武器/ギアノスクロウズ

Last-modified: 2019-11-24 (日) 00:42:53

ギアノスおよびドスギアノスの素材を用いた双剣。

目次

概要

  • 白いギアノスの色彩を活かした美しい双剣。
    ランポスクロウズ系統の亜流武器で、序盤から扱える氷属性武器の一種である。
  • 強化すると「アンフィスバエナ」と銘を変える。
    双頭の蛇の名前を冠したその武器は、大気を裂き、冷気を振り撒くと謳われる。

性能

MHP2(G)

  • 生産時の性能は、
    • 最序盤級の攻撃力98
    • 氷属性140
    • 長い黄色ゲージ
    と、初期武器それ相応の性能。
    ただし黄色ゲージが長く落ちにくいため、最序盤を乗り切るには心強い。
    ギアノスクロウズ改になると緑ゲージが付き、多少扱いやすくなる。
    さらに、雪山でギアノスの群れを頭領ごとイジメれば作れるほど作成難易度が低い。
  • しかしながら、最序盤は雪山のクエストがメインなので氷属性は全く役に立たない
    初めて氷属性が真価を発揮するのはイャンクックやババコンガといった、
    密林や砂漠での大型モンスター戦となる。
    改に強化できていれば戦力としては十分だろう。
    さらにクエストを進めると、火竜角竜など、
    氷属性を弱点とする強力なモンスターが現れるので、作っておくと意外と役立つ。
    ただし、斬れ味の管理だけはしっかり行おう。
  • ギアノスクロウズ改からはランポス素材で強化した無属性のランポスクロウズ、
    MHP2Gではそれに加えて片方をイーオス素材に取り替えたスノウヴェノムへ派生可能。
    派生させずに上位素材で強化すると、最終型であるアンフィスバエナとなる。
    • 序盤としてはそこそこの攻撃力266
    • 非常に高い氷属性300
    • 斬れ味は緑ゲージが延長
    • スロットは0
    と、下位から比較にならないほどの成長を遂げる。
    しかしながら、MHP2Gにおいても上位相当の性能で止まってしまうため、
    ここまで来ればお役御免と言ったところか。
    MHP2Gでは派生させたスノウヴェノムがG級相当まで強化できるので、そちらに派生させるのがオススメ。
  • MHP2Gでは、ラスボス討伐後にアンフィスバエナGが作成可能になる。
    所詮はドスギアノス武器…かと思いきや、この性能が凄まじく、
    • 高めの攻撃力350
    • こちらも高めの氷属性300
    • 匠でまさかの紫ゲージ
    • 武器スロは同じく無し
    と、一線級の武器に返り咲いた。
    他の氷属性武器が火属性との双属性だったり匠無しだと青ゲージだったりするので、
    双影剣Gと並んで氷属性双剣最高峰の性能を持つ二振りとなっている。
    最序盤の武器が後に最強を争う武器になるのは、なかなか感慨深いものがあるかもしれない。
    • その双影剣Gとはなかなか悩める性能差となった。
      50高い属性値やスロット3はあちらが有利だが、攻撃力や匠で出る紫ゲージではこちらが上回る。
      最終的には好みで使っていいレベルだが、武器スロットが必要な場合は出番を取られるかもしれない。

MHXX

  • ドスギアノスの復活と共にこの武器も復活。
    今作ではG級個体が解禁され、最終強化としてハイギアノスクロウズが登場。
    そしてアンフィスバエナが究極強化先となった。
    派生元はランポスクロウズとなっており、MHP2と逆転している。
  • アンフィスバエナの性能は、
    • 高めの攻撃力340
    • こちらも高めの氷属性34
    • 素でとても長い緑ゲージ止まりだが、匠+2で白ゲージが出現する
    • 突然現れたスロット2
    となっている。
    数値上は高次元でバランスの取れた武器なのだが、斬れ味のせいで実際の物理火力はそれほどでもない。
  • 一見斬れ味のせいで酷い弱体化を受けたようにも思えるが、今作では鈍器使いが存在するため、
    緑ゲージでもある程度の火力を出せるようになっている。
    しかし、攻撃力340では鈍器込みでも火力はやや心許ない。
    鈍器運用をするのであれば緑ゲージの長さを活かし、心眼業物を発動させ、
    継戦能力に特化した氷属性双剣として運用すると良いだろう。
    肉質がある程度柔らかく、苛烈な攻撃で研ぐ余裕があまりないラージャン等には有効な戦法である。
  • 匠+2を発動させると突如として白ゲージが出現する。
    しかし、双剣で白20はやや短いため、臨戦回避や業物も併用した斬れ味維持に気を使うことになる。
    瞬間火力では鈍器運用に大きく勝るものの、ズバ抜けて高いワケでもなく、
    さらに氷属性双剣には似たようなライバルがかなり多い。
    どちらかと言うと鈍器運用の方が個性を出すことができるだろう。

MHF

  • ドスギアノスが存在しないはずのMHFでも、MHP2からの逆輸入により参戦。
    ここではアイシクルダガー系列から強化される。
  • アンフィスバエナはギアノスとドドブランゴを倒せば作ることができるため、
    作成難易度の低さとその割には高めの性能を買われ、
    公式狩猟試験の難敵、ヤマツカミ戦のお供として重宝されていた。
  • そしてあろうことか、本作ではアンフィスバエナの更なる強化先が存在する。
    そのアンフィスバエナの性能は、
    • 攻撃力280
    • 氷属性320
    • 素で短めの青ゲージ、匠で白ゲージ
    • スロットは0
    となる。
    しかしながら、覇竜の尻尾やら鋼龍の宝玉3個を注ぎ込んでコレなので、
    アンフィスバエナを強化する価値はあるかと言われると首を縦には振れない性能であった。
    追い討ちをかけるように、何故かアンフィスバエナ改のまま強化がストップしてしまうため、将来性も皆無。
    時が経つにつれ、実装される気配のないドスギアノスと共に存在感は薄くなってしまった。

余談

  • 解説文にもある通り、アンフィスバエナは双頭の蛇を模した伝説のモンスターの名前である。
    後世では首が2つと言うよりは、尻尾が頭になっているドラゴンという描かれ方をされることが多かったようだ。
    モンハンで言えばこいつのビジュアルが近いか。
    寒さに強いと言われているため、寒冷地に生息するギアノスの剣の銘としてはぴったりだろう。
    メデューサの血から生まれたという逸話も存在している。
  • MHP2(G)の訓練所の1つであるリオレウス討伐訓練では、
    双剣を選択するとギアノスクロウズ改で出撃する。
    リオレウスに有効な氷属性であるため、採取した閃光玉で撃墜させ、
    その隙に頭にコンボを決めるのが手っ取り早い。
    斬れ味が黄色まで落ちると頭以外では弾かれやすくなるため注意。

関連項目

モンスター/ギアノス
モンスター/ドスギアノス
武器/ランポスクロウズ
武器/グライメデューサ