姿勢制御装置

Last-modified: 2023-10-09 (月) 05:07:05

リアクションホイール

フライホイールという回転機構が生みだすトルクを機体に働かせ、3軸回転制御を行なうパーツ。トルク発生には電力を消費する。トルクが大きいほど重い機体を速く回転させられる。多くの操縦装置に内蔵されるが、発生トルクはパーツ毎に異なる。
なお、あくまで機体軸・機体質量中心の自転運動であり、速度変更や平行移動はできない。
参考動画:リアクションホイールの原理

小型リアクションホイール

画像パーツ名サイズ質量トルク消費電力空気
抵抗
耐熱
温度
衝撃
耐性
コスト
小型リアクションホイール小型リアクションホイール0.0550.3/sec0.220009600

Mk1ポッドと同量のトルクを発生する。内蔵トルクの低いプローブコアで1.25m規格パーツ構成機体を制御するときに役立つ。0.65m規格構成の人工衛星や探査機には過大だが、RWを内蔵しないプローブコアには必須となる。回転が速すぎるときはアクションメニューからパワー制限をするとよい。

先進的インラインスタビライザー

画像パーツ名サイズ質量トルク消費電力空気
抵抗
耐熱
温度
衝撃
耐性
コスト
先進的インラインスタビライザー先進的インラインスタビライザー0.1150.5/sec0.2200091,200

Mk1-3ポッドやMk2コックピットと同量のトルクを発生する。2.5m/Mk2規格パーツ構成機体に向く。

大型リアクションホイール

画像パーツ名サイズ質量トルク消費電力空気
抵抗
耐熱
温度
衝撃
耐性
コスト
大型リアクションホイール大型リアクションホイール0.2300.6/sec0.2200092,100

3.75m規格パーツ構成の大型機体や、クラスC以上の小惑星曳航時の使用に向く。

RCS

スラスター噴射による推力で姿勢制御や速度変更を行なうパーツ。リアクションホイールと同様の回転に加えて、平行移動もできる。
正しく設置すれば、ドッキング時に機体を回転させずに全方向への平行移動を可能にする。もちろん、あえて回転させるために使うことも可能。
・ドッキング時の微調整(後退方向や平行移動はスラスターが特に有利)
・着陸機の姿勢安定や転倒時の復帰
・人工衛星を分離したときなどの軌道のズレ修正
などにも活用できる

RV-105 RCSスラスターブロック

画像パーツ名質量推力比推力(Isp)空気
抵抗
耐熱
温度
衝撃
耐性
コスト
海面真空
RV-105 RCSスラスターブロックRV-105 RCSスラスターブロック0.041.001002400.00115001545

4方向への噴射口を持つスラスター。一液式推進剤を使用。これを機体重心付近の上下左右に×4対称配置すれば、3軸回転・平行移動ができる。間違って斜め4方向に取り付けると左右に動きづらくなることに注意。

RV-1X RCSスラスターブロック

画像パーツ名質量推力比推力(Isp)空気
抵抗
耐熱
温度
衝撃
耐性
コスト
海面真空
RV-1X RCSスラスターブロックRV-1X RCSスラスターブロック0.0050.101002400.00115001230

RV-105の小型バージョン。推力が1/10になっている。

プレイスエニウェア7 リニアRCSポート

画像パーツ名質量推力比推力(Isp)空気
抵抗
耐熱
温度
衝撃
耐性
コスト
海面真空
プレイスエニウェア7 リニアRCSポートプレイスエニウェア7
リニアRCSポート
0.022.001002400.0126001525

1方向への噴射口を持つスラスター。一液式推進剤を使用。これのみで全方向制御するには、重心から前、後ろ等間隔の上下左右4方向と前後への取り付けが必要になる。逆に4方向スラスターと組み合わせれば、重心の上下または左右に4方向スラスター×2対称配置と、その近くにこれも×2対称配置で取り付ければよい。

プレイスエニウェア1 リニアRCSポート

画像パーツ名質量推力比推力(Isp)空気
抵抗
耐熱
温度
衝撃
耐性
コスト
海面真空
プレイスエニウェア1 リニアRCSポートプレイスエニウェア1
リニアRCSポート
0.00130.201002400.0115001215

プレイスエニウェア7の小型バージョン。推力が1/10になっている。

ヴァーナーエンジン

画像パーツ名質量推力比推力(Isp)空気
抵抗
耐熱
温度
衝撃
耐性
コスト
海面真空
ヴァーナーエンジンヴァーナーエンジン0.0812.001402600.01200015150

液体燃料と酸化剤を使用する、高推力一方向スラスター。3.75m規格の大型機体や大型ステーション、重量級小惑星曳航時の姿勢制御などに有用。液燃エンジンとタンクを共有でき、RCSタンク不要という利点がある。

SASモジュール

CH-J3 フライバイワイヤ アビオニクス中央集線装置

画像パーツ名サイズ質量SAS
レベル
消費電力空気
抵抗
耐熱
温度
衝撃
耐性
コスト
CH-J3 フライバイワイヤ アビオニクス中央集線装置CH-J3 フライバイワイヤ
アビオニクス中央集線装置
0.0831.8/min
0.03/sec
0.2240075200

機体に完全なSAS、つまり安定補助とすべてのマーカー方向への自動制御を提供する。プローブコアに近いパーツというイメージを持つかもしれないが、このパーツはSAS3を持たない乗組員やプローブコアにレベル3SASを提供するだけ。
このパーツ単体では、いくら燃料、アンテナや電力を供給しても離陸すらできない。
キャリアで、SASがない、あるいは機能が少ない遠隔操縦装置や、レベル2以下パイロットや他職の緑が全SAS機能を使える。
カーブネット接続機能を持ち、大気圏/弾道飛行中にスキャン性能が向上する。
ノーズコーンのような空気抵抗軽減効果はもたない。

両端にパーツを取り付ける方法

操作の苦手なプレイヤーにとっては極めて重要なパーツだが、ノーズコーン形状のため先端にパーツを取り付けられない。
このため(多少狡いが)サービスベイの中にこれを設置することで、前後両端にパーツを取り付けることができる。ベイのサイズによっては中身が飛び出るが、当たり判定はなく特に問題が無い。
前後両方に長さのあるパーツを設置すれば隠れてしまうので見た目の問題も低い。操縦席にかかっても、先端がIVA視点に入ってくることはない。