KV-122

Last-modified: 2024-05-18 (土) 12:31:32

ソ連 RankⅠV 重戦車 KV-122

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概要

KV-1SというKV-1シリーズの最終形にIS-2の砲塔を載せた戦車。

車両情報

報酬

SL倍率2.0

車両性能

項目数値
砲塔旋回速度(°/s)22.4
俯角/仰角(°)-3/20
リロード速度(秒)
20.8
スタビライザー/維持速度(km/h)無し / -
車体装甲厚
(前/側/後)(mm)
75 / 60 / 75
砲塔装甲厚
(前/側/後)(mm)
100 / 100 / 100
重量(t)48.0
エンジン出力(hp)992
2,000rpm
最高速度(km/h)37
実測前進~後退速度(km/h)*** ~ -***
視界(%)101
乗員数(人)4

武装

名称搭載数弾薬数
主砲122 mm D-25T cannon128
機銃7.62 mm DT machine gun11890

弾薬*1

名称砲弾名弾種弾頭
重量
(kg)
爆薬量
(g)
初速
(m/s)
貫徹力(mm)
10m100m500m1000m1500m2000m
122 mm
D-25T
BR-471APHE25.0246.4795205201182161143127
BR-471BAPHEBC25.0246.4795205203191178166155
OF-471HE25.03,60079537

小隊ツリー

前車両-
次車両PT-76B

解説

特徴

ランクⅤのIS-2の砲をランクⅣで振り回せる。

 

【火力】
本車と遭遇する戦車でこの方に正面から耐えれる戦車はおらず、あのKV-220ですら防御姿勢を取っていても抜かれる程である。しかしその代償として装填速度は20秒超えと他の戦車は2.3発撃てる程の遅さである。また初期弾であるBR-471 APHEは傾斜装甲に弱く、運が悪ければパンターの140mm程の正面装甲に弾かれてしまう。もしそうなったら発狂不可避なため、傾斜装甲に強いBR-471B APHEBCを装備しておこう。
そして俯角は相変わらずの-3°と少しの段差で取れなくなるため、ハルダウンは出来ない。

 

【防御】
砲塔はIS-2とまったく同じ形状・厚さである。
しかし車体装甲は正面ですら75mmの垂直装甲で、相手に対して普通に正面を向けていると中戦車にすら簡単に抜かれてしまう。だが本車にはIS-1,2に見られる突出している操縦手ハッチがなく、それに伴い切り欠きも消えているので昼飯の角度をつければ中戦車程度の弾であれば弾くことが出来る。しかし昼飯の角度を付けると今度は40mm程しかないターレットリングが弱点となる。なのでKV-220と同じ感じで使用していたら痛い目に会う。
これらの弱点があるため、本車は後述の機動力と相まってエンジンガードが有効である。

 

【機動性】
重量に対して馬力が貧弱なため最高速度は40km/h未満で加速も良くない。また坂道や悪路では加速力が非常に悪くなり、車体は細長いため船体の旋回は非常に遅い。しかし本車は後退速度が-14km/hとIS-2程ではないものの速く、エイムをミスった時に遅い装填速度をカバー出来たりすぐに自陣に戻ることができる。

 

史実

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第二次世界大戦終盤の1944年、世界を巻き込んだ大戦も終わりが近づいているように感じられたが、ソ連はドイツ本国に入るまでには何キロも離れていた。東ヨーロッパ以前にドイツが支配していた国々に対してソ連は反撃を行っております、枢軸軍は成すすべ無く撤退を行っていた。
しかし、終盤へ差し掛かったにも関わらず独ソ戦はさらに熾烈を極めたように見えた。ティーガーⅡ、フェルディナンド/エレファント、パンターなど恐ろしい敵に遭遇する可能性のある都市の通り、農場、広大な森林に対する大規模な攻撃を突撃し先鋒する目的で、ソ連はIS-2のようなより大型でより優れた武装の重戦車を必要としていたまた8.8cm Pak 43 や12.8cm Pak 44などの大型対戦車砲台の脅威も高かった。

これらの脅威に対抗すべく提案された戦車の1つがKV-122であった。この戦車はKV-85をベースにしており、IS-2が装備していた122 mm D-25T 砲と砲塔を備えていました。この車両の製造を割り当てられた設計局は、エンジニアのアブラム・サムイロヴィッチ・シュナイドマンが率いるチェリャビンスク・トラクター工場だった。余ったKV車体を改修し、ドイツ戦車と渡り合える戦闘能力を得る事であり、ほんの少しの変更を加えただけで戦力化が可能と分かった。主砲、エンジン、砲塔。最も重要な変更点は間違いなく火力です。以前のKVファミリーと比較すると、大幅な強化が施され、既存のKV-85から火力が大幅に向上した。

しかし最終的に最前線で運用されている少数のKV-85を回収し、改修する価値は無いとされ、この計画は実現されなかった。 またKVの時代遅れの船体装甲も、高性能のドイツ砲に対しては効果がないと考えられていた。

小ネタ

外部リンク

 

WarThunder公式英語Wiki

 

インターネット百科事典ウィキペディア

 

コメント

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*1 爆薬量はTNT換算