【てんしのレオタード】

Last-modified: 2024-03-10 (日) 04:55:46

概要

DQ5で初登場した女性専用装備(鎧)。
「レオタード」と名がつく装備は、DQ4に登場していた【ピンクのレオタード】に次ぎ2つ目。
もちろん露出度の高い【セクハラ装備】の1つ。
なお、ピンクのレオタードの項目にも記載の通り、本来はレオタードそのものに卑猥な要素はない。
 
華麗な装飾がついたレオタードで、SFC版DQ5・DQ6では純白色とピンク色を基調としたカラーリングとなっており、両肩と付属のブレスレット部には細長い羽根飾りが付いている。
ご丁寧にもネックレットやアンクレット、シューズまでついて来るこだわりぶり。
 
DQ7からはデザインが大幅変更され、銀白色と桃色を基調としたカラーリングで全体に透明感が出ており、羽根飾りが腰の裏側辺りにボリューム感を乗せて備え付けられている。
 
なお設定が作品によって「天使が着ていた」「天使を模して作った」「天使のような心を持った者にしか装備できない」と、ころころ変わる。
だが、いずれにせよDQシリーズの住人たちの価値観では、【天使】はセクシーな衣装のお姉さんであるらしい。
 
DQ8では【しんぴのビスチェ】に取って代わられたのか登場できず。
「天使」が大きなキーワードだったDQ9でも、天使仲間だった【てんしのローブ】が最強装備候補へ上り詰めたにもかかわらずレオタードの方はハブられ、レオタード系の装備は【天空のレオタード上】【天空のレオタード下】のみとなってしまった。
……が、星ドラに変遷前のデザインで再登場をはたしている。
歴代作品に登場した多くの武器防具が変遷後のデザインで登場している中で珍しいケースである。

DQ4(リメイク版)

守備力60。【メラ系】【ギラ系】【イオ系】・炎・吹雪両方のブレスダメージを2/3に軽減。
【女勇者】【アリーナ】【マーニャ】【ミネア】が装備可能。販売価格13000G。
 
他作品とはやや異なる仕様で、本作における【みずのはごろも】の上位互換的存在。
女性用防具としてはトップクラスの高性能で、特にラスボス、裏ボス級の敵が使用する物理・無属性攻撃以外の強力なブレス攻撃や炎熱系攻撃呪文のダメージを軽減できる恩恵は非常に大きい。
DQ4のステータス基準の関係で他作品に比べて守備力はやや落ちるが、それでも守備力60はかなり高い。
アリーナとマーニャにとってはスマホ版の【プリンセスローブ】を除けばこれが最強装備となる。
ミネアも【はぐれメタルよろい】に呪文耐性が付いたとは言え、ブレス耐性は備わっていないため、こっちが最終装備の最右翼となるだろう。
 
そして、【てんくうのよろい】【まじんのよろい】のブレス耐性が剥奪されたことで、勇者が装備可能なブレス耐性鎧がほとんど無くなった。
具体的には男勇者が装備可能なブレス耐性鎧はたったの20軽減の【ドラゴンメイル】のみ。
本作のボスはブレス攻撃偏重のため、女勇者の方が耐性面で圧倒的に有利という【女尊男卑】な状態になったと言える。
そんなわけで、リメイク版DQ4の女性メンバーは最終的に全員がレオタード姿で戦うという状況になりがち。サンバかカーニバルみたいだ。
 
PS版ではクリア後の隠しダンジョンにある宝箱で拾える他、【移民の町】の特殊形態の一つである【レディースタウン】でのみ店売りされている。
移民の町を発展させるにはそれなりの手間が掛かるが、レディースタウンは移民の種類を問わず、女性ばかりを30人以上集めればすぐに完成させられるので特殊形態の中では比較的作成が容易なタイプ。
まず手始めにレディースタウンを作り、人数分の天使のレオタードを揃えてしまえば、その後の戦いが格段に楽になる。
その際は隠しダンジョンのものは売り払おう。9750Gと結構な額で売れる。
ここまでくればダンジョン終盤だが、【エッグラ】【チキーラ】や6章で戦う【エビルプリースト】は強敵なので、移民の街を利用して装備を整えておくのも悪くない。
また同じくPS版にのみ登場する移民の【ランチェ】は、このレオタードを着たがっている。
 
DS・スマホ版では移民の町の成長パターンは1種類のみになったが、最終形態まで発展させれば購入可能になる。
DS版では5章で最終形態に成長させるには、17人以上とのすれちがい通信が必要。
ちなみにすれちがい通信ができるようになるのは【キングレオ】戦直前で、この時点で手に入れられれば超強力。
だが、もちろん世の中そんなに甘くはない。
今やすれちがい通信で移民を集めるのは絶望的なので、やはり入手は6章以降になるだろう。
 
スマホ版では【マスタードラゴン】との会話後に移民の町を最終形態に発展させられるため、【闇の洞窟】へ突入する前の時点で入手可能となったが、代わりにすれちがい通信ができなくなったので、それより以前の早期入手は不可能となっている。
 
なお女性専用装備の多く、特にセクハラ装備は【トルネコ】鑑定させると「私が装備できるわけないでしょう!」「私でも無理すれば…」などと独自のセリフが出るのだが、この防具はセクハラ装備でありながら他の一般的な装備品同様「どうやら私には装備できないようです」で済まされる。トルネコの嗜好には沿ってなかったのだろうか?

DQ5

本作で初登場。守備力+70。
ヒャド系・吹雪ブレスによるダメージを25軽減し、【ザキ系】呪文を50%の確率で防ぐ。
【ビアンカ】【フローラ】【デボラ】【女の子】が装備可能。
【ジャハンナ】の武器防具屋にて21000Gで販売されている。
 
非常に寒そうな見てくれに反して、冷気とザキ系に耐性が備わっている優秀な防具。
女性陣最強の鎧である【プリンセスローブ】は一点物なので、妻と娘を両方パーティに入れたければ、どちらかはこれが最強鎧候補となる。
どちらに着せるかはプレイヤー次第であるが、【みかがみのたて】を持てる娘なら、こちらと併用することにより炎系統と冷気系統のダメージを両方とも軽減できる。
もちろん、炎系耐性を重視したいのであれば【みずのはごろも】も候補に入るので、最終的にはプレイヤーが何を重視するかによるだろう。
例えば「『自分の愛妻が他の男がいる場面で肌をさらすような恰好をさせられる』のと『自分の年端もいかぬ愛娘が衆人環視の中でエロスな格好をさせられる』のいずれかがより自分の良心が傷まないか」…。
上述の通り、そもそもアンダーウェアを着用すれば肌を晒す必要もないが。
 
ちなみにSFC版公式ガイドブック下巻のモデルはビアンカ。

DQ6

守備力95、かっこよさ88。前作同様に即死耐性持ち。
【バーバラ】【ミレーユ】装備グループA、つまりスライム系モンスターが装備可能。
隠しダンジョンの最深部、ダークドレアムが鎮座する祭壇の間の奥にある小部屋に置かれた一品物。売却不可。
 
女性陣の鎧としては最高の守備力を誇るが、呪文・ブレスに対する耐性が失われてしまったのが痛い。
かっこよさも群を抜いて高いがいかんせん入手時期が遅すぎるため、裏ダンジョン突入時にはすでに【ベストドレッサーコンテスト】を制覇してしまっているという状況も多く、実質的にほぼ死にステータスと化している。
 
外見グラフィックが変わるわけでもなく、女性陣には守備力の値は劣れど耐性は優秀な【ドラゴンローブ】やプリンセスローブがあるので、袋の肥やしに終わる確率が非常に高い。
【スライムナイト】を除くスライム系仲間モンスターも装備できるが、そもそもDQ5と違って人間側の特技が充実しており、必ずしも仲間モンスターに頼る必要のないDQ6では、スライム系にお呼びがかからないことも多々ある。
 
話しかけるだけで一部のスライム系種族を仲間にできるようになったDS版でも、スライムナイト以外の全仲間スライムが装備できる。
しかし耐性が敵のときと共通になったために、有用なスライム系は元々ザキ系にかなり強かったり無効だったりするので、わざわざこれを装備する利点は薄い。
 
ただ、これを装備しない場合、【絶望の町】の防具選択においてほとんどの場合選択肢にすら入れてもらえない【エンデのよろい】、守備力が最強かつブレス攻撃に強い耐性を持つもののカジノで15万枚ものコインを稼ぐ必要がある【メタルキングよろい】、あるいは守備力の大幅に下がる【スライムアーマー】や、魔法耐性を持つものの守備力が低い【マジカルスカート】に頼らざるを得なくなる。
即死に完全耐性を持たないホイミンやリメイク以降のベホマン、もしくは装備耐性が不要な、はぐりんを使うならば、必ずしも悪い選択肢ではないといえよう。
セクシー衣装なのに綺麗なお姉さん可愛い女の子よりも、のクラゲや溶けた金属の方が性能を発揮できるというのは、何かが間違ってる気がしないでもないが…。
 
公式ガイドブック下巻のモデルはバーバラ。
 
ちなみにDS版では、この宝箱がある部屋に入った時と実際に開けた後に会話が用意されており、イベントアイテム以外の宝箱では【マグマのつえ】とこれだけである。
最初は一同宝箱があることに喜び興奮するものの、
ミレーユは「私より、バーバラに似合うかも…」。
バーバラは「ミレーユの方が似合うんじゃないかな」。
と「お前らそんなに着るのが嫌か!」とツッコミを入れたくなるやりとり。
そんな中、逆にさり気なく「私……関係……ない」と、装備出来なくてしょんぼりしているドランゴ。
SFCの頃からキングスライムは装備できるというのに。
なお野郎共は「…まあ、よかったんじゃないか」「なかなか珍しい物のようですね」「ふん、そういうことか」「買えば高いでしょうね」等とストイックな反応を見せる。

DQ7

守備力93、かっこよさ72。即死耐性付き。
【マリベル】【アイラ】が装備可能。
コスタール以降のカジノの【ラッキーパネル】か、【ヘルダイバー】及び【まじんブドゥ】のドロップでのみ入手出来るレアアイテム。売却価格10500G。
 
今回も即死耐性のみで呪文・ブレス耐性はなく、また女性陣のマリベル・アイラともにこれより強い装備が複数あるため、最終装備としての価値はかなり低くなった。
コスタールのカジノの100コインパネルだとこれより1~2ランク低い程度で同守備力でブレス耐性ありの【ギガントアーマー】が出ることがある。
両方装備できるアイラならどう頑張ってもギガントアーマーには勝てるわけがない。
 
しかし、ポイントはDISC1の過去【海底都市】に出現するヘルダイバーが稀にドロップすること。
この時点での天使のレオタードは圧倒的な守備力を誇り非常に強い。
マリベルの鎧にはほかに【マジカルスカート】もあるが、耐性が必要ない場面ではこちらが大いに役立ってくれるだろう。
とはいえ、過去海底都市は転職不可というハンディ(粘りすぎても熟練度上げに支障)がある上、ヘルダイバーは初登場の時点では場違いな強敵。
おまけにドロップ率は1/256と強烈に低いため、「落としたらラッキー」程度に思っていた方がいい。

リメイク版

ザキ系が異様なほどの命中率を持つようになり、一瞬で壊滅させられる危険性もあるため保険として装備させる意味は十分にある。
…はずなのだが、アイラならギガントアーマー+【メタルキングヘルム】、マリベルならドラゴンローブ+【おうごんのティアラ】で即死耐性+ブレス、呪文耐性ありの状態を得られるので、最終的にはその組み合わせが揃った段階で袋の肥やしになるか売却される運命。
 
PS版では水没中の過去【ハーメリア】から現代に帰れなかったが、今作では帰ることができるので【ダーマ神殿】【盗賊】などに転職可能であり、さらに盗賊含む下級職のマスターが容易になったことや海賊の攻撃面が補強されたことから、ヘルダイバーからのドロップ入手のハードルは下がっているといえる。
 
また、ドロップするモンスターに【ナイトメーア】が追加されたほか、【プレゼントを取り返せ!】に登場する【みわくのランプ】【まじんブドゥ】を呼ぶ事もある。
よってPS版よりも早く入手することが理屈上は可能だが、どちらも生半可な強さで太刀打ちできる相手ではないので注意。
 
まじんブドゥをリーダーにした【すれちがい石版】を自作すれば、そのダンジョンクリア報酬として入手できることもある。【まじんブドゥの心】を人数分集めたりするような遊び方をしていると、天使のレオタードが余るほど手に入る。

トレジャーズ

【お宝】の一つとして登場。

お宝No.34
レアリティトレジャー
カテゴリーレジェンド
コレクション伝説の防具
標準価格10,400,000G

ウォーク

2023年6月8日登場の「天使のレオタード装備ふくびき」で登場。登場時はDQ6イベント期間中だが、これ自体はDQ7デザインに近い。
男性でも装備可能であり、男女で見た目にはそこまで大きな差異は見られない。
これ自体は上と下に分かれており、頭装備はミレーユと同じ髪型になれる「天使のティアラ」、武器は「エンジェルロッド」。
大神官向けの装備で、スキルHP回復効果とみかわし率上昇に加え、上はデイン、バギ、ヒャド系耐性、下は魅了と転び、ティアラは鳥系と水系への耐性などがつく。
 
武器のエンジェルロッドは補助、回復、天使のうたごえによる蘇生だけでなく攻撃もできる万能な武器。
レベル20で全員の攻撃力を1段階上げ、更に敵にランダムで1000の固定ダメージ(メタル系無効)を4回与える攻撃も行う「つるぎの演舞」、
レベル30で仲間全員のHPを回復し、4回に1回くらいの割合で敵単体を 1ターンだけだが耐性無視で魅了する「ウルトラハッスルダンス」を修得。
いきなりスキルは4ターンの間みかわし率を1段階又は2段階上げ、更に別の味方のみかわし率を上げることもある「華麗なる舞」。

ダイの大冒険(2020年版アニメ)

ベンガーナのデパートにて、原作の【おどりこのふく】から差し替えられる形で【レオナ】が試着。GJ!
なおリメイク版ではなく、オリジナル版DQ5・DQ6の頃のデザインである。

クロスブレイド

超2弾のコレクション1にて、これを着たレオナが【シークレット】カード化した。