MH3Gにて初登場した、ガノトトスの素材から作られるハンマー。
目次
概要
- ウォーメイスを強化し、ガノトトスの頭を模して作られた水属性のハンマー。
ガノトトスから得られる素材を用いたハンマーは以前から存在していたが、
ガノトトスの素材がベースとなっているハンマーは意外にもこのガノヘッドが初である。
他のハンマーとは異なり先端が尖っており、穿つような打撃と水流で獲物を破砕する。
溜めが最大になるとヒレが展開するギミックが付いている。
初登場であるMH3Gでは強化の過程で亜種の素材が必要となり、
最終的には翠水竜の頭部を模したものとなる。
性能
MH3G
- 属性ダメージを重視したハンマーで、強化を重ねていくにつれて水属性値がどんどん上昇していく。
最終形の翠水帥ロンペレガーノまで強化すると、その属性値は580にまで達する。
この数値は古龍種の武器である海帝剣エクスカリウスと肩を並べている。
古龍の素材をまったく使わずに古龍の武器に匹敵するエネルギーを宿すとは、
ガノトトス恐るべし(他のモンスターの素材はいくつか使うが)。
…ただ、上には上がある。- その「翠水帥」だが、「すいすいすい」と読む。
「ロンペレガーノ」はスペイン語もしくはイタリア語で「壊す」を意味する「rompere」+ガノトトスか。 - 「モンでき。」内での漢字検定でこの「翠水帥ロンペレガーノ」が出題されたが
津々巳氏、江野本氏共に答えられなかった。すいすいすいって…泳いでんじゃねえよ!
- その「翠水帥」だが、「すいすいすい」と読む。
- 上位では対ブラキディオス用武器としてそこそこ人気があるハンマー。
ブラキディオスが最も苦手とする水属性であり、しかもガノトトスとは上位に上がって割とすぐに戦える。
生産や強化も比較的容易であり、うまくいけばそのままガノヘッド改にまで強化できる。
斬れ味ゲージも緑が長く、なかなか斬れ味が落ちにくいのも長所。
弱点を突けるだけでなく疲労やスタンも狙っていけるため、
暴れるブラキディオスを抑えるのに好都合な要素が詰まっている。- しかし、村上位目線だと仙石鎚【響】の強化が殆ど同時期。
攻撃力884・水250と微強化にとどまるガノヘッド改に対し、
あちらは水属性180に下がる代わりに攻撃力988+短めながら青ゲージと物理面に大きな差が付く上に
更に上位段階で【崩】に強化可能、長めの青ゲージに武器スロ2まで得られてしまう。
その上ジエン・モーランもぶっちゃけ村上位個体はそこまで強くないので、制作難易度も大差ない。
強化元はどちらもガノヘッドなのでガノヘッド自体は制作することにはなるのだが、
上位段階での強化先としてはあちらを選ぶことになるだろう。 - 一方、【崩】から峯山鎚モーランへの強化はG級ジエン・モーランを待つことになり一気に遠ざかるが
こちらの強化はG級昇格後すぐのガノブレイカーの時点からあちらの上位互換にはなるし、
ロンペレガーノへの強化時期もあちらより明らかに早い。
このため、攻略上は上位で仙石鎚【響】にする用とG級でガノトトス系のまま強化する用の2本を有しておけるのが理想。
またモーランを作った後も、攻撃力・スロット・総合的な斬れ味の質はあちらが上だが、
スロットと斬れ味はともかくとして攻撃力は倍率10の差に収まっている為、
こちらが実効値で23上回る水属性によって差を埋められる可能性はある。
最終的にはあちらに負けず劣らず、G級で水ハンマーを使いたい場合は候補に入ってくるだろう。
- しかし、村上位目線だと仙石鎚【響】の強化が殆ど同時期。
- 一発生産も可能だが、その際には「水竜のお頭」が必要。
上記のように、説明文は「模した」となっているが、この場合はどう考えても直接加工である。
リオレウス(通常種)と違ってガノトトスの頭はやや肉質的に堅いので、レウスのやつよりは鈍器に向くか。
MHX
- MH4ではあんまりな扱いだったガノトトスだが、MHXでは狩猟対象として復活したためこのハンマーも無事参戦。
本作ではガノトトスが上位からの登場なので、ガノヘッドも上位武器としての登場になる。
最終強化段階であるガノブレイカーの性能は- 高めの攻撃力210
- 僅差で水ハンマー4位の水属性32
- 素で青30、匠+2で白30の斬れ味
- スロットは1つだけ
素材元は睡眠噛み付きが追加されたが睡眠属性に転向することはなかった
本作の水ハンマーはおきつなみ撓鎚の華石が匠+1で運用可能な斬れ味でリードしており、
それ以外の水ハンマーは匠+2がほぼ必須なのが逆風だが、
どうにもならないほどに性能面で引き離されているわけではないので、
匠+2が発動する燼滅刃一式などが完成した後ならこちらを使っても大差はない。 - 完成時期は獰猛素材が必要なのであまり早くはないが、レア素材は竜玉一つでいいのは強み。
MHXX
- 続くMHXXの究極強化では亜種の武器銘を踏襲し、
新たに水帥ロンペレッジェという銘を得た。その性能は- 属性武器としては高い攻撃力330
- 上位と変わらず僅差で水ハンマー4位で、攻撃力の割に高い水属性40
- 素で白10、匠+2でも紫は出ない今一つの斬れ味
- スロットは1つ増え2に
『斬れ味が上位から伸び悩む』というたった一点の欠点から非常に残念な立ち位置のハンマーになってしまった。 - 最大の問題として、匠を付けた時点でおきつなみ撓山光明鎚が
完全上位互換になってしまうという点が挙げられる。
あちらは攻撃力310だが会心率が10%あり、匠で出るゲージが全て紫なので匠+1運用といった抜け道もない。
そして(個人差はあるだろうが)見た目的な面から見ても… - かといって素のゲージは白がたったの10しかないので、ハンマーの手数でも業物が必須。
これが素で白20や30なら臨戦だけで運用でき、匠なしハンマーとしての立ち位置を確保できたのだが…。 - とはいえ、このハンマーも全く立場が無い訳ではなく、限界時期がG★2と割と早く、G★3でさらに強化でき、
この武器以外の水ハンマーにも匠で紫が出るハンマーはG★4まで存在しないので、
匠が必須*1だが攻略用ハンマーとしては物理も属性値も高い優秀な性能を誇る。
G★4になるとスーパーフラグハマーやローレライが完成するので、立場が非常に厳しくなるが…。
- 完成時期はウカムルバス・アマツマガツチの素材は両方不要なので
イベクエを利用すればG★4で完成するため、他ガノス武器よりは早い。
ライバルとの性能差を考えると、これでも遅かったと言うのは禁句。