液体燃料エンジン

Last-modified: 2023-10-16 (月) 22:54:47

概要

ロケットのメインエンジン。ロケット用燃料タンクから供給される液体燃料と酸化剤を燃焼し、生成エネルギーを推力として機体に提供する。
固体燃料エンジンと比較して、高価で推力がやや低め。
その代わりスロットル開放率で推力調整が可能、何度でも停止・再点火を行えるなど利点も非常に大きい。
下段用は大気中の推力と比推力に優れ、上段用は真空中の推力・比推力に優れる傾向にある。
発電能力やジンバル機構を備えるものもあり、発電量、可動角は個体差がある。
スロットルでの調整とは別に、組立中・飛行中に0.5%単位で推力最大値の制限が可能。
例えば、はるか先の軌道の微調整などは1%等に最大値を制限するとやりやすい。

小型エンジン

LV-1 "アント" 液体燃料エンジン

画像パーツ名

質量最大
推力
比推力最大
発電量
可動
噴射角



耐熱
温度





海面真空海面真空
LV-1 "アント" 液体燃料エンジンLV-1 "アント"
液体燃料エンジン
表面0.020.508280315--0.220007110

「何? 蟻用エンジン?」――Jebediah Kerman's Junkyard and Spaceship Parts Co

QBEより下は打ち上げロケットの一部。実際にはLV-1とQBEの間にTR-2V Stack Decouplerがある。

液体燃料エンジンとしてはLV-1Rと並んで最小規模のエンジン。
見本機体のジーマップ衛星のように、オスカーB小型タンクと組み合わせて衛星や探査機に用いるのが一般的。
1トン以下の超軽量機体を低重力環境で運用するのに向く。推力が小さいために噴射時間や出力の微調整が行いやすい。
静止軌道への投入など、微小な軌道修正が必要となるミッションで真価を発揮する。
表面取付のため、オスカーBなど燃料タンク下部の接続ノードに自動では合わないが、対称配置による複数取付が可能。側面用のLV-1Rと比べると、可動しない代わりに真空比推力が若干良い。

48-7S "スパーク" 液体燃料エンジン

画像パーツ名

質量最大
推力
比推力最大
発電量
可動
噴射角



耐熱
温度





海面真空海面真空
48-7S "スパーク" 液体燃料エンジン48-7S "スパーク"
液体燃料エンジン
0.116.87520270320-3.00.220007240

0.625m規格のエンジン。薄い形状から上段用と思われやすいが、海面高度比推力も高く、1.5t以下の機体の下段エンジンとしても使用できる。
標準的な比推力性能で、小型機の航宙用エンジンに最適。1.25m規格パーツを使う機体でも、軽量の場合には、LV-909よりデルタVが伸びる場合がある。
ノズルが短いので、衝突などによる破損リスクが小さい。ミンマスなどの低重力天体への着陸ミッションに適している。

中型エンジン

LV-909 "テリア" 液体燃料エンジン

画像パーツ名

質量最大
推力
比推力最大
発電量
可動
噴射角



耐熱
温度





海面真空海面真空
LV-909 "テリア" 液体燃料エンジンLV-909 "テリア"
液体燃料エンジン
0.514.7836085345-40.220007390

ジンバル機構による噴射角偏向が可能な上段用エンジン。
高度0mでの海面高度推力は48-7Sよりも低いにも関わらず重量が重く、下段・離陸用にはまったく向かない。
対して、大気圏を抜けてからの真空推力は60kNまで上がり、比推力が345秒とLV-Tより若干良く、軽量ならばデルタVを出せる。サイエンス、キャリアでこれを開放して上段に使用すれば、カービン周回軌道に乗せやすくなり、宇宙での活動の幅が広がるだろう。
真空推力60kNはムン着陸船にとっては十分に高く、減速が間に合わないような事態になりにくい。着陸脚とも相性が良い。
発電能力がないことには注意したい。ソーラーパネルやバッテリーが無いうちは不要な姿勢変更の回転で電力を浪費しないように気をつけたい。

LV-T30 "リライアント" 液体燃料エンジン

画像パーツ名

質量最大
推力
比推力最大
発電量
可動
噴射角



耐熱
温度





海面真空海面真空
LV-T30 "リライアント" 液体燃料エンジンLV-T30 "リライアント"
液体燃料エンジン
1.25205.1612402653107.0/s-0.2200071,100

2つのLV-Tエンジンの片割れ。こちらは推力が大きく軽量のかわりに、ジンバル機構を持たず噴射角を変えられない。
長所の推力、海面比推力を活かせる1段目の使用に向く。ジンバル制御する場合は、本エンジン使用のコアロケットの外周に、LV-T45やMK-55サッドを配置し、ジンバル制御を担当させると良い。

LV-T45 "スウィーベル" 液体燃料エンジン

画像パーツ名

質量最大
推力
比推力最大
発電量
可動
噴射角



耐熱
温度





海面真空海面真空
LV-T45 "スウィーベル" 液体燃料エンジンLV-T45 "スウィーベル"
液体燃料エンジン
1.5167.9692152503206.0/s3.00.2200071,200

2つのLV-Tエンジンの片割れ。「スウィーベル(首振り)」の名の通り、こちらはジンバル機構を有し、噴射角を変えられる代わりに重量が重く推力がやや低い。
LV-T30とともに1段目への使用のほか、やや多めの真空比推力を活かして2段目以上の使用にも向く。1段目の中心のコアロケットにはLV-T30を使い、周囲にこのエンジンを使うことで欠点を補い合うことができる。

LV-N "ナーブ" 原子力ロケットモーター

画像パーツ名

質量最大
推力
比推力最大
発電量
可動
噴射角



耐熱
温度





海面真空海面真空
LV-N "ナーブ" 原子力ロケットモーターLV-N "ナーブ"
原子力ロケットモーター
313.875601858005.0/s-0.225001210,000

上段用の原子力エンジン。ver1.0で液体燃料のみ消費するようになった。酸化剤は不要。
質量は大型エンジンに迫る脅威の3t。それでいて推力はLV-909と比較して海面は下回り、真空は同値と低く、液体燃料エンジン中最低の推重比である。大気圏飛行や大型天体着陸は推奨しない。
また、形状が非常に細長く、ほとんどの大型エンジンや固体ブースターのRT-10よりも全長がある。パーツ費用も高額である。
これらの多大なデメリットを補って余りある真空比推力800秒という、液体燃料エンジン中最高の効率を誇る。大きなデルタVを必要とする長距離惑星間航行、重量級ペイロード運搬で真価を発揮する。
スロットル全開燃焼すると過熱するが、通常オーバーヒート前に安定する。機体規模に応じたリミットを把握しておくと良い。

動作原理
  • 動作原理
    液体水素を臨界状態の原子炉に流し込んで加熱し、超高圧の水素ガスを噴射する。液体水素の物理的特性により、液酸液水エンジンの倍近い比推力を得られるが、エンジンが原子炉の分非常に重くなる。
    実際のエンジンとしては、サターンVの上段を置き換えるアメリカのNERVA、N-1またはエネルギアの上段を置き換える旧ソ連のRD-0410が有名。
    共に試作機の地上燃焼試験にまで到達しており、技術的には十分実用化可能と考えられていたが、使用予定のミッションの天文学的な費用や安全性(技術的制約により、噴射ガス除染装置や炉心格納容器がなかった)等の問題から開発が中止されている。
    なお、熱核エンジンと誤解されるが正確には核熱エンジンなので注意されたい。

T-1 トロイダル エアロスパイク "ダート" 液体燃料エンジン

画像パーツ名

質量最大
推力
比推力最大
発電量
可動
噴射角



耐熱
温度





海面真空海面真空
T-1 トロイダル エアロスパイク "ダート" 液体燃料エンジンT-1 トロイダル エアロスパイク
"ダート" 液体燃料エンジン
中/
表面
1.0153.5291802903405.0/s-0.22000203,850

良好な推力重量比と燃料効率をもつ特殊なロケットエンジン。
独特なノズル形状で、ジンバル機構をもたない欠点がありながらも、スペースプレーンには最良の選択となる。滑走離陸時にエンジンが地面に衝突するのを避けられ、大気がある天体への着陸の際に、LV-909に代わるエンジンとして高い推力と効率性をもたらす。
衝突耐久性が高く、パーツ表面にも取り付けられる。

動作原理
  • 動作原理
    燃焼ガス噴射口をベル型ノズルではなくトロイダルエアロスパイク型としたエンジン。
    ベル型ノズルには、大気中比推力を重視する(開口部を絞る)と真空での効率が落ち、真空に最適化する(開口部を広げる)と大気中では安定動作できなくなるという欠点があるため、通常は想定動作範囲の全体でそれなりの効率で安定動作できるように妥協した形状をしている。
    エアロスパイク型は噴流の広がり方が大気圧に応じて自在に変化し、広い範囲で高い効率が得られる。その中でも燃焼室を環状に配置するトロイダルエアロスパイク型は最も効率が高い。
    古くはアポロ時代から第1段ロケット向けに度々構想されているが、環状に多数配置される小型燃焼室の品質管理と協調制御、小さな表面積の全体に熱を受けるエアロスパイクの冷却、構造の複雑化に伴う重量・コスト増、など課題が多く、現在に至るまで実用化されたエンジンは存在しない。
    類似の構造を採用したロケットには、"ソ連版サターンV"として知られるN-1の第1段がある。30基のエンジンのうち24基を外周に環状に配置し、1基の巨大なトロイダルエアロスパイクエンジンと同様の効果を狙ったが、4度の試験打ち上げ全てで制御に失敗した。

CR-7 レイピア R.A.P.I.E.R. エンジン

画像パーツ名


最大推力比推力最大
発電量
可動
噴射角



耐熱
温度





静止最大海面真空
海面真空
CR-7 R.A.P.I.E.R. EngineCR-7 レイピア
R.A.P.I.E.R.
エンジン注1
2105465.642
Mach3.7
3200-30.22000206,000
162.295180275305
注1:上段は吸気式、下段はクローズドサイクルモードの性能

R.A.P.I.E.R.(Reactive Alternate-Propellent Intelligent Engine for Rocketsの略)エンジンは、ジェットエンジンと液体燃料エンジンの動作モードを持つハイブリッドエンジン。吸気が途絶えると自動的にロケットエンジンモードになる。
吸気式モードでは酸素と液体燃料を、クローズドサイクルモードでは液体燃料と酸化剤を消費する。
モード切替は自動と手動をアクションメニューで切り替えられる。
吸気式モードでは、他のジェットエンジンと比べると低性能だが、ロケットエンジンよりは高性能になる。
クローズドサイクルモードでは、推重比が同規模最低、比推力は並。
利点は二種のエンジンを二つ積むより軽量でコンパクトな点で、SSTOに向く。長距離の宇宙飛行には向かない。
大気中ではエアインテークが必要なことと、他のジェットエンジンと違い発電能力がない点に注意。

設定・現実モデル

航空パーツのC7 Aerospaceと宇宙パーツのRockomaxの合作という設定。
イギリス企業が開発中のSABRE(Synergistic Air-Breathing Rocket Engine)がモデル。スペースプレーン「スカイロン」のメインエンジンとして2020年代の実用化を目指しており、実現すれば世界初のSSTO機となる。

S3 KS-25 "ベクター" 液体燃料エンジン

画像パーツ名

質量最大
推力
比推力最大
発電量
可動
噴射角



耐熱
温度





海面真空海面真空
S3 KS-25 "ベクター" 液体燃料エンジンS3 KS-25 "ベクター"
液体燃料エンジン
中/
表面
4936.50810002953153.0/s10.50.220002218,000

1.25m規格の中で重量、推力ともに最大。2.5m規格のスキッパー、メインセイルの中間の性能。推重比は比較的高い。
このエンジンが4本配置されたマンモスと同様に、真空効率は並だが、大気中は高い効率を誇り、液体燃料エンジン中最大。
表面取付が可能で、ジンバル角が10.5°と非常に広い。軽量機体では稼働制限をしないと過回転の要因となる。
スペースシャトルのメインエンジンRS-25と名称が似通っており、パーツファイル名がSSMEと触発されているのは明らか。スペースシャトルオービターを再現したい場合は、現実のような推力軸調整はできないため、回転モードで重心に向ける必要がある。

大型エンジン

RE-L10 "プードル" 液体燃料エンジン

画像パーツ名

質量最大
推力
比推力最大
発電量
可動
噴射角



耐熱
温度





海面真空海面真空
RE-L10 "プードル" 液体燃料エンジンRE-L10 "プードル"
液体燃料エンジン
1.7564.286250903508.0/s4.50.2200071,300

2.5m規格の上段向け液体燃料エンジン。大気性能は低いが、真空比推力に優れ、全高の低さから着陸船に向く。
4.5°の広いジンバル角と発電性能を持つ点が、長距離航行にとって優位性となる。

RE-I5 "スキッパー" 液体燃料エンジン

画像パーツ名

質量最大
推力
比推力最大
発電量
可動
噴射角



耐熱
温度





海面真空海面真空
RE-I5 "スキッパー" 液体燃料エンジンRE-I5 "スキッパー"
液体燃料エンジン
3568.7565028032010.0/s2.00.2200085,300

中規模ロケットの1段目、あるいは大型ロケットの中段に向く液体燃料エンジン。
プードルとメインセイルのちょうど中間に位置する性能。推力はプードルの三倍、その三倍がメインセイル。燃料効率と重量もちょうど中間である。
なお、これ1基単段で7t程度のペイロードをカービン低軌道に投入が可能。遠隔制御装置とラジアルパラシュート2種をつけてKSC敷地内やその近くに降ろせば、燃料代のみの消費で機体費用を抑えた運用が可能。

RE-M3 "メインセイル" 液体燃料エンジン

画像パーツ名

質量最大
推力
比推力最大
発電量
可動
噴射角



耐熱
温度





海面真空海面真空
RE-M3 "メインセイル" 液体燃料エンジンRE-M3 "メインセイル"
液体燃料エンジン
61379.032150028531012.0/s2.00.22000713,000

真空推力1500kNを誇る、ver0.23まで最大で最も推力が高かったエンジン。
通常、ロコマックス燃料タンクと組み合わせて、大容量の燃料タンクや、長距離航行を行なう大型の上段ロケットを軌道へ乗せる1段目に使用する。

LFB KR-1x2 "ツインボア" 液体燃料エンジン

画像パーツ名

質量最大
推力
比推力最大
発電量
可動
噴射角



耐熱
温度





海面真空海面真空
LFB KR-1x2 "ツインボア" 液体燃料エンジンLFB KR-1x2 "ツインボア"
液体燃料エンジン
42.5
10.5
1866.6672000280300-1.50.220002017,000

液体燃料タンクと液体燃料エンジンをあわせもった初のパーツ。燃料はロコマックス ジャンボ64と同量。
推力はメインセイルより高く、大型では最も高い。ただし比推力はメインセイルより若干低い。

超大型エンジン

Kerbodyne KR-2L+ "ライノ" 液体燃料エンジン

画像パーツ名


最大
推力
比推力最大
発電量
可動
噴射角



耐熱
温度





海面真空海面真空
Kerbodyne KR-2L+ "ライノ" 液体燃料エンジンKerbodyne KR-2L+
"ライノ"液体燃料エンジン
超大91205.882200020534012/s40.22000725,000

真空中において高い推力と比推力を併せ持つエンジン。
大型機の上段ステージで最も活躍するエンジンである。

S3 KS-25x4 "マンモス" 液体燃料エンジン

画像パーツ名

質量最大
推力
比推力最大
発電量
可動
噴射角



耐熱
温度





海面真空海面真空
S3 KS-25x4 "マンモス" 液体燃料エンジンS3 KS-25x4 "マンモス"
液体燃料エンジン
超大153746.032400029531512/s20.220002039,000

4本のノズルを持つ、現在最も高価で強力な液体燃料エンジン。4本のノズルはベクターエンジンが使われており、海面高度から大気中で最高の性能を誇る。
ベクターエンジン4個よりも軽量で安価だが、ジンバル角は小さい(というより、あっちのジンバル角が化け物)。
ベクターエンジン4個よりは安価とはいえ、それでも十分に高価であるため、重量物打ち上げ能力を最大限活用したミッション運用を求められる。台所事情によっては使い捨てずに回収することも視野に。
なお、ベクターは側面設置が可能なので、2個程度なら自然な外観で下に増設できる。

側面エンジン

LV-1R "スパイダー" 液体燃料エンジン

画像パーツ名

質量最大
推力
比推力最大
発電量
可動
噴射角



耐熱
温度





海面真空海面真空
LV-1R "スパイダー" 液体燃料エンジンLV-1R "スパイダー"
液体燃料エンジン
表面0.021.7932260290-10.00.220007120

LV-1の側面設置バージョンのエンジン。
基本的な能力はLV-1と同じだが、設置場所の柔軟性が増したほか、可動範囲が非常に広いジンバル機構を備える。
取り付け基数を変えることで推力を調整できるが、設置数を増やすと重量増によりΔVがが悪化することに注意。

24-77 "ツイッチ" 液体燃料エンジン

画像パーツ名

質量最大
推力
比推力最大
発電量
可動
噴射角



耐熱
温度





海面真空海面真空
24-77 "ツイッチ" 液体燃料エンジン24-77 "ツイッチ"
液体燃料エンジン
表面0.0913.79316250290-8.00.220007400

48-7Sスパークの側面型。よく見ると似通った形状をしている。
比推力がやや低いものの、側面取り付け式であること自体が利点といえる。

Mk-55 "サッド" 液体燃料エンジン

画像パーツ名

質量最大
推力
比推力最大
発電量
可動
噴射角



耐熱
温度





海面真空海面真空
Mk-55 "サッド" 液体燃料エンジンMk-55 "サッド"
液体燃料エンジン
表面0.9108.197120275305-8.00.220007820

広いジンバル角と、海面比推力がやや高く、サイエンス・キャリア序盤の下段使用に向く側面エンジン。発電能力は持たない。
これを側面に取り付ければ燃料タンクの下には別のパーツを付けられるため、パーツテスト/運搬の契約に使いやすい。
ノズルが短く、一番小さい着陸脚でも着陸時に接地しにくいため、着陸機にも向く。
先端につけてアクショングループ制御で逆噴射用にもできるなど、長距離航行以外の多目的に使える。

O-10 "パフ" 一液式エンジン

画像パーツ名

質量最大
推力
比推力最大
発電量
可動
噴射角



耐熱
温度





海面真空海面真空
O-10 "パフ" 一液式エンジンO-10 "パフ"
一液式エンジン
表面0.099.620120250-6.00.220007150

一液式推進剤を燃料として消費する小型エンジン。同タイプの24-77 "ツイッチ"より真空推力に優れるが、真空比推力は劣る。
小型の衛星、探査機、着陸船などで、RCSとメインエンジンの燃料配分に頭を悩ますこと無く運用できるのが利点であろうか。

Making Historyエンジン

LV-T91'チーター'液体燃料エンジン

画像パーツ名

質量最大
推力
比推力最大
発電量
可動
噴射角



耐熱
温度





海面真空海面真空
LV-T91'チーター'液体燃料エンジンLV-T91'チーター'
液体燃料エンジン
1.052.8171251503555.0/s40.220007850

LV-T91:1.875m径のLV-T45 "スウィーベル"相当。
スウィーベルより出力と海面比推力で劣るが重量と真空比推力で勝る。長距離型

RE-I2'スキッフ'液体燃料エンジン

画像パーツ名

質量最大
推力
比推力最大
発電量
可動
噴射角



耐熱
温度





海面真空海面真空
RE-I2'スキッフ'液体燃料エンジンRE-I2'スキッフ'
液体燃料エンジン
1.6240.9093002653303.0/s20.2200072300

RE-I2:2.5m径のKerbodyne KR-2L+"ライノ"相当。
Skiffなのでスキッフ

RK-7'コディアック'液体燃料エンジン

画像パーツ名

質量最大
推力
比推力最大
発電量
可動
噴射角



耐熱
温度





海面真空海面真空
RK-7'コディアック'液体燃料エンジンRK-7'コディアック'"
液体燃料エンジン
1.252472602853005.0/s00.2200091100

RK-7:リライアントに対し海面推力で上回るが、真空比推力で劣る。離床後にTWRを稼いで早々に切り離すアスパラガス配置向け。

LV-TX87'ボブキャット'液体燃料エンジン

画像パーツ名

質量最大
推力
比推力最大
発電量
可動
噴射角



耐熱
温度





海面真空海面真空
LV-TX87'ボブキャット'液体燃料エンジンLV-TX87'ボブキャット'
液体燃料エンジン
2.0374.1944002903108.0/s50.22000122000

LV-TX87:1.875m径のLV-T30 "リライアント"相当。
リライアントより重量があるがそれ以上に推力がある。真空比推力は同等だが海面でも推力・比推力ともあまり落ちない。

RE-J10'ウルフハウンド'液体燃料エンジン

画像パーツ名

質量最大
推力
比推力最大
発電量
可動
噴射角



耐熱
温度





海面真空海面真空
RE-J10'ウルフハウンド'液体燃料エンジンRE-J10'ウルフハウンド'
液体燃料エンジン
3.369.079375703808.0/s30.2200063000

RE-J10:真空比推力・推力ともに優秀だが重量があり、上段20t未満の軽量機に搭載してもデルタVは延ばせない。
通常の液体燃料エンジンでは最も真空比推力が高い。

カーボダインKE-1'マストドン'液体燃料エンジン

画像パーツ名

質量最大
推力
比推力最大
発電量
可動
噴射角



耐熱
温度





海面真空海面真空
カーボダインKE-1'マストドン'液体燃料エンジンカーボダインKE-1'マストドン'"
液体燃料エンジン
5.01283.60713502903058.0/s50.22000158000

KE-1:メインセイルに迫る海面推力ながら価格はスキッパー寄り。下段ロケットの外周に比較的気軽に増設、使い捨てできる。

RV-1'カブ'液体燃料エンジン

画像パーツ名

質量最大
推力
比推力最大
発電量
可動
噴射角



耐熱
温度





海面真空海面真空
RV-1'カブ'バーニアエンジンRV-1'カブ'"
液体燃料エンジン
0.1828.903322803100/s22.50.220007800

RV-1:側面配置エンジンでは比推力と推力重量比が最も高い。とんでもない推力偏向角を持つが1軸しかないので、ピッチ・ヨー・ロール操作を担当させるには最低3基が必要。バランスの悪いロケットの横転問題の切り札となるか。

コメント

  • (性能一覧書くべきか、一覧表から各詳細解説ページに飛ぶ様に作るべきか悩む・・・) -- 2013-09-03 (火) 01:25:23
  • 熱核ロケットはRD-0410っていうソ連のが地上試験まではしてる。 -- 2014-01-29 (水) 01:52:03
  • にわかロケット技師が.5エンジンを書いておきましたよ -- 2014-04-03 (木) 13:25:01
    • 乙です -- 2014-04-05 (土) 13:44:31
  • S3 KS-25x4 Engine Cluster の最大推力すげぇ‼ -- 2014-05-07 (水) 15:35:08
  • 0.24での性能変更を適用しました -- 2014-07-22 (火) 02:23:19
  • 乙です。超大型エンジンって両方とも後3トンくらい重くなったほうがバランス取れるんじゃないかと思うくらい軽い気がする・・・ -- 2014-07-30 (水) 14:53:49
    • 宇宙ではKR-2Lがコストと重さ(たった0.5t)以外メインセイルの上位互換になりうるからな・・・ -- 2014-07-30 (水) 16:44:56
  • R.A.P.I.E.R. Engineの元ネタ Webニュースになってたよ http://gigazine.net/news/20141215-skylon/ -- 2014-12-15 (月) 19:02:42
  • 熱核エンジンは上段というより中段またはやや上段の方がよさそう。なにせ重いからね・・・ -- 2015-05-13 (水) 20:03:02
    • 熱核エンジンの運用方法を考えるとき、重量が重く推力が低いことから、まさに最終エンジン(上段エンジン)での運用が適切だと思う。仮に第一宇宙速度に達しないうちに使用しても、引力に負けて周回軌道に乗ることは困難だと思うがどうだろうか。 -- Eve residents? 2015-12-15 (火) 12:03:05
    • 亀だけど、プローブや帰還モジュールなんかの最終段を通常の化学ロケットにするのは全然あり。同重量の液体燃料載せるよりもΔV稼げることがある。でも熱核ロケットを大気圏内の上昇中に使おうというのなら止めたほうがいい。低推力の加速では重力損失が大きくなってしまうので。 -- 2020-08-16 (日) 01:08:41
  • エアロスパイクエンジンがいつの間にか下側にパーツ取り付けできるようになってるので、バージョン情報ある方追記お願いします。 -- 2016-06-02 (木) 18:34:26
  • このページ見てると、アプデが経つごとにエンジンとかもどんどんカッコ良くなってる事に気付かされる。メイセイルとかスキッパーなんてめちゃめちゃカッコよくなったしアントの剥き出しな感じも最高。 -- 2020-08-03 (月) 00:34:23