ロケットの打上げ
※この打ち上げ方法は、これを書いている中の人が一番簡単だろうと思う方法です。
複雑な操作がなく、理解しやすいと思いますが決して効率の良い(燃料消費の少ない)方法ではありません。
まず画面の説明で、下にある地球儀のような物は水平儀と呼ばれています
右下の緑色のやつとは比べ物にならないくらい、大事な計器なので覚えておいてください。
水平儀の読み方はロケットを飛ばしながら説明していきます。
まず、発射する前に「SAS」を起動するためにTを押してください。
SASが起動すると水平儀にSASのライトが点灯します。
計器の左側にあるメモリがスロットルです。
基本的にフルスロットル(左Shiftと左Ctrlでスロットル調整)で発射しますが、バランスの悪いロケットの場合
推進力を弱めて発射するときもあります。
それではスペースを押して月に行きましょう!もう一度スペースを押すと切り離しです。
正常に発射されたら一度ロケットを見回してください。
どこかグラグラ、プランプランしているところはありませんか?
もしかすると針金が足りてないのかもしれません。
画面の左側のアイコンで燃料の残数を確認できます。
この画面では固体燃料ロケットの燃焼が終了したのでアイコンが黒くなっています。
スペースを押して固体燃料ロケットをパージします。
発射後のスペースキーは画面の左にあるステージを進めるために使います。
また、ここで切り離しなどの不具合が見つかった場合、アイコンをドラッグすれば
移動することができます。
地球周回軌道に乗せる
Mキーを押すとオービタルマップを表示することができます。
画面下の「▽」をクリックすると水平儀が表示できるので、ここでスロットルや姿勢の調整をすることができます。(水平儀が非表示だと調整できません)
そのまま垂直に上がり「Ap」のポイントが150,000m以上になるよう調整してみてください。これ以上、上昇してもらってもかまいません。
続いて画像のように姿勢を90度になる様にしてください。
水平儀の下に「HDG」の右に表示されているのが現在向いている方向です。
このぐらいの高度の時はロケットが重い時が多いのでRキーを押して「RCS」を使ってみてください。機体の反応が良くなる筈です。
次に画像のようにApのポイントに近づいたらエンジンを噴かせてください。
次の画像のように軌道が広がっていきます。
このまましばらくエンジンを噴かしていると現在地と地球の反対側に「Pe」が現れます。それを70000m以上にします。
これで地球周回軌道が保たれます。
月重力圏に入る
そのままふかし続けるとロケットの反対側の軌道が膨らんできますので
そのまま月の軌道と重なるように調整してください。ちょっとはみ出る位がいいかも?
では、月に近づいていきましょう
慣性飛行のまま「.」キーを押して倍速倍速にしていましょう
運が良ければ一発で月の重力圏に捕まりますが、無理だと思うので
月の重力圏に捕まるまで何週もぐるぐる回りましょう。
KSPではゲーム内時間を10,000倍速まで出来るのですがロケットの高度によってできない場合があります。
なので次は地球近くにある「Pe」ポイントを480,000m以上にしてみましょう。
これでずっと10000倍速以上で回れるはずです。(気長に待てる人であればこの作業はしなくてもかまいません)
次に着陸地点を検討します。
昼間の場所で平らな地面がベストです。クレーターは避けたほうが無難です。
ここで一度、水平儀の緑色のマークの説明をします。
下の画像の○と×が合わさったような緑のマークが逆噴射マークです(私が命名)。
緑色の○の様な物が進行方向マークです。
進行方向マークは名の通り進行方向を指しています。
逆噴射マークは進行方向の真逆を指しています。つまり進行方向の逆を向いて噴射すれば逆噴射になるのです。
月の重力圏に入ったら「Pe」ポイントで逆噴射をして円周軌道にします。
着陸地点を決定したらその地点の真上になるまで待機し、真上で逆噴射します。
「着地地点が夜しかないよ・・・」という人は、とりあえず「Pe」ポイントで逆噴射して月を回る軌道にしてください。
「てか月とぶつかる軌道なんだが・・・」という人は、90度で噴射してみてください。
ぶつから無い軌道になり「Pe」ポイントが出現するはずです。「Pe」ポイントで逆噴射し月を回る軌道にし、着陸地点を決めてください。
月に着陸
さらに逆噴射していくと円が縮んで月にぶつかる軌道になるはずです。
まだまだ噴射して画像のように軌道が直線になるようにしましょう。
そのまま倍速で降りて20,000mで全力で逆噴射して速度を50m/s~0m/sにしてください。
この逆噴射は安全な降下速度にするためのもので適当でかまいません。
エンジンを噴かすときはつねに逆噴射マークに合わせてください。。
そうすることで着陸時の横滑りを最小限にすることができます。
どんどん降下していきます。特に決まった降下速度はありませんが「高度÷100=降下速度」がいいと思います。
たとえば高度10,000mなら速度100m/s、高度7,000mなら速度70m/s、高度4,000mなら速度40m/sとかが安全で良いと思います。
ただし!月にも山や谷があり、私が知ってる最高標高は3000mぐらいです。
着陸地点の標高は知ることができないので周りの風景や、地面に移った影を頼りに着陸していきます。
この画像では着陸寸前ですが逆噴射マークがずれているのがわかります。
これは横滑りしている状態でこのまま着地すると倒れてしまいます。
ここでは「RCS」を使っていきます。
I、J、K、L,キーで前後左右にスラスターを噴かすことができ、H、Nキーで上昇、下降することができます。
これは実際にどんなものか試してください。これをマスターすると着陸が非常に楽になります。
地球へ帰還する
うまく着地できましたでしょうか?
では、次は地球に帰りましょう。
垂直上昇し100,000mまで上昇しましょう。
地球で円周軌道にした時と同じように「Ap」ポイントで90度方向に吹かしてください。
円周軌道上で一番地球に近い場所で、「90度」方向に吹かします。
すると画像のように地球の重力につかまるはずです。
「Pe」ポイントを30000mに成るまで吹かしてください。
こうすることでエアブレーキを利かせることが出来、燃料を節約できます。
地球に戻ってきたら最後の切り離しをします。
SASをOFFにすると空気抵抗により自動で着陸態勢をとってくれます。
減速して、音速(340m/s)以下になったらスペースを押しパラシュートを開いてください
後は自動でパラシュートが広がり着陸できます
液体燃料エンジンなら推力調整も要チェック。 -- 2023-03-06 (月) 12:02:44