公式FAQ
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公式FAQサイト
インストール関連
Steamで買ったのですが、常時接続が必要ですか?
Steamを起動しなくてもKSP.exeを実行すれば遊ぶことができます。
それほど厳しいDRMを搭載していないので、プログラム本体を他のフォルダにも移動できます。Modテスト用と普通プレイ用などなど。
Steamで買ったのですが、どうすれば日本語化できますか?(v1.3以降)
SteamのKSPのプロパティの言語で日本語を選択します。
設定が終わると自動的に日本語ローカライズ版がダウンロードされます。
以前のバージョンに戻したい
KSP Storeで購入されたのであれば、Storeで前のバージョンも手に入れることができます。
Steamの場合はKSPのプロパティのベータで「Previous-」で始まる任意のバージョン番号を選択すれば以前のバージョンに戻せます。
どちらともセーブデータなどの互換性は保証されていませんので、ご注意を。
機体のセーブデータはどこに保存されてますか?
KSPがインストールされたフォルダに、セーブデータごとに保存されています。
場所:KSP>saves>セーブ名>Ships>SPH or VAB
ファイル名:機体名.craft
例)C:\KSP\ksp-win-0-23-0\KSP_win\saves\default\Ships\SPH
例のdefaultフォルダはゲーム開始時につけた名前になります。
SPHが飛行機、VABがロケットのセーブデータ場所です。
Steam版の場合はライブラリから、KSPを右クリック→プロパティ→ローカルファイルタブをクリック→ローカルファイルを閲覧、でKSPのインストールフォルダを見ることが出来ます。
セーブフォルダ間で.craftファイルを移動すれば、別のセーブデータで使用できます。(パーツ未開放には注意)
ゲーム関連
キー操作のリストはありますか?
操作キー一覧をご覧下さい。
液体燃料エンジンが動かないんだけど?
スロットルを上げる必要があります。(Z,Xキー)
機体が操作不能になった!なんで!?
複数の理由が考えられます。
時間加速をしている
時間加速をしている間は操作できません。時間を1倍にしてください
制御装置が無い・無くなった
操縦装置(コマンドポッド、コクピット、プローブコアなど)が壊れて無くなった、操縦装置がある部分を分離してしまった機体は操作不能です。
逆に言えば、分離してしまう部分にもあらかじめ操縦装置を付けておけば分離後も操縦可能な別の機体とみなされます。
操作している機体から2000m以内の距離なら"["か"]"キーで操作を移すことができ、それ以上離れているときはマップビューを開いて操作したい機体をクリックし、切り替えます。
カービンとの通信が不可能になった
無人操縦装置で制御している場合、カービンつまりカーバルスペースセンターとの通信が途切れると操作不能になります。
天体の影に隠れて通信できなくなった、またはカービンから離れすぎたのが原因です。
通信状況は画面右上のアンテナマークで確認できます。
宇宙船に強力なアンテナを積むか、中継アンテナを積んだ衛星(中継衛星)を宇宙船とカービンの間に配置することで防止することができます。
ちなみにアンテナも展開式のものは展開しないと機能しません。操作不能になると展開すらできないため、展開し忘れには注意しましょう。
なお、中継衛星との通信が途絶えた・中継衛星自体が天体の影に隠れてカービンと通信ができなくなった場合も同じく操作不能になります。
なるべく通信を保つため、中継衛星は複数配置すると良いでしょう。
電力が底をついた
バッテリー等の電力をすべて消費してしまい、発電方法も無ければ操作不能になります。
電力の残量は、画面右上のアプリランチャーの、燃料の項目をクリックすると燃料残量等とともに確認することができます。
プローブコア等の無人操縦装置は時間加速中も電力を消費するため、太陽電池パネルの展開を忘れたまま、あるいはパネル設置面に太陽光が当たらないまま時間加速してしまい電力が尽きるという失敗はKSPあるあるです。
太陽光が当たる方向や、パネル展開は忘れないようにしましょう。
ちなみに、電力が尽きても有人機であればパネルの展開は可能ですが、無人機では展開すら不可能です。
ステージの順序を変更できますか?/1ステージにまとめられている操作を分けたい・分かれている操作を1ステージにまとめたい
ロケット組立棟やスペースプレーンハンガーでは画面右側、飛行中は画面左側に表示されるステージバーで変更できます。
番号の書かれた部分をドラッグすると、ステージ毎に入れ替えられます。
マウスオーバーすると表示される+、-でステージを増やしたり、削除できます。
パーツのアイコンをドラッグすると、パーツ単位で別のステージに移せます。
打ち上げ台でパーツがぐらついてしまいます。
側面ブースターで起きやすい現象です。ストラットでブースター同士をつなげることや、高度な設定の「自動支柱」で固定します。
ストラットがまだ使えない場合は、デカプラーを「強固な接合」にし、ブースターの重心、上下の重さが平均する真ん中の位置にデカプラーを付けるようにします。ただしブースターを高い位置につけると切り離してから機体に衝突するおそれがあるので、なるべく下の方に取り付けるようにします。
打ち上げ台で機体が倒れて爆発した・・・
安定性が悪いと倒れてしまうことがあります。
TT18-A 発射台補強装置を×2以上の対称配置で、ロケット下部の側面に取りつければ解決できます。パーツがまだ使えないうちは、底面が安定する形でロケットをつくるようにします。
無事地上に帰還した機体や乗組員はどうやって回収するの?
機体や乗組員が地表にあるときに、高度計にカーソルを合わせると出てくる"機体を回収する"ボタンを押すか、Escメニューからトラッキングステーションに入り、機体や乗組員を選択して"回収"ボタンを押してください。
乗組員や機体が保持している観測成果や採取サンプルは、このときに初めて「回収された」ことになり、サイエンスポイントとして研究開発に使えるようになります。
乗組員は再びKSCに戻り、次の機体に搭乗させてフライトできます。機体は回収されたパーツ価格と回収地点からKSCまでの距離に応じて資金に還元されます(キャリアモードのみ)。
ちなみに坂道を転がっている等、地表を移動している間は回収できません。
乗組員が死亡するとどうなるの?
操作中に搭乗パーツや乗組員自体が耐久以上の衝撃を受けて破壊された場合、フライトリザルトに死亡と表記され、宇宙飛行士センターの「行方不明」タブのリストに載ります。
操作中でないときの破壊や、トラッキングステーションの「追跡終了」の場合は、フライトリザルトは表示されませんが、同様に「行方不明」リストに載ります。
リストの乗組員名下の表記が「行方不明」の場合は難易度がノーマル以下の場合は2時間(デフォルト)後に復帰します。「任務中に死亡」と書かれている場合や、難易度モデレート以上やカスタムで復帰しない設定にしていると復帰しません。
ロケットが回転して真っ直ぐ飛ばない!
大気中を打ち上げ上昇中に、機体を回転させることによって生じる斜めや横方向から加わる力を抑えきれなくなると、真っ直ぐに飛べなくなってしまいます。機体設計時にパーツを対称に配置して、飛行中にSASを作動させることが重要です。
さらに、回転制御力を高めるために、推力偏向できるエンジンを使うか、リアクションホイールを追加設置するか、動翼を機体後方に設置します。
また、方向転換は慎重に行ない、機体に圧力がかかりすぎないようにします。
- 対称配置
- 下図のように、パーツがかたよらないように取り付けましょう。
建造施設で、Xキーで対称配置モードでパーツを設置します。
- 方向転換は慎重に!
- 通常の機体構造では、進行方向に対して機体が傾くと、空気抵抗が傾きを強調する方向に加わります。
したがって、打ち上げ直後は垂直に上昇し、方向転換は緩やかに行うようにしましょう。
具体的には、進行方向が巡行マーカーの円内に収まるように、少し動かして順行マーカーが近づいたらまた離すという操作を繰り返します。
概ね高度18kmを超えて大気が薄くなるまでは、慎重に操作しましょう。
- 空気抵抗を考えた設計にする
- ロケット先端部の空気抵抗を減らす
- 高重心、低揚力中心
- 重心が高く揚力中心が低い方が、ロケットが回転しにくくなります。
建造中に重心と揚力中心を表示させて、下図のように重心よりも揚力中心が下にあるようにします。
- 固定翼・動翼
- 翼は大気中で直進性を高めて回転を抑えます。基本的には、ロケットの端(重心から遠い位置)に3枚以上の対称配置で設置します。
大気の存在下でのみ機能し、真空中では無力です。したがって、下段に設置して打ち上げ時に切り捨てるのが良いでしょう。
ただし、固定翼は大量に付けすぎると意図的な方向転換もしずらくなる事、動翼はコストが高いことに注意してください、
- 機体制御力を高める
- 機体の制動力を高め、力ずくで回転に抗うのも選択肢です。具体的には、以下のような種類があります。
- 推力偏向(エンジンの付属機能)
- エンジンの噴射角を変えて機体の向きを変えます。
エンジンによって有り無しがあり、可動角が大きいほど制御力があります。
とはいえ、下段用液体燃料エンジンはバリエーションが限られるため、あまり自由に設定できるパラメータではありません。
また、過剰になると逆に不安定になります。その場合は、パーツの右クリックメニューから角度を制限すると良いでしょう。。
- 動翼
- 大気中で空気の流れを変えて機体の向きを変えます。翼面積や可動角、枚数、重心からの位置によって力が変わます。
基本的には、ロケットの端(重心から遠い位置)に3枚以上の対称配置で設置します。
大気中での制動力を高める最も強力な手段で、後付けも容易です。
一方、コストがかさむ上にΔVのロスも大きいため、手間を惜しまないなら空気抵抗を考えた機体に再設計する方が安価で高性能な機体になるでしょう。
- RCS
- 小さなスラスタでは非力ですが、数を増やし、大型タイプ使用で強くできます。対応する燃料を消費します。
極力機体の重心から離して設置すると、高い効果を期待できます。
なお、ドッキングにも使用する予定がある場合、RCS用燃料の管理は計画的に行ってください。
- リアクションホイール
- トルクを発生させて回転力を生み出します。電力を消費します。
操縦装置内蔵でと外付けがあり、パーツ毎に力の大きさが違います。
基本的には、宇宙空間用のパーツのため、打ち上げ時の回転抑止への効果は限定的です。
あと一歩が足りない場合の最後の一押しとして使うのが良いでしょう。
飛んでいるときに機体が曲がったり歪んでしまう
短い・細いパーツをたくさんつなげたり、太さが違うパーツや薄いパーツ同士をつなげると起こりやすいです。
強固な接合や、自動支柱、ストラット取付などで補強します。
多段化やブースターの増設などで各部品の固定が不十分な場合でも、飛行中に大きなブレが発生します。
怪しい部分、不安な箇所に針金(ストラット)や構造材を追加して機体の剛性を確保するといいでしょう。
自動支柱も、ルートや最重量パーツ、前々パーツを混ぜて使ったほうが、全て前々などで統一するより安定するようです。
サイエンスポイントを獲得できません
実験、回収、送信
実験して得たデータを宇宙センターに持ち帰るか、送信すると、サイエンスポイントになります。
実験は搭乗パーツ、船外活動、科学機器で行ないます。
回収するにはカービン地表に安全に降ろします。
送信するにはアンテナと電力が必要で、部分的にしか送れない場合もあります。
詳しくはこちらへ。
獲得例
どんな機体でもいいので、乗組員の乗った機体を発射場に出してください。
操縦ポッドを右クリックして、「クルーレポート」を押し、表示された実験レポートの右側の記録ボタンを押します。ロケットを打ち上げてパラシュートで着地するか、打ち上げずに画面上の高度計にカーソルを持っていき、「機体を回収する」を押すと獲得できます。
別の機体や乗組員を操作するにはどうすればいいの?
大気圏内
大気圏内を飛行しているときは操作を移せません。
宇宙空間
宇宙を飛行しているときは、操作したい相手機体との距離によって方法が違います。
- 遠くの機体
Mキーでマップビューにし、操作したい機体のアイコンをクリックして切り替えます。 - 近くの機体(周囲2000mまで)
[キーを押すと操作が移ります。
宇宙センターから
トラッキングステーションに入り、一覧かマップ画面でクリックして操縦します。
注意点
操作を移すと、メニューの「飛行のやり直し」ができなくなります。
スクリーンショットはどうやって撮るの?
F1キーを押すと現在のシーンのスクリーンショットを撮影できます。
スクリーンショットはKSPの実行ファイルがあるフォルダ以下にある"Screenshots"フォルダにPNG形式で保存されます。
(Steamではスクリーンショットを撮る機能もあります。デフォルトではF12キーです。)
UIを非表示にすることができますか?
F2を押すとUIの表示/非表示の切り替えができます。また、F4を押す事で機体名を非表示にする事ができます。
どうすれば周回軌道に乗れますか?
スタート画面から「ゲームを開始」、「トレーニング」と進み、「軌道投入」を選ぶと解説を受けながら操作できます。
また、見本機体のカーバル1は、このトレーニングで使われている機体です。
当Wiki内では、こちらへ。
月や惑星に着陸することは可能ですか?
ゲーム内のトレーニングに、「ムン飛行計画:その1」、「その2」があり、解説を受けながら操作できます。
また、見本機体のムンスプローラーは、着陸して帰還できる設計になっています。
当Wiki内では、こちらへ。
SASとは何ですか?
機体を自動制御する機能です。詳しくは、SASについてへ。
AdvancedSASとは何ですか?
旧バージョンで現在のSASの働きをしていた機能です。v0.21で現在のSASになりました。
アップデートv0.21でSASがAdvancedSASの働きをするものになり、リアクションホイールの働きであったSASは名称もリアクションホイールになりました。
それ以前はSASは船にトルクを適用するリアクションホイールベースの回転制御システムでした。
AdvancedSASは自身の力自体は適用されないナビゲーションコンピュータですが、船の制御システムでした(補助翼、 RCS 、指向性エンジン)。船ごとに1つだけAdvancedSASモジュールが有効ですがその効果は補助翼、スラスターの位置とRCS燃料によって決まっていました。
RCSはどうやって使いますか?
機体の重心に推力が働くように設置して噴射します。一例を紹介します。
設置
VABで重心(黄・黒の球)を表示します。
十字型の4方向スラスターを、Xキーで×4配置にして、重心の中心線上に十の字に配置します。(×字の斜めにはしない)
RCS燃料を設置します。どこでもいいです。
カメラ(視点)変更
宇宙でVキーを数回押して「カメラ:固定」にします。
機体を真後ろから見ると、機体の向きに合います。
RCS有効化
Rキーで姿勢指示器の左上の「RCS]ランプを点灯させます。
平行噴射
キーボードの右手ホームポジションのJが左でFPSの基本配置と同じで、H,Nの前後が加わります。
H:前、N:後、I:上、K:下、J:左、L:右
回転噴射(非推奨)
WSADQEで可能ですが、燃料節約のためRキーでRCSを消して、ポッドやコアのトルクで回転したほうがいいでしょう。
時間加速出来ないんですけど?
惑星軌道の高度によって加速倍率の上限が変わります。
高度が十分にある場合はスロットルが開いてないか確認してください。
スロットルを閉じていないと時間加速は出来ません。
エンジン噴かしたまま倍速出来ないの?
Alt + > で物理倍速できます。倍速が出来ない低空や、大気圏内でも倍速になります。ただし2倍以上にしようとすると警告が表示されるように、パーツ数が多いと最悪の場合機体が破壊されてしまう危険性がありますのでご注意ください。
マニューバが作れ(消せ)なくなった。
無人の操縦装置はコムネット通信が断絶すると、機体制御だけでなくマニューバの操作も受け付けなくなります。
再び通信がつながる位置に来るのを待つか、中継衛星などを配置して通信を確立してください。
なお、コムネット自体を難易度設定で無効にすることもできます。
別のケースとして、無人操縦装置の休眠状態が原因の場合もあります。休眠状態を解除してください。
宇宙船だらけ、デブリだらけになってしまったんだが
トラッキングステーションで消したい宇宙船やデブリの名前をクリックして"追跡終了"を押せば消せます。
搭乗員がいる場合に"追跡終了"すると、乗組員は「行方不明」になり、難易度によって設定時間後に復帰するか、戻ってこなくなり、「旅行者」は死亡扱いになり契約が失敗しますのでご注意を。
デブリはオプションの「最大デブリ数」を減らす事で発生を低減させる事ができます、なお0にすると現存するデブリがすべて消えます。
マップ画面の上部中央付近にマウスカーソルを持って行くと、デブリや機体タイプごとに表示On/Offが出来ます。デフォルトではデブリは非表示になっていますが、一番左のデブリアイコンをクリックすることで表示の切り替えが可能です。
ロケット組み立て
うまくパーツが接続できない
丸い接続ノードに合わないときは、Altキーを押しながら動かすと合います。
長方形の羽にランディングギアをなどを付ける場合、Cキーを押してくっつけると組み立てやすい。
また、1ドットずれると向きが変わってしまうパーツなどもCキーを押すとうまくいく。
パーツを取り付ける向きを変えたい
W/S,A/D,Q/Eキーを押すごとに、選択中のパーツの向きを各軸周りに90度づつ回転させることができます。
Shiftキーを押しながら各キーを押すと、より細かく(5°ずつ)角度を変えることができます。
Cキーを押してアングルアイコンを円にすれば、自由に配置できます。
エンジンはどれを選んだらいいの? 今付いてるエンジンは性能不足なの?過剰なの?
エンジンを選択する際には組立棟で表示される値のうち、以下の項目が特に重要となります。
項目 | 意味 |
---|---|
推力[kN] | エンジンの出力の最大値を表す。大気圧(≒大気圏内の高度)で変化し、一般的に気圧が低いほど性能が上がるため、推力(海面高度)と推力(真空中)の2種類ある |
比推力[s] | 燃料効率を表す。燃費のようなもの。推力同様、大気圧が低いほど性能が良くなるため、比推力(海面高度)と比推力(真空中)の2つの数値がある |
総重量[t] | エンジンの総質量。軽いほど推力、比推力に好影響 |
エンジンの用途は、大きく2つに分けられます。打ち上げて宇宙空間に届けるためのもの(下段エンジン)と、宇宙空間に到着してからのもの(上段エンジン)の2つです。
燃料でも大きく「固体燃料エンジン」「液体燃料エンジン」に分かれており、前者は「高い推力」「低い比推力」「一度点火すると燃え尽きるまで消火も調節も不可能」「エンジンと燃料が一体」「安価(キャリアモードのみ)」
後者は「中程度の推力」「高い比推力」「点火・消火・再点火・出力調整が可能」「エンジン本体と燃料タンクが分かれている」「高価(キャリアモードのみ)」という特徴があります。
コストの概念があるキャリアモードでは、安価な固体燃料エンジンが輝きます。下段エンジンにそのまま使うか、液体燃料エンジンの補助に使うと良いでしょう。
打ち上げ時に重要
打ち上げ時に使う下段エンジンは、とにかく大きな推力が必要です。ロケットが持ち上がらないと意味がないからです。そのため「推力」と、その推力を発揮できる時間である「比推力(海面高度)」が重要です。
- 推力(海面高度)
ロケットは、エンジンの推力がロケットにかかる重力を上回ることで、上昇することができます。
推力の数字の単位はkN(キロニュートン)、ロケットの重さの単位はt(トン)表記です。1t≒10kNなので、つまり、1tのロケットを持ち上げるには10kN以上の推力が必要です。
単純に、「推力は機体重量の約10倍以上必要」と考えても結構です。例えば重量10tなら推力100以上必要です。重量は建造中に右下のエンジニアレポートで見れます。
「推力がロケット重量を上回っているか」を判断する数字が「TWR」です。この数字が1より小さいとエンジン推力がロケット重量に負けているという意味であり、ロケットは上昇できません。
v1.6以降は建造画面右下に、ロケットの総Δvと、ステージごとのΔvが表示されています。各ステージの番号をクリックすると、そのステージの推力、比推力、TWRなどが表示されます。
最初のステージのTWRが1以上になれば上昇できます。理想的には最低でも1.2から1.3位はあった方がいいでしょう。
- 比推力(海面高度)
大気中ではこの値が高いほど燃料効率がよくなります。優秀なのは中型ではMK-55サッド、LV-T30リライアントなど(後期のT-1、S3KS-25はより優秀)、大型ではRE-I5スキッパー、RE-M3メインセイルなど。
宇宙空間(真空中)で重要
宇宙空間では重力がないため、推力は打上げ時ほど重要ではありません。低くても、長時間噴射すればカバーできるからです。
しかし推力が大きければ機敏な機動ができるので、大きいに越したことはありません。特に着陸時やドッキングなどでは推力も重要です。高い方が最も効率のいい地点でより多く軌道変更でき、着陸時に減速しやすくなります。
- 比推力(真空中)
この値の大きいエンジンが効率が良く長距離航行を可能にします。また、軽量な方が有利となります。
この数値が優秀なエンジンの例: LV-909テリア、RE-L10プードル、LV-Nナーブ、KR-2L+ライノ
離れたパーツに針金がつけられない
針金には長さ制限があり離れすぎていると接続できない
対策としては中継地点を作成すればいい。
A==============C ←これで長さ制限になるときは
A======B=======C このようにBを中継パーツにすればいい
また燃料ホースでも同じことができる
飛行機組み立て
重心、揚力、推力の位置関係が重要です。また、可動翼に役割を限定させると制動しやすくなります。詳しくは機体設計へ
技術的な問題
メモリ消費量を削減したい
起動オプションに-force-openglを追加するとOpen GLを使うようになり、多くの場合メモリ消費量が減ります。
Steamから購入した場合、Kerbal Space Programを右クリックして[プロパティ]→[一般]タブ→[起動設定]に入力します。
ただし一部のMODがバグったり不安定になるという話もあるので自己責任で。
推奨されるシステムの仕様は何ですか?
動作環境をご覧下さい。
1.0正式リリース前の情報
- VABとLaunch Padを何往復かしているとゲームが落ちます
このゲームはふんだんにメモリを消費します。0.20以降メモリマネジメントに改善が入れられていますが、完全ではありません。
Texture QualityをHalf ResやQuarter Resなどに落とすことで改善する可能性があります。 - 宇宙船をロードすることができません
パッチがあたりバージョンが上がると古いバージョンで作られた宇宙船には互換性が保証されません。
それ以外の場合はファイルの破損が考えられます。
[どうしてもバージョン違いの宇宙船を読み込みたい場合]
保存されている宇宙船の.craftファイルをテキストエディタで開き、2行目にある
version = 0.**.*の数値を使用したいバージョンに変更する。
ただし、正常に読み込まれるとは限らない(座標データのズレ等が生じる場合がある) - アップデートのたびにキーコンフィングとか設定するのめんどくさい
前バージョンのsettings.cfgを新バージョンのsettings.cfgに上書きすれば設定の手間が省けます。
ただ大規模アップデートの場合だとsettings.cfg書式が変更になってる場合があるので設定しなおしになります。メモ帳でsettings.cfgを開くとヴァージョンが書いてあるので参考にしてください。
- 既知のバグ
確認されているバグやエラーです。
新たに発見した場合はこのページに追加するか「 バグページ 」に記入して下さい。- 「[」キーでの宇宙船切り替え時に機体が空中分解する
規模の大きい機体、特に宇宙空間である程度機体同士の距離が離れている時に発生する。
ドッキングや船外活動などに使用を限定して、それ以外ではTracking Stationから切り替えると良い。
こまめにセーブするのも大切。 - サウンドが時々「プツプツ」と途切れるんですが。
この現象は使用環境に関わらず発生する現象です。KSPのプログラミングの問題ではなく、使用しているエンジン「Unity」が抱えている問題です。マルチスレッドや64bitに設計しようにもUnityエンジンならではの制約があるみたいです。 - 高度6000mに達した瞬間カクカクになる。 (Mod)
ISA MapSatのMODが低高度の時にマッピングONになっていると負荷がかなり大きくなるようです。
バニラではこの問題は起きません。 ISA MapSat3.3.4
- 「[」キーでの宇宙船切り替え時に機体が空中分解する
追跡終了の場合実体も消えるから追跡終了でもOK
余談だけどこれを使うと大気のある星でより鋭いスイングバイができる -- 2023-02-06 (月) 09:53:21