スキル/斬術

Last-modified: 2024-04-28 (日) 09:15:21

MH4Gより初登場の複合スキル
SP10で心剣一体が発動する。マイナススキルは無い。

概要

  • スキル名の時点で既に何やら強力そうな響きがあるスキル。
    その効果は、今までありそうでなかった業物心眼の複合スキルである。
  • 装飾品のスキルポイントの関係から斬れ味レベル+1と業物の併用は困難であったが
    このスキルとなら業物のスキルポイントが関係ないため発動が比較的楽。
    これにより斬れ味ゲージが一段階伸び、更に斬れ味消費を抑え、且つ弾かれモーションが無くなるという
    字面だけ見ればとんでもなく強力そうな雰囲気がある。
    実際この3つを剣士で発動させれば大概の相手には対応ができる。
  • 例えば、バサルモスの様に全身がほぼ硬い部位の塊の様な相手に対しては抜群の効果を発揮する。
    本来弾かれる部位への攻撃であっても弾かれず、更に斬れ味の消費も半減できる。
    当然、弾かれない部位への攻撃であっても斬れ味消費を抑えられることは言うまでもない。
    • しかしスキルとは何も考えずに発動させても意味のないもの。このスキルも例外ではない。
      上記と逆に、レウスレイアの様に弾かれる部位がほぼ存在しないような相手には業物だけが活き、
      心眼が死にスキルになってしまう。
      よくよく考えてみれば『良い斬れ味を維持しやすくなる』と『斬れ味が悪くても弾かれない』は
      微妙に噛み合っていないのだ。
  • つまりは硬い部位が存在し、攻撃が弾かれることが前提のモンスターが相手の時に最も輝くスキル。
    武器との相性で考えるなら、超絶的な攻撃力を持ちながら匠でも短い青止まりで致命的に弾かれやすく、
    匠・業物・心眼の全てが効果的に働くアカムト武器との相性が抜群に良い。
    どちらかといえば心眼の効果をメインと考え、業物の効果はおまけ程度に捉えるのが良い場合が多いだろう。
    今作品で復活したブロスや、メインモンスターのセルレギオス等、
    部分的に硬い部位が存在するようなモンスターが相手の時にも比較的に有効。
    他にも怒り状態や部位破壊状況で肉質が変わるようなモンスター(ラージャンや各種希少種など)にも使える。
    またあのクンチュウの妨害を軽減できるのも地味に便利。
  • 相手にするモンスターではなく、武器種からこのスキルを選択することも考えられる。
    弾かれた際の隙が大きく、弾かれ無効攻撃に乏しい太刀(ゲージが溜まるまで)、ランス、ガンランス等は
    心眼と業物の効果の恩恵を受けやすい。特にガンランスは砲撃の向きを変更する際に突きを繰り出す必要があるので、
    その際に弾かれて隙を晒す心配がなくなるため、立ち回りに安定感が増すだろう。
  • MH4Gではこのスキルポイントが付いている作製可能な生産防具はセルレギオスのレギオスXシリーズと、
    ミララースラースシリーズ、素材交換で生産可能なEX暁丸/凛シリーズ
    USJとのコラボ装備であるスターナイトシリーズのみ。
    装飾品は存在しないので、発動にはお守りか上記防具、或いは発掘防具を利用するしかない。
    • このため、斬術を生産防具で発動させる場合、一式装備またはそれに近い構成が要求される。
      ポイントを持つ防具が多く、発掘武器にもポイントがつき、拡張性の高いテンプレまでも存在する刀匠と比べると、
      斬術は発動難度がやや高く、スキル構成も制限されがちで、
      匠+業物の両立のために複合スキルを利用しようとする場合は概ね刀匠の方が好まれることが多かった。
  • しかしスターナイトシリーズの配信によって、その環境は激変することとなった。
    刀匠付きの発掘武器を用いる場合を除き、匠&業物&挑戦者+2の高火力装備を組むと大抵スターナイトが絡み、
    斬術を狙って発動させるどころかオマケで心眼がついてくるという事態となったのである。
    作製できれば前述の防具群の活躍機会を軒並み奪いかねないほどの恐るべき性能を誇る。
    • ただ、心眼か攻撃力UP【大】かと見た場合は話が違ってくる。
      特に挑戦者は会心率も上げるので、攻撃力が高ければ高いほど効果を発揮する。
      モンスターの肉質が柔らかい場合、物理性能の差が顕著になるのでそこは選別しよう。
      勿論、硬い相手なら心眼の方が恩恵を受けやすいのでこちらの出番である。
      また、環境が環境ではあるもののあちらは混合、こちらは一式で真価が見えやすいのも面白い点である。
    • 尤も、お守りこそ前提となるとはいえスターナイト一式において
      攻撃力UP【大】と匠の両立は可能であり、真打の立場はやっぱり危うい。
      それどころか弱点特効を加えたり、攻撃力UPを【超】にランクアップさせたり、
      極めつけはその両方を成し遂げてしまうことも神おまが要求されるとはいえ不可能ではなく
      火力的な意味での最終到達点は恐らくスターナイトの方が高い。
      しかも属性耐性に全く隙が無いという防御面でのアドバンテージも持っている。
  • 続くMHXでは残念ながら続投できなかったものの、MHXXにてめでたく復活。
    刻まれたお守りが続投しなかったことから護石枠でスキルポイントを稼げなくなっているため、
    防具だけで発動を狙うことになる。
    斬術にポイントを持つ防具自体は、暁丸/凛シリーズとそのGX版、ハイリアシリーズ、
    GXミラバルとそれなりにあるものの、
    どれもあまりポイントに偏りがない配分のため、基本的には一式前提色が強いか。
    他にも二つ名スキルである(真・)朧隠の魂に内包されている。
    余談であるが、MHXXにおいては刀匠も一式前提と化している。

余談

  • MH4Gの内部データには「斬術真珠【3】」(斬術6)という装飾品があるが、
    入手方法は無い(発掘を含む)ため、この装飾品を付けている人は間違いなく改造プレイヤーである。
  • このスキルの登場よりもはるか昔、MHPの時代においては、
    業物の斬れ味消費軽減効果が発動するのは弾かれた時のみだった。
    しかも当時の心眼スキルはその効果を内包していた。
    ……つまるところ、この心剣一体というスキルはある種MHPの心眼スキルの再登場と言えなくもない。

関連項目

スキル/斬れ味
スキル/剣術
スキル/刀匠 - 匠業物を容易にするもう一つのスキル。
スキル/裏稼業 - 斬術と対をなすようにスキルポイントが振られているガンナー用スキル。
スキル/剣神 - MHF-Gにおいて登場した「匠と業物と心眼」が一つに内包されたスキル。
システム/複合スキル
防具/レギオスシリーズ
防具/ミラバルカンシリーズ
防具/暁丸・凛シリーズ
防具/USJシリーズ
防具/ハイリアシリーズ