初登場はFF2。モルボルの上位種。
FF2
ランドモルボルの上位にあたるモンスター。
主に、ジェイドやその周辺フィールドにて出現。
(パンデモニウムにも出現する事はあるが、頻度や数は少なめ)
この時点では「くさいいき」は使わず(FF2での臭い息の効果は石化だった)、通常物理攻撃と共に一時変化全ての状態異常をくらわせてきた。
物理攻撃をくらうと同時に、「どくをうけた」「ねむりについた」「ちんもくした」「ちいさくなった?!」「マヒした」「こんらんした??」になる様は圧巻。
コイツの4匹組に先制攻撃されると、延々コレをくらい続けるハメに。
リボンを装備していても物理攻撃の追加効果は防げなかった為、当時はクアールに次ぐ恐怖の対象だった。
この状態異常のフルセットが流行り病のような強烈なインパクトを残し、この触手に触れたものはただでは済まないというイメージを後の作品にまで残す。
源氏シリーズなどの重装備をした者は逃れることはできない。
ただし回避率をしっかり上げていればそんなに怖いモンスターではなくなる。
コイツの攻撃回数は8回なので、前列二人体制で進めていても攻撃を回避しきれないことがある。
回避レベルが足りなければ、ブリンクを掛けると良い。
- こいつの攻撃を回避できるようになれば、パンデモニウムでデスライダーの攻撃を避けられる。
パンデモニウムに行く資格があるかどうか試されていると考えることもできる。
補助魔法なしで避けられれば回避率はほぼ安全と考えていい。
一応逃げられる上に状態異常は一時変化オンリーなので、誰かが動けるようになったら逃げるのも一つの手。
モンスターにとって小人化は即死扱いなので、コンフュで同士討ちさせるとフルコースを堪能する暇なく消えていく。
ウィザードリィに登場するモンスター「フラック」はモルボル同様複数の状態異常を一度に与えてくる。
(これ以外にも首はねをしてくる)
その際にはFF同様、「○○はどくにおかされた」「~はしびれてうごけなくなった」「~はいしになった」「~はくびをはねられた!」と連続表示される。
これが元ネタだろうか?
後発シリーズに登場する「モルボル」のイメージを決定付けたのが、このFF2モルボルグレート。
モルボル初登場のFF2では、普通のモルボルは物理攻撃の追加効果もたいしたことなく、ランドモルボル(地上のモルボル)といった亜種からわかるように、モルボル系統自体はこの頃だと普通の水棲植物っぽいモンスターだったが、モルボルグレートの状態異常オンパレードがFF4の臭い息に引き継がれてからは、もはや植物だのなんだの言ってられない極めてグロテスクな系統に変貌している。
- ただし、FF2ではモルボルグレートも「ジェイドという水辺」に出現するため、水棲種という原則からは実は外れてなかったりする。
FF4(GBA版・PSP版)
複合状態異常の効果は臭い息に変更された。
GBA版とPSP版で登場している。
FF4TA
集結編で登場。
倒すと20000ギルと、この時点では破格のギルが手に入るため、金稼ぎに最適。
少々強いが、カンストレベル50まで上げれば楽に戦える。
FF6
Lv56、HP7000、MP500、種族:なし。アンデッドではない。
攻撃力13、防御力115、命中100、素早さ30。
回避率0、魔力6、魔法防御105、魔法回避0。
弱点属性:炎。吸収属性:炎以外全属性。
有効な状態異常:暗闇、沈黙以外全て有効。
行動:
通常時
- 1ターン:たたかう/たたかう/何もしない
モンスターの数が1体以下
- 1ターン:くさいいき
まほうカウンター
- 1ターン:あくまのキッス/何もしない/何もしない
- ファイナルアタックは「何もしない」なので魔法でとどめを刺した場合は反撃されない。
操る:たたかう/ポイズン/はないき/くさいいき。スケッチ:ポイズン/くさいいき。あばれる:バイオ。
盗み:通常枠テレポストーン/レア枠なし。落とすアイテム:なし。
変化:成功率25%。万能薬/万能薬/万能薬/万能薬。
EXP:2800。獲得ギル:1320。
ラストダンジョンの瓦礫の塔に出現。黒みがかった緑色に毒々しい赤い牙が特徴的。
炎属性以外の全属性攻撃を吸収する。
メルトンでも炎+風のため吸収してしまい、魔法カウンターの「悪魔のキッス」で反撃される。
魔法攻撃するとカウンターで悪魔のキッスを使い、一撃死させてくる。
ただファイナルアタックでは使用してこないので、魔法攻撃でも一撃死させれば悪魔のキッスのカウンターはない。
魔力を上げたキャラのファイガなどで一掃すべし。
モルボルグレートは最後の一体になると、延々と臭い息を吐くようになる。
FF6の臭い息には睡眠効果もあるため、下手をすると眠り→起きる→臭い息→眠りという全滅よりも恐ろしい事態になりかねない。
操ると意図的に鼻息を吹かすこともできるので、リルムがいれば吹き飛ばさせるのも選択肢のひとつ。
「スケッチ」でポイズン・臭い息、「操る」で更にたたかう・鼻息が使える。
属性吸収が凄いので、「あばれる」の対象としてバールゼフォンなどのように優秀(発動するのはバイオ)と思いきや、状態異常耐性が暗闇と沈黙のみ。
これは下位種のモルボル(カッパ化・沈黙・睡眠耐性)にも劣る。
属性耐性は物凄いのに、何とも極端である。
通常枠でテレポストーンが盗める。
FF6(GBA版以降)
竜の巣の「竜の神殿」エリアにも出現する。
また、魂の祠の第3グループの7戦目でオールドドラゴンとセットで、第4グループの4戦目ではグランベヒーモス・ベクタリトスとセットで出現。
新種にモルボルワーストも加わった。
CCFF7
ミッション「謎の大空洞>未知への扉>生体兵器の脅威」にボスとして出現する。モルボル系モンスターの最上位。
HP3385000、MP9950。各種ステータス異常・即死・ふきとばし無効。
超~臭い息、消化液を使用する。
スーパーリボンが確実に盗めて、タロットカードとクリスタルオーブを確実に落とす。
ミッション報酬は「エクサフレア」(Master・魔力+100)のマテリア。
貴重なスーパーリボンが確実に盗めることに加え、このミッションには源氏の小手が入った宝箱もあるのでとり忘れないようにしたい。
ミネルヴァ(10000000)に次ぐHPを持つ。
すてみパンチでも最低34回使わなければ倒せないが、SPターボで大幅に強化したエナジーなら数回使うだけで倒せる。
- 所持金に余裕があれば銭投げでも手っ取り早く済む。
ヘルブリザガ+ステータス防御で挑みたい。
しかし超臭い息をくらいながらスーパーリボンを盗めても、なんだか今更感が漂う。
FF10
『シン』の体内及びオメガ遺跡で出現。
『シン』の体内に出現するものはただの強化モルボルだが、オメガ遺跡に出現するものは味方の「先制」アビリティの効果を無視して必ず先制する特性を持っており、くさい息を仕掛けてくる。
警戒なしで強制バックアタックを仕掛けるFF5のガルキマセラも真っ青の初見殺し具合だろう。
(行動パターンは『シン』の体内の特定の場所に出てくる敵以外は全て先手を取るようになっている)
オメガ遺跡に行く際は最低でも「完全混乱防御」と「完全バーサク防御」のある防具、または先制攻撃されても必ず先に行動できる「さきがけ」のある武器を装備しておきたい。
- バーサクの発生率は30%なので完全でなくとも大丈夫である。
ただ、混乱は80%なので、混乱防御だと30%の確率で発生することがある。
デスフロートのにらみ攻撃と同じ確率に落ちると言えば低く感じるが、くさい息は3人全員が対象なので、完全混乱防御でシャットアウトする方が良い。
これがないなら「さきがけ」は必須。ソニックブレイドを始めとしたさきがけ武器がないなら、正宗を限界強化してアーロンをバトルメンバーに入れておこう。
もちろん、AP稼ぎをする時は戦闘終了時に必ず「さきがけ」要員をバトルメンバーに入れるのを忘れないように。
忘れた頃に先制くさい息で全員同士討ちしたりターン経過で毒殺されて全滅したら目もあてられない。
- 4スロ防具があるなら、更にオートST回復薬と完全石化防御をつければ、勝手に状態異常を回復してくれるだけでなく、同マップに出現するデビルモノリスにも対応可能。
不意の先制攻撃→ブレス→全員石化で全滅という最悪の流れを避けることが出来るのでオススメ。
余談ではあるが、この4つのオートアビリティに必要なアイテムは全て同マップの敵から盗んで入手出来る。
わいろを使うとモルボルの倍の数の未知への翼が手に入るが、価格は倍以上する。
どの道両方とも30個溜めるには500万ギルは必要になる。
戦利品の武器防具には状態異常の追加効果のある武器か防御できる防具が手に入るが、どちらも確率の低い方なので注意。
ランドウォームを除くと得られる経験値が最も多い。が、上記の通り無策だと全滅しかねないので、稼ぎには向いていないだろう。
挑発とディレイに耐性が無い。
そのため、さきがけして挑発かディレイバスターを使用するのが対策のひとつになるのだが、挑発もディレイもごく稀に失敗することがあるため、確実性を優先するならさきがけ召喚の方がいい。
挑発状態になると全体防御無視攻撃の乱れ撃ちのみを使用する。威力は低めだが、攻撃時間は無駄に長い。
素早さが足りていれば、ヴァルファーレのソニックウィングでハメられる。
そうでなくても召喚獣ならリボンがない通常版でもくさい息を完全に無効化出来るため、基本的には召喚獣に任せる方が良いだろう。
もちろん臭い息も印象深いが、その他にもパーティキャラを丸ごと食べてしまう攻撃も行う。
こちらは単体通常攻撃であり数値上はそれほど脅威ではないが、実際は臭い息よりも精神的ダメージが大きそうである。
(吐き出されたキャラはモルボルの黄色く濁った唾液まみれ……!)
- 効果音がまたなんとも…うぇぇえッ
- 「食べる」も参照。
FF10-2
異界と聖ベベル廟の第70~74層に出現するモルボル種族のモンスター。
普段は「消化液」「みだれうち」「くさーい息」「かぶりつく」で攻撃してくる。
「くさーい息」は、7種ものステータス異常をもたらすが、混乱効果さえ無効化できればどうってことない。
- 前作オリジナル版と違い、今作は遭遇するころにはリボンを複数所持出来ていたりと
十分なステータス異常対策を取れるため脅威にはならない。
ステータス異常にならなければどうってことのない強さなので問題なく倒せるだろう。
オーバーソウルすると「みだれうち」「くっさい息」「かぶりつく」「毒消し消化?」「目薬消化?」
「やまびこそう消化?」「聖水消化?」「万能薬消化?」で攻撃をしてくる。
FF12
出現時期がモルボルと近いためにモルボルとは能力的にあまり差異はない。
まあFF12ではここから先にもいろんなモルボルが出てくるのだが。
心得を持っていると臭い液を落とす場合がある。
ゴルモア大森林のみに生息し、エルダードラゴンが出現する前後のフロアに出現する。
モルボルとセットで出現する手前、個体数が少ない。
FF12RW
表記は「モルボルグレイト」
タイプ:近接
攻撃:-
レジスト:-
弱点:-
ランク:III
説明:モルボルの突然変異体 壮絶な息のクサさで卒倒
基本技「触手」と、特技『くさい息』を使う。
FF14
低地ドラヴァニアに生息する。
見た目も使う技もモルボルと大差はなく、単純にモルボルの上位種(高レベルのモルボル)といった位置づけである。
FFT
表記は「モルボルグレイト」。
フィナス河(ランベリー城攻略後のゼルテニアルート)のランダムバトル、ディープダンジョンなどで出るモルボルの最上位種。
氷を弱点にし、カウンターと水上移動持ち。
くさい息を使い、密猟で最強の辞書がレアで手に入るが、まじゅう使いで使えるモルボル菌が最も恐ろしく、そしてネタにされる。
モルボル系に共通して最上位種の本種も移動力、射程がないので大して怖く無い。
とはいえくさい息の効果は恐ろしいので絶対に近づかないようにしたい。
実際に遭遇した局面ではない為あくまで机上の空論に過ぎないのだが、フィナス河でこのモンスターが出現するパターンには敵軍にも人間ユニット(女忍者や男弓使い)が参戦する可能性がある。
そして彼ら(彼女ら)がSAにまじゅう使いをセットして尚且つモルボルグレートに隣接してしまったら……。
FFTA
表記は「モルボルグレイト」。モルボルの上位種で、紫色をしている。
くさい息と怪音波を使うが、状態異常に弱い点や機動力の無さなど弱点はモルボルと同様。
万能薬が嫌いなのも同じ。
FFTA2
モルボルの上位種。風弱点。
モルボルの技に加えてモルボルソングも使用してくる。
FFCC(リマスター版)
毒キノコの森のボス。
行動パターンはモルボルに似ているが、お供がオチューになっているほか、HPが減るとファイガを使用する。
FFL
FF零式
魔物の峡谷や龍神の聖域のシンボルで出現。
モルボルを鮮やかな黄色にしたような不気味な色合いで、HP以外ではモルボルを上回る。
とはいえレベルは最低でも93はあるので、HPも4万台と馬鹿にならない高さ。
基本的な特徴はモルボルと同様だが、ブレイクサイトに当てるとひるんだ後臭い玉を大量に吐く点で異なる。
貴重なシコンファントマを手に入れられる数少ないモンスター。
その為、多くのプレイヤーに魔法強化の為に燃やしたり凍らせたり痺れさせたりして倒して乱獲されている。
- さらに魔法強化にかかせないハクジファントマも、同じく属性トドメ時に手に入る。
魔物の峡谷は裏技があって狩りに向いているため、ファントマ稼ぎはここが便利。
TFFCC
BMSで敵として登場する。
TFBL
PFFNE
AREA22-6の3戦目に1体、AREA30-3の2戦目に1体登場する。
FFRK
FF6のモルボルグレートがノーマルダンジョンのガレキの塔6などに出現。
くさいいき(単体に暗闇、混乱、睡眠、毒)を使用する。
また、FFWWW、FFBのモルボルグレートがイベントのボスとして登場したことがある。
FFEX
植物種族のモルボル族のモンスター。
メビウスFF
年を経た植物の怪物で強力な悪臭を放ちます。
土属性のモンスター。
アビリティカード「モルボルグレート」や進化用素材である「くさいトゲ?」をドロップする。
アビリティカードとしては土属性のレンジャー系アビリティ「(プチ)土の戦陣?」を持つ。
DFFOO
SOPFFO
魔の樹海のボスとして登場。
通常のモルボルよりも一回り大きく、紫色の毒々しい体色。また、非常に発達した2本の巨大な触手が特徴。
チョコボの不思議なダンジョン
モルボルの強化版。本作では最後に初登場する雑魚敵である。
第3ダンジョンの90階台に出現する、最強クラスのモンスター。
毒の息、混乱の息、トードの息と、状態異常を起こす攻撃を3つも持っている。
青ATBバーが出ている間はどの息が来るのかがわからないので、極力通路に逃げた方がいい。
タネを飛ばす遠距離攻撃もあり、全体的に隙が無い。
こいつもクリシェール同様、アビリティを5つ持っている。
チョコボの不思議なダンジョン2
モルボル系最上級(Lv3)。カラーは赤茶色。
ひみつのダンジョンの19Fに出没する。
混乱にする息を掛けてきて攻撃してくる他、通常攻撃に毒も付与されている。
単体の時は楽だが、同時に出てくるポイズンワームとセットは嫌らしい。
- ポイズンワームは同ダンジョンの21-22Fに出現するので、コイツとセットでの襲撃は有り得ない。
ただ、スロウにして来るグールとの組み合わせは本当に厄介である。
下位種にモルボル、グルモルボルがいる。
落し物は冷静のクラは他2種と共通だが、薬類の代わりにトードカード?、スリプルカードやミニマムカードといった状態異常にするカード類に代わっている。
採取できるエキスは植物のエキス。
チョコボランド
原作であるダイスDEチョコボには登場せず、チョコボランドで追加登場。カラーは白色。
隠れ攻撃魔石の一種で、モルボルの森を複数回クリアして話を聞いた後にモルボルでエリア独占を通算10回行った時に攻撃魔石の枠が空いていると手に入る。
条件からして非常に手間がかかり、独走したらついでにモルボルを抱えてエリアを独占して回る作業を強いられる。
効果は3*3の範囲の土地とプレイヤーに眠り・混乱・毒のいずれかを与えるというもので確実性に欠けるが、どれかの耐性が穴があれば必ずその状態異常になる。
例えば混乱に耐性を持つラミアなら眠りか毒になり、混乱と毒に耐性を持つスティールバットなら必ず眠る。
一方でキングスのように上位下位の関係にもないため、打ち消せるのは同種のみ。ラミアを持っていてもこちらによる混乱の危険はある。
面倒かつイマイチ使えない割には混乱のリスクが増えて隠されし闘技場の後半がダルくなるだけなので、それをクリアするまでは解禁するだけ損な気もしなくもない。
ドラクエコラボ
ソーシャルゲーム『ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト』にもコラボ出張している。
討伐クエストの対象モンスターであり、デザインもDQ調にデフォルメされている。
……が、元々デフォルメ調のデザインな為、殆ど見た目は変わっていない。故にキモさも健在である。
転生元である下位種のモルボルが道中で確率ドロップするため、
コイツへと転生させる事で無課金でも入手可能。
習得特技はやっぱりくさい息。が、モルボルの方は何故かみだれうちを習得する。
消化液は特性扱いとなっている。
更に「モルボルボディ」という特性で、物理攻撃を仕掛けてきた相手に与ダメージデバフをかけるという、
ある意味モルボルらしく厭らしい性能を持っている。
- これまでのコラボキャラは???系に分類されていたが、モルボルグレートは自然系。