素直に直撃が狙える、また砲塔可動域が左右40°のみという制限があるものの砲塔旋回速度が早く加えて砲昇降も素早いためある程度楽に扱えるだろう。
仰角は75°ある為、VT砲弾を利用した対空戦闘も可能である。偏差を見切る経験と、左右射角を見越して車体ごと向きを変える勘さえあれば、砲旋回昇降の速さが輝いてくる。
また不便な点として機銃が搭載されておらず、木や柵などのHEの障害となる物を破壊する事が出来ない。
【防御】
7.62mm程度なら防げるが12.7mmを上回るとさすがに貫通されてしまう。後方車両だししょうがないね
何気に車長が主砲発射可能であるが、砲塔を撃たれるとたいてい車長もお亡くなりになる。また適切に弾薬を減らすと車体を撃たれても操縦手とエンジンしか被害を受けず撃たれ強い。と錯覚するかもしれないが、左右射界のため前後進できないとほぼ反撃できなくなるため、一発多めに弾を浪費させる程度に終わることが多い。
また16発以上弾薬を積むと車体前方のアゴみたいなところに弾薬が入るので注意。
弾薬配置
弾頭
装薬
①から順番に消費される(つまり最後の数字の弾薬庫は弾を使い切るまで残り続ける)
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公式wiki配置図リンク
| 弾薬庫の状態 | 満タン | 1を空に | 2を空に | 3を空に | 4を空に | 5を空に | 砲閉鎖以外 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 搭載弾頭数 | 41 | 39(+2) | 36(+5) | 33(+8) | 25(+16) | 17(+24) | 1(+40) |
| 搭載装薬数 | 41 | 17(+24) | 9(+32) | 1(+40) |
前部の弾薬を無くすには17 (+24)発まで減らす。
【機動性】
装輪の為整地では最高速93km/hまで出すことが出来る(加速に相当時間がかかるため戦場だと大体70km/hが関の山だろう)、不整地でもこの規模の車両としては悪くは無いだろう。
同じ南アフリカ車両のRatelシリーズよりも馬力重量比は悪いが、そこまで機動力を嘆く人が多くないのは、デカすぎてそもそも機動力に期待されてないからであろう。真に困るのは、大柄故に旋回半径が大きい点である。また巨体で装輪ゆえに障害物等に衝突すると失った速度を取り戻すのに時間を要する。
史実
G6ライノ155mm自走榴弾砲は、南アフリカ陸軍砲兵軍団の要求に沿ってLIW社(現デネル・ランドシステムズ社)が開発した、世界でも数少ない装輪式の自走榴弾砲である。
車名の「ライノ」(Rhino)は現地語で「サイ」を意味しており、長砲身砲を振りかざす本車にぴったりのネーミングとなっている。
装輪式車両は装軌式車両と違って長距離の自走が可能なので、広大なサヴァナ地帯で長距離侵攻作戦を行う南アフリカ軍の運用に適しており、使用環境の似通ったアラブ首長国連邦やオマーンといった中東の砂漠国に対しても輸出実績を上げている。
G6自走榴弾砲の最初の試作車は1981年に完成し、翌82年に初めて公開された。
その後改良を加えられた増加試作車と先行生産型が作られ、1988年には最初の生産型が完成している。
G6自走榴弾砲は南アフリカ陸軍に43両が採用された他、1990年にはアラブ首長国連邦に78両が輸出され、さらに1994年にはオマーンにも24両が輸出されている。
全長10m、50t近い巨体は3軸6輪の巨大ランフラット防弾タイアで支えられ、全輪駆動方式を採用している。
車体レイアウトは、操縦室が車体の最前部に2個のタイアに挟まれるように配置され、その背後に機関室、車体の後ろ半分が戦闘室となっており、大型の旋回砲塔がちょうど4個のタイアの上に載せられている。
操縦手席は車体の最前部中央に置かれ、3面を大型の防弾ウィンドウに囲まれているので非常に視界が広く、運転し易い。
車体は圧延防弾鋼板の全溶接構造であるが特に重要部位の装甲板は厚くなっており、20mm機関砲弾の直撃に耐えるという。
また車体には南アフリカの車両らしく対戦車地雷の炸裂から乗員を守る構造や、何日間かの独立戦闘に必要な用具・補給品を収容するスペースが設けられている。
エンジンは、出力525hpの空冷ディーゼル・エンジンを採用している。
巨体の割に小さなエンジンに感じるがそこが装輪式車両の優れたところで、装軌式車両と違い充分な機動力を発揮できる。
具体的には高速道路であれば最大速度85km/hのスピードを出し、砂漠地帯でも30km/hで走破するという。
また航続能力は70km/hのスピードを維持したままで、700kmの距離を走り続けられる(燃料700リットル)。
21.00×25のランフラット防弾タイアは、油圧ショック・アブソーバー付き独立トーションバーで支えられ、路面に適応したタイアの空気圧を調整できる中央タイア圧制御装置も搭載する(オプション)。
機関室と車体後面の左右には、射撃時の安定性を確保するために格納式の駐鋤が備えられており、60秒で射撃姿勢に、さらに30秒で走行姿勢に移ることができる。
砲塔は車体と同じく圧延防弾鋼板の全溶接構造で、砲塔内には前部右側に車長、前部左側に砲手が位置する他、装填手、閉鎖機操作手、弾薬手の合計5名が搭乗するが、持続射撃を行う場合には弾薬手が砲塔外に出て車体後面の小ハッチから給弾を行う。
主砲はLIW社が開発した牽引式の45口径155mm榴弾砲G5を車載化したもので、NATO規格の全ての155mm砲弾を発射することができる。
砲口には単作動式の砲口制退機が装着されており、砲の俯仰角は-5~+75度となっている。
最大射程は通常弾で30km、ベース・ブリード弾で39km、ロケット補助推進弾(VLAP)で50kmだが、2001年には最大射程を70kmに延伸するPRO-RAM弾が開発された。
発射速度は最大装薬で4発/分、15分間の持続射撃を行うことができる。
携行弾数は砲弾が45発、装薬が50個で、全て砲塔リングの下部に収納されている。
砲撃精度は、射距離30kmにおいて誤差が距離で144m、方位角で60mだという。
G6自走榴弾砲は欧米の最新エレクトロニクス満載型自走砲に比べると、駆動系にマニュアル操作が残っている自走砲だが安価で堅牢、何より砲撃能力と高速機動力は秀逸と評価できる。
ただし、大きな欠点は360度の全周砲撃ができないことである。
砲撃の可能旋回範囲は、左右各40度ずつだという。
そこで輸出用として360度の全周砲撃ができるT6砲塔システムが、G6砲塔をベースに開発された。
T6砲塔システムの主砲は新開発の52口径155mm榴弾砲に換装されており、APU(Auxiliary Power Unit:補助動力装置)が追加されている。
T6砲塔システムは砲塔部のみで自走榴弾砲としての機能が完結しているため、様々な戦車の車体に簡単に搭載できるのが売りとなっている。
1996年に南アフリカ陸軍は、保有する43両のG6自走榴弾砲を近代化型のGV6に改修することを発表し、すでに改修を完了している。
また射程の延長を図って、主砲を52口径155mm榴弾砲に換装することも計画されている。
小ネタ
外部リンク
コメント
【注意事項】
- 荒らし行為に対してはスルーしてください。不用意に荒らし行為に反応し、荒らしを助長した場合は、荒らし共々BANされる可能性もあります。

何を目的である? -- 2025-11-04 (火) 23:41:42