武器/ゴルム武器

Last-modified: 2023-11-27 (月) 08:43:17

MHR:Sにて初登場した剛纏獣ガランゴルムの素材を用いた武器群。

目次

概要

  • MHR:Sに登場するモンスターどころか全牙獣種モンスターの中でも特に巨大な体躯と
    それを覆う強固な甲殻を持つガランゴルムらしく、武器の外見は全体的にゴツい。
    特に双剣や操虫棍あたりは、他の同カテゴリの武器と比べてもサイズがデカいので、初見では驚かされるだろう。
    • 緑がかった茶色のワイルドな甲殻部位が目を引く一方、
      黄色く光るラインの装飾や黒い金属質のフレーム部分を備えており、
      自然の荒々しさとメカメカしさを併せ持つ外見が魅力的。
    • 全ての武器に同じ紋章のようなものが刻まれているのも特徴。
      これと同じ意匠は防具にも刻まれており、男性用は頭のてっぺんに、女性用は腰防具の縁に確認できる。
      ゴルム素材を加工する上でなんらかの意味があるのかもしれない。
      ガランゴルムのモチーフのひとつに「ゴーレム」があるのだが、ユダヤ教の伝承におけるゴーレムは
      土人形に「אמת」(emeth:真理・真実)と書かれたお札を貼ることで起動し、
      お札の「א」(e)の文字を消し「מת」(meth:死)とすることで停止、破壊するものとされる。
      紋章はこれにかけたものなのかもしれない。
  • 同じ王域三公のメル・ゼナやルナガロンの武器同様、14武器種全てが用意されている。
    メインモンスターであるメル・ゼナは勿論、ガランゴルムとルナガロンもストーリーにおいて
    優先すべきターゲットとして扱われている。そうした面が武器にも反映されたのだろうか。

性能

MHR:S

  • ガランゴルムは右腕に火(ついでに爆破)、左腕に水という異なる属性を帯びる、双属性双剣を思わせる特性を持つ事から、
    一部では武器種によって属性が違ったり、双剣が火と水の双属性になるのでは…と思われていたのだが、
    その素材から作られる武器はどれも無骨な見た目通りの無属性である。
    火と水の属性は付着物による一時的な物なので、攻撃自体は無属性なのだろう。
    ボウガンとて例外ではなく、属性弾は一切撃てない。
    • この手のパワー型モンスターの武器と言うと、
      攻撃力が高い代わりに会心率がマイナスにかかっていることが多い。
      しかしこの武器群、高い攻撃力は勿論のこと、会心率もマイナス無く0%
      更にスロットも豊富で、百竜装飾品のスロットもLv3であり、どんな百竜スキルも自由に付け替える事ができる。
  • ここまでなら万能武器であるようにも思えるが、当然と言うべきかネックとなる部分も存在する。
    剣士武器の場合、どれも素では長い青ゲージ、最終強化で匠をLv4以上付けてやっと白が出る、
    上位のイブシマキヒコ武器を思わせる斬れ味を持つ。
    ほぼ青で活用する前提の斬れ味だが、逆に匠という選択肢を捨てて他を伸ばす方向に割り切りやすいとも言える。
    勿論、白まで伸ばしてもいい。総じて扱いやすい武器と言えるだろう。
    • 近接武器の高攻撃力と長い斬れ味青、そして豊富なスロットという特徴は生産(派生)段階から発揮されている。
      特に攻撃力に関しては同タイミングの武器と比較しても頭一つ抜けており、
      斬れ味白の武器と比較しても遜色のない火力を出せる。
      攻略段階では頼れる相棒として活躍してくれるハズだ。
    ただ、最終装備として見ると全体にティガ武器の壁が厚い。
    マイナス会心というハンデを背負ってなお、互角の攻撃力に紫ゲージ補正で容易く引っくり返してくるのだ。
    また、ティガ武器と比べるまでもなく多くの属性武器に物理部分の期待値で劣っており、
    単純な火力を求めるとむしろ全武器でも低い方になってしまう。
    こちらは拡張性の高さと継戦能力で差別化したいところ。
    また、MR帯では珍しい青ゲージを利用して心眼運用するのも手。
    拡張性、特に武器のスロットだけで剛刃研磨達人芸を発動できる点を
    うまく活かすことができれば強力な選択肢になるだろう。
  • 一方で白ゲージ運用をするのであれば斬れ味強化を施さなくても、
    傀異スロット解放ボーナスで斬れ味が+20されるため必要な匠はLV2まで減らすことができる。
    ここまで強化すれば自身のLV4スロットに匠を入れるだけで白ゲージを出せるようになった。
    無論、傀異強化で斬れ味強化を施せば匠の負担を減らす、白ゲージを長くすることもできるが、
    その場合はいくらか攻撃力強化を犠牲にしてしまうことを念頭に入れておこう。
  • ボウガンの方はブレ・反動・リロードが壊滅的であり、一転してピーキーに。
    とはいえRiseからは反動軽減装填速度を発動しやすくなっており、
    そこさえフォローすれば高火力を存分に発揮できる。
    装填数が物足りないライトは微妙な一方、散弾の扱いに優れたヘビィは人気を博している。
    弓に関してはどこかで見たような性能である。
    幸い、身躱し矢斬りと合わせて近接攻撃に特化すればそれなりに活躍が可能。
    刃鱗磨きがあるのも追い風。
  • 最終強化には、どれも共通して傀異化した牙が必要。
    ガランゴルムを始め、これが手に入る傀異化モンスターと戦えるのはMR50以降となるため最終強化時期は比較的遅め。
  • ロアルドロス武器から派生するパターンが多い。
    親水性の素材という共通点によるものだろうか?

武器一覧

  • 生産段階ではどれも共通して「ゴルム・○○」というシンプルな武器名だが、
    最終強化後には、神話や伝承に登場する巨人の名前、あるいはそれに関連する単語を基にした名が付く。
武器種生産段階最終強化最終強化武器名の由来
大剣ゴルム・ブレイド巨塊大剣ゴルギガスギガス/ギガンテス
(ギリシャ神話)
太刀ゴルム・カッター巨塊刀ゴルティタンティターン/タイタン
(ギリシャ神話)
片手剣ゴルム・ソード巨塊剣ゴルツニートツニート
(イヌイット伝承)
双剣ゴルム・ゴレム巨塊双剣ゴルゴスアルゴス
(ギリシャ神話)
ランスゴルム・タワー巨塊槍ゴルコトスコットス
(ギリシャ神話)
ガンランスゴルム・ベネット巨塊銃槍ゴルトラスアトラス
(ギリシャ神話)
ハンマーゴルム・ガベル巨塊鎚ゴルニルミョルニル
(北欧神話・巨人殺しの武器)
狩猟笛ゴルム・ドラム巨塊鼓ゴルブロンテブロンテース
(ギリシャ神話)
スラッシュアックスゴルム・アクス巨塊剣斧ゴルオーンゲリュオーン
(ギリシャ神話・巨大怪物)
チャージアックスゴルム・ハート巨塊盾斧ゴルデロックウトガルデロック
(北欧神話)
操虫棍ゴルム・グレイヴ巨塊棍ゴルゴライアゴライアス/ゴリアテ
(旧約聖書)
ライトボウガンゴルム・アサルト巨塊弩ゴルンケイルヘカトンケイル
(ギリシャ神話)
ヘビィボウガンゴルム・カノン巨塊砲ゴルクロプスサイクロプス
(ギリシャ神話)
ゴルム・ボーゲン巨塊弓ゴルボザアングルボザ
(北欧神話)
アイルーゴルムネコガーデン-
ガルクゴルムガルガード-

関連項目

モンスター/ガランゴルム
防具/ゴルムシリーズ
武器/ディノ武器 - 亜種武器の特徴が『非常に高い攻撃力を持ちながらも、マイナス会心はゼロ。斬れ味維持に難あり』という傾向が似ている先輩武器群。