MOD・ツール/SCANsat20

この情報はSCANsatの開発版v20.4に関するものです。

資源マップの例(MinmusのKarbonite分布)
[添付]

インストール

GitHubからSCANsat-v20.4.zipをダウンロードします。展開して出てきたSCANsatフォルダを、KSPのゲームデータフォルダ*1へコピーします。

このmodによる追加情報の概要

標高の　　　　　低解像度・高解像度
光学マップの　　低解像度・高解像度
資源マップの　　低解像度・高解像度
バイオーム（解像度なし）　　
アノマリー（解像度なし）

合わせて8種類の情報を、目的に合わせたスキャンパーツを軌道上に飛ばして収集します。

パーツ

サイエンスカテゴリにスキャン用のパーツが追加されます。

画像	名称	スキャン対象	スキャン距離	視野角[度]	消費 電力 [EC/s]	日光 要求	重量	価格
	SCAN Been There Done That®	anomaly (イースター エッグ)	2000m	1	0.1	不要	0.075	13,000
	MS-1 Multispectral Scanner	バイオーム 光学(低解)	最低:20km 最大:250km 最良:70km	3	0.8	必要	0.25	3,000
	MS-R Enhanced Multispectral Scanner	バイオーム 光学(低解) 資源(低解)	最低:70km 最大:400km 最良:300km	1.5	1	必要	0.125	10,000
	MS-2A Advanced Multispectral Scanner	バイオーム 光学(低解) 資源(低解)	最低:100km 最大:750km 最良:500km	4	1.5	必要	0.25	15,000
	R-3B Radar Altimeter	標高(低解)	最低:5km 最大:250km 最良:70km	1.5	1	不要	0.075	3,300
	R-EO-1 Radar Antenna	標高(低解)	最低:50km 最大:500km 最良:100km	3.5	1	不要	0.125	5,500
	SAR-X Antenna	標高(高解)	最低:70km 最大:500km 最良:250km	1.5	2.0	不要	0.18	8,000
	SAR-C Antenna	標高(高解)	最低:500km 最大:750km 最良:700km	3.0	2.5	不要	0.4	9,800
	SAR-L Antenna	標高(高解) バイオーム	最低:250km 最大:1000km 最良:500km	4.0	4.5	不要	0.8	54,000
	VS-1 High Resolution Imager	光学(高解)	最低:20km 最大:250km 最良:70km	1.5	0.8	必要	0.05	7,500
	VS-3 Advanced High Resolution Imager	光学(高解) アノマリー	最低:70km 最大:500km 最良:350km	2.5	1.5	必要	0.3	18,400
	VS-11 Classified Reconnaissance Imager	光学(高解) アノマリー	最低:100km 最大:1000km 最良:200km	4.0	2.0	必要	1.75	25,000
	SCAN-R Resource Mapper	資源(高解)	最低:20km 最大:250km 最良:70km	1.0	1.8	必要	0.4	15,000
	SCAN-R2 Advanced Resource Mapper	資源(高解)	最低:70km 最大:500km 最良:250km	2.5	1.5	必要	0.275	15,000
	SCAN-RX Hyperspectral Resource Mapper	資源(高解)	最低:100km 最大:750km 最良:500km	3.0	1.3	必要	0.5	17,500

※高解＝高解像度　低解＝低解像度
※※ゲーム内のパーツ配置順とは異なります。ゲーム内では名前でソートされているため、性能順になっていないので注意が必要です。同系列のソナーは質量の大きいものが高性能です。

珍しい要素として、日光、最低高度と最良高度があります。
日光は文字のまま、陽のあたる場所しか、スキャンできません。意図して陽のあたる軌道ばかりを選べるわけではないので、普段よりスキャンに長くかかるぐらいの認識で居ましょう。
最良高度は図の表示の都合上でこう書いてありますが、最良高度～最高高度までの間で、最高効率が出る、という意味です。最良高度より高い分にはペナルティはありません。

ユーザインターフェース

ツールバーのScanSATアイコンを押してマップを開きます。

①: マップのカラー表示、モノクロ表示を切り替えます。⑪で高度表示を指定した時はモノクロが、バイオーム表示はカラーが見やすいでしょう。
②: マップにグリッドを表示するかどうかを切り替えます。
③: スキャン済みのannomalyをマップに表示するかどうかを切り替えます。
④: Kerbalが立てた旗を表示するかどうか切り替えます。
⑤: アステロイドを表示するかどうかを切り替えます。
⑥: マップの下部に凡例を表示するかどうかを切り替えます。
⑦: 資源の分布を表示するかどうかを切り替えます。
⑧: 表示設定の画面を開きます。
⑨: 表示色の設定画面を開きます。
⑩: 球面の天体を、平面に射影する方法を指定します。Rectangular, Kavrayskiy VII, Polarから選択できます。
⑪: マップに表示する対象を指定します。Altimetry(標高), Slope, Biomeから選択できます。
⑫: マップの表示を更新します。ScanSATの表示は重いので、スキャンが進んでも明示的に指示しない限り更新されません。
⑬: 表示する資源を指定します。
⑭: 表示の対象とする天体を指定します。
⑮: 表示中の内容をファイルへ保存します。保存先はGameData\SCANsat\Plugins\PluginData\SCANsatです。

⑩Projectionの選択肢

Rectangular

球面である天体を長方形に射影します。北極南極は広く表示されます。

Kavrayskiy VII

楕円に射影します。
ロシアの測地学者ウラジミールV.カヴレイスキーの考案した図法です

Polar

北極と南極から見た2つの円に射影します。

[添付]
①: Annomalyの位置を示すマーカーを変更します。
②: プレイヤーがスキャン衛星を操作していない時も、スキャンを続けるかどうかを指定します。
③: タイムワープをした時に、どの程度の精度でスキャンするかを指定します。Highを指定しておくと、1000倍くらいでもきちんとマップが作成されます。
④: スキャン済みのデータを消去します。表示されるはずのものが表示されないなどの場合は、データを消去して再スキャンすると直ることがあります。
⑤: ウィンドウ位置をデフォルトへ戻します。
⑥: マウスカーソルをボタンの上に合わせた時に、機能を説明するツールチップを表示するかどうか切り替えます。

[添付]
表示色を設定します。

飛行時の操作方法

飛行中のBigMap。青い破線は未来の予測軌道。オレンジの破線は過去の軌道。紫の破線はマニューバ後の軌道。
①: 自機の現在位置。
②: マニューバ予定位置。
③: マウスカーソル位置の情報。LO(低解像度標高) HI(高解像度標高) MULTIのうち、色が付いているものはスキャン済み。資源が分布している場合はその密度も表示される。

センサーパーツを右クリックすることで、情報表示と操作をすることができます。

[添付]
動作していないセンサーを右クリックした場合。

Start *** Scan

センサーを起動してスキャンを開始します。

Analyze Data

スキャン済みのデータを分析することで、サイエンスポイントを得ます。

[添付]
動作中のセンサーを右クリックした場合。 ▶で折りたたまれている場合、クリックで展開▼できます

Stop *** Scan

センサーを停止します。

Analyze Data

スキャン済みのデータを分析することで、サイエンスポイントを得ます。

SCANsat Altitude

センサーが適切な高度にあるかを表示します。

[添付]
Analyze Dataをクリックすることで、スキャン済みの面積に応じたサイエンスポイントを得ることができます。送信する事によるポイント減はありません。

資源分布を見たい

Q: こまけぇこたぁいいんだよ！！ どこに資源があるか知りたいんだ。
A: BigMapで①をモノクロ、⑦をチェック、⑪をAltimetry、⑬で資源を選択、⑭で天体を選択。

Tips

• 一部のサイエンスデータはバイオームで区別されます。これを利用すれば、ひとつの天体から多くのサイエンスポイントを得ることができるでしょう。
• DMPを用いたマルチプレイでは、クライアントごとに資源分布が異なるようです。他の人が打ち上げたスキャン衛星はActivateされていないので、自分でActivateする必要があります。スキャン済みの範囲も共有されません。

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