インナーウエア(Inner-wear)の略で、ハンターが防具の下に着ている衣類。
プレイヤーからは下着扱いされる事が多いが、実際はキャラクターが鎧の下に着る普段着であり、結構古くから解説書にも記載がある。
- なお英語で下着を意味する言葉はアンダーウエア(Under-wear)である。下着をインナーと呼ぶのはいわゆる日本語英語(和製英語)で、本来は「内側・内部」と言う意味しかない。
概要
- 男女それぞれ名前や色は同じだが型は異なる(当たり前だが)。
顔つきや髪型にも言えることだが、基本的に防具を装着していれば
そのハンターがどんなインナーを着ているかは分からない。
露出度の高い装備やスカート系統の装備を着ても
インナーは装備毎の固有グラフィックで上書きされてしまう。
(二眼、三眼シリーズのような例外もある。)
しかしこれにもこだわるプレイヤーは意外なほど居る。
- 初期の作品ではキャラクターメイク時の肌の色によって固定されていた。
MH2では肌色と関係なく自由に選べるようになったがその後の変更は不可。- MHFはMH2の仕様を引き継いでいるためキャラメイク時に設定したもので固定されてしまっていたが、
後にイメチェンサービスとしてシステムを外付けする形でキャラ完成後のインナー変更に対応した。
また、サービス利用時専用の新規インナーなども一緒に追加されている。
- MHFはMH2の仕様を引き継いでいるためキャラメイク時に設定したもので固定されてしまっていたが、
- MHP2G以降ではキャラクターメイク後であってもいつでも変更できる。
気分に合わせていろいろ着替えてみよう。- 近年ではデータ削減のためか、デザインのバリエーションが非常に少ない作品がチラホラ見受けられる。
このことを残念がるユーザーは多い。
- 近年ではデータ削減のためか、デザインのバリエーションが非常に少ない作品がチラホラ見受けられる。
- MH4では新たにウェットスーツ型のインナーが登場。
- MH4の主人公はインナーのみで豪山龍ダレン・モーランに挑む羽目になっている。
チュートリアルなので力尽きることはないが。主人公はハンターになる前から超人である - その後インナーのみでダレン・モーランに挑んだハンターのことを、
登場人物たちが「パンツ一丁で立ち向かった~」と話していることから、
モンハンの世界でもインナーは下着として認識されているのだろうか?
……まあ、ハンターが女性の場合でも同じ物言いなので、
噂に尾ひれがついてインナーからパンツ一丁に変化した可能性もある。 - 4Gベースの小説『天地カオスな狩猟奏』1巻ではこれを受けて?か、
インナーだけで街を行くハンターが子供から変に思われ、
仲間からは(よっぽどの事がないと防具を装備しないため)「裸」扱いされていた。
- MH4の主人公はインナーのみで豪山龍ダレン・モーランに挑む羽目になっている。
- MHXにて新しいインナーが登場。普段着よりも下着といった姿なのだが重要なのは女性ハンターのその谷間。
ハンターは貧乳であるという従来の常識を覆す立派なものを拝める。
ちなみに寄せて上げているように見える。- 要は、ラングロ胴やエスカドラ胴同様、専用のテクスチャーに差し替えられているわけである。
よって、ファンゴ装備やエーデル装備の様に新規導入された装備を着た際には
(テクスチャーの差し替えが成されている為)同様に見事な谷間を披露してくれるが、
ユアミ装備等の復活装備や一部続投組(カブラ装備等)を装備すると平坦な事になる。
今回全体的にスロット3防具の選択肢が少ないため、雰囲気を変えたいハンターは三眼の首飾りで
インナーを活用する事も多い。 - 要は、ラングロ胴やエスカドラ胴同様、専用のテクスチャーに差し替えられているわけである。
- MHX系列では豊富なインナーが用意されていたが、MHW以降は種類が減ってしまった。
人気な物もあったはずだが、続投できない理由でもあるのだろうか。
- プレイヤーから下着扱いされても設定上ではあくまで「普段着」であるため、露出度が高い訳ではない(特に下半身)。
そのため、インナーの色を肌色にして擬似的に露出を増やそうとする輩が後を絶たない。
実際、モンハン インナーで検索すると予測変換に「肌色」の文字が出て来る。- 3DSまでの作品は、工夫しても肌と同じ色するのは難しく数多の紳士に絶望を与えてきたものだが、
MHW以降は極めて自由に色を変えられるようになり、肌の色とほぼ同化させられるようになった。
どうしてこんな事…何でそんなに露出したいんだ――!!
- 3DSまでの作品は、工夫しても肌と同じ色するのは難しく数多の紳士に絶望を与えてきたものだが、
- MHRiseでは、タイプ4のインナーが極めて自由に色を変える事ができ、
ハンターの肌の色と同化させれば、遠目では露出度を高く見せることが可能。
しかし、インナーの質感はタイツの様な感じになっているので、
近くだとフィギュアスケーターの衣装みたいに見える。(これはこれで良いという意見も)
着色の幅が広がっているのは間違いないので、
昔から肌と同化させる事を探求してきた紳士なら進歩を感じる部分かもしれない。
余談
- クエストによっては防具無し、つまりインナー姿で挑まなければならないものもある。
わざわざ普段着で狩猟に行かせる事に一体なんのメリットがあるのだろうか?
一応、防具無し(お守り含む)でクエストをクリアすると、クエスト履歴に「防具なしでクリア」と表記される。- ゲームをやり尽くした上級者が腕試しを理由に防具無しで通常のクエストに挑戦することがある。
低防御力かつスキル無しである為、防具無しでクエストをクリアする難易度は非常に高いが、
腕に自信がある狩人は挑戦してみてはどうだろうか?
当然だが、三眼シリーズを装備してクリアしても、防具無しでクリアした事にならないので注意。
- 開発陣やユーザーの会話では防具無しの事を「裸」と呼ぶことがある。実際にはインナーを着ているわけだが…
- ゲームをやり尽くした上級者が腕試しを理由に防具無しで通常のクエストに挑戦することがある。
- 小説の挿絵やコミックでは、インナー姿のままで酒場で食事しているシーンが描かれているほか、
MHP3の祭りのムービーでも、インナー姿のまま祭りに参加している
女性ハンターが映っているシーンがある。
インナー姿での外出に抵抗があるハンターもいるようだが、逆にいえば「抵抗がある」止まりである。
- インナーと言うからには布で作られている、という訳ではないらしく、
デザインを見ると毛皮などのモンスター素材を使って作られているようだ。
特にリオレウスやオオナズチ、ガノトトスの翼膜は優れたインナー素材として人気があるらしい。
…しかしリオレウスやガノトトスはともかく、設定上で何年か何十年に一度現れるという古龍の素材を
インナーに使うというのはいかがなものか。
- オトモにもインナーが存在している。
雇われ前の彼らはあまり服装に頓着しないためか、
上半身に羽織ったジャケットタイプ(デフォルトでは暗めの緑)と、
腰まで届いたエプロンタイプ(デフォルトではくすんだ黄色)の二種類しかなく、
使い分けはされていないので雄(っぽい名前)の個体でも雌(っぽい名前)の個体でも共通である。
この辺に獣人種の価値観が見て取れる。
因みに前者は背中、後者は胸辺りに肉球マークがある。
- MHSTシリーズでは、常に防具を装備した状態となるためインナー自体が存在しない。
主人公は子供の少年/少女であり、装備無し=下着姿とすることがダメだったのだろう。
なお、一部の防具はインナー姿ばりに露出度が高いものもある。それで良いのか- 普段着姿としては、MHST2で主人公らマハナ村民が着ている服が重ね着として装備可能。
南国らしくかなり薄着で、これがインナーと言えなくもない……かもしれない。
- 普段着姿としては、MHST2で主人公らマハナ村民が着ている服が重ね着として装備可能。