MHF-Gに存在する武器のシリーズ。HR帯で使用可能な11武器種全てに存在する。
非常に優秀かつ長期間に渡って運用可能なため、真っ先に作りたい武器として
MHF公式ルーキー支援ブログでも紹介されている。
ここでは強化系であるシプレラ・ベルム・トレームの各シリーズと、
素材入手クエストである「旅立ちに一振りの刃を」も合わせて解説する。
目次
クエスト
- 2017年4月現在の関連クエストは2つ。
どちらもそれまでも復帰区やイベントクエストという形で配信されていた物が、
2017年4月のアップデートで常設に移行された。
- 初心者武器生産【イニティ】
- 下位ドスランポスの狩猟で生産素材を入手できるクエスト。
こちらのクエストでは生産素材となる「萌芽の鉱石」を確定+1%という形で入手できるため、
報酬ブーストで素材獲得数が増えている場合一度に入手できる「萌芽の鉱石」の量も増える。
ちなみにランポス素材の獲得量も多い。
- 上位武器強化【イニティ】
- 上位バサルモスの狩猟で強化素材を入手できるクエスト。
ボウガンは個別生産であるため、このクエストでも生産素材となる萌芽の鉱石を入手できる。
過去クエスト
- 元々はMHF-Gへのアップデートに合わせたルーキーハンター向けの企画である
「新人ハンター支援!春からのメゼポルタ新生活」というキャンペーンが初出である。
イベントクエストとして配信された「旅立ちに一振りの刃を」をクリアして「萌芽の鉱石」を入手し、
一定期間内に生産・強化すると特典としてギルドへの推薦状が最大200枚手に入った。
イベント終了後もクエスト自体はG1期間いっぱいイベント枠で配信、G2でオーダークエスト枠に移動。
バージョンによって配信枠がハンターズ下位の「その他のクエスト」だったり
オーダークエスト(G10以降における「その他のクエスト」)の子カテゴリ「特殊素材クエスト」だったりした。
- 当時(G9.1まで)の仕様において受注・参加はHR3から可能*1。
- クエスト内容は密林でのイャンクックとドスファンゴの狩猟クエストである。
報酬の確定+1%設定はこの時から存在していた。
武器
- イニティ→シブレラ→ベルム(SP武器)→トレーム(Lv制G級武器)と強化する(ボウガンは個別生産)。
また、G級昇格試練となる「空を翔る伝説」をクリアした際にもらえる「キャラバンの珍品」を使用したり、
イニティからの順次強化とは別の生産レシピによりトレームシリーズを直接生産することも可能。
イニティシリーズ
- 上記クエストの確定報酬である萌芽の鉱石から生産する武器。他の素材は必要としない。
いずれも無属性だが、生産難易度に反比例する攻撃力に加え、
近接武器なら長い緑ゲージ、ボウガンなら豊富な装填数を持った強力な武器である。
はっきり言って下位クエストはこれ1本で事足りる。
- ものによっては下手な上位武器よりも強力である。
例えばヘビィボウガンのイニティバルは、攻撃力でS・アルバレストを超える上に、
Lv2通常弾を9発、Lv1及びLv2貫通弾を6発も装填できる。
シプレラシリーズ
- イニティシリーズから鉄鉱石x6、ユニオン鉱石x3、カブレライト鉱石x3で強化する。
ボウガン系は鉄鉱石の代わりに萌芽の鉱石x1で直接生産となる。
イニティシリーズの特性はそのままに、上位武器として大幅に強化された。
- 次の強化は、基本的にHR100までお預けなので、下位のイニティシリーズほど使える武器ではない。
それでも上位序盤としては非常に強力な武器である。
ベルムSPシリーズ
- シプレラシリーズからセンショク草3種類(武器種ごとに異なる)を2個ずつで強化する。
通常武器から派生するSP武器という極めて特殊な存在。
ボウガンの場合はセンショク草2種類と萌芽の鉱石で生産する。- なお、センショク草自体がレア3で、不正行為や宅配ネコを使わずに渡せてしまうため、
ボウガンは下位の時点で生産可能、他の武器も上位になったばかりで強化できる。
ある意味ではゲームバランスを崩す欠点であるとも言える。
- なお、センショク草自体がレア3で、不正行為や宅配ネコを使わずに渡せてしまうため、
- SP武器なのでレベルはあるが、ベルムSPI→ベルムSPIV→ベルムSPVIIと二足飛びで強化できる。
当初からSP Iへの素材はセンショク草の白・赤・虹が2個ずつ、
次のSP IVへの素材は鳥竜種の殻x3と鳥竜種の堅殻x1、
HR帯では最後となるSP VIIへは牙獣種の毛皮x3と牙獣種の上毛皮x1と、
SP武器としては非常に少ない素材で強化できる上、性能は通常の無属性SPと変わらなかった。
ボウガンは他のSP武器同様に段階は無く1種類のみとなっており、併用する素材も
センショク草の紫と虹を2個ずつのみと、こちらもSP武器としては少なめ。
G9.1中期のアップデートでさらに緩和され、剣士及び弓はSP Iでセンショク草・虹、
SP IVでは鳥竜種の殻、SP VIIでは牙獣種の毛皮を、それぞれ1つずつだけで強化可能になった。
ボウガンも萌芽の鉱石の他にはセンショク草の紫と虹を1個ずつと緩和されている。
- 強化段階が飛び飛びである点については、秘伝書獲得後HC適正武器として運用したい場合にはデメリットとなる。
これは他の無属性武器と比べて特定のレア度における性能が低くなるため。
- 砲撃や旋律で差別化ができるガンランスや狩猟笛、弾や矢の異なるガンナー系はまだしも、
それ以外の武器種では他の無属性SPを完全に食っている存在である。
汎用素材が不足しがちな凄腕序盤においては大変ありがたい存在と言える。
トレームシリーズ
- イニティ派生の最終系であるG級武器。ベルムSPVIIから凍海獣の獣脂x3、錫石x3で強化する。
ベルム同様、通常武器から派生するG級武器という異例の存在である。
この系統は通常素材からも一発生産でき、キャラバンの珍品も生産・強化に使える。
ボウガンのみ、従来のものと異なり萌芽の鉱石からは生産できない。
いずれも他のG級武器同様、最終的にはLv50まで強化できるようだ。
- 今までと同様、G級上がりたての頃には大活躍!…と言いたいが、残念ながらそうはいかない。
採集素材やありふれた剥ぎ取り素材が中心とはいえ、トータルでは強化にかなりの素材を必要とする。
多少強化した程度では(G級ハンターなら既に持っているであろう)覇種武器と比べても見劣りする。
それどころか、SP武器としての特典が無くなるので強化前のベルムより実質的に弱くなる場合も。
Lv50まで強化が解禁されているとは言え、性能面では他のG級武器と比較し劣る部分も多い。
- ただ、手軽に生産できるG級武器なので、非戦闘用のシジルを焼き付けるには最適。
ダウジングなどを付けて採集用と割り切る分には便利な武器となる。
G級における優秀な採集装備であるピエトラシリーズとは、
共にギルドの紋章が刻まれているなどデザイン的にも共通しているのでよく似合う。
余談
- ほぼ同時期にエピドシスシリーズという、これもまた初心者向けの武器シリーズが追加されたが、
あちらは強化が上位止まりの上に強化に古龍素材を必要とするので、
イニティシリーズ派生と比べるとかなり影が薄くなっている。
一応、上位の後半においてはシプレラシリーズを上回るのだが……。- さらに後にはこのエピドシスシリーズと同様の素材構成の別シリーズとして
カンピオシリーズが登場している。
- さらに後にはこのエピドシスシリーズと同様の素材構成の別シリーズとして
- イニティシリーズの穿龍棍は存在しないが、
デザインは試作型穿龍棍に踏襲されている。