一部の大型モンスターから共通して入手できる素材アイテムの一種。
概要
- モンスターが武器として用いる強力な致死性の出血毒を溜め込んでおくために発達した袋状の内臓器官。
中には毒液が溜まったままの状態なので、取り扱いには要注意。
- 主に毒属性のブレス攻撃を行うモンスターから入手できる。
溜め込める毒の量がより多いほど、毒の濃度がより強いほど素材としては上質とされる。
通常よりも濃度の高い毒液が溜め込まれたものは「猛毒袋」、
さらに強烈な毒液が溜め込まれたものは「激烈毒袋」と呼ばれる。
猛毒袋の時点で素手で触れることさえ危険とされており、
激烈毒袋に至っては言うまでもなく取り扱いには細心の注意が必要。
また、一部の地域で確認される変種個体からは「劇毒袋」、
そして同地域で近年確認されている極めて強大な一部のモンスターからは「疫毒袋」と呼ばれる代物も確認されている。
- 毒を有する攻撃を繰り出してくるモンスターはかなりの数が確認されているが、
それらのモンスター全てが素材として使える毒袋を有しているわけではなく、
前述のように毒のブレスを用いるモンスターから入手できるケースが多い(バサルモスという例外も居るが)。
因みに毒攻撃を行うが、毒袋系統の素材は入手できないモンスターは、
リオレイアやイャンガルルガなどのように毒袋とは別の毒を持つ器官が入手できる種と、
リオレウスやオオナズチなどのように上述したような素材でさえ全く入手できない種に分かれる。
前者のような素材があれば、毒袋に頼らずとも毒属性の武器の作成が可能。
ただしその強化のために上質な毒袋を必要とするケースは決して少なくない。
- 今のところメインシリーズでは皆勤賞の素材の一つ。
コモン素材なので作品によって入手できるモンスターの数が上下するが、
毒袋系統の素材は比較的その上下の幅が大きい。
最も少なかったMH3とMHWorldではそれぞれギギネブラのみ、プケプケのみであり、実質的な専用素材だった。
一方でMH4(G)ではドスイーオスやゲリョス、さらにバサルモスや彼らの亜種なども参戦しており、
その結果歴代最多の5種。コモン素材にしてもかなり多い。
しかし毒という厄介な状態異常を多用するモンスターを相手にしなければいけないため、入手の難度はあまり低くない。
特にMH3ではよりにもよって全モンスターの中でも特に毒の扱いに長けたギギネブラからしか取れないので、
ギギネブラが苦手なハンターにとってはまさしく鬼門であった。
- MHP3以降はギギネブラから毒袋の入手確率が大幅に引き下げられ、入手が困難になってしまった。
しかし、その代わりに「不気味な毒腺」というギギネブラ専用の素材が登場し、
専らギギネブラの武器の作成にはこちらが使われるようになった。
また、同時期にドスフロギィが新規参入した事で新たな毒袋の入手ルートも確立された。
むしろドスフロギィが中型の鳥竜種である事もあって、
MH3より毒袋の入手はいくらか楽になったと感じるハンターも少なくなかったようだ。
ただ、たかが中型鳥竜種などと嘗めてかかれば酷い目に遭うので油断は禁物。
- MHFでは「劇毒袋」という素材が登場するが、
後にMHXにて初登場となった状態異常の「劇毒」とは無関係である。
- 毒を扱うモンスターが極度の興奮状態に陥ると、毒素が変質し「獰猛な毒液」となる。
通常のものより色が黒ずみ、その強度(毒性?)も高いらしい。
また、袋自体を素材として使用しないためか、毒袋を持たない
リオス種やイャンガルルガを倒してもこの素材が手に入る。