このページでは、惑星開拓時点で入手が可能な基礎フレームの使い方・メリットやデメリットなどをざっくりと説明していきます。
共通の入手条件として『各惑星の抹殺ミッションをクリアすることで、ランダムにフレームパーツの設計図が入手』でき、ニューロティック、シャーシ、システムを入手・製作することによって、初めて本体の設計図を製作できるようになります。
《目次》
金星(RHINO)
(装甲が)硬い・(火力が)強い・(製作難度が)安い と三拍子揃ったイケメン兄貴フレーム。
装甲の分厚さを活かしたゴリ押しや、援護による分隊の安全確保などが可能です。
『EXCALIBURで苦戦したらとりあえずこれ』とまで言わしめる程に抜群の安定感を持っており、その性能は救出から潜入まで多くのミッションをカバーできるほど。
その真価は2番アビリティ『Iron Skin』による追加装甲です。
使用することによって追加のヘルスを得ることができ、各種状態異常やノックダウンなどを無効化することができます。
この追加ヘルスはフレームMODにより更に効果を上昇させることが可能です(ヘルスと装甲値を増加させることでIron Skinのヘルスが上昇)。
追加ヘルスの残量は%表記として、アビリティアイコン上に表示されます。
防御面に勝るRHINOですが、仲間への支援にも長けています。
3番『Roar』は、効果内の自分を含む味方の威力を強化します。
4番『Rhino Stomp』は、範囲内の敵を攻撃しつつ吹き飛ばし、そのままゆっくりと転倒させるクラウドコントロール(敵の行動を制限させる)アビリティです。
これらをうまく駆使することで、戦闘を優位に進めていくことができる優秀なフレームです。
- 長所
- 防御・攻撃・支援と幅広いアビリティ
- 2番の活用で武器によるゴリ押しが可能
- パーツ入手と作成が容易
- 短所
- 鈍重さをカバーするMODが必要
- 2番の解除に細心の注意が必要
- 武器の性能に頼るため、武器強化が必須
火星(EXCALIBUR)
ゲーム開始時に選べるフレームのひとつで、平均水準よりやや高いフレーム耐久値・速度を備え、ソード系やカタナ、レイピアの近接武器に適正を持つ、初心者にとって理想的なフレーム(公式公認)です。
フレームの特性上、近接攻撃に特化しており、多くの敵を倒すミッションでの活躍が期待されます。
敵との彼我距離を一気に詰める突進『Slash Dash』
敵の目をくらまし、フィニッシャー(致命の一撃)待機状態にする『Radial Blind』
広範囲の敵を軽くスタンさせ、光の槍で貫く『Radial Javelin』
と、近接攻撃による一対多での戦いを可能としています。
伝家の宝刀『Exalted Blade』は、振れば光波を発する光の剣を召喚・装備して戦うアビリティ。
まばゆい光と共に群がる敵をばっさばっさと斬り捨てていく姿は、あまりにも有名なかの伝説の剣の名を持つフレームに相応しい戦闘スタイルです。
堅実なフレーム性能であり、アビリティも素直なものばかりなので、MODの構成では最も個性の出るフレームとも言えます。
- 長所
- 初期選択から使用可能
- 耐久性、速度、アビリティ構成とスキが少ない
- 近接に頼って闇雲に進むことも可能
- 短所
- 単純な近接攻撃のみの攻略では頭打ちがくる
- アビリティの効果を理解する必要がある
- フレーム・武器共にMODによる強化が鍵となる
フォボス(MAG)
ゲーム開始時に選べるフレームのひとつで、磁力を操るアビリティの一つ一つに攻防一体の効果を持った、火力重視のフレームです。
初期選択できるフレームでは唯一の女性型フレームで、敵を処理する能力に長けており、攻撃的なアビリティを多く持つのがMAGです。
3番「Polarize」は範囲内の味方のシールドを回復し、敵には磁気ダメージを与える攻撃。
ヒットした敵は磁気ダメージの爆発を起こすため、さらなるダメージを与えることができます。
シールドがない敵にはアーマー(ヘルス)にダメージを与え、後述の4番を強化する"shards"というものを落とします。
4番「Crush」は広範囲に高い磁気ダメージを繰り出す攻撃で、"shards"の取得により強化が可能なMAGの広範囲殲滅アビリティです。
また、効果を受けた敵の数に応じて、範囲内の味方にオーバーシールドを配るというおまけつき。
2番「Magnetize」はうって変わって、敵を閉じ込めて磁気化させるアビリティ。
この磁界はあらゆる銃弾や各アビリティのレーザー・光波などを吸い込み、磁界の中にいる敵に偏向させるというもの。
使いどころは難しいですが、うまく利用すれば強力な敵を一瞬で溶かすことも可能です。
さらに4番をかければ追加ダメージも期待できます。
MAGはパッシブスキル「磁界の法則」により周囲のアイテムをバレットジャンプで回収できるため、ペットを連れてのミッション進行も◎。
うまく使えば他の殲滅型フレームに負けないポテンシャルがあり、初期選択できる中ではダントツに最高火力を叩き出せる可能性を持ったフレームです。
- 長所
- 磁気という属性上、対コーパスで猛威を振るう
- シールドをアビリティで回復可能なのでやや頑丈
- 2番による強敵の処理も可能
- 短所
- ヘルスが低く、出血・毒状態に弱い
- アビリティの性質の問題で感染体はやや苦手
- 瞬発力の低さ
ケレス(FROST)
RHINOと双璧をなす防御型フレームで、氷を操り、迫り来る相手を足止めしたり、防衛対象を守る力に長けています。
前述したRHINOが『自身を中心に守る』力だとすると、FROSTは『何かを中心に守る』力であり、発掘ミッションの発掘機、防衛ミッションのWarframe冷凍装置などを防衛するのに向いている防御型フレームです。
3番『Snow Globe』は、球状の氷のバリアを生成し、侵入した敵をスロー状態にするアビリティ。
外側は銃弾を防ぐ防護膜になっており、耐久度がなくなるまで中の物を守ってくれます。
このバリアは自分や分隊の仲間たちにも効果が及び、外側から銃を撃つと攻撃が阻まれてしまう欠点があります。
邪魔だなと感じた場合は、1番『Freeze』を外側からバリアに当てることで、簡単に割ることができます。
2番『Ice Wave』4番『Avalanche』はFrostの火力アビリティ。
前者は前方へ氷の波動を起こし、範囲の敵を攻撃します。
後者は自分を中心に雪崩を起こし、これによって敵を粉砕、生き残った敵も凍結状態にします。
使い勝手の良いアビリティが揃うFROSTですが、大きな弱点があり、それは『最大エネルギーの少なさ』です。
せっかくの強力なアビリティも、連射が利かず、活躍の機会が少ないというのが悩みどころ。
武器による援護やトドメをしっかりと取っていきたいところです。
- 長所
- 防衛・発掘での防衛対象を守ることができる
- 凍結によるクラウドコントロール
- 得意・不得意が明確
- 短所
- 無闇に3番を使うと迷惑になる
- エネルギーの問題でMOD構成が難しい
- 強い武器に頼ることが多くなる
木星(VALKYR)
野性味溢れる咆哮で、敵を怯ませ、仲間を強化し、狂乱状態となって隠し持つ爪で敵を切り裂く近接系女性フレームです。
VALKYRは近接攻撃に特化したフレームで、いの一番に敵陣に踏み込み、制圧する能力に長けている他、周囲の味方にも強化という形で影響を及ぼします。
1番『Rip Line』は、ロープによって物体を移動させるアビリティ。
壁や床、天井を選択すれば自分自身を、エネミーや味方をターゲットすれば対象を引っ張って移動させます。
壁や天井、床に連打することで、アクロバットに移動することも可能です。
2番『Warcry』は、自分を含む周囲の味方を強化し、敵を弱化させる攻防一体のアビリティ。
味方の近接攻撃速度と装甲値を強化し、敵は逆に速度を鈍らせます。
3番『Paralysis』は、シールドを消費して咆哮で敵を怯ませるクラウドコントロール系スキルです。
エネルギー消費が極めて少ないので連射が可能ですが、効果的に使用するにはシールド値の少なさがネックとなります。
特殊なクロウを装備し、無敵状態で暴れまわることができる4番「Hysteria」は、攻撃を当てればヘルス回復することもできる便利さが魅力。
その代わり、エネルギー消費はかなりのものとなります。ここぞというときに使いましょう。
総合的に見ると、優秀な耐久力の高さが魅力ですが、半面武器に頼るところが多く、やや癖の強いフレームとなっています。
機動力の高さを活かし、速度を求められるミッションでの活躍が期待できるでしょう。
- 長所
- フレーム自体の耐久性がとても高い
- 移動アビリティで機動力も○
- とっさに使えるクラウドコントロールアビリティ
- 短所
- どうしても近接武器に頼ることになってしまう
- アビリティ自体の使い勝手は△
- ややエネルギーの効率が悪い
エウロパ(NOVA)
Warframe Wiki『NOVA』
反重力物質を操るフレームで、エネミーを弱体化させたり、攻撃を吸収して大爆発を起こす球体を放ったり、離れた場所に転移することができる、トリッキーなフレームです。
小柄な見た目とは裏腹に、反重力による圧倒的制圧力が魅力なNOVA。
分隊プレイ中の防衛ミッションでは、火力支援による与ダメージ率トップすら狙えます。
その真価は4番「Molecular Prime」にあり、拡散する力場に侵入した敵の移動速度と装甲値に大きな影響を及ぼし、さらに撃破時に爆発を伴わせるという強力なもの。
3番「Worm Hole」は空間転移できるポータルを生成するテレポートアビリティ。
設置式なので、分隊メンバーや救出対象なども入って移動できるスグレモノです。
低速移動する球体を生成する2番「Antimatter Drop」は、攻撃を加えることで強化され、何かにぶつかった瞬間、広範囲に爆発エネルギーを放射するダメージアビリティ。
うまく使えば高い威力の広範囲殲滅攻撃になります。
火力の高さは大きな長所ですが、NOVA自体の自衛能力はあまり高くありません。
また、耐久力も低く設定されているため、集中砲火を受けてダウンすることもしばしば。
まさに「やられる前にやる」がとてもよく似合うフレームです。
- 長所
- 火力に特化したアビリティが揃う
- 敵を連鎖させて撃破することも可能
- 空間移動による足の速さも
- 短所
- フレーム自体の耐久性に難あり
- 自衛=敵の撃破 なのでやられる前にやるスタイル
- MODによる強化が非常に重要となる
土星(EMBER)
Warframe Wiki『EMBER』
高い火力で並み居る敵を焼き払う、炎を操る攻撃的な女性フレーム。
火炎によるクラウドコントロール性能、広範囲の敵を焼き払う火力が魅力のEMBER。
過去に行われた再調整によって鳴りを潜めたものの、その扱いやすさは未だ健在です。
なんと言っても4番の「World on Fire」はEMBERを代表するアビリティと言っても過言ではなく、発動と同時に火柱による自動攻撃を行う、火力とクラウドコントロールを併せ持つ強力なもの。
2番「accelerant」、3番「Fire Blast」は共に打たれ弱いEMBERにとっての緊急回避手段。
発動と同時にクラウドコントロール性能の高い火炎攻撃を繰り出すことができる。
3番には設置した炎を隔てて攻撃すれば火炎属性の追加を、2番は火炎属性の強化とアビリティ発動速度の高速化をもたらします。
過去、猛威を奮った影響で修正の憂き目に遭った哀しみを帯びたフレームという印象が強いですが、愛を持って強化することで、以前の強さを取り戻してくれる可能性のある強力なフレームです。
- 長所
- 広範囲殲滅アビリティで撃破数を稼げる
- 火炎による高いクラウドコントロール性能
- 分隊への援護も可能
- 短所
- エネルギーの消費が激しい
- フレーム自体の耐久性は控えめ
- 立ち回りにやや難あり
天王星(EQUINOX)
Warframe Wiki『EQUINOX』
陰陽の力を使いこなし、陰は防御と敵の行動制限を、陽は攻撃と味方の火力支援を得意としている、女性型フレームです。
形態変更を加えると合計で7つのアビリティを持つEQUINOX。入手の道のりとも相まって非常に難解なフレームに思われがちですが、実はそこまで難しくない素直なフレームです。
大柄で全体が明色(デフォルトの場合)で鎧を着た男性のような姿が陽、線が細く全体が暗色(デフォルトの場合)で着物の女性のような姿が陰です。
おそらく一番使用頻度が高いのが4番。
陽形態『Meim』は、範囲内の敵を体内から切り刻み、効果がついた敵を撃破するとスタックを蓄積、再度発動で範囲内の敵を更に巨大な波動で吹き飛ばします。
陰形態『Mend』は逆に、範囲内の敵を攻撃することでスタックを溜め、再度発動時に範囲内にいる自分を含めた仲間を回復する波動を放出します。
どちらもトグル式の範囲系アビリティであり、広範囲に効果を及ぼす常時エネルギー消費型です。
2番はターゲット選択型の前方範囲アビリティです。
陽形態『Provoke』は、敵の行動速度を上げつつ装甲値を下げる効果を持つ、対グリニア用アビリティ。
陰形態『Pacify』は、範囲内の敵を拘束し眠らせる効果を持ちます。こちらはフィニッシャーを狙って敵を撃破することができるため便利なアビリティ。
3番は発動時と特定条件を満たした場合にエネルギーを消費する特殊な範囲型。
陽形態『Rage』は、範囲内のアビリティを使用した味方のアビリティ威力を上げる援護アビリティで、自身にも効果があります。
陰形態『Rest』は、範囲内に踏み込んだ敵から受けるダメージを軽減させる援護アビリティ。
どちらも強力ですが、かけ続けると知らないうちにエネルギーが減っていたということもしばしば。管理は慎重に。
最後の1番『Metamorphosis』は形態を変化させると共に一定時間のBuffを得るアビリティ。
陰形態ではシールドと装甲値を、陽形態では攻撃力と移動速度を強化します。
またこの効果は別々に発動するため、1番を繰り返すことで両方の効果を受けることもできます。
- 長所
- 攻防一体のアビリティ構成
- 敵を足止めしながら戦えるため、分隊への貢献◎
- 自衛しつつ援護でき、分隊強化しつつ火力が出る
- 短所
- 作成に必須なパーツが他フレームの二倍
- トグル式アビリティが多く、エネルギー管理は必須
- 形態変化を介すため、考えながらの操作が必要
海王星(LOKI)
Warframe Wiki『LOKI』
自分の影武者(デコイ)を放ち、自身を透明化し、敵の武器を落とさせるといった、忍を忍と呼ばせるに相応しい戦いを魅せる忍者型男性フレーム。
直接敵を倒すアビリティではなく、敵の目を掻い潜り、死角から一気に叩くような戦闘スタイルのLoki。
足の速さと透明化効果も相まって、潜入ミッションでは無類の力を発揮します。
2番「Invisibility」は前述の通り、短時間の透明効果を持ちます。
レーザーフェンスなどは苦手ですが、敵はもちろんカメラやレギュレーターなどを無視できる大変強力なアビリティ。
目標と自分の位置を入れ替える3番「Switch Teleport」は、囮スペクターを召喚する1番「Decoy」やダウンした仲間、敵にドローンなど、効果の対象を選ばないテクニカルなアビリティです。
4番「Radial Disarm」を使えば、周囲の敵は射撃武器を無効化され、近接攻撃のみを振るようになります。
行動制限や自身の非視覚化など便利なアビリティが多い半面、耐久力は低いものとなっています。
大立ち回りは苦手な部類なので、ヒット&アウェイ、一撃離脱などを心がけた動きが肝要です。
- 長所
- 透明化による潜入ミッションでの有用性
- 敵の行動を制限する範囲アビリティ
- 初期ステータスの足の速さ
- 短所
- フレーム自体の耐久性は低い
- 便利なダメージスキルを所持していない
- アビリティが特殊なもの揃いのため理解が必要
冥王星(TRINITY)
セドナ(SARYN)
遺跡船(NEKROS)
フレームの種類はまだまだあります。
特定のエネミーを撃破してパーツをドロップさせ作るフレームや、クエストをクリアすることで作成できるフレームもあります。
後半の惑星開拓でやっと作成できるユニークなフレームも…。
MRのため、遊びの幅を増やすため、色んなフレームに触れて特性を理解していきましょう。