MHXXに登場する狩猟クエストの一つ。
作品 | クエストレベル | クエスト種別 | 目的地 | 報酬金 | 契約金 | 条件 |
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MHXX | 集会酒場★G1 | 狩猟クエスト | 雪山〈昼〉 | メイン:7800z サブ:2400z | 800z | 受注・参加HR9以上 |
※サブターゲットは「ギアノス8頭の討伐」
概要
- MHXXのG級昇進試験をクリアし、集会酒場にてG級クエストの受注を許可されると同時に
その最初に選択できるG級クエストの一つとして提示されるクエスト。
G2昇格のためにクリア必須なキークエストの一つでもある。
雪山にて2頭の中型モンスターを同時に狩猟するという、割とありふれた内容のクエストなのだが……。
- 前述の通り、ターゲットは中型モンスター2頭。
そのうちの片方は毎度お馴染みと言っても違和感が無いドスファンゴだが、
この時点で違和感を覚えたプレイヤーは筋金入りのMHプレイヤーである。
実はドスファンゴは(MHFのG級クエストを除いて)G級クエストに出現したことは、
これまで一度も無かったのだ。
いつの間にか頂戴していた(過去のメインシリーズにおいて)
G級クエストに進出したことが無い唯一の牙獣種という不名誉をようやく返上する事に成功したのである。
……しかし、多くのハンターの視線は、そんなドスファンゴの相方の方に向けられてしまう。この時点では。
- さて、もう片方のターゲットだが、結論から言うとドスギアノスである。
MH4で他のランポス種モンスターが復活した中唯一音沙汰が無かった、
MHXでもMHSTでも全く出番が無かった、
MHF界隈でもネタにはされつつも結局姿を見せることは無かった、
そしてMHXX発売前にも一切情報が無かった、あのドスギアノスである。
今作においても参戦が絶望視されていた彼が、およそ9年半ぶりに我々ハンターの前に立ち塞がったのだ。
ちなみに彼もまたG級初参戦。しかもMHFなどにも登場しなかったため
正真正銘の初参戦である。
- 正直、本当にクエストに出向いて彼らに相対するまで
内容が信じられなかったというハンターもいたのではないだろうか。
しかし、当然ながら実際にクエストに出向き、雪山の山頂エリアまで登っていけば、
ちゃんと雪原を疾駆する彼らの姿が見られる。
勿論討伐対象、おまけにG級個体なので感慨に耽りながらあっさり撃破できるほど甘くはない。
特にドスギアノスはMHP2(G)の頃に比べると、
拘束攻撃の習得、咬み付かれるだけで状態異常(氷属性やられ)など結構なパワーアップを遂げており、
当時のように適当に武器を振るっているだけでも勝てるような存在ではなくなった。
とは言えMH4以降のドスランポスに毛が生えたくらいの実力なので、
基本的な立ち回りさえしっかり踏襲できていれば、いくらG級とは言え簡単に返り討ちに遭う事は無いだろう。
ドスギアノスに対しては。
- このクエストで厄介なのは、どちらかと言うとドスファンゴの方。
何故ならこのクエストに登場するドスファンゴはやたらとデカいのである。
金冠確定どころかそのラインの1.5倍ほどもある特別仕様となっており、
突進や牙振り回し攻撃の範囲が通常の個体の比ではない。
特にガードができない武器の場合、普段と同じ感覚で攻撃していると、突進してくることが分かっていても
巨体のせいで逃げ切れないまたは避け切れないという事態が頻発してしまう。
しかもG級個体なので攻撃力もタフネスもこれまでのドスファンゴとはレベルが違う。
G級に上がりたてで装備が整っていない状態ならばますます笑えない。
いくら相手が中型モンスターとは言え、これはG級クエストである事をしっかり認識した上で挑むべし。- とはいえMHXXのドスファンゴの行動面ではMHXで猛威を奮った異常な強さの軸合わせやノーモーション突進、
連続突進の〆の理不尽ホーミングがオミットされ、大幅に弱体化されているのでむしろMHXの上位個体より楽だと感じるかもしれない。
- とはいえMHXXのドスファンゴの行動面ではMHXで猛威を奮った異常な強さの軸合わせやノーモーション突進、
- そんなわけでこのクエストは、受注前にドスギアノス復活、挑戦時に特大ドスファンゴという
二重のサプライズが仕掛けられた異例のクエストである。
しかもそれはMHシリーズをよく知る古参ファンであるほど驚かされるという実に面白いものである。