初めに
一般には下段はTWR(離陸時のパワー)が大きい方が、上段はΔV(航続距離)が大きい方が良いといわれます。FL-T400燃料タンクとLV-T30エンジンを7本束ねたときのΔVとTWRを調べてみました。
シリアル
まず周囲の6本が燃焼し、その後切り離して中央の1本が燃焼するタイプ。
第1段TWR=5.16
合計ΔV=4552m/s
パラレル
最初から全てのエンジンが燃焼する。燃料管を使って中央に燃料を集め、周囲6本を先に切り離すタイプ。
第1段TWR=6.02
合計ΔV=4552m/s
アスパラガス
最初から全てのエンジンが燃焼する。燃料管を使って中央に燃料を集め、使い終わった燃料管を2本ずつ切り離すタイプ。
第1段TWR=6.02
合計ΔV=5302m/s
アスパラガスの作り方
基本的に2× 30°のモードで作成する。
親タンクの6時と12時の方向に、ラジアルデカップラーと子タンクを付ける。燃料パイプもつないでおく。
子タンクの10時と4時の方向に、孫タンクを付ける。
上から見るとこんな感じ。
孫タンクの12時と6時の方向に、ひ孫タンクを付ける。
性能差
取り付けるエンジンが1機の場合、これだけで7019m/sのΔVがある。ただし第一段のTWRが1.27しかないので、地表からの離陸は難しい。
取り付けるエンジンが7機の場合、TWRは6.2にまで改善する。ただしΔVは4142m/sに減る。