中国 RankVIII 中戦車 Zhuangjia Tanke ZhuZhan 88A
概要
59式に西側諸国御用達のロイヤル・オードナンス社製L7/105mm砲のライセンス生産品、イスラエルのAPFSDS、外部複合装甲を取り付けた車両。
車両情報(v2.*)
必要経費
| 必要小隊レベル | 0 |
|---|---|
| 車両購入費(SL) | 1,648,000 |
| レベルエース化(GE) | *** |
| プレミアム化(GE) | *** |
報酬・修理
| SL倍率 | 2.2 |
|---|---|
| RP倍率 | 22.7 |
| 修理費用 | 8 |
車両性能
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 砲塔旋回速度(°/s) | 20.0⇒28.6 |
| 俯角/仰角(°) | -4/18 |
| リロード速度(秒) (初期⇒スキルMAX) | 9.7⇒7.5 |
| スタビライザー/維持速度(km/h) | 二軸 / 64 |
| 車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 100 / 60 / 45 |
| 砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 220 / 155 / 65 |
| 重量(t) | 38.5 |
| エンジン出力(hp) | 730 |
| 2,000rpm | |
| 最高速度(km/h) | 63/-10 |
| 視界(%) | 75 |
| 乗員数(人) | 4 |
武装
| 名称 | 搭載数 | 弾薬数 | |
|---|---|---|---|
| 主砲 | 105 mm ZPL94 cannon | 1 | 45 |
| 機銃 | 12.7 mm Type 54 machine gun | 1 | 500 |
| 機銃 | 7.62 mm Type 59 machine gun | 1 | 2500 |
弾薬*1
| 名称 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | ||||||
| 105 mm ZPL94 | Type-83 HEAT | HEATFS | 11.0 | 1.27 | 1174 | 400 | ||||
| DTB-1 | HE-VT | 16.2 | 1.66 | 825 | 21 | |||||
| Type-83 HESH | HESH | 11.2 | 4.31 | 732 | 127 | |||||
| BTM1 | SAPCBC | 16.2 | 2.31 | 803 | 97 | 96 | 90 | 83 | 76 | |
| Type-83 APDS | APFSDS | 4.2 | - | 1500 | 351 | 349 | 343 | 336 | 328 | |
装甲*2
| 分類 | 場所 | 位置 | 対運動弾 | 対化学弾 |
|---|---|---|---|---|
| 複合装甲 | 車体 | 正面 | 280mm | 380mm |
| 分類 | 場所 | 位置 | 材料 | 装甲厚 |
| 外部装甲 | 車体 | 側面 | ラバースクリーン | 8mm |
車両改良
| Level | 名称 | 購入費(SL) |
|---|---|---|
| 15 | 迫撃砲 | *** |
| 曳光弾ベルト | ||
| リロードシステム | ||
| 20 | 大口径 | *** |
| 装甲貫通ベルト | ||
| 濃煙 | ||
| 25 | 発煙弾 | *** |
| ステルスベルト |
迷彩
小隊ツリー
| 前車両 | - |
|---|---|
| 次車両 | ZTZ59D1 |
解説
特徴
【火力】
東側戦車の100mmからNATO規格のロイヤルロードナンス社製のL7/105mm砲に換装されている。APFSDSの性能はレオパルトA1A1のDM23と変わらないが、レオパルトは52口径なのに対し本車は55口径なので弾速、貫通力共に僅かに増加している。
【装甲】
ベース車体のT-54の正面装甲にWTM初の20mmの外部複合装甲が貼られており、Object 906のHEATFSやMARS 15のAPFSDS程度なら上部装甲で防ぐ事が出来る。しかし車体下部の傾斜角がT-54/55は54°だが本車は51°に減っており、装甲厚も100mm→80mmに減厚されている為、貫徹力200mm以上の徹甲弾に容易に貫徹されてしまう。また側面装甲も80mm→60mmへと減っており、T-54と同じ角度でも戦車砲や機関砲に貫徹されやすくなっている。
弾薬庫は湿式弾薬庫になっているので爆散死する確率は減っているが狙われやすく砲塔だけ出すか、車体右側を隠す運用をしよう
【機動性】
今までの東側戦車とは違い、ランクⅧの東側MBTの中ではトップの機動力を持っている。そのため陣地変換や移動などはストレスなく行える。しかし超信地旋回はできない為、小回りはあまり効かない。また、嬉しい点として砲塔旋回速度がレオパルト等と同じ24.0/sにまで改善されている為、旋回が間に合わないという事はないだろう。
24年1月20日にアップデートが入り砲塔旋回速度が24.0°/sから20.0°/sになってしまった。
【総評】
最高速度を犠牲に防御力が向上したレオパルト。東側戦車としては高い機動力にそこそこの防御力、装填速度は7.5秒と西側戦車の6.7秒装填には及ばないものの、ソ連戦車の10.5~9.2秒より速い装填速度と、全体的に高水準となっている。しかし、俯角が-4°と元がソ連戦車なので仕方ないが全然取れない為、起伏の少ない地形を選んで敵を倒そう。
史実
中国軍の第一線戦車部隊では1970年代まで、旧ソ連製のT-54中戦車を国内ライセンス生産した59式戦車を主要な装備としていた。
しかしこの当時すでに59式戦車は性能的に過去の車種となっており、中国軍とNORINCO(中国北方工業公司)は長年の戦車戦力の質の立ち遅れを挽回するべく、1974年頃から新世代MBTの研究開発に着手した。
しかしこの当時の中国の技術水準は世界の主要な工業国のものから決定的に遅れていたため、まずM60、レオパルト1、AMX-30等の西側戦後第2世代MBTにほぼ相当する水準の新型MBTを実用化する方針を明らかにし、1978年から開発に着手した。
最初の試作車は1985年に内モンゴル自治区にある第617工場で完成し、「80式戦車」として制式化されて同年から量産が開始された。
80式戦車の車体は全溶接式の新規設計のもので、西側MBTと同様に片側6個の複列式転輪と3個の上部支持輪を持ち長さ、幅共に79式戦車までのものより拡大されていた。
ただし履帯については従来と同様、ソ連型のシングルピン/シングルブロック型のものが用いられていた。
主砲には西側第2世代MBTの標準武装となったイギリスの王立造兵廠製の105mmライフル砲L7と同系の、83式51口径105mmライフル砲が用いられていた。
弾薬はドイツのラインメタル社製または中国製のものが使用でき、中国で開発された弾薬ではAPFSDS(装弾筒付翼安定徹甲弾、砲口初速1,455m/秒)、HEAT、HESH(粘着榴弾)、HE(榴弾)が使用されている。
副武装は主砲と同軸に59式7.62mm機関銃(旧ソ連製の7.62mm機関銃SGMTの国産型)、装填手用ハッチに対空用の54式12.7mm重機関銃(旧ソ連製の12.7mm重機関銃DShKMの国産型)が装備され、砲塔の左右側面には各4基ずつ発煙弾発射機が装着されていた。
80式戦車のFCS(射撃統制システム)は、イギリスのマルコーニ社の技術協力による進歩したものが導入された。
このFCSはアナログ式弾道コンピューターとレーザー測遠機を内蔵した2軸安定式光学照準機、目標位置の仰角と方位角、横風などを計測する環境センサー、2軸砲安定化装置、第2世代の光量増幅式暗視装置などで構成されており、80式戦車は従来の中国製MBTに比べて主砲の命中率が向上した。
80式戦車のエンジンは、69式/79式戦車の12150L-7BWディーゼル・エンジンにスーパーチャージャーを装備した12150ZL V型12気筒液冷ディーゼル・エンジンに換装され、出力は580hpから一挙に730hpへとパワーアップされている。
このため80式戦車は、車体の大型化に伴って戦闘重量38tと従来の中国製MBTよりも重くなっていたにも関わらず、出力/重量比は逆に19.2hp/tへと向上し57km/hの路上最大速度を実現した。
変速機については、従来の前進5段/後進1段の手動式のものがそのまま用いられている。
路上航続距離は430kmだったが車体の後端には円筒形の追加燃料タンクを2基装着することができ、この場合には600km近い路上航続距離が得られた。
なお、この追加燃料タンクは車内からの操作で切り離すことも可能であった。
また車内与圧式のNBC防護装置、5mまで潜水可能なスノーケル装置も標準装備されていた。
このように80式戦車は従来の中国製MBTに比べて大幅に性能が向上していたが、まだ車種として未成熟であったため中国軍には採用されなかった。
その後、NORINCOは中国軍の要求に基づき、80式戦車に各種の改良を加えて完成度を高めたタイプを1989年に完成させ、これは「88式戦車」の制式名称で中国軍に採用されることになった。
88式戦車は80式戦車に比べて全長が若干長くなり、主砲弾薬の搭載数も80式戦車の44発から48発に増加し、無線装備が全面的に新型化され車長用にはパノラマ式サイトが装備された。
また変速機も新設計のものに換装され、履帯も取り外しが可能なゴムパッド付きのダブルピン/ダブルブロック型のものが用いられた。
これらの改良の結果、88式戦車の戦闘重量は80式戦車の38tから38.5tに増加した。
なお、88式戦車の主砲を中国で開発された長砲身の83-I式105mmライフル砲に換装したタイプも試作され、これは「88A式戦車」の名称が与えられたが中国軍には採用されなかった。
1990年代初めには、88式戦車にイスラエル製の「ISFCS-212」(Image-Stabilized Fire Control System 212:映像安定化射撃統制システム212型)と呼ばれる新型FCSを導入したタイプが開発され、「88B式戦車」の名称で中国軍に採用された。
88式/88B式戦車は全て80-I式/80-II式戦車からの改修によって調達され、1995年までに500両の88B式戦車が改修生産されている。
80式/88式戦車シリーズは外貨獲得のために海外への売り込みも図られたが、1991年2月の湾岸戦争地上戦でイラク軍が装備する59式/69式戦車がアメリカ軍のM1エイブラムズ戦車や、イギリス軍のチャレンジャー戦車に一方的に撃破され中国製兵器のイメージが大きく失墜したことと、その後に西側諸国やロシア・東欧諸国から国際市場に大量の戦後第2世代MBTや、一部の第3世代MBTが格安で放出されたためにたちまち競争力を失い、輸出には成功していない。
その後、中国軍とNORINCOは次世代の新型MBTとして99式戦車を実用化し2000年から量産を開始しているが、99式戦車は製造コストの高さから大量生産が難しいため、すでに旧式化している88B式戦車にモジュール式の複合装甲を追加して装甲防御力を大幅に向上させる等の近代化改修を施し、就役寿命の延長を図ることになった。
この近代化改修により、88B式戦車は2010年代まで中国軍の第一線部隊に留まるという。
小ネタ
外部リンク
コメント
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