アメリカ/トルコ Rank IX 中戦車 M60 AMBT
概要
Update 1.11.0.124 “Aces High”のオファーにて実装された
M60A3にAMBT*1改修を施した車両。アメリカからトルコに供与され、1970年代に量産された本車を第3世代MBTと同等の性能まで引き上げる事を目的としていた。
車両情報(v1.15.1.29)
必要経費
| 車両購入費(SW) | 5,990 |
|---|
報酬・修理
| SL倍率 | 4.7 |
|---|---|
| RP倍率 | 111.0 |
| 修理費用 | 8 |
車両性能
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 砲塔旋回速度(°/s) | 57.1 |
| 俯角/仰角(°) | -10/20 |
| リロード速度(秒) (スキルMAX) | 6.7 |
| スタビライザー/維持速度(km/h) | 二軸 / 64 |
| 車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 108 / 70 / 40 |
| 砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 230 / 49 / 57 |
| 重量(t) | 54.5 |
| エンジン出力(hp) | 1,200 |
| 2,400rpm | |
| 最高速度(km/h) | 64/-16 |
| 視界(%) | 141 |
| 乗員数(人) | 4 |
武装
| 名称 | 搭載数 | 弾薬数 | |
|---|---|---|---|
| 主砲 | 120 mm M256 cannon | 1 | 40 |
| 機関砲 | 25 mm LW25 cannon | 1 | 300 |
| 機銃 | 12.7 mm M3P machine gun | 1 | 1,000 |
| 機銃 | 7.62 mm M240 machine gun | 1 | 6,000 |
弾薬*2
| 名称 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | ||||||
| 120 mm M256 | M830 | HEATFS | 13.1 | 2.36 | 1,140 | 480 | ||||
| KE-W | APFSDS | 4.0 | - | 1,580 | 583 | 579 | 569 | 556 | 542 | |
| 名称 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||||
| 25 mm LW25 | HEDP | 0.14 | 26.88 | 405 | 36 | |||||
装甲*3
| 分類 | 場所 | 位置 | 対運動弾 | 対化学弾 |
|---|---|---|---|---|
| 複合スクリーン | 車体 | 側面 | 90mm | 280mm |
| スラットアーマー | 砲塔 | 全周 | 380mm | |
| 分類 | 場所 | 位置 | 材料 | 装甲厚 |
| 外部装甲 | 車体 | 正面 | 均質圧延装甲 | 25mm |
搭乗員機能
| 砲手代行 | 装填手代行 | 操縦手代行 | |
|---|---|---|---|
| 車長 | ◯ | ✕ | ✕ |
車両改良
| Level | 名称 | 購入費(SL) |
|---|---|---|
| 15 | 迫撃砲 | - |
| 曳光弾ベルト | ||
| リロードシステム | ||
| 20 | 大口径 | - |
| 装甲貫通ベルト | ||
| 濃煙 | ||
| 25 | 発煙弾 | - |
| ステルスベルト | ||
| 発煙弾 |
迷彩
研究ツリー
| 前車両 | - |
|---|---|
| 次車両 | XM8 |
解説
特徴
【火力】
主砲はRankXIIのM1A1/A2と同じ120mm M256砲を装備、最大貫徹力583mmで6.7秒の手動装填。俯角は-10°、砲旋回速度は75.3°/s。最大貫徹力が非常に高く、俯角も充分。装填速度は平均よりやや遅め。
- 【弾薬性能】
最大貫徹力583mmのAPFSDSとHEATFSが使用できる。機銃は25mm LW25が新設され、砲塔機銃はM3Pへと換装されている。- KE-W(APFSDS)
- 貫徹力583mm・弾速1585m/sとRankXIレベルの性能であり、同格よりT-72B (1989)の弱点付近を貫徹しやすい。弾頭重量は4.0kgと軽いが、余剰貫徹力に加害範囲は同格でもトップを誇る。
- M830(HEATFS)
- M1A1以降のアメリカMBTに標準装備されている平均的な性能のHEATFS。MBTに相手には効果が薄いため、主に軽装甲用に使用されるだろう。
- 【機銃性能】
M3 Bradleyが搭載する25mm M242の派生型だが、弾道特性が大きく異なる。弾速は405m/sと遅く弾道も悪いため、遠距離や高速で動いている車両に当てることは難しい。
弾薬は対人・対車両用榴弾のHEDP弾と呼ばれるもので、HEにおまけ機能でHEATが付いている。貫徹力は36mmしかないためMBT相手に効果は無いが、軟目標に対して効果を発揮する。
しかしこの機関砲に最大の欠点を抱えている。それはこの機関砲の弾薬が誘爆して撃破されるというも*4。 - 【砲駆動機構】
俯仰角は-10°/20°・砲旋回速度は75.3°/sと元のM60A3より砲の取り回しが非常に改善されている。2軸スタビライザーは最高速まで維持され、勿論オーバーライド機能も搭載。装甲があまり厚くない分、俯仰角幅が広いのはプラスポイントだろう。 - 【装填速度】
105mmの標準速度であり、同格の中では平均的な速度。CM11やXC-8に対しては装填速度で劣っているため、初弾で装填手か射撃関係にダメージを負わせられなければ次弾で撃破される可能性がある。
【防御】
同格のM60A3 TTSに比べERAの代わりに車体側面に複合スクリーン、砲塔全周にスラットアーマーを設置し対CE防御が向上した。車体側面は65度程に傾ければ650mmほどの防御力を発揮するほか、30mm以外のAPFSDSなら真横から防ぐ防御力を持つ。スラットアーマーは対CE380mm程度を持つが、APFSDSやタンデムATGMが飛び交う戦場では無意味に等しい。
- 【携行弾数】
- 【防護装置】
M60A3から変化無し。煙幕2×6回分と少し多く、角度が大きく付けられているため広範囲に煙幕を張ることができる。
【機動性】
M60 パットンの車体を使用した戦車としては車重が2番目に重いが、代わりに1200馬力にまで跳ね上がっているため機動力はかなり良い。最高速度は64km/h、後退速度は-16km/hで出力重量比は22hp/tとアメリカMBTの低い機動力のイメージとは違い、第3世代MBT相手にも張り合える性能を有している。しかし超信地旋回の遅さ等はそのままなので狭い通路などでは苦労する事もある。
史実
トルコ陸軍はアメリカ製のM60戦車とドイツ製のレオパルト1戦車を主力MBTとして運用してきたが、これらは原型が1950~60年代に開発された戦車であるためすでに旧式化してしまっていた。
このためトルコ政府は1990年代末にこれらの後継となる新型MBTの導入と、既存のM60戦車の近代化改修を計画し海外の兵器メーカーに広く提案を募った。
M60戦車の近代化改修計画にはアメリカのGDLS(ジェネラル・ダイナミクス・ランドシステムズ)社製のM60-2000戦車、イスラエルのIMI社(イスラエル軍事工業)製の「サブラ」(Sabra:イスラエル生まれのユダヤ人)戦車などが提案されたが、トルコ陸軍による評価試験の結果IMI社のサブラ戦車を「M60T」(”T”はTürkiye:トルコの頭文字)の名称で採用することになった。
サブラ戦車はIMI社がイスラエル陸軍のM48/M60戦車を近代化改修したマガフ戦車シリーズの発展型であり、M60戦車を火力・防御力・機動力の全ての面で戦後第3世代MBTのレベルにグレードアップするものである。
現在サブラ戦車はMk.IとMk.IIの2種類が開発されているが、M60T戦車はサブラMk.II戦車をベースにトルコ陸軍の要望に合わせた独自の改良を加えることとなった。
サブラ戦車の主砲は、M60戦車が装備していたアメリカ製の51口径105mmライフル砲M68(イギリスの王立造兵廠製のL7の改修型)に代えて、イスラエル陸軍のメルカヴァMk.III戦車の主砲と同じIMI社製の44口径120mm滑腔砲MG251が装備されるが、M60T戦車ではメルカヴァMk.IV戦車の主砲と同じ新型の44口径120mm滑腔砲MG253に換装される。
砲塔の前面と左右側面、車体前面、サイドスカートには新開発のモジュール装甲システムが装着され、装甲防御力が大幅に強化される。
ただしサブラ戦車の場合、モジュール装甲を装着すると砲塔の形状がM60戦車と大きく変化し平面で構成された楔形の形状になるのに対し、M60T戦車の砲塔はモジュール装甲を装着した状態でもM60戦車の亀甲型の形状を残したデザインになっている。
またサブラ戦車ではM60戦車に装備されていたM19銃塔型車長用キューポラを撤去して、代わりにイスラエルのウルダン工業製の背の低いウルダン・キューポラが装着されるが、M60T戦車ではM19銃塔型キューポラがそのまま残されている。
M60戦車では砲塔の旋回と主砲の俯仰は油圧で駆動していたが、M60T戦車では火災の危険性が低く反応が早い電動式に変更される。
M60T戦車のFCS(射撃統制システム)はサブラ戦車と同じイスラエルのエルビット/エロップ社製の「ナイト」(Knight:騎士)FCSに換装され、昼/夜間に関わらず高い戦闘力を発揮できる。
ナイトFCSはディジタル弾道コンピューターと砲手用の2軸安定型昼/夜間サイト、レーザー測遠機、車長用昼間サイト等から成る。
砲手用暗視サイトはパッシブの赤外線(熱線)方式で、車長用サイトにも画像を送れる。
またM60T戦車は、アメリカのM1A2エイブラムズ戦車と同様にCITV(Commander's Independent Thermal Viewer:車長用独立熱線映像装置)が搭載され、砲手が目標に狙いを合わせている時でも車長は自分専用のCITVを思いのまま旋回して別な脅威を警戒し、敵目標を探知することができるようになっている。
サスペンションはトーションバー・スプリングとショック・アブソーバーが強化され、乗り心地と射撃時の安定性が向上する。
サブラ戦車の履帯はM60戦車のダブルピン/ラバーブロック組み立て式のT142履帯から、メルカヴァ戦車シリーズに採用されているものと同じウルダン工業製のシングルピン式鋳造履帯に変更されるが、M60T戦車はドイツのディール社製の履帯を採用している。
M60T戦車のパワーパックは、ドイツのMTU社製のMT881Ka-501 V型8気筒多燃料液冷ターボチャージド・ディーゼル・エンジン(出力1,000hp)と、レンク社製のRK304S自動変速機(前進4段/後進4段)の組み合わせで、路上最大速度がM60戦車の48km/hから55km/hに向上する。
2002年3月29日にトルコ政府とIMI社との間で、170両のM60戦車を6億8,800万ドルでM60T戦車に改修する契約が結ばれ、2005年に最初のM60T戦車がトルコ陸軍に引き渡されて評価試験が行われた。
評価試験の結果トルコ政府は2006年5月にM60T戦車を採用することを正式決定し、2007~2009年4月にかけて170両のM60戦車がM60T戦車に改修された。
改修にあたってはIMI社からM60T戦車の改修キットがトルコに送られ、トルコ陸軍の第2整備本部においてM60戦車の改修作業が実施された。
小ネタ
外部リンク
コメント
【注意事項】
- 荒らし行為に対してはスルーしてください。不用意に荒らし行為に反応し、荒らしを助長した場合は、荒らし共々BANされる可能性もあります。

