赤龍ムフェト・ジーヴァが放つブレスの一つにして、
モンスターハンターシリーズ史上最大規模の超大技。
赤き王からの死の宣告である。
目次
概要
- MHW:Iにてベールを脱いだ“古龍の王”、赤龍ムフェト・ジーヴァを象徴する規格外の必殺技。
あらゆるハンターを一撃の下に葬る壮絶な威力のみならず、
従来の常識を覆す演出によって全プレイヤーに絶大なインパクトを与えた。- 『王の雫』という攻撃名は公式名称である。
英語では「Sapphire of the Emperor」と呼ばれる。直訳で皇帝のサファイア。
日本語では降り注ぐエネルギー体を雫と表現したのに対し、こちらはサファイアと表現している。
ムフェト・ジーヴァの狩猟解禁とともに公式Twitterなどで紹介され、
そのカッコ良さと溢れ出る厨二感によって全国のハンターを震えさせた。
ちなみに正式名称が判明するまでは、下記の如何にもな演出から
一部プレイヤー間にて『導きの青い星』という仮称を奉られていた。
- 『王の雫』という攻撃名は公式名称である。
- ムフェト・ジーヴァとの決戦は専用フィールド「幽境の谷」の各層を跨ぎながら行われるが、
王の雫はムフェト・ジーヴァが本気を出し始める第2階層から解禁される。- 討伐の前段階として実施される《偵察調査》ではクエストの最後に確定で使用するが、
王の雫を凌がなければ確実にクリア出来ない為、必ずその威力を目の当たりにする事になる。
- 討伐の前段階として実施される《偵察調査》ではクエストの最後に確定で使用するが、
- ムフェト・ジーヴァが巨大な翼を広げて空中に飛び立つのが予備動作。
カメラアングルが一時的に固定される特殊演出が入るため、判別は容易。
滞空したムフェト・ジーヴァはそのエリアの中央に向き直りながら、
地上目掛けて蒼白い膨大なエネルギーを解き放ち、地表を猛烈な熱風と蒼焔で包み込んでいく。
そしてフィールドが蒼焔の海と化すと旋回しながら大きく頭部を擡げ、
次の瞬間、周囲が闇に包まれるほど眩しく輝く超極小粒の蒼白い光球、『王の雫』を解放。
王の雫は夜空に瞬く青い星の如く煌々と煌きながらゆっくりと落ちてゆき、地面に接触すると同時に炸裂。
大地を揺るがしながら周囲の領域全てを覆い尽くす超絶規模の衝撃波を巻き起こし、
ハンターの視界が完全にゼロになるほど強烈な閃光と共にフィールド全域を完全に消し飛ばす。
- これほどの大技だけあってフィールドに齎す影響力も凄まじく、
王の雫が炸裂した後はフィールドの様相が様変わりしてしまう特殊演出が入る。
偵察任務では王の雫の演出終了時にムフェト・ジーヴァが撤退しクエストクリアとなるため、
クエストクリア画面のスクリーンショットは必ず真っ赤になる。- 第3階層では初回時にのみ特殊演出が存在。
炸裂時の猛烈な衝撃波によって巨大な地下空洞を形成する壁が丸ごと吹き飛び、
壁の外部に存在していたガスが噴出するエリアと巨大な繭のような物体が露わになる。
フィールドの拡張とギミック増加を伴った演出であり、雫が放たれた場合必ず発生する。
- 第3階層では初回時にのみ特殊演出が存在。
- BGMについてもバルファルクの「彗星」以来となる無音演出が搭載されており、
雫が投下された瞬間から着弾するまではBGMのボリュームが最小になり、
炸裂してフィールドが光に包まれると共にBGMのボリュームが元に戻る。
雫の投下によって周囲が闇に覆われると同時にBGMが途絶えるその様は、
闇の帳が降りて全てが静寂に包まれるかのようでもあり、直後の壮絶な大爆発と併せて非常に映える。
- その破滅的なビジュアルからも察せられるが、
王の雫はあらゆる防御手段と無敵時間を一切無視してハンターを強制的に力尽きさせる破壊力を誇る。
即死級のダメージとか連続ヒットでのオーバーキルなどといった次元ではなく、
フィールド上のハンター全てに「体力を0にする」判定をぶつけて即力尽きさせる仕様*1である為、
ガード行為・ダメージ軽減・転身の装衣・緊急回避・根性といったあらゆる小細工が一切通用せず、
エネルギー波を浴びた時点で一乙が確定する反則技となっている。- 従来の広範囲・高威力攻撃に対してはBCに戻れるモドリ玉が有効だったが、
王の雫はムフェト・ジーヴァがエネルギーの放出を開始した時点でモドリ玉は選択不可能になる*2。
初見プレイにて、即死級の大技であろう王の雫を前に支給品モドリ玉を使おうとし、
モドリ玉の前に表示された×印を見て愕然としたプレイヤーはさぞ多い事だろう。流石ドSのCAPCOM。
- 尚、ふっとび中の無敵時間を利用して攻撃を躱す小技として爆弾回避が存在するが、
前述の通り王の雫は緊急回避やダウン中の無敵時間を一切無視する性質を持つため、
これを実践すると空しく地面に転がった挙句即死するという笑えない事態になる。
一人でネタプレイでもしてない限りは、諦めずに下記の対処法を実践したほうがいい。
ちなみに、爆風で吹き飛ばして障害物から追い出す迷惑行為を防ぐ措置なのか、
王の雫発動中の爆弾は使用者以外はふっとばされないようになっている。よかったよかった。
- 従来の広範囲・高威力攻撃に対してはBCに戻れるモドリ玉が有効だったが、
- 名実ともにムフェト・ジーヴァ最大の切り札と呼べる攻撃だが、
こういった(超)大技にありがちな妨害ギミックや抑制条件、回数制限などは一切ない。
それどころか、第3階層で瀕死になり、常時臨界状態に移行したのちは30秒に1回程度のペースで連発してくる。
エリア全域に渡る即死攻撃をこれほどの頻度で大盤振る舞いしてくるモンスターは他におらず、
特に最終盤においては不安定な対処法も相俟って絶望的なまでのプレッシャーを与えてくれる。
対処法
- 第2階層のムフェト・ジーヴァは体力値が一定以下になる毎に「王の雫」を発動する。
言い換えれば、ハンターは赤龍討伐の過程で、必ず一度以上は王の雫の脅威に晒されることになる。
では使われたらそこでクエスト終了かと言えば決してそうではなく、
王の雫には意図的に設定された回避方法がしっかり存在している。
- 回避方法は、フィールド上に点在する障害物を盾にすること。
障害物至近距離の真裏には即死判定を伴う衝撃波の影響が届かないため、
王の雫の着弾点からみてハンターが障害物に隠れるポジションに移動し、
衝撃波の判定が消失するまで耐え忍べば生き残ることができる。- 被弾する位置にいる場合、ハンターの周りに吹き付ける青い熱風のようなエフェクトが発生し、
衝撃波を受けない位置にいるとコントローラーの振動が止まり、エフェクトも発生しなくなる。
青い熱風のエフェクトが見えず、コントローラが振動しない位置まで移動すれば一安心。
- 王の雫発動中も上述したモドリ玉以外のアイテムの使用制限はないため、
早々に障害物に隠れられれば回復や砥石を使用し態勢を整える事も可能。
静寂の中で数人分の砥石の音が響くのは若干シュール。
砥石を使用する際、武器を研ぐ際にしゃがむモーションによって微妙に後退してしまうので、
障害物の判定からはみ出て被弾してしまう可能性がある。
砥石を使用したいと思った場合は、立ち位置には十分気を付けよう。
- 被弾する位置にいる場合、ハンターの周りに吹き付ける青い熱風のようなエフェクトが発生し、
- 遮蔽物となりうる物体は階層によって異なり、
それぞれ第2階層では冥灯龍の抜け殻がこびり付いた「硬い石柱」、
第3階層ではムフェト・ジーヴァの圧縮振り上げ光線によって天井から落下してくる、
あるいはビッグバンなどを繰り出すことでランダムに地面から隆起してくる「劣化した岩片」が対象となる。
これらはフィールドに広く点在しているため、
予備動作を確認したら何をおいても近場の障害物の裏に逃げ込むこと。
ただしこの遮断判定範囲は意外と狭く、少しでも離れると衝撃波に巻き込まれるので、
確実に対処するためにも、遮蔽物に密着する事を心がけたい。- 石柱は王の雫のエネルギー波にも耐えてくれるが、岩片は耐えきれず完全に吹き飛んでしまうため、
次の王の雫の回避に際しては新しく供給される岩片を探さねばならない。
第3階層では第2階層にも増して立ち回りを意識する必要があるだろう。- ベヒーモスの時のコメットと違い、劣化した岩片は王の雫以外の攻撃では破壊されないため、
ムフェト・ジーヴァの攻撃する場所や向きに気を使わなくていい事が不幸中の幸いか。
- ベヒーモスの時のコメットと違い、劣化した岩片は王の雫以外の攻撃では破壊されないため、
- 石柱は王の雫のエネルギー波にも耐えてくれるが、岩片は耐えきれず完全に吹き飛んでしまうため、
- 回避できなければクリアが絶対に不可能になってしまうことへの配慮か、
《偵察任務》《緊急任務》ともに初回発動時は回避を促すアナウンスがボイス付きで挿入され、
前者は大団長から、後者は受付嬢から石柱の後ろに隠れるよう指示される。
2回目以降は特にそういったアナウンスは入らないが、
流石に一度経験していれば回避方法を忘れることはないだろう。
- 発動前に必ず滞空を挟むため、ムフェト・ジーヴァが落とすスリンガー爆発弾やスリンガー閃光弾を用いて
空中に飛び上がったムフェト・ジーヴァを撃墜することで、発動を一時的に妨害することが可能である。
ただしムフェト・ジーヴァが地上へと蒼いエネルギーを放出し始めた段階で、
ありとあらゆる全ての妨害手段が無効化されてしまう。
そのため妨害を成功させるための制限時間は実質3秒以下。
間に合わなかった場合のリスクを考えると、とてもではないが気軽には行えないだろう。- また、ムフェト・ジーヴァは一度でも王の雫の予備動作に入ると、
第三層では地脈エネルギーの吸収動作でキャンセルされない限り炸裂させるまで何度でも王の雫を発動する*3。
そのため上述の手段で王の雫の発動を中断させた場合、
閃光やられや墜落ダウンから復帰したムフェト・ジーヴァは即座に二度目の発動動作に入る
(要するに王の雫を無効化できるわけではなく、基本的に時間稼ぎにしかならない)。
発動を遅らせるという効果は劇的であり、岩の位置が遠く逃げ遅れそうな人に対する大きなサポートにはなるが、
攻撃チャンスだと勘違いしたプレイヤーがいると大惨事になるので注意。
一方第二層では2回王の雫の中断を成功させると諦めてエネルギー吸収を始める。
- また、ムフェト・ジーヴァは一度でも王の雫の予備動作に入ると、
予備動作
- 特筆すべき点として、王の雫はクエストおよび階層によって予備動作の長さが異なる。
- 下位/上位などクエストランクによって溜めが短くなる攻撃の例は幾つかある*4が、
エリアフィールドによって予備動作の長さが異なる攻撃は、現時点で王の雫のみである。
- 下位/上位などクエストランクによって溜めが短くなる攻撃の例は幾つかある*4が、
- 《偵察任務》『戻らずの底』にて繰り出す際は10秒弱に渡ってエネルギー解放を行う。
発動時に大団長から回避を促すメッセージが挿入されるのは既述の通りだが、
それを完全に聞き終えてから石柱を探しても十分間に合う長さである。- ただし、メッセージ中はカメラが強制的に滞空するムフェト・ジーヴァの方に向けられて石柱が見えない。
上記の通りメッセージが終わってからでも十分間に合うので慌てないようにしたい。
- ただし、メッセージ中はカメラが強制的に滞空するムフェト・ジーヴァの方に向けられて石柱が見えない。
- 一方、《緊急任務》『赤き龍』ではエネルギーを解放する時間が大きく短縮される。
具体的には第2層なら5秒、第3層に至っては僅か3秒足らずでフィールド全域を蒼焔の海と化し、
あっという間に雫の投下に移ってしまう。- この強化点は『赤き龍』の配信前も配信後も特に告知されていなかったため、
偵察任務の感覚で悠長に岩柱や岩片を探してそのまま消し飛ばされるプレイヤーが続出した。- 近い特性を持つベヒーモスのエクリプスメテオがクエストにより発動までの時間が異なるため、
本格的な討伐任務では時間は短くなるだろうという予想も立てられてはいた。
- 近い特性を持つベヒーモスのエクリプスメテオがクエストにより発動までの時間が異なるため、
3秒ともなるとちょっと離れた障害物への移動すらやや厳しい。
救いなのは、ムフェト・ジーヴァが唐突に滞空を始めるのは王の雫の発動時のみなので、
ムフェト・ジーヴァが飛んだ時点で攻撃中止、納刀を徹底すれば
殆どの場合で岩片が多少遠くても退避が間に合うこと(特に第2階層)。
どちらにせよ滞空後の攻撃はほぼ無意味なので、
怯ませて撃墜を狙う意図がないなら滞空モーションの時点でさっさと避難を始めた方がいい。- ただし溜め斬りや乱舞のようなモーションの長い動作をした際に繰り出されたり、
拘束ダウン中に放たれる場合もままあり、そうしたケースでは実質回避不能攻撃となる事もある。
滞空時に発生する風圧も危険で、対策スキルなしでは離脱が遅れる恐れがある(風圧のレベルは【小】)。
- また、朽ちた岩片がムフェト・ジーヴァのブレスや攻撃によってランダムに出現してくる第3層では、
ハンターが岩片から離れた位置で発動されると回避が間に合わない事態も起こり得るため、
敵視などを絡めてムフェト・ジーヴァを岩片付近に誘導しながら闘う必要が出てくる。
第3層では岩片が出現するたびに勝気な推薦組が知らせてくれるので、
ミニマップでその都度位置を確認しておくことが望ましい。
- この強化点は『赤き龍』の配信前も配信後も特に告知されていなかったため、
- 王の雫の予備動作はキャンプから戦闘エリアに行くことは出来ないので、
発動中に戦闘エリアに戻ってしまい即死……ということは起こらない
…と言いたいが、予備動作のエネルギー放出を始める前の飛び上がったタイミングあたりまでは普通に移動できてしまうため、
戦闘エリアに復帰したらムフェトが飛んでいて最寄りの岩片はエリアの反対側という事態は起こり得る。
岩無し王の雫
- 第3層において、遮蔽物となる岩片がない状態で王の雫が発動するケースがある。
劣化した岩片は主にビッグバンや天井崩落ブレスにより供給されるのだが、
これら各種攻撃を怯み等によりキャンセルしてしまうと劣化した岩石片が出ない。
そしてそのままムフェト・ジーヴァが王の雫に移行した場合、「岩無し王の雫」が発生する。
前述の通り、王の雫には障害物の陰に隠れる以外の回避手段が一切存在しない。
よってこの現象が発生した時点でフィールドにいる全ハンターの乙が確定、
4人PTプレイの場合は必然的に4乙となるので、更にクエスト失敗までが確定事項となる。
この状態から討伐失敗を免れるには
「ネコの報酬金保険及び生命保険が同時に発動しており、かつこの局面まで誰も力尽きていない*5」、
「ムフェト・ジーヴァが飛び上がってから王の雫の予備動作を開始するまでの3秒以内に撃墜して天井崩落ブレスを誘発する」
「王の雫の予備動作に入る前にモドリ玉を使用し、戦闘エリアのハンターの数を乙許容数以下にする」
のどれかに該当しなければならない。
無論、1番目の条件を満たした状態でも素直に全員焼き払われるよりは2番目以降も狙えばよりリスクが減る。- この現象について有志がCAPCOMに問い合わせたところ、
「岩がない、または壊れてしまった後でも王の雫を使うことはあります。
仕様上の挙動なので、誠に恐れ入りますがご了承ください。(要約)」との回答があったとのこと。
よって不具合ではなく正式な仕様であり、DPSチェックなどによる強制的な乙でもない模様。マジかよ。
上記の条件を満たせない状態で繰り出されたら、全てを諦め、合掌するしかない。- これが文字通り意図された仕様だとするなら、
"岩を隆起させる攻撃を誘発させる"という攻略性を意図したものと言えるか。
- これが文字通り意図された仕様だとするなら、
- 通常の怯みキャンセルの他、ビッグバン直前の麻痺、龍封力による怯みでも岩の供給が行われない。
龍封力怯みはエリアのエネルギー枯渇を早める特性があるが、逆にこれが命取りとなるケースもあるのだ。
怯みが被ることは割と稀ではあるが、気になるようなら最下層に入る段階で爆破等の他の属性武器に変えてみよう。
- 上記の通りムフェト・ジーヴァは瀕死になると臨界状態の解除を行わなくなり、王の雫の使用頻度が急増する。
この状態になると王の雫の後、なんらかの行動を1回の後ビッグバン*6を行った後、再度王の雫というパターンで行動するようになり、
ビッグバンを怯み等で阻止してしまったが最後、岩無し王の雫がほぼ確定してしまう。
瀕死時にビッグバンの予備動作が見えた場合は極力攻撃を控えて阻止してしまわないようにしたい。
また、麻痺や気絶、胸への攻撃やガス爆発によるダウンで動きを止めた場合もその間に次の王の雫までのタイマーが進んでいるのか立ち直り次第王の雫を放つことがあり、
これも拘束前に岩片が出ていなかった場合岩無し王の雫となってしまう。
麻痺や気絶は瀕死状態で王の雫を連発するムフェト・ジーヴァ足止めしてトドメを刺すのに極めて有効である反面、
タイミングが悪かった上に倒しきれなかった場合は岩無し王の雫による全滅の引き金となってしまうリスクもあるのだ。
最悪の場合は岩無し雫を覚悟せねばならないだろうが、そうなる前に岩片の供給を狙うのも一手である。- 滞空する段階でスリンガー爆発弾で撃ち落とし、若干の猶予を作れることは上述したが、
「直近の王の雫後、一度も天井に向かってブレスを吐く攻撃をしてない場合に」
「スリンガー爆発弾による妨害を2回行う」「スリンガー閃光弾や麻痺、気絶などで撃墜する」事で天井ブレスを誘発出来、岩片の補給が見込める。
瀕死間際には大量にスリンガー可燃石が落ちるため、爆発弾を常にセットしムフェト・ジーヴァの挙動に気を配っておこう。
特にビッグバンを阻止してしまった場合はその時点で岩無し王の雫が来ると考えて撃墜を狙う心構えをしておくといい。
麻痺弾が撃てるボウガンなら瀕死になった際に予めあと1発で麻痺するところまで撃ち込んでおき、
ムフェト・ジーヴァが飛び上がった瞬間に撃ち込むのも一手。
滞空時の風圧に押されてしまうと難しいが、ジオニウム結晶体で防風の護石が最終強化できるため、これを付けていくのも吉。 - なお、閃光弾で阻止を狙う場合、前回の閃光弾から210秒が経過していない場合は閃光耐性が付いており、
空中でよろめいた後復帰次第王の雫を放つためスリンガー爆発で追撃しないと全滅を少々遅らせる効果にしかならない。
一応よろめいている隙にモドリ玉で戦闘エリアのハンターの人数が乙許容数以下になればクエスト失敗は回避できる。
- また、敵視状態のプレイヤーがクラッチクローによりムフェト・ジーヴァに張り付くと、
岩片を隆起させやすいビックバンなどの攻撃を誘発できることが確認されている。
特に瀕死状態時に王の雫の後に張り付くことで瀕死時王の雫サイクル中にビッグバンを2回放たせることができ、
どちらかで怯みが発生してしまっても保険が効くのだがこの攻撃は攻撃範囲が非常に広く、
回避に慣れていないハンターが王の雫ではなくこちらで」薙ぎ払われて乙数を増やしてしまう危険性もある。 - 最終エリアのエネルギーが枯渇後に王の雫が発動し、瀕死状態になる前に臨界状態に移行
もしくは閃光弾による臨界状態維持によって臨界状態中に瀕死になった際はそのタイミングで王の雫のサイクルが短縮されるせいか
ビッグバンを放っていないにも関わらず王の雫が発動する場合がある。
このパターンは予測が難しい上にスリンガー爆発弾が手元にないことが多く、
臨界維持で閃光弾を使っていた場合は阻止が困難なため、
この条件を満たしそうな場合は敵視クラッチで岩を供給しておくと安全だろう。
- この現象について有志がCAPCOMに問い合わせたところ、
余談
- 王の雫を構成する一連のアクション中、ムフェト・ジーヴァは矢弾無効状態となる。
よって、遮蔽物の陰から攻撃し続けてダメージを与えることはできない。
ただしボウガンの徹甲榴弾や斬裂弾や拡散弾、猟虫による攻撃は例外的に有効。- 王の雫中でも猟虫による自動攻撃は継続され、岩越しに指示を出すこともできる。
王の雫のエネルギー波で猟虫が吹き飛んだりもしない。
退避した後は狙ってみるのも一興だろう。
- 王の雫中でも猟虫による自動攻撃は継続され、岩越しに指示を出すこともできる。
- 「王の雫」のエネルギー波が洞窟の巨大壁を容易く吹き飛ばす威力を誇るのは既述のとおりだが、
第2階層の「硬い石柱」はそのエネルギー波を何度まともに受けても吹き飛ぶことはない。
第2階層は(障害物が壊れてしまう)第3階層の前座的なポジションであることから
難易度的な事情もあるのだろうが、巷ではこの石柱を素材に防具を作製してくれという声もあるとか。
まあ、仮に防具を作製したとしても石柱防具だけを残してハンターが蒸発する可能性は否めないが。- なおこれらの石柱には冥灯龍の抜け殻がこびり付いている事は上述したが、
プレイヤーの中には、この幽幕の抜け殻が幽界の火(地脈エネルギー)を留めるために発達したが故に、
エネルギー波の破壊力や影響が遮断ないし緩和されている可能性があるのではないか、という考察がある。
だからといってゼノラージシリーズを着て行っても即死が大ダメージに変わったりはしない。
- なおこれらの石柱には冥灯龍の抜け殻がこびり付いている事は上述したが、
- 体力を0にする判定はハンターにのみ適用され、オトモに対しては純粋な大ダメージ攻撃となる。
オトモには障害物の裏に隠れるAIが組み込まれていないようなので、
王の雫が発動するたびに即死するのは流石に理不尽だと判断されたのだろう。
なす術なく消し飛ばされる主人を尻目にちゃっかり生き残るオトモは中々シュールである。
- エリア全域に即死(=体力を0にする)判定を叩きつけてハンターを一網打尽にする反則技の前例としては、
前作のコラボモンスター、ベヒーモスが用いるエクリプスメテオがある。
モドリ玉使用不可、やり過ごすための特別な遮蔽物でないと防げないなど大まかな仕様も一致しており、
判明当初は「ゼノ成体版エクリプスメテオ」等と称されるケースもあった。- なお、エクリプスメテオはジェスチャーの「FFXIVジャンプ」で回避できる特殊仕様が存在したが、
王の雫にそういった仕様はなく、「FFXIVジャンプ」自体が持つ無敵時間も普通に貫通する。
また、あちらはしっかりとした攻撃判定があり、太刀の見切り斬りや回避の装衣が発動したが、
王の雫では発動させることは出来ない。
- なお、エクリプスメテオはジェスチャーの「FFXIVジャンプ」で回避できる特殊仕様が存在したが、
- MHW:I設定資料集では、王の雫はムフェト・ジーヴァが子孫に分け与えるエネルギーの塊、
即ち新たなるゼノ・ジーヴァを生み出すエネルギーを攻撃へと転用したものではないかとの仮説が掲載された。
実に酔狂な推察と前置かれているが、古龍の王を生み出すほどのエネルギーであれば
あの究極とも言える爆発力も納得できるとされており、考察が事実である可能性は否定できない。- ちなみに「新たな命を生み出すエネルギー」とはされているものの、
ジーヴァは繭の中で古龍の生態エネルギーを吸収し続けることで羽化するとされており、
王の雫(のエネルギー)がそのままゼノ・ジーヴァと化すわけではないと思われる。
解釈としては、繭に落とされた王の雫が核となって生態エネルギーを蓄積していき、
遂にはゼノ・ジーヴァとして誕生する、といった流れになるだろうか。
- ちなみに「新たな命を生み出すエネルギー」とはされているものの、
- MHRiseで登場した百竜ノ淵源ナルハタタヒメは、コンボ後の最大の大技として雷球を投下する攻撃を繰り出すが、
このビジュアルが王の雫に酷似しているということでプレイヤー間で話題を呼んだ。
公式ガイドブックによると、正式名称は撃龍・霹靂神である。- こちらは無音演出や画面が振動する仕様は搭載されておらず、エリア全域に渡る強制即死攻撃でもない。
発動頻度も非常に低く、かつ攻撃を加えて発動に失敗させれば大ダウンを奪うこともできるため、
王の雫に比べれば脅威度は数段落ちる……もとい遥かに良心的な攻撃である。
全体即死技にもかかわらず数十秒ペースで放たれ、中断手段もない王の雫がおかしすぎるだけとも言えるが。
- こちらは無音演出や画面が振動する仕様は搭載されておらず、エリア全域に渡る強制即死攻撃でもない。