XM8

Last-modified: 2025-07-11 (金) 08:11:27

アメリカ RankIⅩ 軽戦車 XM8 Armored Gun System / AGS

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概要

イベント【ACES HIGH】にて実装されたオファー限定車両。
M551の後継車両を開発するAGS計画*1にてFMC社*2が開発した次世代空挺車両。しかし開発資金が別の計画に回された為、本車は開発中止となった。

車両情報(v2.*)

車両性能

項目数値
砲塔旋回速度(°/s)60.0
俯角/仰角(°)-10/20
自動装填速度(秒)
(自動装填)
5.0
スタビライザー/維持速度(km/h)二軸 / 75
車体装甲厚
(前/側/後)(mm)
25 / 25 / 25
砲塔装甲厚
(前/側/後)(mm)
25 / 25 / 25
重量(t)23.6
エンジン出力(hp)550
2,400rpm
最高速度(km/h)79/-16
視界(%)108
乗員数(人)3

武装

名称搭載数弾薬数
主砲105 mm XM35 cannon140
機銃12.7 mm M2HB machine gun11,000
機銃7.62 mm M240 machine gun12,000

弾薬*3

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名称砲弾名弾種弾頭
重量
(kg)
爆薬量
(kg)
初速
(m/s)
貫徹力(mm)
10m100m500m1000m1500m
105 mm
M68
M456A2HEATFS111.271174400
M393A2HESH15.04.31732127
M735APFSDS3.72-1501292291284275266
M774APFSDS3.4-1509377370365358351
 

発煙弾

砲弾名弾種弾頭
重量
(kg)
爆薬量
(g)
範囲
(m)
発動
時間
(s)
継続
時間
(s)
初速
(m/s)
貫徹力(mm)
距離10~1500m
M416Smoke11.65016525732-

装甲*4

分類場所位置対運動弾対化学弾
複合装甲車体正面~側面74~95mm290~365mm
砲塔正面~側面83~117mm341~520mm
分類場所位置材料装甲厚
外部装甲車体側面アルミニウム4mm

搭乗員機能

砲手代行装填手代行操縦手代行
車長

迷彩

展開
森林
[添付]
条件ナシ
森林
[添付]
条件ナシ

研究ツリー

前車両M60 AMBT
次車両M3A3 Bradley

解説

特徴

 

【火力】
本車はM60A1A3の105mm M68砲を低反動化した105mm XM35砲を搭載している。俯仰角は-10/20°とアメリカ車両らしい優秀な数値で、装填速度もオートローダーを装備しているため5.0秒固定となっている。
弾種は本来であればM60A3 TTSと同じだが、MobileではM774(APFSDS)がC76A1へと変更されている。これらの性能の違いは、M774の方が全体的に貫徹力が高く、C76A1の方が弾頭重量が0.2kg重い。M60A3 TTSと弾種構成が違うからといって攻撃性能に大差はなく、むしろ5.0秒で装填できる本車の方が攻撃性能は優れている。

 

【防御】
本車は素の車体にLevel 3 Armor Kitという装甲の改修を施した状態で、この状態なら貫徹力500mm以下のATGMやHEATFSなど防ぐ事が出来るほか、35mm以下のAPDS程度なら非貫通にする事が可能である。しかしそれ以上のAPDS系統の砲弾は防ぐ事が出来ない為、基本的に装甲を頼ってはいけない。
また弾薬配置も最悪であり、一次弾薬庫は砲塔左側に直立、他は操縦手左右に横積みとなっており非常に被弾面積が大きく誘爆の可能性が高い。一応、所持弾薬を22発以下にすることで操縦手横の弾薬は消える。
しかし基本的に被弾=死と考え行動する必要がある。
更には本車は装甲改修を施した状態の為、16基ある発煙弾発射機が撤去されており、撤退や修理時に周囲に撒いて狙われなくするという事が出来ない。

 

【機動性】
重量23.6tに対して1,049馬力で、出力重量比は44.5hp/tとなっており、軽戦車としては低めの数値である。最高速度は81km/h出るが、後退速度は-17km/hと少し低めの数値である。しかし全体的に軽戦車としては申し分ない性能をしており、高い機動力を有している。

 

史実

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第2次世界大戦前から続いたアメリカ陸軍の軽戦車の歴史は、M551シェリダン空挺軽戦車を最後として忘れられた存在となっていたが、小型軽量でかつ発射時の反動が少ない大口径砲が実用化されたことと、空輸できるというメリットもあり、アメリカ陸軍は1980年代初めに「AGS」(Armored Gun System:装甲砲システム)の計画呼称で、M551空挺軽戦車の後継となる新型軽戦車の調達計画をスタートさせた。
これに応じる形で、アメリカ国内の兵器メーカー数社が自社資金で新型軽戦車の開発に着手した。
その中の1つが、ペンシルヴェニア州フィラデルフィアのFMC社(現BAEシステムズ社)が1983年に開発を開始した、「CCV-L」(Close Combat Vehicle-Light:軽量近接戦闘車両)である。
このCCV-Lは当初、装甲兵員輸送車に酷似した箱型の装軌式装甲車体の上部に、無砲塔式とした旧西ドイツのラインメタル社製の105mm低反動ライフル砲を装備して、乗員3名は全て車体内に収められ、回転式自動装填装置を採用するなど意欲的なコンセプトが盛り込まれていた。
しかし、後に剥き出しの主砲は砲塔型式に改められ、砲自体も国産の105mm低反動ライフル砲に変更されたため、外観は大きく変化した。
なおAGS計画にはCCV-Lの他にも、ルイジアナ州スライデルのキャディラック・ゲージ社製の「スティングレイ」(Stingray:アカエイ)軽戦車、アラバマ州モービルのテレダイン・コンティネンタル自動車製の「遠征戦車」(Expeditionary Tank)等が提案された。

アメリカ陸軍の手で長期間に渡って実施された性能比較試験の結果、1992年にアメリカ国防省はCCV-Lを「XM8」の呼称で、陸軍の次期軽戦車として採用することを決定した。
XM8軽戦車は1995年10月に「M8 AGS」として制式化され、量産の準備まで行われたものの、東西冷戦の終結やアメリカ政府の財政難等の理由で軍事費が削減されることになったため、国防省は1996年2月5日にAGS計画のキャンセルを発表した。

M8軽戦車は、アメリカ軍の主力輸送機であるC-130中型輸送機での空輸を可能とするために、車体の材質に防弾アルミ板を用いて軽量化を図ると共に、極限までのコンパクト化が図られている。
シルエットを小型化するために砲塔の取り付け位置を低くし、機関室の後部だけを一段高くしてパワーパックを収容している。
また砲塔の小型化のために自動装填装置を採用し、装填手を省いて乗員を3名に減らすことで車内スペースを節約している。
これらの結果、M8軽戦車は戦闘重量を10t級に抑えることに成功している。
また本車は開発期間の短縮とコストの低減を図って、可能な限り既存の車両からコンポーネントを流用している。

エンジンはM977重トラック、変速・操向機はM2ブラッドリー歩兵戦闘車、レーザー測遠機と横風センサーはM1A1エイブラムズ戦車、コンピューター操作パネルはイギリスのチャレンジャー2戦車からそれぞれ流用されている。
主砲には、西側の戦後第2世代MBT(主力戦車)の標準武装ともいえる、イギリスの王立造兵廠製のL7系105mmライフル砲と共通の弾薬を使用できる、ニューヨーク州のウォーターヴリート工廠製の51口径105mm低反動ライフル砲M35を採用している。
また本車は、戦後第3世代MBT並みの高度なFCS(射撃統制装置)を採用しているため、戦後第2世代MBTよりも射撃性能では上回っている。
もっとも装甲は脆弱であり、真っ向からの砲戦ではMBTに対して勝ち目が無いことは明らかである。
M8軽戦車の車体と砲塔には、作戦を行う状況に応じて変更可能なモジュール式の増加装甲パッケージが用意されており、装甲防御力のレベルを1~3の3段階から選択できるようになっている。

レベル1と呼ばれる軽装甲パッケージは、空輸が可能な緊急展開部隊用として小口径弾や榴弾の破片に対する防御力を備えており、装着後の戦闘重量は19.25tである。
レベル2はより防御力の強化が図られたもので、装着後の戦闘重量は22.25tとなる。
レベル3は30mm機関砲弾に対する防御力を付与するもので、装着後の戦闘重量は24.75tとなる。

M8軽戦車のエンジンは、M977重トラックに用いられているミシガン州デトロイトのジェネラル・モータース(GM)社デトロイト・ディーゼル部門製の、8V-92TA V型8気筒液冷ターボチャージド・ディーゼル・エンジンと85%の共通パーツを持つ、同社製の6V-92TA V型6気筒液冷ターボチャージド・ディーゼル・エンジンが搭載されているが、JP8燃料を用いた場合は550hp、DF2ディーゼル燃料を用いた場合は580hpと出力が異なる。
このエンジンに、M2歩兵戦闘車で採用されたコネティカット州フェアフィールドのジェネラル・エレクトリック社製の、HMPT-500-3EC油圧式変速・操向機やラジエイター、各種補機類を組み合わせてパワーパックを構成し、車体後部に収めているが、車体後面に設けられたランプドアを開くことで、パワーパックを後方に簡単に引き出して整備などが行えるようになっている。

小ネタ

外部リンク

 

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公式Devログ

 

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*1 Armored Gun System:装甲砲システム
*2 現BAEシステムズ社
*3 爆薬量はTNT換算
*4 爆発反応装甲以外は大体の数値