MH無印~MHXXとMHFに登場する特殊なアイテム。磨き上げると武器になる。
目次
概要
- 岩石の塊のように見えるが、その正体は錆に塗れた金属の塊。
加工屋で錆を落としてもらうと武器になる素材。
5種類あり、それぞれ大剣、片手剣、ハンマー、ランス、ライトボウガンになる。
基本的にはそのカテゴリー上の3種類の武器にランダムで変化する。- 無印~MHPでは種類に関係なく手に入れた時点では「さびた塊」。
ただしアイテムとしては武器種ごとに別の扱いで、同じものは1個しか持てない。
入手すると「??????」という名前の武器が生産リストに加わり、
これの生産を実行することでいずれかの武器に変化する。 - MH2~MHP2Gでは、武器の種類ごとにさびた板状の塊やさびた棒状の塊など、
手に入れた時点でそれが何の武器なのか分かるようになった。
種類ごとに1個ずつしか持てないという点と、生産の仕組みについては従来と同様。 - MH3では仕様が大きく変わり、本作からの新要素であるお守りと同じ扱いになった。
武器屋で加工せずともクエストクリア時に一括鑑定されるため、
アイテムとしては全て「さびた塊」で統一されてしまった。- これにより何が手に入るか分かりにくくなってしまったが、
ただでさえ採掘で多種なアイテムが手に入るため、一定個数を所有できて
アイテム欄が一つしか埋まらないのは便利、という意見もある。
- これにより何が手に入るか分かりにくくなってしまったが、
- MH3G以降は最大所持数が3個に変更された。
- 無印~MHPでは種類に関係なく手に入れた時点では「さびた塊」。
- 手に入れると『テッテレッテー♪』とやたらと重厚なファンファーレが鳴り響く。
しかし手に入れただけではまだ使い物にならない正体不明の錆の塊であり、
鑑定されるまでが本番なので喜ぶのはまだ早い。特にMH3以降だとなおさらである。
後述に詳しく書かれてはいるが、さんざんファンファーレを鳴らしておいて全部ハズレだとかなりヘコむ。- ハズレでもそのまま売却すれば結構な価格になるので、必要ないなら鑑定直後売ってしまうのも手。
また、ハズレとはいえ、わざわざ素材から生産する必要がないことを考えると、得な場合も多い。 - ちなみに、2回連続で太古の塊が出ると、2回目のファンファーレの音が右からしか鳴らない。
- ハズレでもそのまま売却すれば結構な価格になるので、必要ないなら鑑定直後売ってしまうのも手。
- 近接武器の場合「凄くさびた~」という武器になれば大当たり。
これらの武器は錆を取りつつ強化する事で、強力な武器として復活を遂げる。
強化するに当たり、まずは錆を取るため大地の結晶が大量に必要となる。
強化・結晶研磨により龍殺しの武器に生まれ変わるものが殆どである。
MH2以降からはその後武器の外見が出てくると、それに古龍素材を使って強化するようになる。
ボウガンの場合は大当たりであっても最初から完全な状態で生産される。- ハズレの場合は初歩的な武器が出る。ハンターナイフやアイアンハンマーなどである。
派生強化で新たな武器を作る時は、加工屋でそれらを作ってもらう手間が省けて意外とありがたい。
大体は鉱石武器なのだが、なんと骨武器の場合も。確かに骨の主成分のカルシウムも錆びるが…。
- ハズレの場合は初歩的な武器が出る。ハンターナイフやアイアンハンマーなどである。
- 上位のものとして太古の塊がある。
大当たりだった場合、「凄く風化した~」という名前の武器になる。
こちらの方は武器の損傷が少ないためか、龍属性が高いものが多い。- MH2系における分岐派生ルートを除くと、ほとんどが「凄く風化した~」の下位互換になっている。
これはオンライン限定の「太古の塊」に対し、「さびた塊」はオフラインでも入手可能であったため。
しかし、オンラインとオフラインの区別がないPシリーズやMH3G以降のナンバリングにおいては、
「さびた塊」の強化は割に合わない。 - ドス古龍の登場する作品では、さびた塊から復元された武器はクシャルダオラの武器へ、
太古の塊から復元された武器はテオ・テスカトルの武器へとそれぞれ強化されていく。- …はずなのだが、ハンマーのみ例外で両者が逆転している。
これはMH2時代にはテオハンマーが存在せずナナ・テスカトリのハンマーがさびた塊にあてがわれたため。
テオ夫婦を同じ枠に入れることを嫌った結果なのだろうか。このため、他の武器とは違いが生まれてしまった。
MH4でテオ・テスカトルのハンマーが追加された際にもこの点が修正されずMHXXでもそのまま。
また、後発作品で追加された狩猟笛、ガンランス、スラッシュアックスは
全て凄く風化した~からクシャルダオラ、テオ・テスカトル双方の武器に派生するようになっている。
- …はずなのだが、ハンマーのみ例外で両者が逆転している。
- MH2系における分岐派生ルートを除くと、ほとんどが「凄く風化した~」の下位互換になっている。
- さびた塊も太古の塊も、どの武器になるかは基本はランダム。
- 無印では完全にランダムでリセットするごとに結果が変わる。
- MHG~MHP2Gにおいては固定された乱数テーブルなので、当たりを狙って出すことが可能だった。
- MH3以降のシリーズでもクエストクリア後にそのまま鑑定されるため、テーブル回しが出来なくなっている。
つまり、出なければそれまでで、また採掘してこなければならないということである。
この仕様変更に初めは批判が上がったが、
「すぐに諦めがつく」、「テーブル回しの為にわざわざリセットする必要が無くなった」など、
前向きな意見も多々上がっている。炭鉱夫やってればじきに集まるし - MHFでは固定されたテーブルが無い上に自動セーブされるので、狙って当たりを出すことは不可能。
変遷
- MHP2Gには、「さびた~G」というG武器があるのだが、
生産には「勇気の証S」一枚と、「さびた○○の塊」を5個必要とする。繰り返す。5個である。
G武器とはいえ、あの「さびた~」に、5個もである。
トップクラスの武器になるかもしれない可能性を秘めた塊を5個もつかうのだ。
性能は申し分ない…と思ったらそんなことはなかった。
攻撃力はたしかに申し分なく、会心率も0%になってはいるが…斬れ味は黄色である。
しかもG武器なので、強化ができない。
そしてとどめはスロット0。
- MHXでは強化システムの変更により、どの武器でも最終強化が可能である。
それはなんと風化した武器にも適用され、圧倒的攻撃力と圧倒的マイナス会心、
剣士武器は匠によってさびた・風化した武器にはあり得なかった青ゲージという特徴的な性能になる。
特に風化した弓はまさかの上位で倍率300を叩き出し、
スキルさえ適切に組めば第一線でまともに運用できる形となっている。- と、風化した武器には活躍の場こそ与えられているのだが、
さびた武器に関しては完全に考慮されていない。
各種武器に派生出来るようになるLV3で悲劇の強化打ち止め。
「さびた○○」として完成してしまうのである。
攻撃力はわずか100、会心率-70%、わずかな黄色ゲージと
風化した武器と違い上位はおろか下位でも使い物にならない性能。
ハンマー以外は匠でわずかに緑ゲージが出るが何の気休めにもならない。
同じ見た目だから風化した武器を使えと言うことだろうか……
全く同じ見た目で棲み分け出来ている双剣の話はやめておこう
なお、下位で強化が打ち止めとなる武器はさびた武器系列のみである。
MHXXでも限界突破に対応せず、ただの派生元かコレクターズアイテムと化している。
- と、風化した武器には活躍の場こそ与えられているのだが、
- MHW(:I)ではなんとリストラ。
超絶一門と鬼ヶ島のみが龍骨派生から作れるだけで、他の武器もまとめて登場しない。
そのため、装備のランダム要素は装飾品だけとなっている。- この関係上、超絶一門の「最強の封龍剣を超える~」といった説明文が浮いてしまっている。
シリーズ初心者の場合「その封龍剣はどこ?」となってしまうのだ。
さびた武器系統も風化した武器系統も一切未登場というシリーズ初の事態となった。 - この関係上、超絶一門の「最強の封龍剣を超える~」といった説明文が浮いてしまっている。
- MHFでは、各種さびた塊を最終強化までに132個必要とするナールフォラーズも存在。
こちらは火属性値1400という驚異のランスである。
ただし直接生産するわけではなく、生産素材を納品で手に入れることになる。- MHFのイベントクエストで入手可能な武器では、
明らかに狙ったような名称とデザインの「錆びた大剣」というものも存在する。
- MHFのイベントクエストで入手可能な武器では、
余談
- ゲームハードによっては文字が潰れて誤読しがちだが、『さびた魂』ではない。
塊魂
- なぜかラオシャンロンの部位破壊で手に入ることがある。
返り討ちにした狩人の武具を自らの甲殻とする黒龍ならまだしも、
なぜラオシャンロンの身体に古の武器が張り付いているかは謎。
おそらくは火山地帯での休眠中に付近の鉱物もろとも付着したものと思われる。
- フィールドに落ちているという事は過去のハンターたちが落としたのだろうか?
そのハンターはその後どうなってしまうのか…
関連項目
アイテム/さびた破片
武器/凄く風化した○○
武器/鉱石武器 - いわゆる「ハズレ枠」
武器/シーブライト武器 - 同上