FF1(GBA版以降)
ブルードラゴンなどの色違い、白いドラゴンとしてエクストラダンジョン下層に出現する。
最大四体で現われ、ホーリーを唱えてくるので非常に危険。攻撃力もかなり高い。
- ただしGBA版では複数体現れるのは風の囁く洞穴のB31~39Fがボーナスマップ(水没城)になった際のみ(それ以外のマップではそもそもエンカウント不可能)と非常に限られている。
- 上記以外では癒しの水の洞窟のダークバハムートのいるマップで必ず戦闘可能(しかも1体のみで出現)なため、モンスター図鑑を埋めたい場合はそちらを狙うのが楽。
その物理攻撃の破壊力は、防具をガチガチに堅めたナイトが300を超えるダメージを受けるほど。
ホーリー自体の威力は大体200前後。なので、打撃とどちらが痛いかは状況次第だろう。
ただ、ホーリーはPSP版では全魔法中一番の演出の長さを誇るので、時の迷宮で出てきた時に猛威を振るう。
4体からホーリーをくらい続ける様は、FC版FF2でイエローソウルの群れからファイア5の連発を受けてるのを思わせてくれる。
こいつと戦わなければならない「安らかなる道」の青の封印を解きたい場合はなるべく多めに時間を確保しておこう。
FF6
ホーリードラゴン
Lv71、HP18500、MP12000、種族:なし。
攻撃力13、防御力110、命中100、素早さ55。
回避率0、魔力9、魔法防御150、魔法回避0。
弱点属性:なし。吸収属性:聖。無効化属性なし。
有効な状態異常:沈黙、暗闇、スロウ、ストップ、プロテス、レビテト、ヘイスト、シェル、リフレク、ゾンビ。
行動:
通常
- 1ターン:三連続行動。ホーリー/ホーリー/何もしない→ホーリー/ホーリー/何もしない→ホーリー/何もしない/何もしない
- ダメージ/回復カウンター:デスペル/デスペル/何もしない
操る:不可。スケッチ:フレア/ホーリー。あばれる:ホーリー。
盗み:通常枠エクスポーション/レア枠ホーリーランス。落とすアイテム:なし。※狂信者の塔で撃破後のみ、ホーリーランス(100%)。
変化:成功率12.5%。天使の指輪/天使の指輪/セーフティビット/守りの腕輪。
魔法修得値:10。
狂信者の塔にいる伝説の八竜の一匹で、もちろん聖属性を吸収する。
ドラゴン、レッドドラゴンの色違い。
レッドドラゴンとは唯一の八竜内の色違い。
ただ「伝説の竜」にもかかわらず、獣ヶ原で頻繁に見かける…。
- 八竜の中で唯一弱点属性を持たない。これは強化Ver.も同様。
攻撃手段は「ホーリー」「デスペル」のみ。
魔法しか使えない塔というのは、伝説の八竜であるコイツも例外ではなかったのだろうか。
攻撃手段が魔法しかないのにサイレスが効いてしまう。
イエロードラゴンも相当弱いが、完全に攻撃を封じることができるホーリードラゴンは八竜最弱と思われる。
「ホーリー」は2~3回連続で使用することが多い。また、「デスペル」はカウンターで使用する。
ホーリーは反射可能なのでリフレクトリングを装備するだけで負ける可能性が無くなる。
反射時の吸収回復のせいで特に火力不足だと長期戦になりがちなので、結局沈黙させた方が手っ取り早いことに変わりは無い。
- 一応ホーリーの火力自体は侮れなく下記の通り連発してくるので、「沈黙効くし低レベルでも楽勝だろ」などと油断していると先手で沈黙役をことごとく潰されて窮地に陥ることが有ったり無かったり。
沈黙させる場合でも沈黙役にリフレクトリングを装備させておくと事故防止になる。
倒せばホーリーランスが手に入るが、移動画面になってから手に入るので戦闘直後は何も落とさない。
盗みのレア枠からでもホーリーランスを回収できる(通常枠はエクスポーションなので確実ではない)が、狂信者の塔では盗みは使えず盗賊のナイフ+バーサクなどの工夫が必要。
- 通常Ver.の八竜でアイテムを盗めるのはこいつとアースドラゴンのみ。
強化Ver.の方はフリーズドラゴンを除く全てのドラゴンからアイテムを盗める。
ちなみにアースドラゴンの盗めるアイテムも、こいつの通常枠と同じエクスポーションである。
倒してもホーリーランスを落とさないのは獣ヶ原で何度も入手されない為の措置だろう。盗めば量産できる。
「伝説の八竜」で唯一、獣ヶ原にも登場。
ここでは狂信者の塔と違って基本的にコマンド制限はないので、普通にアイテムを盗む事が可能。
- ホーリードラゴンがグループNo.55でその前のNo.54がキングベヒーモス。
ホーリードラゴンが出てくるということは、獣ヶ原におけるエンカウントテーブルを一周したことの証。
いわば「獣ヶ原におけるボス」と言ってもいいだろう。
直前には必ずキングベヒーモスが出てくるので、こちらは中ボスと言った具合か。
獣ヶ原で出会うと、逃げられない上にエフェクトの長いホーリーを連発するため鬱陶しい。
倒すのが面倒ならガウに跳び込ませるか、バニシュデスで瞬殺してやりすごそう。
いわゆるセーフティビットの「材料」。
セーフティビットは非常に有用だがかなり集めにくいアクセサリなので、対策が立てやすく遭遇のタイミングもコントロールできるホーリードラゴンはラグナロックの格好の相手。
- GBA・スマホ版だと魂の祠で何度でも魔神と戦えるため、量産したいだけならそちらの方が楽。
- 魂の祠は追加ダンジョンクリア後であるため、魔神から量産するのでは間に合わないので注意。
「あばれる」の収集がてら遭遇するホーリードラゴンか、クリュメヌスあたりから量産した方がよい。
ホーリードラゴンにラグナロックを使うと超低確率でラグナロクになるという話も出たようだが、デマである。
海外版SNESはWhite Drgnと縮約表記、 海外版PS版はWhitDrgn、海外版GBA版では日本と同じくHoly Dragonという表記になっている。
「ホーリー」と同じ宗教的な問題を考慮した変更だったと思われる。
- 世界中に竜を信仰する文化は中国・ウェールズなどの例があるし、日本にも普通に龍神伝説がある。
また、西洋ではキリスト教主体とはいえ、FFの先輩D&Dでもバハムートを筆頭に聖なる竜が出てくる。
『聖なるドラゴン』という呼称にはある種の矛盾を感じてなじまない、という事ではないのだろう。
Android版ではアチーブメント(トロフィーみたいなもの)に「全員の瀕死必殺技を全部見る」というのがあり、HPの高い手軽なサンドバッグというとこいつになる。
あばれるコンプもやらされるのでそのついでに。
完封すれば最弱だが、正面から戦うとそこまで弱くない。正面から戦っても弱いイエロードラゴンとは違う。
魔石禁止プレイだと途端に強くなるボス。
魔法を覚える装備やロッド折りやスーパーボール、ゴゴまで縛った場合、ティナとセリスしか魔法を使えなくなるので、ガ系を覚えてないとラ系のリフレク倍返しだけでは火力不足になってしまう。
肝心のサイレスが使えないので、攻撃も封じれず、かと言ってリフレクトリングを使うと回復させてしまう厄介なボスと化す。
こうなったらリフレクなしの真っ向勝負でミネルバビスチェやシェル効果のあるアクセを装備しながらファイラやブリザラでじわじわ削るしかない。あるいはウーマロを連れて行くか。
- ウーマロを連れていくのも良いが、セリスの魔法回避率を128以上にして放置するのも手。こいつのMPは12000・ホーリーの消費MPは40なので、ホーリーを300発使わせればMPが0になる。1時間以上はかかると思うが。もしセリスがバーサクを覚えているなら、バリアントナイフを装備したロックかイカサマのダイスを装備したセッツァーに皆伝の証を装備させてバーサクをかけるのが手っ取り早いが。
FF6(GBA版以降)
ホーリードラゴン(EX)
Lv97、HP55000、MP22000、種族:なし。
攻撃力30、防御力150、命中150、素早さ65。
回避率10、魔力22、魔法防御200、魔法回避40。
弱点属性:なし。吸収属性:聖。無効化属性なし。
有効な状態異常:プロテス、シェル、レビテト、ヘイスト、リフレク。常時リジェネ状態。
行動:
通常時
- 1ターン:三連続行動。セイントビーム/セイントビーム/何もしない→セイントビーム/セイントビーム/何もしない→セイントビーム/何もしない/何もしない
2ターン:三連続行動。たたかう/ヘブンズドライブ/何もしない→たたかう/ヘブンズドライブ/何もしない→ヘブンズドライブ/何もしない/何もしない
一定時間経過
- 1ターン:三連続行動。セイントビーム→セイントビーム/セイントビーム/ホーリー→セイントビーム/ホーリー/何もしない
2ターン:五連続行動。たたかう→たたかう→たたかう/ヘブンズドライブ/何もしない→たたかう/ヘブンズドライブ/何もしない→ヘブンズドライブ/何もしない/何もしない
ダメージ/回復カウンター:ケアルガ/ケアルガ/心ない天使
操る:不可。スケッチ:ホーリー/たたかう。あばれる:不可。
盗み:通常枠なし/レア枠エリクサー。落とすアイテム:斬魔刀。変化:不可。
魔法修得値:0。
「ホーリードラゴンは
天使を従えている!」
竜の巣の「聖なる宮殿」に現れる強化版は伝説の八竜強化型で最強とまで言われるくらいに強化されている。
亜種にドラゴングレイト、並びに強化版レッドドラゴンも加わった。
攻撃手段はホーリーと聖属性全体攻撃のセイントビーム(必中)か、通常物理攻撃と3倍物理攻撃の「ヘブンズドライブ」で4回攻撃をしてくる。
さらにダメージ系の行動にカウンターでケアルガとこころないてんしを使ってくる。
- 当然、サイレス等は効かなくなっているが、デスペルで状態解除される事もなくなっている。
攻撃力は30と他の強化8竜よりも少し低めだが、それでもヘブンズドライブの手数で洒落にならない被害を被る。
更に、魔力も22とカイザードラゴン並みの高さを誇る。
レア枠でエリクサーが盗め、倒すとカイエンの最強武器である斬魔刀をドロップする。
最大HPは55000と、強化型八竜で一番低い。
敵の攻撃に対処するより、クイック→二刀流乱れうち×2などで押し切ったほうが安全に倒せるかも。
なお、コイツはファイナルアタック(FA)はしてこない。
- 強化型八竜で単純に最も最大HPが低いのは 強化型フリーズドラゴン(HP32000)。
向こうは一度に4体分も相手にしなければならないので 実質的には一番HPが高いとも言える。 - 竜の巣では二刀流乱れうちなどは非常に有効と言える。魂の祠ではカイザードラゴン込みの連戦なのでリスクが高くなる。
常時リジェネ状態なので、一定時間おきにHPが250程度ずつ回復する。
- 反撃ケアルガを許してしまうと相対的に与えるべきダメージ量が増えてしまい、常時リジェネも手伝い実際のHP以上にタフに感じられる。
カウンターで「こころないてんし」を使われた直後に全体攻撃されると全滅は必至となる。
セイントビームは必中技なので回避/魔法回避を128以上にしても避けられない。
リレイズや、セイントビームの聖属性を吸収する英雄の盾が欲しい。
ライトブリンガー+英雄の盾+グリーンベレー+フォースアーマー+見切りの数珠&そよ風のマントの装備ならそのキャラの完全な安全を確保できる。
- ライトブリンガーで「たたかう」を行って追加ホーリーを吸収されないよう注意。
もしそれらがなければ、
「攻撃を待つ→即座に攻撃→カウンターでこころないてんしがきたら回復……」のローテーションを組んで戦えば、全滅する可能性を最小限に食い止められるだろう。
ストラゴスかゴゴの覚えた技でフォースフィルドを連発し、聖属性無効化を狙うのもいい。
こちらから攻撃しなければ「こころないてんし」は使わないので、フォースフィルド使用中は回復に徹しよう。
- 英雄の盾が量産不可能になったiOS/Android版ではフォースフィルドの聖属性無効化はむしろ必須レベル。
これがあるのと無いのとでは難易度にかなりの差が出てくる。
フォースフィルドがなければ、聖属性無効化はガウの「あばれる」くらいか?
- 「あばれる」はガウが勝手に攻撃して凶悪カウンターを誘発してしまうため危険。
聖属性を無効・吸収するのはプリン・眠れる獅子・マジックポット・モルボルグレートくらいだが、プリンと眠れる獅子は発動技が「ねんえきネバネバ」と「ゆうごう」なので論外。
モルボルグレートのバイオもリフレクでケアルガ反射時使えない。
通常版と違って、内部的には強化版のカウンターに「何もしない」が存在しない。必ず2/3の確率でケアルガ、1/3の確率でこころない天使で反撃してくる。
クイックの1回目の攻撃にはカウンターが発動しないため、必殺剣・烈と組み合わせて使うと効果的である。
必殺剣自体にはカウンターが発生する他、クイックの2回目の行動にはカウンターが発動する。
ホーリードラゴンにリフレクをかけておけば、反撃のケアルガを味方PT側に反射させることも出来る。
ケアルガ対策は敵にリフレクかクイック1撃目を使おう。
伝説の聖なる竜だからか、戦闘開始後「ホーリードラゴンは天使を従えている」とメッセージが流れる。
「こころないてんし」などの強化型でしか使わない攻撃が、総じて「天使」にちなんだ攻撃となっており、ケアルガやこころないてんしなどエフェクトに天使が出てくる行動を指しているのだと思われる。
「英雄の盾量産」が最も真価を発揮できる戦闘のひとつとなろう。
こころないてんし→セイントビームの「全滅コンボ」もさすがに量産英雄の盾は突破できないが、旧スマホ版では英雄の盾が1つしかないため、残り3人は全滅コンボにさらされる。
魂の祠では通常版が第7グループの6戦目、強化版は第10グループの6戦目に出現する。
PFF
FF6のホーリードラゴンが「竜の巣に挑むもの」、「禁忌の詠唱術【聖】」にボスとして登場。
PFFNE
AREA11-2の3戦目に1体登場する。
FFRK
FF6からボスとして登場。ノーマルダンジョンでは「狂信者の塔1」のボス。
原作同様に攻撃手段は「ホーリー」「デスペル」のみであるが、イベントで登場した場合には他の攻撃手段を持っている場合もある。
初登場した頃は精神を下げる手段も、聖属性耐性アクセサリも無かったため、強敵であった。
リフレク反射は聖属性吸収により回復されてしまう上に「デスペル」で解除されてしまう。
白魔法吸収の効果を持つ必殺技が最も確実な対抗手段である。黒魔法吸収のみのまふうけんでは防げないため注意。
WOFF
Lサイズのミラージュ。レッドドラゴンの色違いで、ミストドラゴンからヘンシンカする。
氷柱の崖の隠しアイスにおり、2体との戦闘になる。
到達した時点では到底勝ち目がないため、本格的な挑戦はもっと強くなってからになる。
ジェムジェムチャンス条件は光属性で攻撃すること。条件だけ見れば緩いほう。
倒せばヘンシンカのための記憶が手に入るので、普通に倒してしまっても構わない。
DFFOO
チョコボの不思議なダンジョン
第2ダンジョンから登場するドラゴン系のモンスター。デザインはFF6がモチーフになっているようだが、色は全然違う。
属性は風、使用する特技は「かみつき」、「エアロガ」、「ホーリー」。
登場し始めるあたりではなかなかホーリーが強力で、ステータス成長も高めなので強豪モンスターという位置づけである。
フロータイボールと同じく雷属性の他に風属性にも弱い。
続編では見た目だけのパチモンになっているので、ホーリーをぶっ放してくるホーリードラゴンはこちらでしか見られない。
超光エネルギー!
ホーリーの力を
その身に持ってる
竜モンスター
今作のホーリーはプーレが珠で使う時と同じく無属性でありクラの属性によるダメージ軽減ができない。
エアロガならクラの属性で軽減できるが、どちらにせよ高威力なので青ATBバーには注意。
しかし、「光」ならシャインというイメージぴったりなものが同じ作品にあるのにエアロガを使用するのは何故だろうか。
ドラゴンとは言うが、ずんぐりした体型のせいであまりドラゴンらしさはない。
同種のダークバハムートよりやや明るい程度の暗い配色のためホーリーという感じも薄い。
チョコボの不思議なダンジョン2
ドラゴン系レベル1のモンスター。レベル的には最下位だが、レベルはあまり関係なく、HPは最も高い。
同系統モンスターと共通で時空要塞ダンジョンの22~25Fに出現する。
弱点属性も耐性もない上に、毒とデスは効かない。。
噛み付き攻撃をする他、クエイクブレスを扇状に吹きかけてくる。
カラーは青色で、同種にレッドドラゴン・ダークバハムートがいる。
なおレベルアップしても他のドラゴン系モンスターにはならない。
- 上記のとおりレベルによる格付けがないので
見た目こそ前作に似ているが、前作と異なりホーリーも使わない上に、地属性担当のようになっている。
本当にホーリードラゴンなのだろうか。 - 似たような名前のホリーのツメが地属性というのが何とも言えない。
- 今作のホーリーはアンデッドにしかダメージ通らないからね。可哀想に…
稀にホーリーのツメ、クラッシュストーン、超難しい本、サンダーの本が手に入る。魔法の本が属性と対応してない罠。
採取できるエキスはドラゴンのエキス。最強のツメやクラを作るなら是非採取しておこう。
ダイスDEチョコボ
友達魔石として登場。
召喚者以外のキャラが止まると、確率で相手に吼えることがある。
吼えられたキャラは、次ターンでダイスが1の目しか出なくなる。
同様の効果を持つキャラにマッドマンやダークタイタンがいる。
毒に耐性を持ち、配置されたマスに召喚者が止まっている時は、召喚者を毒から守ってくれる。
コイツが3体いるマスは、ゲームのシステム上、絶対に乗っ取ることができない。
理由は、コイツの徴収アップ率がゲーム中最大の+38%(3体なら+114%)であり、さらに毒状態(徴収アップ率低下)を無効化してしまうため。
本ゲームにおけるマスを乗っ取る条件の1つ「そのマスの徴収アップ率を超える魔石を持っていること」が満たせないのである。
一見欠点がなさそうに見えるが、吼えてくれる確率がオーガの次ぐらいと低い部類に入る。
マッドマンと比べると明らかに見劣りするぐらいなのだが、あちらは石化耐性を持ったキャラがコカトリスを持っていると何もできないというはっきりした弱点があるので、この効果目当てでもあちらを選ぶかは相手の耐性次第になる。