MHFに登場する、ガブラス素材のヘビィボウガン。
不吉なことの前兆とされてきたガブラスを敢えて模すことで、
厄除けの品としても使われる。
目次
概要
- シーズン5.5にて実装された。
上位の「ガブラスプラッシュ」と、凄腕級の「ガブラストライク」の2段階が存在する。
- 銃身全体がガブラスの皮で覆われたデザインで、のたうつ蛇のように湾曲したフォルムや、
フレーム部分の赤い蛇眼を模したパーツから前方へ伸びる翼の意匠などにより、
なかなかに不気味な雰囲気を醸し出している。
- 生産に際して必要となる素材は、
ガブラスプラッシュではガブラス素材全般とドラグライト鉱石、
ガブラストライクだと飛竜種の翼、特上皮や蛇竜の頭、ユニオン鉱石程度。
飛竜種の特上皮はIII系汎用素材ということで多少手こずるかもしれないが、
それ以外には取り立てて目立った素材はなく、製作難度は非常に低い。
討伐後、死骸がすぐ消えてしまうガブラスの仕様が一番面倒な部分かもしれない。- なお、飛竜種の特上皮は凄腕クエストに出現する当のガブラスからも得られるのだが、
その確率はたったの2%。
素直にフルフル変種あたりから狙ったほうがよい。
- なお、飛竜種の特上皮は凄腕クエストに出現する当のガブラスからも得られるのだが、
性能
- 攻撃力は、ガブラスプラッシュが276、ガブラストライクが360。
装填速度は「やや早い」、反動は「中」。
装填可能な弾は、通常弾が6/6/9、貫通弾が2/2/2、徹甲榴弾と拡散弾が1/1/1など。
そしてガブラス武器ということで扱いが得意そうな毒弾に関してだが、
なんとLV1が4発、LV2が2発も装填可能。
この武器は、MHF史上初となる毒弾装填数が4/2のヘビィボウガンなのである*1。
これほどの装填数を実現しているのは、実装時期が近いヘビィボウガンの中だと他には、
オオナズチの剛種武器であるネブラグロブスや、狩人祭武器のストレガキャノン、
その他僅かな課金武器系統程度であり、MHF-Z現在ですらその総数は決して多くない。
この武器の実装当時には毒弾(と麻痺弾)に肉質無視ダメージ効果があったため、
それを活かした戦法をとる上では非常に有用な設計であった。
- 毒麻痺撃ちに適したヘビィボウガンとしては、
既にカクトスプリーマやアルギュ=ダオラSPといった強豪が存在しており、
装填数の優位を加味しても火力面ではこれら2丁に及ぶところではない。
特にアルギュは麻痺弾にまで対応しているのでなおさらである。
しかしこちらはこちらで、装填速度+2と反動軽減+2があれば
LV2毒弾でも最速装填・最小反動で扱えること
(もっとも両方を積み込むのは実装当時の環境だと厳しかったが)、
徹甲榴弾と拡散弾という別の肉質無視攻撃手段が1発ずつながら全LV扱えること、
そして何より先述の通り製作難度が非常に低いことといった利点も多く存在する。
要求素材の関係でカクプリやアルギュには手が届きづらいというハンターでも
容易に生産できるのは大きいだろう。
- その後、シーズン10での毒麻痺弾の仕様変更以降は、
毒弾の取り扱い以外は平凡な性能であるこの武器はほとんど見かけることがなくなってしまった。
今となってはロビー装備等ですら見かけることもまずないかもしれない。
しかし生産素材が容易に手に入るものばかりであることから、
既に作っていた人も製作にかけた労力を惜しむほどではなかっただろう。
余談
- ガブラスプラッシュの説明文は当記事冒頭の通り。
一方、ガブラストライクの説明文は以下の通りなのだが……。
……いや、普通素材は持参するものなのではないだろうか。ガブラスの滑らかな皮は大変人気が高いため
素材持参でないとなかなか手に入らない。
というか「なかなか手に入らない」という書き方からするに、
素材を持参せずとも手に入ることがあるのだろうか?
色々とツッコみたくなってしまう説明文である。
関連項目
モンスター/ガブラス
武器/ショットボウガン - 「蛇」がガブラス素材であり、同じく毒弾の扱いに優れる……が、共演はしていない。