スキル/腹減り

Last-modified: 2022-06-06 (月) 12:04:38

スキル系統の一つ。スタミナゲージ最大値の減少速度に影響する。

目次

概要

  • スキルポイントが一定の数値に達する事で腹減り系のスキルが発動する。
    因みにMHP2G以前のシリーズでは「はらへり」とひらがな表記、MH3以降からは漢字表記となっている。
    • SP10~14→腹減り(はらへり)半減
    • SP15以上→腹減り(はらへり)無効
    • SP-10~-14→腹減り(はらへり)倍加【小】
    • SP-15以下→腹減り(はらへり)倍加【大】
  • それぞれ、スタミナゲージの最大値に関するスキル。
    まず腹減り半減が発動している場合、スタミナゲージの最大値が減少するまでの時間が長引く。
    通常、スタミナゲージは6分ごとに1段階減少するので、
    「腹減り半減」が発動していればこの間隔が12分ごとに伸びる。
    「腹減り無効」の場合、その名の通り時間経過ではスタミナゲージの最大値が減少しなくなる。
    そして腹減り倍加の場合、スタミナの最大値が減るまでの時間が短くなる。
    当然【小】よりも【大】の方が短く、実質的にかなり動きにくくなる。
  • MHWorldでは「腹減り耐性」という名称変更されて登場。
    他スキル同様にレベル制となったことで、
    Lv1で50%延長、Lv2で100%延長、Lv3でスタミナの最大値が減少しなくなる。
    装飾品として無食珠【1】があるため、相変わらず探索用のスキルとして重宝される。
    護石でLv3までまとめて付与も可能。護石はもっぱら他のスキルが優先されるので使われることはない。
    MHW:Iでは無食珠II【4】も追加されたが、わざわざLv4スロット使ってまで発動する必要性は薄い。
    • MHRiseにも効果は変わらずに、装飾品や護石と共に続投。
      いつもどおり軽いスキルなので、余った枠があればお呼びがかかる。
  • なお、このスキルは外部からの影響は受けてしまう。
    最も代表的なのは雪山や凍土などの冷気。
    例え腹減り無効が発動していても、寒さによって奪われるスタミナまでは対象外である。
    もし腹減り倍加【大】が発動した状態で、ホットドリンクも持たずに雪山を訪れた場合、
    自由に動く事さえままならないほどの尋常ならざる速度でスタミナが減っていく。
    また、オオナズチやアクラ・ヴァシムなどの繰り出すスタミナを奪う攻撃も無効化できない。

運用例

  • シリーズ通して、あまり優先度は高いとは言えない。
    6分おきに食事を摂る手間を省くのみであり、強走薬を使う前提ならほぼ無意味となる。
    マイナススキルにしても最優先で打ち消したくなる程の悪影響は及ぼさない。
  • しかし、無印のオフラインでは「はらへり半減」の人気は中々に高かった。
    というのも、まず村での食事が不可能なので支給品か持ち込みの食料を使わないとスタミナを増やせず、
    狩猟クエストも大体10分~20分程度でクリア出来るバランスに調整されていたので、
    12分間もスタミナが減らなくなるスキルはかなり実用的だったのだ。
    支給品の携帯食料は通常3個なので、これだけで24分間も最大のスタミナを維持出来る。
    ボーンシリーズ3部位で盗み無効と同時に発動可能という手軽さも魅力。
  • MHGおよびMHPでは匠のスキルを持つ防具にことごとくマイナスポイントが付いている事が多く、
    うまく工夫しなければ斬れ味レベル+1と共に腹減り倍加が発動してしまう。
  • また、モガの森に長時間滞在する場合に便利なスキル。
    特にMH3Gでは出現するモンスターの種類が大幅に増えたので、
    腹減り無効を組み込んだ装備で乗り込み、上限である6匹目を待ったハンターも多かっただろう。
    • その後もMH4(G)、World(:I)、Riseと、時間制限がなく無限に狩場に居られる仕様が登場。
      そういったフィールドでは力尽きてもデメリットがない(4Gまでは食事効果が消失してしまうが)ため、
      火力マシマシにこだわる必要もなく、こういった便利スキルを実感するのにうってつけ。
  • MHXでは火耐性【小】との複合スキルであるベルナの心が登場した。
  • 基本的にはマイナススキルでしかない筈のはらへり倍加。
    しかしMHFにおいてはむしろこのはらへり倍加、それも【大】の方を
    むしろ積極的に発動させようとするハンターが多数確認されていた時期がある。
    これは餓狼というスキルの導入の影響によるもので、
    その餓狼の発動条件である「スタミナが最低値に達した状態」をなるべく早く実現する作戦としてである。
    詳しくは当該項目を参照していただきたい。

関連項目

システム/スタミナ
システム/環境