剛纏獣の硬い素材を使った弓。
盾のように分厚い弓は、殴り
付けるような強烈な矢を放つ。
(ゴルム・ボーゲン)
城壁のような堅牢さを備える
剛纏獣の弓。豪快にしなり、
一級の破壊力を見せつける。
(巨塊弓ゴルボザ)
MHR:Sの剛纏獣ガランゴルムの弓。
目次
概要
- 王域三公の一体である剛纏獣ガランゴルムを素材とした弓。
金属のプレートにガランゴルムの腕甲を貼り付けたような見た目をしている。
- 作成してみるとわかるが、滅茶苦茶デカイ。
折り畳まれた姿は弓ではなくロボットのアームか何かに見えるだろう。
矢を番えるとまるで盾を構えているようだ。視界の邪魔になりそう。- ご丁寧に矢筒まで分厚い金属素材で、他の弓より一回り大きい。
はたしてそこを頑丈にする意味はあるのだろうか…?
- ご丁寧に矢筒まで分厚い金属素材で、他の弓より一回り大きい。
性能
MHR:S
- 制作の際はロアルドロスの弓から派生する。
初期段階の性能は- MR武器最終強化クラスの攻撃力360をマーク
- これだけの攻撃力ながらマイナス会心もない
- ガランゴルムの武器共通で無属性
- スロットLv3-1-1、百竜装飾品スロットもLv3
しかし肝心のところはというと…- 溜め段階は 連射1→拡散2→連射3(→拡散3)
- 使用可能なビンは接撃ビンと減気ビンのみ。
そういえば見た目がゴツイという点も共通している。
- 一縷の望みを捨てずに強化していくと、最終的に「巨塊弓ゴルボザ」となる。
気になる性能は…- 全武器最高値の攻撃力410 ただし、ヘビィなら並び立つ者はいる。
- 会心率0%、無属性
- スロットはLV4-2-1と驚異的な拡張性を誇る
- 百竜装飾品スロットはあらゆる装飾品を装着できるLv3
- 溜め段階は 連射1→拡散2→連射3(→拡散4)
- ビンに変化はなく、接撃ビンと減気ビンのみ。
しかし、無属性弓なのに拡散5が使えず、強撃ビンも装着できないのは致命的。
…と、思われるだろうが、少し待っていただきたい。
この弓は最強の拡散弓足りえる可能性を秘めているのだ。- まず、弓溜め段階解放スキルが必須という点については全く問題ない。
なぜなら、この弓自体に強弓珠を装着できるLv4スロットが付いているので、
最初から溜め4が使用できるLv2-1スロットの弓とみなすことができるからだ。 - 次に矢レベルが拡散4止まりな点だが、これも些末事だ。
素の攻撃力が高すぎるため、拡散5が使えなくても拡散弓では最強クラスの物理火力になっている。
大魔導弓レメゲティアなどの名弓と肩を並べる期待値を誇る。 - 最後にビンの問題だが、こればっかりは強撃ビンを装着した他の弓には敵わない。
しかし、「刃鱗磨き」スキルを活用すれば、接撃ビンでも強撃ビンより僅かに低い程度の補正を得られる。
ご丁寧にも武器にLv2スロットがあるので、ここに刃鱗珠を装着すれば防具構成に負担を与えずに済む。
尤も、身躱し矢斬りを的確に決める腕前があればの話になるが。
ガランゴルムのイメージにぴったりの超パワー系武器なのである。
扱いが難しいというのは否定しないが、この弓でしか味わえないロマンがあるので、
実力試しも兼ねて作成してみてはいかがだろうか。
- ちなみに矢レベルを抜きにした期待値は最高ということでそれ以外の攻撃…
すなわち刃鱗磨き発動時の矢斬りと竜の一矢の火力は正真正銘の最強となる。
弓で尻尾切断を狙うならこいつが最適な武器となるだろう。
素直に斬撃武器を持ち出すべきだろうが。 - Ver.13では攻撃力依存で矢レベルが関係ない攻撃手段としてスキルの粉塵纏が登場した。
傀異錬成による強化で攻撃力を最大まで上げた場合、この武器の攻撃力は445まで上がり、
スキル無しでも600近いダメージが出るようになる。
弓の場合、剛力の弓がけで攻撃力が1,1倍になるため、併用すればさらにその威力が増す。
余談
- 生産段階の「ボーゲン」は、ドイツ語でそのまんま「弓」の意味。
決してゴルム・暴言ではない。
「ボーゲン」の名を持つ弓は、本作ではほかに骨武器のコカロボーゲン、エスピナス武器のローゼンボーゲンがある。
- 最終形の「ゴルボザ」は、北欧神話に登場する女巨人「アングルボザ」から取ったものと思われる。
あまり馴染みがない名前だが、北欧神話3神で知られるロキの一人目の妻であり、
フェンリル、ヨルムンガルド、ヘルという超有名な怪物たちを産んだ重要人物である。
…とは言うものの、原典にもそれ以上の記述はなく、人物像の殆どは謎に包まれている。