モンスター/ミラボレアス/MHW:I以降

Last-modified: 2024-04-27 (土) 17:01:42

MHW:I

  • MH4以降のミラボレアスの動きに流用されている海竜種骨格ラギアクルスが接地面の問題で未参戦、
    新大陸にシュレイド城や塔等と類似した人工の建築物が確認されていないなどの事柄が積み重なって、
    参戦が絶望視されていたが、
    2020年8月28日に配信されたデベロッパーズダイアリー Finalにて、
    無料大型タイトルアップデート第5弾の復活モンスターとして遂に満を持して復活する事が発表
    同年10月1日UTC0時(日本時間9時)に実施された大型アップデートで実装された
    • 骨格問題に関しては、平坦なシュレイド城内での戦闘に限定すれば、
      接地面の問題は実装不可能なほどには発生しないのではと以前から言われており、
      実際にミラボレアスが進入する範囲は殆ど傾斜の無い戦場となっている。
  • グラフィックが過去作から更にパワーアップしたことで、大幅に迫力が増した。
    デザインにも幾つかのリファインが施されており、背面に生える棘がよりシャープかつ不揃いになったほか、
    首が過去作に比べてより太くなり、翼の面積も大きく広がっている。
    更に翼をレックス骨格の如く腕か脚のように接地させるなど、従来では見られなかった姿勢も見せるようになった。
    咆哮も4シリーズの面影を残しつつリニューアルされ、まさに邪龍を思わせるような声質となっている。
    • 余談だが、翼を腕のように接地する姿は原始的な古龍と説明されてきたゴグマジオスに通じるものである。
    • アルバトリオン同様、モンスターアイコンも新規に用意された。
      口から炎を漏らしつつ燃え上がるシュレイド城に佇む邪龍といった趣のデザインとなっている。
  • デベロッパーズダイアリーでは、登場作品でお馴染みの防具「ドラゴンシリーズ」に関しても言及されているが、
    その中で「シリーズスキルで全極意が……」というとんでもない発言や、
    その後に藤岡Dが語った「生態系の頂点みたいな」という発言があったこと、
    公式Twitterでは「それとは別に、未知の新スキルが備わっている」事も明らかにされており、
    実装前からその性能に期待する声が多く挙がっていた。
  • 狩猟地は新大陸ではなく、現大陸のシュレイド城
    つまりはMHW:Iにおいて最後の追加モンスターにして、現大陸で戦う最初のモンスターである。
    このため他のモンスターのそれとは異なり、ミラボレアスとの戦いは調査団としての調査ではなく、
    「現大陸の数多の国と機関を挙げて行われる大規模な合同作戦」に調査団が参加を要請される』形で行われる。
    ストーリー上では、ハンターズギルド上層部に属する人物「将軍」から調査団に召集がかかり、
    5期団を中心とした調査団メンバーが海を渡って現大陸に渡る様子が描かれる。 討伐の舞台となるシュレイド城は旧作を踏襲しつつ新装され、新兵器、防護装置が設置されている。
    これらの配置状況はミラボレアス関連のイベントを初めて進めた際に将軍からも説明される。
    これらギミックの詳細と活用方法はこちらを参照されたし。
    なお上述の移動式速射バリスタを含め、今作ではシュレイド城に備えられた兵装がかなり優秀なため、
    バリスタや大砲の威力を上げる砲撃手スキルも採用候補となる。
  • ミラボレアスに会うには、まずストーリー後に導きの地の全地帯を開放し、
    特別任務『失われた幽世線』をクリアすることで受注可能なムフェト・ジーヴァの偵察任務を終わらせる。
    続いてアルバトリオンの特別任務『宵闇の煌黒星』が登場するため、
    同クエストにてアルバトリオンを発見する*1
    するとミラボレアスに関するイベントがスタートし、新たに追加される討伐クエスト『暁の凱還』を
    クリアすることで漸く出現する『特別任務:黒龍ミラボレアス』で初めて相対する事になる。
    • この内『暁の凱還』のクリア条件はアルバトリオンの討伐となっており、
      あのアルバトリオンを前座扱いにするという、破格の待遇を受けての登場である。
    • この特別任務は、初見となる初受注時と、通常クエスト進行状態とで展開が異なっている。
      任務クエストでは5回力尽きるまでクエスト失敗にならない。
      慣れない間は不屈が有効なので発動させておく事をお勧めする。
  • 任務クエストクリア後はイベントクエスト(という名の通常クエスト)でいつでも挑めるようになる。
    こちらの名称はシリーズ恒例「伝説の黒龍」。
    こちらはいつも通り3回力尽きたらクエスト失敗であり、失敗の猶予が減ったという点で難易度が若干上がっている。
    食事の「門出の酒定食」は最初の1回がカウントされない「ネコの生命保険」が発動するため、
    パーティの誰かが食べておくことによって(3回終了のイベクエでは特に)安定性を上げることができる。
    また、日替わりだが『ネコの報酬金保険』は生命保険と免除回数が重複するので、
    運が良ければ最大でイベントでは4回、特別任務なら6回まで力尽きてもセーフとなる。
  • 黒龍出現に際し、殆どのNPCに専用の会話が用意されている。*2
    今までのアップデートではクエストに関わる一部のNPCのみにしか無かったので、今回はかなりの豪華仕様。
    逆に特別任務クリア後は半数以下にしか専用台詞は用意されていない。
    • ただただ恐れ戦いている者や、夢であるとして現実逃避を始める者、
      生物と捉えず現象として捉えるべきか葛藤する者、冷静な反応を示す者、
      全ての覚悟を決め家族を守ろうとする者、戦法や作戦内容を模索中の者、
      作戦後の編纂作業計画を立てる者、意味ありげに何も語らぬ者等々、
      調査団員ひとりひとりからミラボレアス出現に対する思いと反応が聞ける。
  • 今回の討伐作戦ではミラボレアスは現代に再び現れた未知のモンスターとして扱われている。
    過去作からの描写では黒龍は既知かつ一度は討ち払われた存在であり、
    ある程度の情報はミナガルデやドンドルマ辺りに残っていそうなものなのだが、
    現場責任者の立場に居る将軍ですら太古の文献や口伝以上の事は殆ど知らなかった上、
    詳しい容姿や攻撃に関する情報の共有すらされなかった
    • ミラボレアスについては数少ない生還者も証言を拒否したと言われており、
      かつてこれを打ち払った我らがハンターも例外ではないという可能性もある。
  • 今作ではいつもの頭・前脚・後脚の3ヶ所剥ぎ取りが廃止され、1ヶ所から全て剥ぎ取れるようになった。
    代わりに剥ぎ取り回数が常時頭めり込みも同然の6回まで減ってしまっているが、死に際の風圧もオミットされており、
    討伐する瞬間のタイミングで力尽きた時以外で限界まで剥ぎ取りできない事態は起きづらくなったとも言える。
    一応だが、討伐直後に討伐カメラ演出を即キャンセルしてキャンプから飛んでいき、
    最短で降りればギリギリ6回剥ぎ取れるので安心しよう。*3
    • 従来までは固有レア素材と言える素材が存在せず、
      宝石と謳われる「黒龍の眼系列」がレア素材と見做されていたが、
      MHW:Iでは正式に「黒龍の邪眼」がレア素材となった。
      従来通り、頭部の完全破壊で確定入手できる他、剥ぎ取りや報酬、
      そしてぶんどり刀装備のオトモによるぶんどりで入手することができる。
      例によって運が良ければ1度に3つ以上手に入るが、もはや伝統芸能なので今更驚くハンターはいないだろう
      なお邪眼はマカ錬金には対応していないので諦めて周回しよう。
    • また、基本報酬で「古龍の大宝玉」が入手できるようになった。
      ミラボレアス種のクエストで大宝玉が手に入るのはシリーズで初となる。
      確率はそこそこ高めに設定されており、邪眼集めで連戦していたら複数個手に入っていることも多い。
      今作でもミラ系武具の製造に使用するので、ミラボレアスのクエストで手に入るのはありがたい。
  • 上記の通りミラボレアスはMR24昇格後に一連のクエスト*4さえクリアしてしまえば即座に挑めるのだが、
    このせいでミラボレアスを狩る実力に達していないハンターまで簡単に挑めてしまう。
    特に2024年の再ブレイク時には1から始めた新参ハンターも多く、
    ミラボレアスやアップデート追加組の強さを知らないまま挑んで敗北するケースが往々にして見られた。
    特に、当時の様に時間を重ねて順当に強いモンスターが追加されていくような環境ではなく、
    全てのアップデートを終えた後の環境になってしまっており、
    更には新規ハンターにはどのモンスターが強いのかの判断がつかないため、
    玉突き事故が如く超強敵にぶち当たってしまうのである。
    • このため、2024年における野良ミラボレアスのクエストは、
      MR24程度で装備もスキルも明らかに足りていないハンターばかりが集うという惨状になってしまっている。
      更に言えばミラボレアスの装備が最強という情報ばかりが先行し、
      ミラボレアスさえ倒せればもはや用は無いといわんばかりの風潮も上記の惨状を加速させてしまっている。
    • 尤も、この問題点はミラボレアス自体に原因があるわけではなく
      MHW:Iにおける全てのアップデート追加モンスターがMR24で解禁され
      加えて一連のクエストをクリアするだけですぐに挑めてしまう事に起因している。
      この反省を踏まえてか、
      後続の作品であるMHR(:S)ではアップデート追加モンスターのクエスト解禁条件に、
      厳しいHR/MR制限を課してモンスターの強さとハンターの実力の釣り合いを取ることに成功している。
      もっともMHR(:S)においても同様のポジションにいる原初を刻むメル・ゼナは、
      ラスボス撃破後のMR10で挑める相手としては非常に厳しい存在ではあるが、
      クエスト「烈禍襲来:キュララララララ!」の強化個体も含めても流石にミラボレアスほどの難易度ではない。

クエストの流れ

  • 今作での黒龍戦は特殊演出を挟みつつ進行する特殊形式の討伐クエストとなっており、
    その中でミラボレアスが第一形態→第二形態最終形態、と三段階の形態変化を行う
    • この形式はイベントストーリーが展開されるクエスト『特別任務:黒龍ミラボレアス』、
      特別任務クリア後にフリーで挑めるイベントクエスト『伝説の黒龍』ともに共通である。
      そのため、まずはミラボレアス戦でのクエストの流れを把握することが討伐に際しては必須となる。
  • ミラボレアスは形態変化が進むことに繰り出すモーションが増加していき、基礎攻撃力も上昇する。
    また、これとは独立して非怒り時、怒り状態が存在するため、注意が必要。
    ミラボレアスをよく観察して、今の段階と怒り状態か否かをよく確認して戦いたい。
  • 第一形態はBGM「舞い降りる伝説:World Version」が流れる中での戦闘となる。
    この段階のミラボレアスは飛行(滞空)せず、地上で直立状態と腹這い状態を切り替えながら攻撃してくる。
    ハンター側が使える兵器も限られているため、白兵戦の趣が強い形態と言える。
    • 初見時の特別任務においては、「調査団本隊到着までの時間稼ぎ」のために交戦する流れとなる関係上、
      この段階ではまだ調査隊本隊が到着しておらず救難を呼ぶことが出来ない(ソロでの交戦が必須)。
      その代わり陽気な推薦組がNPCとして狩場に参戦し、バリスタや粉塵、拘束弾などで支援してくれる。
      陽気な推薦組が時折見せるスタイリッシュな回避モーションは必見。
    • なお、基本的なモーションは一通り繰り出してくるものの、この段階ではまだまだ未解禁の攻撃も多い。
      この形態の時点でNPCのサポートを受けて尚3~4乙をかましてボコボコにされているようであれば、
      初戦の段階では冗談抜きで勝ち目は無いだろう。
    第一形態の体力値を一定まで減らすと特殊演出が挿入。
    ミラボレアスが雄叫びと共に天空に舞い上がり、最大技である規格外の即死攻撃「劫火」*5を繰り出す。
    放たれた劫火によってシュレイド城を隔てていた防護柵は灰燼と化し、遮蔽物も消滅してしまうが、
    柵の消失に伴い同時に防護壁・撃龍槍といった切り札級の兵装と移動式速射バリスタが解禁される。
    そして黒龍がフィールドへ舞い戻るとBGMが「無限の勇気を持ちて」に切り替わり
    第二形態のミラボレアスとの闘いがスタートする。
    • この際の演出は特別任務とイベントクエストで大きく異なる。
      特別任務ではイベントムービーが挿入され、陽気な推薦組が身を挺して劫火から主人公を庇う形で脱落。
      更にムービー内で調査団本隊到着の旨が告げられ、一連の演出終了と同時に救難信号が解禁される。
      なおクエストクリア後、陽気な推薦組は前線拠点でピンピンしている。
      火耐性ゼロのクシャナ防具で劫火を喰らって五体満足で生還している彼はもう立派な禁忌なのでは?
      一方、ムービー観賞後の特別任務やイベントクエストでは、
      ムービーは挿入されずにそのままミラボレアスが劫火を繰り出してくるため、
      総司令からの指示通り、ハンターを操作してフィールドマップで指し示される「遮蔽物」へ隠れる必要がある。
      なお、これ以降の流れについては特別任務とイベントクエストで共通する。
  • 第二形態となったミラボレアスの総体力を半分まで減らすと、総司令の台詞が挿入される形で特殊演出が発生。
    ミラボレアスが再びシュレイド上空へ舞い上がり、フィールド全てを覆い尽くす形で「劫火」を放つ
    既に遮蔽物が消滅した2度目の劫火において生存の鍵を握るのは、解禁された「防護壁」
    総司令の指示通り、劫火で全てが焼き尽くされる前に砦奥まで避難し、防護壁を起動して劫火を遮ることとなる。
    特別任務とイベントクエストで演出の差異はなく、必ず防護壁の起動スイッチを押す必要がある。
    • なお、マルチプレイの場合は可能な限り全員が砦内に退避するのを待たなければならない。
      もたもたしていると全員仲良く焼き尽くされて4乙になるので、各々立ち位置には注意したいところ。
      予め中央付近に誘導しているなら兎も角、一番手前の崖側で却火開始時の風圧を受けると、
      ランス等の高速移動が出来る武器種以外は退避がほぼ間に合わないので注意。
      (最悪のケースではあるが)逃げ遅れた仲間を犠牲にしてでも防護壁を起動したほうがいい局面もあるため、
      この辺りは起動係の判断力が問われるところである。
      SNSには退避が遅れて仲間に壁を目の前で起動されるという切なすぎる動画も投稿されている。合掌。
      • ちなみに操虫棍のみ、起動後の防護壁を飛び越えて強制即死を回避可能なことが判明している。
        やり方としてはミラボレアスがトドメの劫火を放つのとほぼ同時に防護壁が少し落ちてくるので
        その少し前のタイミングでセルフジャンプし、頂点で壁に向かって空中回避して高さを稼ぎ、
        更に頂点で急襲突きを出すと即死前にギリッギリで壁を越えられる。
        ジャンプの仕方が大事なのはもちろん、跳ぶタイミングも早すぎると壁が落ちずに越えられず、
        遅すぎると壁を越える前にトドメの劫火に焼かれてしまう。
        また当たり前だが、ジャンプ力の上がる白エキスは予め取っていないと絶対に届かない。
        極めて難易度は高く一発勝負ではあるが、もし操虫棍を装備していて閉め出されてしまった時は
        最後まで生存に向かって足掻いてみよう。(参考)
    起動した防護壁は瀬戸際で炎の海を押し留めるが、あまりの熱量から徐々に融解し、劫火終了と共に役目を終える。
    • このとき防護壁の留め具は劫火の第二波で吹き飛んでおり、本来は防護壁が下り切ってしまうのだが、
      劫火の衝撃が強すぎるあまり、防護壁の下部が高台の下部につっかえる形で下り切らない現象が起きている。
      劫火の威力が小さければ逆に全滅していたかもしれない点も含め、本種の異常な火力を示す粋な演出といえる。
    そして舞い降りたミラボレアスは、耳をつんざく歪な雄叫びを上げながら空気が歪むほどの超膨大な灼熱を放出
    胸部に灼熱を滾らせ、蒼く煌めく炎を放つ「最終形態」へと移行する。
    最終形態に至ったミラボレアスは強力な新規モーションを解禁し、怒涛の猛攻を仕掛けてくる。
    • この演出後のミラボレアスは自動的に飛行状態となり、空から即死級の火炎ブレスや火炎放射で地上を薙ぎ払ってくる。
      近接武器は手出しができないように見えるが、タイミングによっては胸部~下半身へのクラッチが可能であり、
      滑空までの間は比較的安全に傷つけを行うことが可能。その後の激闘のためにも是非胸部の傷つけを狙いたい。
      頭部非破壊の場合はバリスタ拘束弾で墜落させ部位破壊を狙うのもアリだが、
      いずれにしてもクラッチや拘束弾を外して被弾することだけはないように注意。
      • 隠れ身の装衣やケムリ玉で隠密状態になれば地上に降りてくるだけでなく、更に十秒ほど無防備に出来る。
        ただしソロの場合は自分+オトモをケムリ玉で隠せば済むが、マルチの場合はほぼ全員が隠れないと飛行状態が続く。
        持ち込み忘れたりした際は他メンバーに付いていって同時に隠密状態にさせてもらおう。
  • 最終形態のミラボレアスが放つブレスは全てが即死級と言っていいほどの強烈無比な破壊力に変貌する
    形態変化にありがちな新規追加技が超ダメージとかそういうことではなく、
    これまで用いてきた唯のブレスや火炎放射までもが一撃で即死しかねないレベルの威力に変貌するのである。
    また行動速度も更に上昇し、非怒り時でも第二形態以前の怒り時と同等のスピードで襲い掛かってくる。
    文字通り歴代最強の破壊力歴代最速のスピードを兼ね備えた猛攻に晒されることになるため、
    その危険度は第二形態以前の比ではない。
    凄まじいプレッシャーの中での戦いを覚悟しよう。
    • ミラボレアスとの本格的な交戦に移行した後の調査団メンバーのやり取りからも察せるが、
      最終形態のブレスの威力は頭部の部位破壊を達成することで引き下げられる。
      具体的には、頭部一部破壊で即死の威力が瀕死級になり、完全破壊で第二形態以前と同程度の威力に戻る。
      頭部を破壊してブレスの威力を弱体化させることで生存率をグッと引き上げられる事による安心感を得られるのは勿論、
      頭部はミラボレアス最大の弱点部位であるため、大ダメージを与えやすいこと、
      更に頭部破壊の達成毎に大ダウンによる攻撃チャンスが生まれるため、
      総じてクエストクリアに強い影響を与える要素である。
      頭部の部位ダメージの蓄積は開幕から出来るため、できることなら常に頭を狙っていきたい。
      また、完全破壊達成で部位破壊報酬として「黒龍の邪眼」が確定で入手可能。
      本作の優秀な黒龍武器、ドラゴン防具の作成において多く使われるため、報酬の側面でも頭部破壊の利点は大きい。
      以上を踏まえて、(不慣れな場合は特に)破壊王の採用も十分に考えられる。
      • 特定部位を狙って攻撃出来るといえば零距離運用のスラアクだが、
        クラッチ中の頭部に意外と攻撃判定が存在しないことも相俟って相性は悪くない。
        もちろん連打中にチャージブレスを使われると即死は必至なので、無理は禁物。
        あらかじめ1段階破壊するなり装衣を着込むなり保険に入るなりして必ず対策しよう。
        お手軽故に不慣れな使用者も多いが、それを差し引いても比較的安定且つ有効な手である。
        なお零距離解放突き自体は部位破壊に向いているとは言えないアクションなので、
        特にマルチでは2段階破壊を達成するのはそれなりに困難。
      • 問題はガンナー武器種でミラボレアスに挑む場合。
        ガンナー武器種特有の攻撃方法故に、剣士より頭部を狙いやすいのではあるが、
        それを見越した調整故か、弾属性の弱点は頭部ではなく胸部であり、
        更に頭部はそれなりに硬いので部位破壊にも手間取りやすい。
        各種兵器で頭部を積極的に攻撃する他、クラッチの傷付けによる肉質軟化を積極的に活用したり、
        肉質を無視してダメージを与えられる徹甲榴弾を上手く活用して頭部破壊を狙いたい所。
        ちなみにクラッチで傷を付けても射撃肉質は44であり、弱点特効の効果がぎりぎり発動しない。
        ガンナーの物理弾で頭部の部位破壊を狙うなら見切りや渾身、挑戦者など、別の手段でダメージを増やしたいところ。
    • 後述するが却火もブレスの一種なので、頭部破壊により段階的に威力が下がっていく。
      防御力900後半前後を備え、体力増強Lv3か超越スキルで体力上限を上げていることがほぼ前提だが、
      完全破壊時の却火は第一波を回復で凌ぎ、本来は即死判定が来る第二波の直前に秘薬を使い、
      吹っ飛ばされてからディレイで起き上がりをキャンセルし続ければ体力3~4割を残して耐えることが出来る。
      端に取り残されても生き残るチャンスがあるという点でも破壊を目指すメリットは大きい。
    • また最終形態のブレスには床の一部を炎上させ、しばらくダメージゾーンと化す効果もある。
      ダメージ自体はさほどでもないが、いつの間にか削られて即死ラインを割っていたり、
      根性潰しにもなっているため、気になるようなら熱ダメージ無効の採用も検討すると良い。
    • 重要な点として、最終形態ではあまりの熱量からか胸部が赤熱化し肉質が軟化する
      最大弱点となる頭部とほぼ同等の肉質になるため、積極的に狙っていきたいところ。
      特にブレスは胸部への攻撃チャンスとなるものが多く、まさにハイリスクハイリターンな設計となっている。
  • 最終形態のミラボレアスの体力値を一定まで削ると、シュレイド城の撃龍槍が解禁。
    撃龍槍を見事直撃させるとBGM「無限の勇気を持ちて」がフェードアウトしてBGMが切り替わり、
    初代モンスターハンターのラスボス戦を飾った名曲「最終決戦」が満を持して流れ始める
    絶望的なまでの破壊力で襲い来る伝説の黒龍の猛攻を凌ぎ切り、
    遂にシュレイドの民が遺した撃龍槍を叩き込んだタイミングにて
    ミラボレアスに脅かされていた筈のあの古龍のテーマ曲が流れ始めるとは、何とも心憎い演出である。
    ラスボスと思われていた巨大龍の侵攻からミナガルデを死守するハンターを鼓舞したBGMが、
    その元凶と決着を付ける真の最後の戦いにて用いられるという因果もまた感慨深いものがある。
    慣れると撃龍槍がトドメになってBGMが変わらずにクリアになったり、
    スリンガー弾を当てたらクリアという何とも言えない結果になることも…
  • 撃龍槍によるダウン中に総攻撃することで、自身やメンバーの慣れ具合にもよるが、
    多くの場合で瀕死状態にまで追い込むことができる。
    しかしそこは禁忌のモンスターとして当然と言うべきか、瀕死になろうとも一切動きは鈍らない。
    体力が残り僅かでも尚ピンピンしており、最後まで全く弱る様子もなく平然とブレスを乱発し、
    縦横無尽にフィールドを動き回る化け物ぶりを見せてくる。
    なんなら撃龍槍のダメージで怒り状態に移行し、更に動きが激しくなることも。
    • 研究レベルが上がれば瀕死時にドクロマークが出るが、その時点でも結構な体力が残っている為、努々油断しないよう。
      温存しているのであれば、単発式拘束弾も惜しみ無く使いダメ押ししよう。
      また、頭部の完全破壊を達成していないのであれば、撃龍槍によるダウン中に頭部を狙うことで、
      土壇場で部位破壊による大ダウンが発生し、追加チャンスに転じることも。
    • 第一~第二形態で兵器ダウンを一度取っている場合でも、
      砲撃手Lv2で残った大砲を5発直撃+移動式バリスタの胴体掃射で追加の兵器ダウンも狙える。
      配置場所の都合で瓦礫後の大砲前まで誘導する手間はあるが、どうしようも無くなったら狙ってみよう。
      なお、移動式速射バリスタは体力を一定量削らないと再使用が出来ないので覚えておこう。
      比較的放置されがちな固定バリスタも第三形態まで兵器蓄積ダメージ残っていればケムリ玉で隠れつつ肉質柔らかくなった腹当て続けてダウンや頭部破壊も狙うことはできる。
  • 見事ミラボレアス討伐を果たすと、総司令からの賞賛のメッセージが挿入され、
    絶望の悪夢を討ち果たした英雄を称えるがごとく初代MHのクエストクリアテーマである「Triumph!」が流れる。
    こちらも原曲がそのまま使用されており、最終決戦とあわせて古参ハンターにとっては感涙ものの演出だろう。
  • ミラボレアスの討伐を終えた後、受付嬢から次のような話を聞くことができる。
    「あれを、太古の昔より進化を重ねてきた一個の生物ととらえた場合、
    あれ程までの破壊力を持たなければならなかった理由が、今の所、思い浮かばないんです。
    何が目的で…。」
    アルバトリオンのような超災害級古龍を知る者にさえそう言わしめる、
    ミラボレアスの力を改めて実感させるセリフである。
    しかし彼女の言う通り、ミラボレアスがここまでの力を必要とした理由とは一体……。
  • ミラボレアス討伐後のリザルトで赤黒く輝く禍々しい限定チャーム『伝説の証【黒龍】』が授与、
    討伐後に陽気な推薦組と総司令に話し掛けると賛辞の言葉とともに、
    『導きの結晶・絆』と『ギルド褒章・救世の狩人』がそれぞれ贈与される。
    悪魔の如き強大な黒龍を打ち倒した者にのみ授けられるこの限定チャームが名実共にミラボレアス討伐の証となる。

戦闘能力

  • 全体的なモーションも旧作をベースにしつつ大幅にリニューアルされた。
    特にモーションが全体的にスピーディになり、方向転換もMHW仕様のスムーズなものになったため、
    体感的な行動速度が従来とは比較にならないほど向上している。*6
    また攻撃精度もさらに高まり、軸合わせ無しに的確に射角、射程を合わせてブレスや火炎放射を放つ隙の少なさを見せる。
    モノによっては突進の終了から180度真後ろを向いて単発ブレスを放つまで1秒以内という異次元のスピードを見せる。
    そして、当然ながらミラボレアス種の特徴である作中最強クラスの攻撃力は据え置きである。
    鈍重さをある程度克服したMH4ベースの個体からさらに動きが洗練された結果、
    「素早い上に攻撃精度が高く、威力も即死級」の難敵となった。
    小技から大技まで満遍なく追加された各種新技に加え、下記の大きな仕様変更がなされたこともあり、
    従来のミラボレアス戦のセオリーはほぼ通じない
  • 今作では直立状態腹這い状態の区分がより重要になっている。
    作中のTipsでも説明がある通り、討伐の鍵を握るぶっ飛ばし関連の仕様が特殊であり、
    ミラボレアスが腹這い状態の時にしかぶっ飛ばしが有効に作用しない
    直立状態でぶっ飛ばしを行った場合、微ダメージと共に腹這い状態へ移行するのみで終わってしまう。
    腹這いになった後も怒り状態でなければ方向転換させてぶっ飛ばす猶予はあるが、
    非怒り状態時に与えたダメージ量によっては、腹這い直後にそのまま怒り状態へと移行し、
    ぶっ飛ばしが出来なくなるケースも起きる。
    そのため直立状態からの2連ぶっ飛ばしを行いたい場合は、怒りが解けてから早いタイミングで行うことが
    求められ、またぶっ飛ばしで壁に激突させるには腹這い状態時に頭部クラッチを行う必要があることから、
    これまで以上にミラボレアスの状態、体勢およびモーションを観察することが求められる。
    • 攻撃に関しては直立状態・腹這い状態に関わらず行うモーションが増え、
      どちらの体勢が強力かとは一概には言えなくなった。
      なお、ミラボレアス側が直立状態・腹這い状態をスムーズに切り替えてくるのは過去作と同様である。
    • 飛行中では、非怒り時であればぶっ飛ばしにより叩き落とすことが可能。
      墜落させても怒り状態に移行することは少ないので、叩き落とした際に腹這い状態であると確認できれば、
      石ころを拾って頭にクラッチで張り付いて壁に叩きつけてやろう。
  • 破壊可能部位は頭(2段階)、胸、翼(左右で別)。ただし少し特殊な仕様があり、
    ダウン中や単発式拘束弾での拘束中は破壊できない。(部位耐久値が必ず1残る。)
    また、ぶっ飛ばしのダメージでも破壊することはできない。
    これら破壊できないタイミングでも耐久値自体はちゃんと減っているので、
    むしろ部位破壊による怯みやダウンが無駄にならない、ハンター側に有利な仕様といえる。
    大砲や単発式拘束弾のほか、新設置された移動式速射バリスタが部位破壊の一助となるだろう。
    • これを逆手にとり、兵器ダウンや拘束解除後などで角の耐久値がギリギリだと推察できれば、
      武器攻撃するタイミングがなくてもスリンガー弾を頭に当てることで頭部破壊を即座に狙うことが可能。
  • 今作では両方の翼を破壊することで飛行頻度を抑えることが出来る。
    バリスタとクラッチを駆使することで飛行中のミラボレアスにも有効打を与えられるようになったため、
    手出しできないまま一方的に攻撃されることはほぼなくなった。
    滞空時間も抑えることができるようで、両翼破壊時には第二、第三形態に移行した時の滞空状態から
    即座に滑空攻撃に移り、着地するようになっている。
  • クラッチ可能部位は頭、腕、足。武器攻撃でスリンガー滅龍弾を落とす。
    特に腕は傷付けを行うと反対側の腕と胸も同時に傷付けられるため、
    時間内のクリアを狙うなら有効に活用したい。
    • ただし傷つけ後の肉質計算が特別仕様で、「通常加算される数値-5」が元の肉質に加算される。
      よって傷つけ行為による肉質軟化効果は小さく、特に頭は『1』しか変化がない。
      弱点特効込みは別として、傷なしでも会心率100%を確保している場合は、
      多少肉質が変化する胸部はまだしも頭部への傷維持はそこまで拘る必要はないだろう。
    • 頭へのクラッチ中は火炎弾系統と、扇状火炎放射は出だしでダメージを食らうものの
      なぜか扇状以外の火炎放射系は出だし、放射中共に無傷で済む(扇状も放射中はダメージ判定無し)。
      ただし火炎爆破、火炎弾設置、腹這い状態の火炎放射などは武器のモーション、状況によっては被弾する。
    • ちなみに一瞬よろめくことはあるが、よろけ怯み自体は存在しない。
      これはMHW:Iに登場するモンスターでは(ゾラ・マグダラオスとコラボモンスターを除けば)唯一の特徴である。
  • 乗ることも一応可能だが、そこはミラボレアスと言うべきか、乗り中も暴れに暴れまくる。
    そこで問題になるのが、振り回された尻尾や脚に漏れなくダメージ判定がある点である。
    意図的に攻撃するという意思も無く、ただ単純に
    背中のハンターを振り落とそうともがいた拍子に振り回しただけなのだが、
    その一挙一動が尻尾振り攻撃と同等の威力*7を有しており、
    並大抵な防具と体力次第では一撃で致命傷になりかねない。
    他のモンスターであれば乗り中でも攻撃のチャンスとなることもあるが、ミラボレアスの場合、
    特にマルチプレイ時では乗り攻防中にメンバーが蹴散らされ、
    ダウンチャンスの筈だったのにクエスト失敗…なんてシャレにならないことも十分起こり得る。
    • 剣士は迂闊に近寄らず、広域化や笛で乗り手のスタミナ支援に徹するなりして見守るのも手である。
      ガンナーなら暴れていても攻撃は可能だが、適正距離に気を取られ過ぎて思わぬ反撃を食らわないように注意。
    • 操虫棍であれば乗り時の移動攻撃を繰り返すだけで簡単に怯む仕様になっており、
      比較的早くフィニッシュ攻撃に移行することが可能。
    • なお、本種の振り落としモーション時のスタミナ消費はスティックで位置を変更して誤魔化すことが出来ず、
      しがみつき操作で耐えるしか無いので注意。
  • スリンガー滅龍弾に対して特殊な仕様が存在しており、2発当てると怯む
    強化撃ちなら複数判定があるため、1発で怯ませることも可能、
    ボディプレスを食らって吹っ飛び【特大】状態になり、追撃されそうな時や味方が拘束された時など
    即座に2ヒットさせる必要がある時に重宝する。
    ただしスーパーアーマー中や怯み中など、新たに怯みモーションをとれない状態では通用せず、
    また短時間で無闇に何度も当てると暫く怯まなくなる
    時間経過で当てた回数は減らないので、常時は一発だけ当てておき、有事の際に当てて怯ませることを心掛けよう。
    怯んだ際は少し後ろへ退がる為、ぶっ飛ばしをするにも距離が足りない場合に活用出来る。
    • ピンチの脱却、乗り時のサポート等利用できる場面は多いが、闇雲にスリンガー弾を当てるのは推奨されない。
      具体的には腹這い時の火炎放射、扇状火炎放射、360度火炎放射、直立3連チャージブレスなどは明確な弱点への
      攻撃チャンスであり、回避不可能な味方がいない場合に当ててしまうと、大チャンスをフイにしてしまい、
      かえってクリアを遠ざけることになってしまう。
      何も考えず当てるようなマネは止めた方が良いだろう。
    • 他にも短時間の内に武器攻撃で弾を落とさせ過ぎると暫く滅龍弾を出さなくなり、
      肝心な時に怯ませる手段そのものが封じられかねない。
      ソロプレイではさほど問題にならないが、マルチプレイで過剰に滅龍弾を吐き出させてしまうと、
      最悪本当に必要なタイミングで拘束解除や怯ませサポートが出来なくなり、仲間を見殺しにする羽目になる。
  • ベースキャンプが近場に設置されているためか、普段はモドリ玉が使用可能。
    緊急時の避難や、物資の補充用として有効活用するといいだろう。
    キャンプから戦闘エリアに移動する際はムフェト・ジーヴァ戦と同様、暗転を挟まずにシームレスに移動する形となるが、
    翼竜から降りる際には任意のタイミングで降りられる。
    マルチプレイにて運悪く後述の大技の発生とタイミングが被ってしまった場合、敢えて降りないことで対処可能なので、
    劫火を放つミラボレアスによって引き起こされた、地獄のような光景を間近で楽しむことも可能。
    • ただし、上空でいつまでも待機することは出来ない。
      咆哮を喰らったり一定時間が経過したりすれば自動的に降りるようになっている。
      タイミングが悪いと悠長に眺めている最中に振り落とされ、灼熱極まる炎の濁流に呑まれてリスキルされてしまう。
  • 体力はシングル仕様で66000、2人仕様で114972、マルチ仕様で171600
    更にミラボレアスは頭部と腹を除くと全体的に肉質が硬く、その耐久力は数値以上のものとなる。
    加えてクエスト制限時間が30分に設定されているため、
    激しい攻撃の数々、専用演出を伴う全体即死技(後述)をくぐり抜けながら莫大な体力を削り切らねばならない。
    「チャレンジャブルなモンスター」と事前に公言した開発陣の言に偽り無い、
    モンスターハンターとして高みを目指すに相応しい難敵として君臨しているので、
    自身が持てる全てをぶつけて行かないと勝機を見出す事すら困難である
    • 弱点は過去作同様>
      ミラボレアス自身が火を扱うにも関わらず火属性が有効なのは、体中に付着させた武具が融解して柔くなるからだろうか。
      属性的にもスペックの高さ的にも、攻略時はアルバトリオンの武器が非常に噛み合うだろう。
      アルバトリオンの周回が困難で武器が作れない場合、物理火力を鑑みて砕竜派生改が妥当か。
      なお一部の廃人は防衛隊派生で討伐した
    各種兵器でダメージを稼げる機会が多いため、実のところ武器攻撃で削らなければならない体力は上記よりは少ない。
    特に砲撃手スキルLv2を用いた各種固定兵器と撃龍槍は威力が高いため、貴重なダメージソース&ダウンのチャンスとなる。
    撃龍槍も1本につき4桁もの体力を削る*8ため、きっちり2本当てることを心掛けたい。
    逆に拘束弾を外したり撃龍槍を当て損ねたりすると一気に難易度が上昇する。
    • 今作の撃龍槍はステージの7割をカバーする直線範囲と長時間の当たり判定を持ち、
      ある程度離れていたり滞空状態でも2本分の槍が当たるようになっている。
    • ちなみに却火が終了して舞い戻るモーションの最中に撃龍槍を当ててしまうと、ダメージこそ入るがダウンが取れない。
      頭を攻撃出来るダウンチャンスも作りたいのであれば、着地を終えて次のモーションに入るのを確認してから起動しよう。
  • 高いタフネスに隠れがちだが、攻撃力倍率も
    18.00と裏ボスにふさわしい数値。
    比較として歴戦王ネロミェールは19倍、歴戦王イヴェルカーナは18.75倍と、倍率だけなら上回るモンスターは居るが、
    一般的な古龍種の直接攻撃の威力(モーション値)が60~70前後、ブレスや大技でも精々80~100、
    アン・イシュワルダやテオ・テスカトルの必殺技でも150なのに対し、
    ミラボレアスは通常攻撃のモーション値の殆どを70~90以上で占めており、各種ブレスも軽く100を越える。*9
    その並の古龍種を越える暴力的なモーション値に18倍もの莫大な補正が掛かることで、
    同程度の攻撃倍率を持つ他のモンスターが霞んで見える程の絶望的な破壊力を発揮する。
    • 上手く想像できないという人の為に具体的に説明すると、スキルで体力200を確保した上で
      狩猟笛・武器の防御力ボーナス・はげましの楽器・食事バフを除いた全ての防御手段を積んだ状態*10ですら、
      第一形態の非怒り時の前足薙ぎ払いや単発噛み付きといった、
      ミラボレアスからすれば単なる様子見程度の小技で
      軽く3割近くを削り飛ばし、
      ブレスや蛇行突進は一撃で半分を消し去り
      2発目の追撃を食らえばミリ瀕死確定、最悪即乙する、
      もはや理不尽という表現すら生温い鬼畜火力である。
    • 防御スキルや火耐性、体力増強等が保険として有効だが、特に精霊の加護はLv1装飾品で手軽に発動でき、
      最大強化したレア12防具一式でLv3(50%軽減)が発動すれば、
      各種攻撃の被ダメージが歴戦古龍の攻撃程度にまでは軽減される。
      Lv4装飾品で精霊の加護と複合したスキルもあるのでそこまで圧迫しないのも利点。
      • 高い防御力に火耐性を備えたレイア希少種の防具を二部位、
        若しくはぶんどり等で得られた素材でEXドラゴン防具を二部位装備すれば、
        極意でLv5(60%軽減)まで積むことができ、発動すれば防御力と火耐性次第だが
        最終形態かつ頭部未破壊の即死級ブレスの直撃もギリギリ耐えることもある。
        無論、これらは全て加護が発動した場合(25%)*11の計算であるため過信は禁物。
        言い換えれば、耐性を高めて確率でダメージを半減した上でもなお脅威的な破壊力を持つということでもある。
    • 根性スキルも一応有効だが、防具の質や攻撃パターン次第では
      「体力MAXから1発で根性発動ライン未満まで削られ、そのまま2発目でキャンプ送り」
      といった擬似的な根性潰しになることも有り得る。
      いずれにせよ、極力被弾しないように立ち回るに越したことは無い。
    • ソロプレイ及びペアプレイの場合、オトモにLv11以上まで鍛えた『ミツムシ寄せのお香』を持たせれば、
      ヘイト分散や回復リソースになるだけでなく、一度力尽きても【ミツムシど根性】で復活させてくれる。
      復活した直後に無慈悲な追撃が来ないことを祈ろう
  • 以上の通り、MHW:Iのミラボレアスは同作最後の追加モンスターにして、
    MHW:Iの「事実上の、真の裏ボス」と断言してもおかしくない存在感と実力の双方を兼ね備えている。
    解禁されるMRは24、即ち本編ストーリークリア後からだが、ここまで読んだハンター諸氏なら想像できる通り、
    歴戦王イヴェルカーナをも超えるMHW:I最後の壁としてハンター諸氏の前に立ちはだかるため、
    MR24昇格時点の装備で対抗するのは極めて厳しい
    ストーリーを終えた段階の防具では、防御力の都合でたった一度の被弾で良くて瀕死、
    最悪ワンパンで力尽きてあっさりとキャンプ送りにされてしまう。
    MHW:Iを徹底的にやりこみ、装備、所持アイテム双方共に念入りな準備を行った上で黒き伝説と対峙するよう努めたい。
    • 一応、ストーリーの都合上ミラボレアスに挑むにはジンオウガ亜種などとの戦闘が必要な上、
      猛り爆ぜるブラキディオスや激昂したラージャンもそう遠くない時期に登場するなど、武具集めの導線は引かれている。
      また、以前はMR100でないと集めづらかったアイテム面やレア度10~12の装飾品も、
      今ではストーリークリアの時点からイベントクエスト「鳴神上狼、荒事を成す」の周回で賄うことができ、
      各種金策、アイテム、鎧玉、レア度9以下の装飾品辺りもイベントクエスト「ジンオウガよさらば」で得た龍脈炭を
      蒸気機関につぎ込むことでこれまた十全に賄える。ジンオウガには合掌。
      それらの準備と相応の熟練は要するが、MR100未満での攻略自体は充分に可能である。
    • もちろん、道中で相対するアルバトリオンの防具も大いに助けになってくれる。
      ストーリーでは前座扱いとはいえ、彼も禁忌モンスターであることには変わり無く、
      その素材から作られる防具もその辺の通常モンスターとは一線を画する防御力を誇る。
      総合的な防御力はブラキウム斎天といった特殊個体モンスターの防具にはやや劣るが、
      攻撃スキル、黒龍の第一弱点の龍属性の強化スキル、防御スキルと、どの武器種でも腐らないスキルで纏まっており、
      スロット枠も比較的優秀なので、胴や脚など部位単位での採用の余地は有る。
      特にミラボレアスの超火力への保険として活かせる体力増強スキル胴だけでLv3で発動可能である点は魅力的である。
      ミラボレアス前の修行ついでにアルバトリオンの素材を集めに行くのも良いだろう。
    • レア度12装備のカスタム強化だけはMR100に昇格するまで待つ必要はあるが、
      ミラボレアスまでを意識した対策は早期から可能である。
      現在の環境では防具強化に必要な大霊脈玉もイベントクエスト「殲滅の主はまた鐘を鳴らす」で
      鎧玉と共に集められる為、発売初期ほど棘の道ではない。
      可能なら導きの地の陸珊瑚地帯をLv7にしたり、他所にお邪魔するなりして回復カスタムを施しておけば安定性が増す。
  • 今作のミラボレアスは、最初は理不尽に感じても慣れれば慣れるほどチャンスが見える設計、
    兵器が生み出す攻略手順の多彩さ、熟練でも気を抜くと一瞬でキャンプ送りにされるメリハリが生み出す戦闘面と、
    洗練されたフィールドおよびモンスターのグラフィック、劫火が代表する本種の設定に見合った迫力満点の攻撃、
    感動的なBGMが数年続いたMHWの真の裏ボスとの決戦を大いに盛り上げた演出面
    優秀な武器イカれた性能の防具など*12報酬面の全ての完成度が高くまとまっており、
    メインシリーズの非強化個体らしからぬ難易度にもかかわらず、クリアしたプレイヤーから総じて高い評価を得ている。
    実際に、救難信号を用いたマルチが主流な中で本種を狩猟対象とした部屋はほぼ常に立っており、
    救難信号も他のクエストと比べて目に見えて頻繁に出されている。
    そのプレイヤーも素材を集める不慣れな者から、既に素材は不要だがハラハラ感を求め赴く上級者まで幅広く、
    もう一体の禁忌のモンスターとともにMHW:Iの事実上のエンドコンテンツの一つのような扱いとなっている。
    一方、その異様な強さから当時クリアできずにMHW:Iを終えたハンターも一定数いるようで、
    心残りがあったのか攻略法が出揃った数年ぶりに攻略を再開し、SNSに歓喜のクリア報告をする者も。
    プレイスタイルによってはプレイヤースキルが一定以上成熟する前に、
    武具やスキルも不備だらけな状態で挑めてしまい、
    その結果としてフルボッコにされまくる可能性はあるが、
    これは他のアップデート追加モンスター達にも言えることであり、ミラボレアスだけの問題ではない。
    総括して、MHW:Iのミラボレアスは、
    初代禁忌のモンスターにしてモンスターハンターシリーズの裏の顔に相応しい待遇と高い評価を得たと言って良いだろう。

変化・追加された攻撃技

  • 基本的な攻撃技はMH4G以降のG級個体と同様であるため、ここでは省略する。
    粉塵爆破についてはオミットされ、「時間差で攻撃判定のある火属性攻撃」という性質は
    薙ぎ払い火炎爆破、火炎弾設置に置き換えられる形となった。
    • 左右の翼を破壊すると通常時に飛行しなくなるため滞空時の各種攻撃、
      およびチャージブレス後の滑空攻撃を行わなくなる。
    • 極一部を除いた各種ブレス攻撃はガード強化スキルを発動していなければガード不可である。
  • 前述の通り最終形態時のブレス系攻撃には焼き払った地点を長時間に渡って炎上させる追加効果がある。
    炎上した領域にはスリップダメージが生じるため注意が必要。
前足叩き付け
お手の要領で直立状態で前足を地面に打ち付ける。
発生や後隙が少なく威力が低い、かつダメージリアクションも尻餅とミラボレアスには珍しい小技。
あくまで他の攻撃よりは威力が低いだけで、攻撃倍率の都合でレア12防具一式フル強化でも
体力200の1/4近くを軽く削るほどの威力と結構痛い。
2連続以上行うこともあり、後隙の少なさ故すぐに次の行動に移れる点には注意したい。
大きく横に薙ぎ払うタイプも繰り出すが、こちらはダメージリアクションが尻餅ではなく吹っ飛びとなっており、
攻撃を重ねられるとキャンプ行きになる可能性がある。
這いずり噛み付き
首を蛇行させながら一回ずつ噛みつきつつ前進する。
以前も行ってきた腹這い状態での攻撃だが、3回固定ではなくなった。
3回以下の噛みつき、そしてフィールド端か障害物に当たるまでの連続版など、種類が増えた。
第1形態では終了後も腹這い状態を維持するが、第2形態以降は直立状態に移行するようになる。
ドラゴン一式フル強化でも体力の6割以上を削ってくる高威力。
這いずり突進
大きく口を開いたまま、翼を用いてマガラ骨格のモンスターのように力強く突進する。
直立状態で主にハンターとの距離が離れている場合において、距離を詰める目的で使用する。
第2形態以降は突進終了後、後ろに振り向きつつ腹這い状態に移行する。
突進の軌道は直線なので距離が開いていれば回避は難しくないが、
巻き込み範囲が広く、翼にも尻餅+小ダメージ判定が存在する。
ボディプレス
以前のように直立状態から少しの予備動作の後繰り出し、そのまま腹這い状態へ移行する。
また胸を集中的に攻撃すると雄叫びを上げながら怯んだ際にカウンターとして出が早いボディプレスを繰り出してくる。
どちらもダメージが高く、直撃時のハンターのリアクションが吹っ飛び【特大】になっている。
食らうと防御力1000越えでも体力200バーの6割は消し飛び、同時に凄まじい隙を晒すことになるため、
直後にブレスを重ねられるとほぼ一乙確定となる。
倒れてもスリンガーは使えるため、滅龍弾を拾っておくと安心。
予備動作で察知して回避でき、且つ怒り状態で無ければ、倒れてから数秒間はクラッチからのぶっ飛ばしチャンスである。
  • なおこの吹っ飛び【特大】効果、クラッチクロー中に限り、
    恐ろしい事に転身の装衣を着ていても問答無用で発生する
    ダメージこそないが効果時間を無駄に消費することになるため、転身着用時も欲張っての攻撃は禁物。
    不動の装衣、タックル、居合抜刀気刃斬り、クラッチクローアッパーなどのSAについては
    ダメージ軽減効果のみ発動し吹っ飛びは無効化できないので注意しよう。
カウンターブレス
腹部を攻撃して怯んだ際、そのまま腹這いダウン…と見せ掛けて腹這いになりつつ単発ブレスを反撃で放つ。
主に中~遠距離からバリスタやガンナーの砲撃で怯ませた際に見られる。
出が早く狙いも正確なので、ガンナーや固定式バリスタ使用中などは注意が必要。
振り上げ火炎放射
滞空時・直立時に使用。
首を下から上に向けながら火炎放射を放ち、前方を焼き払う。
予備動作がやや短いため、剣士が懐に潜って胸を攻撃していると被弾しやすい。
薙ぎ払われるのはミラボレアスの正面直線上であるため、位置取りをズラせば回避できる。
威力は高いが攻撃チャンスにもしやすい、ハイリスクハイリターンな攻撃と言える。
蛇行火炎放射
滞空時・直立時に使用。
前進しながら首を巡らせ、火炎放射を地面に放ちながら薙ぎ払う。
軌道は固定だが威力が高く、更に地上版はミラボレアスの側面も薙ぎ払うため注意。
薙ぎ払い火炎爆破
口から炎を放って地面を直線上に焼き上がらせ、時間を置いた後に爆発させる。
直立時・腹這い時に関わらず使用し、ハンターの位置を的確に狙って発動してくる危険な攻撃。
特に前方遠距離を狙う火炎爆破は、火炎が流れていくエフェクトに反して
狙ったハンターがいた距離の横一直線だけを炎上、爆破させてくるため、初見で惑わされやすい。
また、腹這い時は後退りしつつ火炎爆破を放って直立状態に移行するパターンもある。
なおこの攻撃を含め、首を大きく曲げる行動中にぶっ飛ばしを行った場合、
ミラボレアスは胴体の向いている方向に飛ばされる。壁にぶつけたい場合は注意しよう。
直下火炎放射
直立時・滞空時に使用。
一瞬の溜めの後、地面に向けて火炎放射を放って直下一帯を焼き尽くす。
放たれた火炎は地面に滞留し、スリップダメージフィールドを形成してハンターの体力を奪う。
MR帯テオ・テスカトルの直下ブレスに近いが、威力はそれの比ではない。
ダメージ範囲は火炎が吐きつけられた地面を中心とした円形で、ミラボレアスの脚元にまで及ぶ。
足元で戦うことが多い近接武器種で、動作や硬直の長い攻撃の最中に行われると非常に危険。
ガード強化を付ければガード可能ではあるが、ノックバックとスタミナ消費が激しいので、
Lv3~5のガード性能スキルを発動させていないとガードし切れずに削り殺されることも。
緊急回避中はダメージを受けないので、退避困難な場合は武器をしまってその場で緊急回避を推奨。
また空中には判定が及ばないため、クラッチクローのしがみ付きや操虫棍のジャンプも有効。
第2形態以降は終了後に腹這い状態に移行するようになるため、非怒り時のぶっ飛ばしチャンスになる。
最終形態時は他のブレス同様に僅かでも回避が遅れると即死する超火力に変化するが、
溜めが短くなるためクラッチクローが間に合わず死ぬ可能性が大幅に上昇する
ちょっとでもモタつくと呆気なく焼き払われるので、最終形態時に無理に掴まりにいくのは厳禁。
なお、万が一滞空時のクラッチ攻撃に重ねられると落下した先で体力を削られ焼死する
火炎弾設置
第2形態より直立状態で使用する。
ミラボレアスから一定距離内にいるハンターの足元を狙って火炎弾を吐きつけ、一定時間後に炸裂させる。
ディノバルドの火炎ブレスに似るが判定は大幅に広く、回避が遅れると爆発に引っ掛けられる。
火炎弾を吐きつける際は他にはない独特のモーションとSEが発生するので、放たれたら即座に離脱したい。
扇状火炎放射
第1・第2形態における最要警戒技
直立状態から両翼を用いて体勢を固定し、巨大な扇状の火炎放射で前方一帯を焦土にする。
直下火炎放射同様のスリップダメージ攻撃だが判定時間が非常に長く、絶大なダメージを叩き出す。
冗談抜きで第1および第2形態における死因の5割はこれといっても過言ではない。
体力が0まで減らされる事の方が珍しい今作のオトモでさえ、
1度でもまともに浴びればほぼ耐えられないレベルといえばその凄まじい破壊力がわかるだろうか。
まあ今作のオトモは仕様上体力が0になっても回復薬ガブ飲みしてすぐに戦線に復帰するけど
特に最終形態では接触したが最後、1秒足らずで体力を削り取られて力尽きるほどの威力であり、
放たれた際に範囲内にいた時点でほぼキャンプ行きが確定する極めて危険な攻撃である。
ダウン中に起き攻めとして繰り出された場合も生存はほぼ絶望的で、
起き上がりに目一杯のディレイをかけたとしてもやり過ごすことは不可能。
射程は無限ではなく、放射時の位置によってはミラボレアスの反対方向に移動することで
射程外まで逃げ切ることも一応可能だが、余程遠くでなければ逃げ切る前に焼かれてしまう。
終わり際には確定で頭前方に火炎弾を設置するため、
攻撃チャンスだと欲張って放射後も頭付近にいると巻き込まれる。
威力の凄まじさもさることながら、放射中はフィールド全体の空気が赤熱するため演出も大変派手である。
  • 回避方法としては予備動作の時点でミラボレアスの胴体側まで避難するのが最も安定するが、
    緊急回避が間に合った場合、間髪を入れずもう一度緊急回避を行うことでやり過ごせるケースがある。
    モドリ玉とともに緊急時の対処方法として覚えておくとよいだろう。
    攻撃判定は火炎の上方および火炎を遮った障害物後方には及ばないため、
    フィールド外周の高台および石柱の後ろは安全地帯となるほか、
    火炎をガードしたハンターの後方も同様に安全地帯となる。
    当然ながらガード者本人のスタミナと体力は削られるので、
    マルチプレイの際は粉塵や広域スキルでサポートしてあげよう。
  • また、ガード強化がなくてもガードは可能な上、第二形態まではガード性能のない片手剣でも防ぎきることは可能だが、
    最終形態且つ頭部破壊なしの場合、体力200かつガード性能Lv5を発動させたランスであっても
    凄まじい削りダメージで体力を0にされてしまう。
  • ある程度の距離を確保しながら戦うガンナーにとっては非常に危険な攻撃である反面、
    頭の真横から後ろには攻撃判定が存在せず、また放射中はミラボレアスが無防備な為
    頭部に攻撃を叩き込む数少ないチャンスでもある。
    ただし最終形態では攻撃速度が上がる関係上、避難時間も考えると大技を直撃させるのは厳しい。
    クラッチなら前述の火炎弾を避けつつ安全に頭部を傷つけることが可能。
  • 単体でも十分危険な技だが、上述の薙ぎ払い火炎爆破を避けて
    距離が開いたハンターをこの技でまとめて焼き払う凶悪コンボも存在する。
    しかし、裏を返せばこの技を誘導することで頭部を狙いやすくなるということでもある。
    薙ぎ払い火炎爆破は使う頻度が多いので、意識すれば扇ブレスの回数も増えてくる。
    頭部破壊がうまくいかない人は狙ってみてもいいだろう。
直立薙ぎ払い火炎放射
主に高台の上にいるハンターへの対抗手段として用いる。直立状態で火炎放射を放ち、そのまま薙ぎ払う。
主に大砲使用時や撃龍槍待機時で高台にいる時に気をつけたい。
極めつけにガード強化を発動させていてもガード不可
高台にチャージブレスを一発放つタイプもあるが、こちらはスキルがあればガード可能。
ちなみに高台の大砲が存在する第一形態のみ、登っているハンターに対して噛み付きを行うモーションが見られる。
360度薙ぎ払い火炎放射
最終状態に移行したミラボレアスが解禁する技その1。
腹這い状態で側面後方に頭部を向けたまま独特のうめき声を放ち、ブレスをチャージした後、
火炎放射を放ってそのまま1回転するように360度全てを薙ぎ払う
最終形態後に解禁される関係上、頭部破壊の段階次第で壊滅的な被害を齎す可能性があり、
頭部未破壊の状態では体力に関わらず確実に即死する灼炎が周囲を薙ぎ払うことになる
終点で火炎放射を振り上げるので、発射時点を基準として首を傾けた方向と反対側の胸付近が安全地帯。
動きの都合上、少し懐から離れたり後脚に近い位置で攻撃していると火炎に巻き込まれるため、
しっかりと近づいて攻撃するべし。
ブレスを吐く瞬間の向きと反対側の胴部にクラッチで張り付くことで安全に傷つけ可能だが、
なぜか逆側の胴体に張り付いてしまう場合もあり、その場合は発射時の火炎に巻き込まれ
1乙or大ダメージを受けてしまうので注意。
回転している間は問題ないため、一拍おいてから張り付いた方がよい。
他のブレス同様にガード強化が必要だが、諸々が大きく削られるもののガードでやり過ごす手もある。
最終形態で追加される技の中でも特に危険な技であるため、形態移行後は常にこの技を警戒し、
予備動作中に安全地帯に移動できる、もしくは発射時点で緊急回避が可能な立ち回りを心がけたい。
腹這い状態には、前脚付近で立ち回ることを意識すれば、見てから反対側に移動することが可能。
なお他の技同様にスリンガー滅龍弾で怯ませることでも止められるが、
怒り状態時は予備動作が短すぎるため怯ませる前に火炎放射の餌食になる可能性も高い。
また結構な頻度で2~3回以上連続で放って確実に殺しに掛かって来る為、特にパーティ戦では予備動作はよく見ておくように。
  • ちなみにうめき声だけでこの攻撃が来ることを確認することは可能。
    この攻撃を行う際に発するうめき声は、
    ミラボレアス登場シーンで、ミラボレアスが初めて発した咆哮と全く同じ声だからである。
    無論、カプコン公式がYouTubeに投稿したミラボレアス実装告知動画でも、
    件のうめき声を発するシーンは収録されているため、
    このシーンを何度も見て聞いて、
    独特のうめき声を覚えればこの攻撃を行うタイミングを簡単に判断する事が可能になる。
後退り2連火炎放射
最終状態に移行したミラボレアスが解禁する技その2。
直立状態で後ずさりしながら左右どちかの側面に火炎放射→反対側へ火炎放射、と2連続で側面を薙ぎ払う。
発生が速く、横への攻撃範囲もかなり広いため、側面で中途半端に距離を取っていると極めて危険。
真正面近距離には当たり判定がないので、潜り込めば攻撃チャンスになる。
最終形態版チャージブレス
最終状態に移行したミラボレアスが怒り状態で解禁する技その3。
膨大な熱量をチャージしてからハンターを飲み込む蒼白い巨大火球を放ち、
画面がブレるほどの衝撃波と地響きを轟かせながら着弾地点を木っ端微塵に消し飛ばす
仁王立ちで、不気味に煌々と輝く口だけをこちらに向ける姿はまさに「実在する悪夢」そのもの。
その破滅的すぎるビジュアルから食らったら終わりであることは嫌でも理解できるだろうが、
果たして頭部未破壊時のチャージブレスの破壊力は驚天動地という言葉すら生温い300
オストガロアの瘴龍ブレスやガイアデルムの淵劫冥撃(いずれも250)、
ナルハタタヒメの霹靂神(280)を抜き去り、
2024年現在もなお歴代トップの数値である*13
1段階の頭部破壊を済ませてもなお即死ラインを割っており*14
不動の装衣の減算効果があってようやくギリギリ耐えられる可能性があるというレベルの恐るべき火力。
だが最も脅威なのは、極めて長い予備動作を伴うラスボス級古龍の超大技を鼻で笑うこの威力にして
ミラボレアスにとっては切り札でも何でもない通常攻撃の一つに過ぎないということ。
最終形態以降は当たり前のように連発し、予備動作も攻撃後の隙も数秒程度であるにもかかわらず、
直立していると怒り状態ではあろうことか3連射してくる
3連射の際は1回目は直前、2回目は中距離の定位置を狙うのに対し、
3回目は比較的短いチャージ時間の間に狙ったハンターを正確に狙撃するため、威力・爆発の範囲も含め極めて危険。
直立状態なら3発共に足下が安置となるので、その間は肉質が柔らかくなった腹部を攻撃するチャンスとなるが、
なにせ爆発範囲が規格外なため、特に1発目と3発目はしっかり密着していないと消し飛ばされる。
腹這い状態の場合は1発目のみ直下に撃つほか、PTプレイなどで対象が複数存在する場合、
2発目もターゲットにした対象を正確に狙ってブレスを放つため注意が必要である。
拘束攻撃
最終状態に移行したミラボレアスが解禁する技その4。
突然前方に飛びかかり、ハンターを拘束する。
拘束されたハンターは赤熱化した胸の熱に溶かされるかのように腹部に捕まり、その後咥えられて地面に投げ飛ばされる。
寝ぐらに集めたハンターの武具が熱で溶け込んだ」とされる黒龍の胸殻の設定を再現した
一種のファンサービス的な攻撃であり、脅威度はさほどでもない……
と思いきや、捕まっている間も熱ダメージでゴリゴリ削られ、投げ飛ばしもかなりのダメージ、
更に投げ飛ばされた後はかなりリアクションの長いダウンを晒してしまうため、
粉塵支援や滅龍弾で怯ませて脱出が出来るマルチなら兎も角、ソロでは拘束中は何もできないので、
ミラボレアスの気分次第で追撃を止めてオトモに向けば万々歳、連れていなければほぼ一乙が確定する。
仮に助かっても大抵瀕死なので、回復する間もなく焼かれた地面の熱ダメージでトドメというケースも多い。
実は拘束は意外にも熱のスリップダメージなので、耐熱の装衣でダメージを軽減する事が出来る。
もし拘束されたとしても、装衣の効果中なら生存率を上げられる。
とは言え投げ飛ばしのダメージで耐えられなかったり、肝心な時に限って装衣を着ていなかったりするのがオチだが

劫火

  • 「世界全土を数日で焦土に変える」という伝説が真実であることを知らしめる、ミラボレアスの最大技
    地獄すら生ぬるい悪夢の再来にして、
    世の終末に全世界を焼き尽くすと言われる大火」という意味を持つ仏教用語をそのまま体現した、恐るべき攻撃。
    天空に舞い上がり、所定の位置に移動した後に長い溜め動作の後、
    フィールド全域を焼き払う火炎放射を発射し、シュレイド城全域を瞬く間に火の海へ変える。
    これだけでもシリーズ屈指の大技だが、しかしここまでは言わば「予備動作」であり、
    一定時間経過後に火炎放射の出力を爆発的に上昇させ、全てを焦土に変える超絶的な劫火でもって
    誇張でもなんでもなく背景まで含めたシュレイド城そのものを炎の濁流で覆い尽くしてしまう
    そのワールドエンド級のインパクトからも容易に察せられるが、
    劫火に呑まれたハンターは問答無用で蒸発し
    即死する
    この攻撃の動作に入った瞬間からモドリ玉が使用不可能になるため、
    安全地帯を探り、そこに退避してやり過ごすことが必須の攻撃である。
    • ベースキャンプと戦闘エリアが近いため、タイミング次第ではキャンプから劫火を眺める事も可能だが、
      黒龍が放った炎にシュレイド城が包まれ、戦闘エリアの総てが炎の濁流に押し流されていく光景は壮絶の一言。
      更に劫火の脅威は単なる熱量のみにとどまらず物理的な破壊力も伴っており、
      初回の劫火は砦前に設置された防護柵のみならずシュレイド城を囲う城壁までも焼き払って吹き飛ばし
      2回目の劫火に至っては防護壁を貫通して背景のシュレイド城そのものを炎の海で破壊、大炎上させる*15
      世界に冠たる大国シュレイドが一夜にして滅び去ったのも無理はないだろう。
      なお、観察については上述の通りキャンプから戦闘エリアへ移動する翼竜にぶら下がった状態でも可能である。
      ぶら下がり時間が長いと勝手に降ろされる為、うっかり降りて消し炭にならないように注意。
  • 前半と後半で演出が異なるためか、ダメージ判定が特殊な攻撃である。
    予備動作と言える火炎放射は火属性の小威力連続HIT判定の攻撃を範囲内に発生させ、
    本命の劫火は強制即死判定を有する長持続1HIT判定の火炎を発生させ続ける*16という構造になっている。
    また、劫火は見た目通りに広がるように当たり判定が走るため、
    即座に火炎放射範囲内全体が劫火に曝される…という事にはならず、
    ミラボレアスから遠距離にいるハンターには出力が高まった後も一定の猶予が存在する。
    特にギミックを用いた退避が必要不可欠な1回目、2回目の劫火ではこの性質を利用し、
    最後の最後まで足掻き、落ち着いて対処するよう努力したい。
  • 上述の性質上、強制即死判定の放射が避けられない1回目と2回目の劫火は、
    定められた安全地帯に退避し、攻撃そのものをやり過ごす必要がある。
    1回目はフィールド北東にある瓦礫(樽のようにも見える変形した壁)、
    2回目は撃龍槍の更に奥にある砦内にて、スイッチを起動して防護壁を作動、安全地帯を作る必要がある。
    しかしどちらも劫火の熱量に耐えられず、使用後は遮蔽物となった壁が溶けて消滅、使えなくなる
    劫火発動時には、新大陸古龍調査団のメンバーが「強力なブレスが来る」と危険勧告、
    そして対応する安全地帯への退避を勧めてくるため、1回目の劫火は聞き逃さなければ容易に対処できる。
    ただし、2回目の劫火は城壁をよじ登って高台の奥の砦に避難、
    更にスイッチを起動させて防護壁を出すという過程を経なければならない関係上、
    1回目よりも時間を取られやすく、退避が間に合わないということも十分起こり得る。
    この時だけは全てを諦めて合掌するしかない。
    また、上述の通りPTプレイではメンバーの退避状況によっては、
    「逃げ遅れた味方を見捨てて防護壁を起動しなければならない」
    という非情な決断を下さなければならない事も多々あり、
    この攻撃だけでも数々のドラマを生み出している、演出、威力、規模全てにおいて圧倒的な凄まじい攻撃である。
    • ちなみに劫火の判定は上空にも及んでおり、
      崩れ去った防護壁の上空を過ぎ去る火炎放射も劫火の判定を持っている。
      防護壁を起動して退避した後、遊び半分でその場から高く跳躍すると
      上空を過ぎ去る劫火に接触して即死するという珍事が発生する。
    • 3回目以降も含め、劫火の予備動作に入ったミラボレアスは飛び立つときに風圧を発生させるため、
      至近距離で風圧に煽られてしまうと間に合わなくなる可能性が高まる。
      逆に言えば、発動時に風圧無効状態(無効スキル発動・SA状態・ガード状態)であれば退避しやすくなる。
      それなりに連携が取れるのであれば、予め撃龍槍の前にハンターが固まって誘導して戦えば
      退避も時短でき、クラッチ壁当ても狙えて一石二鳥である。
  • 固定の安全地帯は2回で消滅してしまうにもかかわらず、
    最終形態以降もミラボレアスの残体力が一定を切る毎に3回、つまり計5回使用してくる
    3回目以降はそれぞれミラボレアスの真下付近が安全地帯となっており、
    そこまで逃げることができればやり過ごせる。
    受付嬢から「黒龍の足元へ退避しろ」という指示が飛ぶため真っ直ぐに足元を目指したくなるが、
    劫火の範囲は「ミラボレアスを起点とした扇状」である為、
    ミラボレアスの真下ではなく斜め方向に向かっていく方が退避が間に合いやすい。
    • 残り体力がトリガーである都合上、撃龍槍を直撃させるとダウン復帰後に高確率で発動してくる。
      心震える名曲をバック灰燼と化さないよう、退避の心構えはしておくこと。
  • なお、内部的には劫火も「火属性のブレス」という扱いであるため
    頭部破壊に伴って威力を弱体化させることが可能
    具体的には1段階破壊で強制即死判定が消失して純粋な高威力のブレスになり、
    2段階破壊で更に弱体化するという形になる。
    ただし、後述する事実故にこれを行っても基本的に即死は免れないが、
    1段階破壊であればスリップダメージを秘薬などで帳消しにする事で、たとえ火耐性マイナスでも耐え凌ぐ事が、
    2段階破壊であれば、体力200からの被弾かつ精霊の加護LV4以上が発動している環境下で、
    直前のスリップダメージ込みでも生還が見込める。
    つまり、真反対に飛ばれ風圧も受けてしまった、直撃が不可避な状況に陥ったとしても、
    頭部が1段階でも破壊できていればスリップ部分を連続緊急回避でやり過ごし、
    劫火本体をあえて受けるのも手。
    この場合、体力の回復はミラボレアスが降りて来るまでに十分間に合う。
    このように、たとえ劫火の範囲から退避することが不可能な状況であっても、必ずしも終わりではない。
    ただいずれにせよ、頭部を最低1段階は破壊しなければ対ミラボレアスの勝機は薄いだろう。
  • 上述の通り、劫火はミラボレアスの残り体力に依存して発生する。
    これはすなわち、定期的にこちらに自由な時間が与えられることも意味している。
    退避後は気を休めて続く戦いに備えるのもよいが、斬れ味の回復、怪力の種などの
    バフアイテムのかけなおしなど、やれることはある
    • 特に最終形態のミラボレアスは高威力、広範囲の技を矢継ぎ早に繰り出すため、
      劫火の範囲から退避した後を除けば、研いでいられるようなタイミングは皆無といってよい。
      また、斬れ味の回復が定期的にできることを見込んで、匠のスキルポイントを落とすことも検討できる。
      攻略時では特に使われがちな斬れ味維持のための達人芸の依存度も低い。
      これにより、スキル枠に余裕を持たせることができ、空いたところに砲撃手・火耐性・破壊王・
      精霊の加護などの攻略を安定させるスキルを入れることも可能。
    • 怪力の種、鬼人の粉塵などをかけなおすことによる攻撃力の向上は、
      激戦必至なクエストの成否を分けることもあり、通常のクエスト以上に有効性が高い。
    攻撃を加えたい場合は、バリスタを用いれば近接武器でも劫火中にダメージを与えることが可能。
    特に不慣れであれば、時間の都合上2度目の移動式速射バリスタを使う機会が往々にしてあり、
    このバリスタダメージも加えることで2度目の兵器ダウンも視野に入るため、無視できない要素である。
    仰角の問題で頭や胸を狙えない防護壁側以外からの劫火の場合は、翼付近を狙うとよい。
    • 劫火中ではないが、中にはあえて劫火に飛び込みミラボレアスの着地地点付近で待機することで、
      劫火後に降りてきたタイミングに合わせて真・溜め切りや居合抜刀気刃斬りなどの大技を当てる猛者もいる。
    また、劫火を凌いだ後、ミラボレアスの降下中は確定で撃龍槍を当てられるタイミングである。
    防護壁の反対側から劫火を撃ってくるパターンだった場合は火の海に飛び込む必要があるが、
    それ以外のパターンは、劫火の炎が止んだタイミングで撃龍槍のレバーに近づき、起動しても間に合う。
    通常使用時と異なり、撃龍槍直撃時の確定大ダウンは発生しないが、
    撃龍槍のレバーの前で凶悪な威力のブレスを避けつつ、ミラボレアスが突進してくるのを待ち続ける必要がない
    という利点があり、起動タイミングの選択肢として覚えておくと良いだろう。
    以上のように、劫火があることはこちらの戦略面で多くのメリットが存在しており、
    演出だけの待ち時間と思っているのであれば、それは勿体ないといえる。
    5回目の劫火の降下中に撃龍槍を当て、石ころで討伐を狙うハンターも居るとか居ないとか
  • ボスやゲームによっては、ミラボレアスの劫火(後述)のような
    「規定ダメージの付与など条件による形態移行」はスキップできるケースがままあるが、
    ミラボレアスの場合だと、基本的に遮蔽物・防護壁を破壊するブレスの発生はどうしても避けられず、
    それ以降のHP毎の劫火はダメージ次第でスキップできる(撃龍槍は使わなくても討伐可能)。
    • これはMODなどではなく、なんと正規の方法で確認されている事象である。
      4人PTでの綿密な連携は前提となるが、
      「第一形態に拘束によってHPのほぼすべてを削り切り、拘束が解け次第第二形態の劫火へ移行。
      劫火が終わって着陸次第今度は第三形態の劫火を発動、終了後に移動式バリスタによる射撃で即トドメ」
      という流れでのTA動画が実装後2年の時を経て実際に上がっている。
      更に、ごく一部の変態プロハンはソロでもこれを成し遂げてしまう模様。
    • また、ガンランスパーティでは雪だるまと竜杭砲を活用した瞬殺戦法まで編み出された。
      紛れもなくバグ技であるので諸々の問題はあるが、ネットに動画が残っているので一見の価値あり。
      トウモロコシに続き、雪だるまを介して
      ガンランスに再びボコられるミラボレアス種の心境は推して知るべし。
  • この劫火について、実際の狩猟では体験できない恐るべき設定が存在する。
    それはモーション値が500という別次元の数値に設定されていること。
    即死判定があるので値に意味はないのだが、たとえ即死判定がなくてもほぼ即死だっただろう*17
  • このように、ミラボレアスの凄まじさが嫌と言うほど分からされる劫火であるが、
    ミラボレアスから見れば「出力を極限まで高めただけの火炎放射に過ぎない」。
    実際にシュレイド城一帯を焦土に変え、
    更に放たれた火炎で建造物を焼き払うのではなく、押し流して破壊するという形で示した事で、
    古の時代から語り継がれてきた「世界を数日で焦土に帰す」という伝説は嘘でも誇張でもなく、
    紛れもない事実である事を堂々と証明してしまう所に、
    ミラボレアスが禁忌の存在たる所以を感じ取ることができるかもしれない。

*1 討伐する必要はない。
*2 集会エリアのNPC全般、お手伝いアイルー等は除く
*3 なお当該タイミングでの場合、剥ぎ取り判定の範囲ギリギリでは連続剥ぎ取りモーションにならず、一回ずつ相当の長い剥ぎ取りモーションで時間を浪費し、4回程度で終わってしまう可能性がある。なるべく胴体に埋まる状態でボタンを長押ししよう。
*4 導きの地の開放、ジンオウガ亜種狩猟、ムフェト・ジーヴァの偵察任務、アルバトリオン討伐(ミラボレアスに挑むだけならば任務クエストで発見後帰還し前座クエストの弱個体のみの討伐で可)
*5 あくまでプレイヤー間の通称であり公式名は不明だったが、実装から一年半以上を経て発売された設定資料集『DIVE TO MONSTER HUNTER WORLD: ICEBORNE』には「劫火」との記載があり、公式名である事が確定した。なおゲーム中では「強力なブレス」などと呼ばれている。
*6 モーションの速さ自体は怒り状態でも4(G)やXXの個体と大差ないのだが、攻撃前後の動作や方向転換など、攻撃のインターバルが短くなったことで矢継ぎ早に攻撃を繰り出してくる。
*7 モーション値にして100と、単発火球ブレスに次ぐ威力。
*8 1本につき最大HPの5%ダメージ
*9 第一形態の時点で用いるチャージブレスでも160と、スーパーノヴァを上回る破壊力を誇る。
*10 本作最高峰の防御力を持つEXドラゴン防具一式をカスタム強化含めて上限まで強化し、そこに防御スキルLv7五大属性の耐性スキルLv3による防御ボーナス、ポーチに守りの爪・護符、実戦で忍耐の種、硬化の粉塵、硬化薬グレートを重複させた防御数値1380の状態
*11 Lv5まで積んだ場合は40%の確率。
*12 実は、封じられた珠が確定で2つ入手できるため、装飾品集めを副次的な目的にするのも悪くない仕様になっている。
*13 とはいえ、瘴龍ブレスは250のモーション値が多段ヒットするため、このチャージブレスにもまったく引けを取らない強力な攻撃である。
*14 具体的には、最大まで強化したEXドラゴン装備4部位+EXマムガイラ1部位でデフォルトの火耐性を0にし、さらに火耐性レベル3のスキルをつけて火耐性20にしても即死確定となっている。
*15 遠方から見るとシュレイド城の一部が粉砕されて瓦礫と化し、劫火終了後も消えない炎に包まれる様子が分かる。
*16 発生回数は約40、後述するが1発500ダメージのため事実上20000ダメージ
*17 敢えてダメージ計算を行うと、攻撃倍率18でモーション値500だと18×500=9000ダメージとなり、ドラゴンシリーズ一式の防御力1091ではダメージが6.83%に抑えられるがそれでも614ダメージとなる