スキル/英雄の盾

Last-modified: 2022-05-08 (日) 13:37:47

MHXで登場した、5以下のダメージを無効化するスキル。
スキルポイント10で「英雄の護り」が発動する。

概要

  • 冒頭の通り「5以下の小さいダメージを無効化する」スキル。
    無効化が発動すると、キラッ、という効果音とともにハンターを一瞬光が包むのですぐに判る。
    小さいと書いてある通り、本当に僅かな5ダメージまでしか受けない攻撃にしか効果がないので、
    クエストと同等レベルの装備では、対大型モンスター戦に於いては殆ど意味を成さない(全くではない。後述)。
  • このスキルでのけぞったり尻餅をつく攻撃を無効化した場合、
    のけぞりすらせずに完全ノーリアクションになるため、
    クンチュウの突進やブナハブラの突っつきなどに悩まされる心配が全くなくなる。
    同時に、このスキルで無効化したダメージが状態異常付与効果を持つものだった場合、
    状態異常も食らわないし、気絶値蓄積もしないので、ブナハブラに不意に麻痺させられたり、
    イーオスに毒にされて回復や解毒を使わされたりする心配もなくなる。
    これらの特性から、フルチャージを発動したガンナーとの相性は良好である。
    • さすがにふっ飛びのある攻撃は、ダメージは無効化しつつもふっ飛ばされるので注意。
      また、メラルーの盗み攻撃ではダメージは無効化はするがアイテムを盗まれるし、
      ルドロスの水吐きなどの属性やられや、
      ダメージが無くても専用無効化スキルがある咆哮や風圧には効果をなさない。
  • 大型モンスター戦では、普通の攻撃は軽減できないことの方が多いが、
    翼や頭などの部位を使用した攻撃で脚などの他の部位が微力ながら攻撃判定を持っている場合や、
    小ダメージとともに状態異常を付着させてくる技の使い手に対しては、煩わしさが大幅に軽減されることもある。
    • 滞空させた鱗粉で混乱させてくるホロロホルル
      刃鱗飛ばしで体力を削られるとともに裂傷をくらうセルレギオス
      爆破やられを引き起こす塵粉を撒くテオ・テスカトルなどが例に挙げられるか。
      • なお長く場に留まる毒霧に触れるたびに尻もちダメージと毒の二重で体力を削られるオオナズチ
        上位時点でも英雄の護りで無効化するためには防御力が1000でも足りないため、
        これを防ぐために使うことはできない。
    また、狩技の鉄鋼身と金剛身を発動させて被ダメージを1/8に抑え、ネコ飯や硬化薬グレート、忍耐の種などで
    とことん防御力を高めれば大型モンスターの攻撃であってもノーダメージで受け流すことが可能。
    金剛身の効果でのけぞることもふっ飛ぶこともないので、モンスターの激しい攻撃を受けてもノーリアクション、
    まさに無敵モードで戦うことができる。
    ただし金剛身は30秒ほどしか持たないため、実用性は薄い。
  • のけぞらないという特性から、採取や運搬にこのスキルをつけていくと非常に快適にクエストをこなせる。
    特に運搬の場合、ブルファンゴやリノプロスの突進は回避する必要があるが、
    厄介な甲虫種や鳥竜種、メラルーのちょっかいを気にしなくて済むのでかなり有用。
  • 元々ダメージが発生しない味方やオトモからの攻撃は怯むし、のけぞって尻餅をつく。
    つまり自分に対するいたわりの代わりとはならないので注意。
    いたわり効果があればPTプレイにおける需要、特にSAの少ないランスなどでの需要は高いものであっただろう。
    「英雄の盾は必須、付けてない場合はキック」という風潮が起こったかもしれないが。
  • 一式では古より伝わる竜人族の秘術と現代の技術を融合させて作られたマスターシリーズと、
    ヒーローロボットのような外観のセルタスシリーズで発動する。
    セルタスシリーズはゲネル・セルタスを狩っていれば自然と作れるようになるが、
    マスターシリーズは各村にいる鍛冶屋達の依頼をこなし、
    ラージャン3頭を倒してからようやく生産可能となるため、登場がかなり遅い。
    剣士用セルタスシリーズは他につくスキルに砲術師業物があるので、
    相性の良いガンランスやチャージアックスならそのまま着ていける。
    マスターシリーズは同時に精霊の加護が発動するため、生存率が上がる。
  • 装飾品は1スロット1の英雄珠【1】と3スロット4の英雄珠【3】がある。

MHXX

  • 続くMHXXでは、なんとあの採取専用のパワードアーマー宝纏シリーズで発動するようになり、採取が更に快適に。
    …なるかと思われたのだが、そうもいかない事情が出てきてしまった。
    G級になっても発動ラインが変わらないため、防御4桁を確保してすら小型モンスターに普通に貫通されるのである。
    そのため、MHXとは打って変わって発動する意義が限りなく薄くなってしまった。
    • ダメージではなくモンスターの行動毎の攻撃力を参照する形であれば、
      G級であっても問題なく運用できていただろうに非常に惜しい。
    • 防御力650~700程度あれば小型モンスターの威力低めの攻撃ならG級でも発動する。
      そのため採取などの素材集めではいまだ一応役に立つ。
      • 具体例としては、イーオスなら毒吐きには発動し、噛みつきには発動しない…といったところ。
  • また、操虫棍の一部の猟虫にエキススキルとして搭載できるようになった。
    切断タイプのドゥンクラープと打撃タイプのドルンキータがレベル9から習得し、
    橙エキスを取ることで高級耳栓と共に英雄の護りが発動する。
  • ニャンターのサポート行動である「爆・転がしニャンの技」と「鉄・転がしニャンの技」にも同様の効果が発生する。
    しかしハンターより防御が低いためほぼ意味はないだろう。
    • 余談だが鈍器本にはオトモ使用時は無敵とあるが、実際には無敵でも何でもなく普通にダメージを受ける。
  • 護符爪込みの800程度で、(獰猛)ガララアジャラの引きずりダメージを無力化できる。
    尻もちも発生しないため、アーマー行動のない武器種でガララアジャラに挑む際には選択肢に入るだろう。

関連項目

スキル/審判 - 英雄の護りと同じく、特定条件の下に被ダメージを無効化するスキル